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遊戯王OCGでは年に4回の規制改定があり、2025年1月からは新たなリミットレギュレーションが適用されます。そこで今回は新しいリミットレギュレーションにて規制されるカードについて予想していきたいと思います。
あくまで予想なので必ず当たるとは限らないということは予めご了承ください。
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2025年1月のリミットレギュレーションで規制強化が予想されるカード一覧
「時空の七皇」制限カード化
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキの「No.101」~「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を相手に見せて発動できる。
種族か属性が見せたモンスターと同じで、
そのモンスターのランクと同じ数値のレベルを持つモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
エクストラデッキのオーバーハンドレッドナンバーズを公開することで、特定のステータスが同じモンスターのサーチができる通常魔法カードであり、展開制限がかかる制約の都合上エクシーズデッキで利用するのが主になります。
昨今の大会環境で使用率・戦績共にトップに君臨している「ライゼオル」デッキでは、展開するためのキーカードを引き込めるカードとして、安定力や貫通力の向上のためにフル投入されやすいカードです。
大会環境での活躍ぶりから今回の規制改定では「ライゼオル」デッキのカードを規制することで、弱体化を図る可能性は非常に高いため「ライゼオル」デッキにフル投入されていることが多く「ライゼオル」以外のエクシーズデッキにも採用しやすいこのカードは規制が予想されます。
「エクス・ライゼオル」制限カード化
効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻 500/守2000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはEXデッキのXモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はランク4のXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合、
レベル4・ランク4のモンスター以外の表側表示モンスターが自分フィールドに存在しなければ発動できる。
デッキから雷族・炎属性モンスター1体を手札に加える。
エクストラデッキからの墓地肥やしをしつつ、自己特殊召喚できる上にサーチ効果も持っているため「ライゼオル」デッキでは召喚権を使うことなく墓地肥やし&展開が行えるキーカードでもあります。
「ライゼオル」デッキを弱体化するための規制としては、制限カード化で良いと思いますが「ライゼオル」テーマ自体の登場が比較的新しいことを考えると、一発で制限カード化は厳しいようにも思えるため、準制限カード化に留める可能性は十分あります。
「ライゼオル」デッキを弱体化するということが目的なら他にも、規制候補は複数ありますが「ライゼオル」の登場時期や他の環境デッキとのバランスを考えると、いきなり禁止カード化やテーマカード複数の制限カード化など、かなり厳しい規制は考えにくいです。このカードや上記の「時空の七皇」の規制くらいに留めて様子を見るのではないかと思われます。
「増殖するG」制限カード化
効果モンスター(準制限カード)
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
このカードの下位互換的効果を持つ「マルチャミー」モンスターの存在自体が「増殖するG」の規制の前振りと考えられるため、対応範囲的に「マルチャミー」が揃った以上、TCGではとっくに禁止カードになっているこのカードが今回の規制改定で規制されるという見方もできます。
ただし、このカードの規制がされるかどうか考える上で重要な要素として2024年6月に発売したタクティカルトライデッキの存在があり、あちらに「増殖するG」が2枚採用されていたことを考えると、デッキ枚数が足りなくなってしまう規制はされ辛いようにも思います。
一応候補として挙げてはみたものの、タクティカルトライデッキの発売からまだ半年である以上「増殖するG」の規制強化はもうしばらく持ち越されるという可能性も低くはないでしょう。
「M∀LICE<P>Dormouse」準制限カード化
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻 900/守 300
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「M∀LICE」モンスター1体を除外する。
このターン中は自分フィールドの「M∀LICE」モンスターの攻撃力が600アップする。
(2):このカードをリンク先とする「M∀LICE」Lモンスターは効果では破壊されない。
(3):このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
このカードでアクセスできる「M∀LICE」罠カードの特性や「M∀LICE」モンスターの帰還効果を利用すれば、展開を行うための起点にもなれるため「M∀LICE」テーマのキーカードでもあります。
先述もしたように今回の規制改定では「ライゼオル」デッキの弱体化を目的とした規制がされる可能性が高いですが、「ライゼオル」が弱体化されたその後の大会環境で活躍するであろう、次期環境トップ候補にも何かしらの弱体化をすることでバランスを調整することが考えられます。
そのため昨今の大会環境で環境上位デッキとして活躍している「M∀LICE」デッキにも多少の弱体化がされる可能性があり、その場合キーカードであるこのカードは規制候補として有力です。
他にも「M∀LICE」デッキと非常に相性が良い「封印の黄金櫃」が制限カードに逆戻りするということも考えられるでしょう。
「罪宝の欺き」準制限カード化
永続魔法
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから「アザミナ」カード1枚を手札に加える。
(2):モンスターが相手の墓地へ送られた場合、
自分フィールドに「アザミナ」モンスターが存在していれば発動できる。
相手は1500LPを失い、自分は1500LP回復する。
(3):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
「アザミナ」テーマのキーカードであり、「アザミナ」を出張セットとして利用する際にも重要な役割を担う「罪宝」カードです。
「ライゼオル」デッキ弱体化後の次期環境候補としては「デモンスミスアザミナスネークアイ」デッキや「デモンスミスアザミナ白き森」デッキなども挙げられるのですが、これまでの活躍から「スネークアイ」「デモンスミス」「罪宝」関連は既に多数のカードが規制されているため、弱体化する場合どのカードを規制すべきかは判断が難しいところです。
「罪宝の欺き」以外の規制候補としては「原罪宝スネークアイ」や「白き森のリゼット」なども挙げられますが、その内1枚が規制されるかどうかといった感じかと思います。
環境での活躍自体は禁止カードを出すほどではないようには思いますが、度重なる規制を受けてもなお、長期間環境で活躍し続けていることを重く見た場合は禁止カード化されるカードが出るかもしれません。
「メメント・エンウィッチ」準制限カード化
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「メメント・エンウィッチ」以外の「メメント」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分の墓地のレベル2以下の「メメント」モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの「メメント」モンスター1体を破壊し、対象のモンスターを特殊召喚する。
「メメント」モンスターのサーチ効果に加え、レベル2以下の「メメント」モンスターを蘇生できる効果を持つことから「メメント」デッキにおいて展開の起点となれるキーカードです。
昨今の環境で使用率・戦績を確実に伸ばしている「メメント」デッキも「ライゼオル」デッキが弱体化した後の次期環境候補として有力です。そのため「メメント」デッキ弱体化のためにこのカードが規制されることが考えられます。
「メメント」デッキにはこのカードと同じくフル投入推奨の「メメント・シーホース」や「メメント・ダークソード」などもキーカードなので、このカードではなくそれらが規制される可能性もあるでしょう。
「原石の皇脈」準制限カード化
永続魔法
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、
自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
(3):通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。
発動時のサーチ効果に加えて通常モンスター及び「原石」モンスターの強化効果、更には通常モンスターを手札・デッキ・墓地から特殊召喚出来る効果を持つことから「原石」テーマにおける必須カードと言える性能をしています。
「ライゼオル」の弱体化後の次期環境候補としては「原石ブルーアイズ」デッキも挙げられるため、バランスを取るために若干の規制強化が予想できます。
「原石」の規制としてはこのカードをサーチできる「原石竜アナザー・ベリル」も有力なのですが、あちらの登場時期を考えれば、先に登場していたこちらの方が規制される可能性は高いでしょう。
まとめ
2025年1月のリミットレギュレーションでは間違いなく「ライオゼル」関連のカードが規制対象に入るでしょう。特に「時空の七皇」は汎用性も高いため、制限カード化は避けられないでしょう。
また、遊戯王マスターデュエルでは「昇霊術師 ジョウゲン」「夢幻崩界イヴリース」「壱世壊=ペルレイノ」が禁止カードに指定されました。その中でも「昇霊術師 ジョウゲン」が今後のOCG環境を見据えて禁止カード化されるのか、個人的には気になるところです。
2025年1月適用のリミットレギュレーションの発表は、12月22日(日)21時に遊戯王ドットジェイピーにて公開されるので、これらかどうなるのか楽しみな次第です。
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