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2023年10月も下旬ということで、今月の大会環境について振り返っていきたいと思います。
10月に行われた大会で活躍したテーマデッキやその特徴も一緒に紹介するので、今後大会への参加を考えている人は参考にしてみてください。
▼今回紹介するテーマを組む▼
2023年10月の大会環境を軽くおさらい!
10月の大会環境全体としては、新リミットレギュレーションの適用が主に影響を与えることとなりました。
それまで環境トップレベルであった「ティアラメンツ」デッキに厳しい規制がかかり、デッキパワーが落ちたことで一線から退く結果になります。
「ティアラメンツ」ほどでは無いにしろ環境上位デッキだった「R-ACE」や「ピュアリィ」も規制によって弱体化したことで、他の環境デッキとのパワーバランスが変わりました。
引き続き「罪宝R-ACE」や「ピュアリィ」が使用率と戦績共に多めなものの、規制を受けなかったこれまでの環境中堅デッキや、昨今注目を集めているデッキなどの活躍の場が広がったことは明確な変化です。
具体的には「ホルス」と別テーマの混合構築や「ラビュリンス」「覇王魔術師」「烙印」「センチュリオン」「罪宝炎王」「神碑」「御巫」などが好成績を多く残しました。
これらを総合すると、「罪宝R-ACE」と「ピュアリィ」が環境上位ではあるものの、それ以外のテーマデッキもかなり活躍しているため、上位と中堅の戦績の差はそこまで大きくないというのが現状です。
一部のデッキが特に目立って活躍していた9月以前の環境と比べると、10月の環境は群雄割拠な状態に近づいてきているとも言えるでしょう。
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2023年10月に大会環境で活躍したテーマデッキを紹介!
「罪宝R-ACE」デッキ
毎ターン速攻魔法カードや通常罠カードにアクセスして使い回せる動きが強力な「R-ACE」テーマと「罪宝」関連カードを合わせた構築です。
「黒魔女ディアベルスター」でアクセスできる「原罪宝-スネークアイ」を使うことで、召喚権を温存したまま「R-ACE」のキーカードである「R-ACEハイドラント」のリクルートが行えるのは有用です。
また「罪宝」関連カードを採用したものとは別に「原罪宝-スネークアイ」でサポートを兼用できる「ジェット・シンクロン」などを利用し、シンクロ召喚を行える構築もあり、シンクロ召喚によって「ヴァレルロード・S・ドラゴン」や「フルール・ド・バロネス」などに繋ぐことで盤面の制圧力や打点を上げられるのがメリットです。
規制により「R-ACEエアホイスター」が準制限カードとなりましたが、若干のパワーダウンのみで済んだことも有り依然変わらず環境上位として活躍しました。
「ピュアリィ」デッキ
正規の方法ではなく効果でエクシーズモンスターを特殊召喚したり、速攻魔法カードをエクシーズ素材にすることで効果を付与したりといった戦術を得意とするテーマです。
初動となれるカードの多さから安定力が非常に高いのが大きな特長であり、強固な耐性を持つ高ステータスのモンスターを展開し、相手フィールドのカードを除去できます。
純構築の「ピュアリィ」カード以外の枠に手札誘発などの汎用カードを多数採用する構築が主流ですが、昨今ではその他にも「拮抗勝負」をメインデッキにフル投入して切り返しやすくした構築も好成績を残しました。
「ピュアリィ・デリシャスメモリー」が準制限カードに規制されましたものの、それを含めても環境上位で活躍するには十分なほどのデッキパワーを誇りました。
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「ラビュリンス」デッキ
通常罠カードを駆使することでアドバンテージを稼ぎつつも、立ち回れるのが特徴のテーマデッキです。
昨今の環境では「ラビュリンス」モンスターを多数採用した通称「家具型ラビュリンス」構築が主流であり、「白銀の城の火吹炉」や「白銀の城の竜飾灯」を使うことで安定して「ウェルカム・ラビュリンス」や「ビッグウェルカム・ラビュリンス」にアクセスするだけでなく、「白銀の城の狂時計」や「白銀の執事アリアス」を使うことで罠カードをメインとするデッキでありながらも即効性のある動きで展開や妨害を行えます。
「白銀の城の狂時計」や「白銀の執事アリアス」を多めに採用する即効性を重視した構築の他にも、「破械」カード数枚を出張採用した構築なども10月の大会環境で活躍しました。
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「覇王魔術師」デッキ
「覇王門」や「覇王眷竜」といった「覇王」関連カードと「魔術師」を合わせた構築です。
「覇王」と「魔術師」は「覇王門の魔術師」の存在から互いにシナジーがあるため、ペンデュラムモンスターやそのサポート効果を持つリンクモンスターを駆使することで高い展開力を発揮できるのが強力です。
「覇王龍ズァーク」を採用しない構築が主流ではあるのですが、中には「覇王天龍の魂」を採用して「覇王龍ズァーク」を出せるようにした構築も好成績を残しました。
使用率自体はそこまで高くないのですが、度々好成績を残していることから注目を集めているテーマデッキでもあります。
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「センチュリオン」デッキ
モンスターを永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに置く、魔法&罠ゾーンの自身を特殊召喚する動きを得意とするシンクロテーマデッキです。
初動となれるカードが多く安定してレベル12シンクロモンスターに繋げられるため、「赤き竜」を利用して相手ターンに「琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ」を出してロックを仕掛けられる点も強力です。
安定力を上げた場合でもデッキに必須となるカードの枚数が限られていることもあり、残りの枠に手札誘発などの汎用カードを多数採用した構築が主流となりました。
他の環境デッキと比べると戦績自体はそこまででもないのですが、比較的新しいテーマということもあってか大会によっては使用率が高いことも多かったです。
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まとめ!!
2023年10月大会環境は新リミットレギュレーションの影響で、「ティアラメンツ」が大幅弱体化され、環境から退く形となり様々なテーマが活躍する環境になりました。
「R-ACE」「ピュアリィ」は新リミットレギュレーションで弱体化したものの、環境で結果を残す形になりました。
10月環境に関しては「ティアラメンツ」が環境から退場したものの、活躍しているテーマデッキが大きく変わったかというとそうではありません。
11月環境もおそらく大きく変わることはありませんが、2023年10月28日に発売したファントム・ナイトメアがどこまで大会に影響を与えるのか気になるところです。
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