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2023年10月28日に発売予定の基本パック ファントム・ナイトメアでは「マジェスペクター」テーマに新規カードが加わり強化されます。
「マジェスペクター」は風属性・魔法使い族のペンデュラムテーマで、過去には大会で結果を残した実績のあるテーマです。
新規カードを採用した「マジェスペクター」デッキレシピやその回し方などについて紹介していきます。
「マジェスペクター」デッキレシピ2023の紹介!
モンスターカード
「マジェスペクター・ポーキュパイン」×3
「マジェスペクター・キャット」×1
「マジェスペクター・ラクーン」×3
「マジェスペクター・クロウ」×3
「マジェスペクター・フォックス」×2
「マジェスペクター・フロッグ」×2
「竜剣士マジェスティP」×3
「竜剣士ラスターP」×1
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×3
魔法カード
「マジェスペクター・ウィンド」×3
「マジェスペクター・サイクロン」×1
「マジェスティックP」×1
「魔法族の里」×1
「金満で謙虚な壺」×1
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×1
罠カード
「マジェスペクター・トルネード」×1
「マジェスペクター・テンペスト」×2
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
「剛竜剣士ダイナスターP」×1
「爆竜剣士イグニスターP」×1
「マジェスペクター・ドラコ」×2
「昇竜剣士マジェスターP」×1
「厄災の星ティ・フォン」×1
「マジェスペクター・オルト」×2
「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」×1
「軌跡の魔術師」×1
「I:Pマスカレーナ」×1
「S:Pリトルナイト」×1
「奇跡の魔導剣士」×1
「神聖魔皇后セレーネ」×1
「アクセスコード・トーカー」×1
「マジェスペクター」デッキの回し方!
デッキのコンセプトとしては、ペンデュラム召喚を含め安定してモンスターを展開しつつ、相手の行動を妨害することでデュエルを有利に進めていきます。
今回紹介したデッキレシピでは「マジェスペクター」をメインとしたガチ構築にしましたが、シナジーのある「竜剣士」の採用枚数を増やして本格的に混合構築にするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはモンスターを展開していきます。
これまで「マジェスペクター」はペンデュラムテーマであるものの、単体では展開力が高いテーマではありませんでした。
マジェスペクター・ポーキュパイン
ペンデュラム・効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1500
【Pスケール:青2/赤2】
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドに「マジェスペクター」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合、自分の墓地の「マジェスペクター」魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。
しかし新規カードである「マジェスペクター・ポーキュパイン」の緩い条件で使える自己特殊召喚効果を持っているため、「マジェスペクター」のみでもモンスターを展開することが出来るようになりました。
マジェスペクター・オルト
リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/魔法使い族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
「マジェスペクター」モンスターを含むPモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。
自分のEXデッキ(表側)から「マジェスペクター」Pモンスターを2体まで手札に加える。
その後、デッキから「マジェスペクター」Pモンスターを2体までEXデッキに表側で加える事ができる(同名カードは1枚まで)。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「マジェスペクター」モンスター及び
「竜剣士」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
新規カードでありリンク2モンスターである「マジェスペクター・オルト」はペンデュラムスケールの確保とペンデュラム召喚先の確保の両方が出来る非常に優秀なサポート効果を持っているため、最序盤であってもスケールの異なる「マジェスペクター」モンスター2体を並べられさえすればペンデュラム召喚から、その後の動きに繋げる準備が整うことになります。
マジェスペクター・ポーキュパイン
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードは自分フィールドの魔法使い族・風属性モンスター1体をリリースして発動する事もできる。
(1):自分の手札・墓地から「マジェスペクター」モンスター1体を特殊召喚する。
モンスターをリリースしてこのカードを発動した場合、
代わりにデッキから「マジェスペクター」モンスター1体を特殊召喚する事もできる。
上記の動きを踏まえると、「マジェスペクター・ポーキュパイン」とはペンデュラムスケールが異なる上に「マジェスペクター」モンスターをサーチできる効果を持つ「マジェスペクター・ラクーン」は展開コンボの起点として役立つため、フル投入で引きやすくしたり新規カードである「マジェスペクター・ウィンド」でのリクルート先としても特に有力な候補となります。
竜剣士マジェスティP
ペンデュラム・効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1500
【Pスケール:青2/赤2】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「竜剣士」カードまたは「マジェスペクター」カードが存在する場合に発動できる。
そのカードとは元々のカード名が異なる「竜剣士」Pモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分のPゾーンのカード1枚を選んで破壊できる。
【モンスター効果】
このカード名はルール上「マジェスペクター」カードとしても扱う。
このカード名の(2)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン、自分フィールドの「竜剣士」モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがP召喚または「竜剣士」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
他にもルール上「マジェスペクター」としても扱う「竜剣士マジェスティP」はペンデュラム召喚することでフィールド魔法カードのサーチが可能です。
剛竜剣士ダイナスターP
融合・効果モンスター
星8/水属性/ドラゴン族/攻2000/守2950
「竜剣士」Pモンスター+Pモンスター
自分フィールドの上記カードをリリースした場合のみ、
エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分のモンスターゾーン・PゾーンのPモンスターカードは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「竜剣士」Pモンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは融合素材にできない。
「竜剣士」モンスターでもある故に「剛竜剣士ダイナスターP」などの各種「竜剣士」モンスターを出す上でも重宝します。
モンスターを展開したなら、エクストラデッキのモンスターを使って更にアドバンテージを稼いでいきます。
マジェスペクター・ドラコ
エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク4/風属性/魔法使い族/攻2300/守2000
【Pスケール:青5/赤5】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「マジェスペクター」カードか「竜剣士」カードが存在する場合に発動できる。
デッキから「マジェスペクター」カード1枚を手札に加える。
その後、自分のPゾーンのカード1枚を破壊できる。
【モンスター効果】
レベル4モンスター×2
レベル4がP召喚可能な場合にEXデッキの表側のこのカードはP召喚できる。
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
モンスターがリリースされた場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキからレベル6以下の魔法使い族・風属性モンスター1体を特殊召喚する。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
またはリリースされた場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
展開の中継点として優秀な「マジェスペクター・オルト」はもちろんのこと、新規カードでありランク4エクシーズである「マジェスペクター・ドラコ」はモンスターのリリースをトリガーにレベル6以下の風属性・魔法使い族モンスターをリクルートできる効果を持つため、リリースコストを要する「マジェスティックP」や「マジェスペクター」魔法・罠カードと組み合わせることでより多くのアドバンテージを得られます。
「マジェスペクター・ドラコ」のリクルート効果を含め「マジェスペクター」モンスターの展開はそれらの特殊召喚成功時の効果に繋がり、相手の行動妨害をする上で利用できる「マジェスペクター」魔法・罠カードを引き込むことにも繋がってきます。
元より「竜剣士マジェスティP」以外の「マジェスペクター」モンスターはステータスが低めな代わりに効果破壊されず、効果の対象にならない強力な耐性が魅力です。
「マジェスペクター」魔法・罠カードでの行動妨害をしつつ、ペンデュラム召喚で繰り返し展開したりすることで相手をスタミナ切れに追い込むことも狙えます。
相手の行動を抑えた後は展開した「マジェスペクター」モンスターなどを素材に使ったリンクモンスターなどで攻勢に出ていけるでしょう。
「マジェスペクター」デッキの展開例!
新規カードを使った具体的な展開例を1つ紹介します。
先攻1ターン目を前提とし、手札に「マジェスペクター・ラクーン」+手札1枚の計2枚がある場合に出来るコンボです。
「マジェスペクター・ラクーン」を通常召喚→
「マジェスペクター・ラクーン」召喚成功時の効果で「マジェスペクター・ポーキュパイン」をサーチ→
手札の「マジェスペクター・ポーキュパイン」効果で自己特殊召喚→
「マジェスペクター・ラクーン」と「マジェスペクター・ポーキュパイン」を素材に「マジェスペクター・オルト」をリンク召喚→
「マジェスペクター・オルト」リンク召喚成功時の効果でエクストラデッキの「マジェスペクター・ラクーン」と「マジェスペクター・ポーキュパイン」を手札に加えてデッキから「竜剣士マジェスティP」と「マジェスペクター・クロウ」をエクストラデッキに加える→
「マジェスペクター・ラクーン」をペンデュラムゾーンにセット→
「マジェスペクター・ポーキュパイン」をペンデュラムゾーンにセット→
エクストラデッキから「竜剣士マジェスティP」と「マジェスペクター・クロウ」を「マジェスペクター・オルト」のリンク先にペンデュラム召喚→
「竜剣士マジェスティP」ペンデュラム召喚成功時の効果と「マジェスペクター・クロウ」の特殊召喚成功時の効果をチェーン、「マジェスペクター・ウィンド」をサーチ。「魔法族の里」をサーチし、その後手札1枚を捨てる→
「竜剣士マジェスティP」と「マジェスペクター・クロウ」を素材に「マジェスペクター・ドラコ」をエクシーズ召喚→
「マジェスペクター・ウィンド」を発動。「マジェスペクター・オルト」をリリースすることで「マジェスペクター・フォックス」をリクルート→
「マジェスペクター・フォックス」特殊召喚成功時の効果と「マジェスペクター・ドラコ」効果をチェーンし、エクシーズ素材を1つ取り除くことで「竜剣士マジェスティP」(2体目)をリクルートして「マジェスペクター・テンペスト」をサーチ→
「竜剣士マジェスティP」(2体目)と「マジェスペクター・フォックス」をリリースしてエクストラデッキから「剛竜剣士ダイナスターP」を特殊召喚→
「マジェスペクター・ドラコ」効果でエクシーズ素材を1つ取り除くことで「マジェスペクター・フロッグ」をリクルート→
「マジェスペクター・フロッグ」の特殊召喚成功時の効果でデッキから「マジェスペクター・トルネード」をセット→
「剛竜剣士ダイナスターP」効果で「竜剣士マジェスティP」を蘇生→
「竜剣士マジェスティP」と「マジェスペクター・フロッグ」を素材に「昇竜剣士マジェスターP」をエクシーズ召喚→
「昇竜剣士マジェスターP」エクシーズ召喚成功時の効果でエンドフェイズのサーチ予約→
「昇竜剣士マジェスターP」効果でエクシーズ素材を1つ取り除くことでエクストラデッキから「竜剣士マジェスティP」(2体目)を特殊召喚→
「マジェスペクター・テンペスト」をセット→
「魔法族の里」を発動→
エンドフェイズ、「マジェスペクター・ラクーン」(2体目)をサーチします。
結果的に「魔法族の里」の発動下で「竜剣士マジェスティP」(2体目)+「マジェスペクター・ドラコ」+「剛竜剣士ダイナスターP」+「昇竜剣士マジェスターP」が並び、セットした「マジェスペクター・テンペスト」と「マジェスペクター・トルネード」を用意できました。
手札には「マジェスペクター・ラクーン」(2体目)が引き込めているため、実質的な手札消費枚数を抑えられました。
次の相手ターン、「魔法族の里」での魔法カードロックに加え、「マジェスペクター・テンペスト」と「マジェスペクター・トルネード」で相手の行動を妨害できます。
「剛竜剣士ダイナスターP」効果で自分フィールドのペンデュラムモンスターには戦闘・効果破壊耐性が付与されているため、「マジェスペクター・テンペスト」や「マジェスペクター・トルネード」のリリースコストに使いたいモンスターを戦闘で処理されてしまうことも起こり辛いです。
ただしこの盤面の魔法使い族モンスターは「竜剣士マジェスティP」(2体目)と「マジェスペクター・ドラコ」の2体なので、「マジェスペクター・テンペスト」と「マジェスペクター・トルネード」の両方を使ってしまった場合「魔法族の里」のロックが解除されてしまうという点には注意が必要です。
仮に残り手札に他の「マジェスペクター」モンスターがいたなら、上記のコンボ中のペンデュラム召喚する時にそちらも出しておき、残り手札に「マジェスペクター・ウィンド」があったならセットしておくことで、相手ターン中に「マジェスペクター・クロウ」を蘇生したりすれば「魔法族の里」のロック維持とは別に「マジェスペクター」罠カードのリリースコストを確保できるため盤面の制圧力がより上がるでしょう。
まとめ!
「マジェスペクター」はペンデュラムテーマであるものの、単体での展開力は決して高くはありませんでした。
展開力が高くないテーマな上にマスタールールの変更で、ペンデュラム召喚に大きな制限がかかり、大幅な弱体化を余儀なくされ、見かける機会が減ったテーマでしたが、新規カードが増えたおかげで、展開力が向上し強化されました。
今回の構築は「マジェスペクター」を主軸としたガチ構築でしたが、「竜剣士」モンスターの採用や「WW」を採用し、シンクロ召喚を狙える構築も面白いでしょう。
「マジェスペクター」テーマは過去に大会環境で結果を残したテーマなので、今回の強化を機にデッキの再構築や、新規でデッキを組むことを検討している方は紹介したレシピを参考にいただけると幸いです。
「マジェスペクター」と相性の良いカードの紹介はコチラ⬇︎