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遊戯王OCGにはあまりにも性能が高すぎるカードなどが存在します。
その優秀さは、これから先カード効果が変わらない限り、禁止カードから緩和されそうにないほどで、ある種、黒歴史のような扱いを受けています。
また、その逆も然り、デメリットしかない上に、どんなに頑張っても使い道が見出せない、残念なカードの存在も。
今回は、そんな頭おかしいカードについて紹介していきます。
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今回の選考基準は?
性能が高すぎて禁止カードになったカードだけでなく、用途が不明過ぎて誰も採用しないカードも選出しました。
強力な方では現在禁止カードは相当数種類がある中でも、特に性能が高すぎてユーザーの中でも、頭おかしいだとか禁止カード化待ったなしなどと評価されたカードに絞ります。
用途がほぼほぼないというカードですが、よっぽど使えないと思える効果でもカードの組み合わせによっては。使えるという場合が多くこちらの方が種類が少ないです。
かつて環境を支配した禁止カード集はコチラです、ぶっ壊れ禁止カード達の歴史を皆さんで振り返りましょう。⬇︎
頭のおかしいカード一覧!やばすぎる奴から、使い道が不明なカードまで!
「星守の騎士 プトレマイオス」(禁止カード)
エクシーズ・効果モンスター(準制限カード)
ランク4/光属性/戦士族/攻 550/守2600
レベル4モンスター×2体以上
(1):このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●3つ:自分・相手ターンに発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
●7つ:自分メインフェイズに発動できる。
次の相手ターンをスキップする。
(2):お互いのエンドフェイズに発動できる。
自分のEXデッキの「ステラナイト」カード1枚をこのカードのX素材とする。
頭がおかしいと言われるカードは何も古いカードだけではありません。
汎用ランク4エクシーズモンスターにしてエクシーズ素材を3つ取り除くことで「No.」以外のエクシーズモンスターに自発的にランクアップできるというとんでもない効果を持っています。
最も多く使われたのがこのカードの効果で「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」にランクアップし、更に「サイバー・ドラゴン・インフェニティ」にランクアップさせるというコンボです。
機械族レベル5モンスター2体という召喚難易度が比較的高めの「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の素材を並べる必要がなく、レベル4モンスター3体を並べることさえできればかなり優秀な制圧力と除去能力を持つ「サイバー・ドラゴン・インフェニティ」に繋げられるのは強力としか言えません。
2023年5月現在は、環境のインフレの影響もあり、準制限にまで緩和しています。
「強欲な壺」(禁止カード)
通常魔法(禁止カード)
(1):自分はデッキから2枚ドローする。
皆さんご存知、ドローソースカードの頂点と言ってもいいほど優秀な通常魔法カードです。
ノーコストで2枚ドローするため単純に手札が1枚増えるという、どんなデッキに採用しても良い方向で働く効果です。
遊戯王では手札が多ければ多いほど有利になると言っても過言ではなく、シンプルイズベストなドローソースであったがため、禁止カードとなりました。
戻ってくることは、恐らくないでしょう。
「苦渋の選択」(禁止カード)
通常魔法(禁止カード)
自分のデッキからカードを5枚選択して相手に見せる。
相手はその中から1枚を選択する。
相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードを墓地へ捨てる。
自分のデッキからカードを5枚選択し、その中から相手が選んだ1枚だけを手札に加えて残りのカードを墓地へおくる通常魔法です。
このカードの最大に魅力は、手札に加えられるのは相手が選んだカードという点ではなく、デッキから好きなカード4枚を墓地へ送れることにあります。
相手が選ぶ以上サーチ効果として使えるはずもなく、単に墓地へ送りたいカード5枚をデッキから選ぶことで通常魔法であるこのカード1枚で4枚の墓地アドバンテージを獲得できるのです。
それだけで優秀すぎるカードと言えるでしょう。
「悪夢の蜃気楼」(禁止カード)
永続魔法(禁止カード)
相手のスタンバイフェイズ時に1度、
自分の手札が4枚になるまでデッキからカードをドローする。
この効果でドローした場合、次の自分のスタンバイフェイズ時に1度、
ドローした枚数分だけ自分の手札をランダムに捨てる。
相手スタンバイフェイズに手札が4枚になるようにドローし、自分のスタンバイフェイズにドローした数だけ手札をランダムに捨てる効果の永続魔法カードです。
このカード単体ではドローしてもその枚数分捨てるため手札交換と言えますが、それはあくまでもこのカード単体として使った場合の話です。
相手ターン中とはいえ最大で4枚ものカードをドローできる点だけでも既にドローソースとして極めて強力と言えます。
昨今では珍しくもなくなった、相手ターン中に手札から発動できる効果を持つカードを引き込めばそのまま使えるほか、相手ターン中に発動できる手札コストを要求するカードの補助としても利用できます。
また、自分スタンバイフェイズにはドローした枚数分手札を捨てることになりますが、見方を変えれこれは最大4枚もの墓地肥やしが出来るということであり、墓地で発動する効果を持つカードを活用するデッキであれば墓地リソースを確保するための手段としても有効です。
現在ほど、カードプールが少なかった規制当時でも、「サイクロン」や「非常食」と組み合わせることで、ドロー効果使用後のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまでに除去してしまうことで手札を捨てずに済むというコンボが確立されていました。
当然、相手からすればドロー効果使用後のこのカードを除去するのはみすみすハンドアドバンテージを稼がせることに繋がるため、「ハーピィの羽根帚」等の使用を躊躇させることが出来る点でも有用でした。
「天使の施し」(禁止カード)
通常魔法(禁止カード)
自分のデッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選択して捨てる。
こちらも言わずと知れたドローソースカードであり、3枚ドローした後に手札を2枚捨てる効果を持ちます。
「強欲な壺」と違いこのカード自体の消費も含めれば、3:3の手札交換により手札の枚数自体は増えませんが、
- 手札の良質化
- 墓地肥やし
- デッキ圧縮
を、1枚でこなせるため非常に強力です。
汎用性が極めて高く、どんなデッキに採用してもどんな状況で使っても雑に強いという点では「強欲な壺」に並ぶと言っても過言ではありません。
また、墓地肥やしが出来ることに注目すれば、墓地で効果を発動できるモンスターをその後の動きに利用したり、手札から効果で捨てるため「暗黒界」モンスター等の効果を使うためのトリガーとしても極めて優秀です。
かつて禁止カードと制限カードを行き来していた過去があるのですが、デュエルの高速化やカードプールの増加を含めたインフレにより、このカードの強さは規制された当時よりも、現在の方が強力になっていると言えます。
「いたずら好きな双子悪魔」「押収」「強引な番兵」(禁止カード)
通常魔法(禁止カード)
1000ライフポイントを払って発動する。
相手は手札をランダムに1枚捨て、さらにもう1枚選択して捨てる。
かつてハンデス三種の神器とも、呼ばれていた3種類の通常魔法カードです。
3種のカードには
- ライフコストの有無
- ハンデスが墓地送りかデッキに戻す
- ハンデスできる枚数の差などの違い
がありますが、いずれも他のハンデスカードと比べると発動条件が非常に緩く使いやすいのが大きな利点です。
簡単かつ強力なハンデスカードであり、序盤からこれらのカードを複数使えば相手の手札を減らして戦術を崩壊させることも狙えます。
中でも「押収」と「強引な番兵」に関しては相手の手札を確認してからハンデスをするので、手札を減らすと同時に情報アドバンテージも得られるのは非常に大きな利点となります。
ハンデス(特にピーピングハンデス)は相手の戦術を未然に防ぐことが可能な手段であることもあって、規制される以前はこれらのカードを使った時点で、対戦相手がやる気を完全に失くしてしまうということも度々あったりと、デュエル内だけでなくプレイヤーの精神にも大きな影響を与えていました。
昨今では少ないカード消費で複雑なコンボが出来るようになりましたが、それ以上に相手の行動を妨害する制圧力の高い盤面も作りやすくなっているため、あまりにも簡単にハンデスが出来てしまうこれら3種のカードは現在のカードと比べてもおかしい性能をしていると言えます。
「謙虚な壺」
通常魔法
(1):自分の手札を2枚選んでデッキに戻す。
自分の手札を2枚選んでデッキに戻す効果を持つ通常魔法カードです。
このカード自体の消費も含めると手札を3枚も失うことになるという、自分にデメリットしかない効果を持っています。
手札にあると困るカードやデッキにあって、欲しいカードをデッキに戻す手段として利用できないこともないですが、その目的なら「打ち出の小槌」等の方がいいですし、このカードは2枚選ばなくてはならないため小回りも効きません。
「精霊の鏡」と組み合わせることでハンデスが出来ますが、逆に言えばそれ以外の用途には全く使えないカードと言えます。
仮に「精霊の鏡」とコンボを目的として採用した場合でもこのカード単体だけでは腐ってしまいまうため、「精霊の鏡」とのコンボでハンデスをするなら自分も普通に使えて尚且つコンボも狙える「無の煉獄」等の方が適しています。
「謙虚な番兵」
通常魔法
自分の手札を公開し、その中からカードを1枚選んでデッキに戻す。
自分の手札を公開してその中からカード1枚をデッキに戻すという通常魔法カードです。
このカード単体で使用した場合、相手に手札を見せることに加えて更に手札が1枚デッキに戻るという、正真正銘デメリット効果しかありません。
ただ手札に来て欲しくなかったカードをデッキに戻すだけなら複数枚戻せる上に戻した数だけドローできる「打ち出の小槌」が存在するためこちらを。選ぶ理由は1つも見つからないです。
更に他のカードと組み合わせるという場合にも、他に上位互換が存在するので何のために使えばいいのか分からないカードです。
「第六感」(禁止カード)
通常罠(禁止カード)
自分は1から6までの数字の内2つを宣言する。
相手がサイコロを1回振り、宣言した数字の内どちらか1つが出た場合、
その枚数自分はカードをドローする。
ハズレの場合、出た目の枚数デッキの上からカードを墓地へ送る。
サイコロの目を2つ予想し、振ったサイコロの出た目が
- 予想した2つの内どちらかならその数までドロー
- 外れたならその枚数分デッキの上からカードを墓地へ送る
通常罠カードです。
罠カードだから、1ターンかかるし効果もサイコロの出目によって変わってしまうと思うかもしれませんが、当たっても外れても使ったプレイヤーが損になることはまずないカードです。
5か6を宣言すれば当たった場合には5枚もしくは6枚のドローという圧倒的なハンドアドバンテージを得ますし、外れてもその枚数分墓地肥やしが出来るため、墓地アドバンテージを得られます。
サイコロの目が1の場合には得が少ないですが、「出たら目」を使えば6分の4の確率で6を出せる上に最小値も2になるので有利になること間違いなしです。
まとめ
強すぎて即刻禁止カードになったカードもある中、それとは真逆で用途がほぼないカードも紹介しました。
強力過ぎるにしろ用途が分からないにしろ、インフレによる過去カードのチート化は仕方ないことかもしれませんが、運営はもう少し考えてからカードを出したほうが良いかなと思います。
頭おかしいと言われるようなカードは出ない方が良いので、今後もそんなカードが登場しないように祈ります。
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