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2023年8月26日に発売したデッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズでは、新規テーマの内の1つとして「ヴァルモニカ」が登場しました。
「ヴァルモニカ」は響鳴カウンターを駆使して、リンクモンスターに繋げる変わった特徴を持つテーマです。
そこで今回は「ヴァルモニカ」デッキレシピやその回し方などについて紹介していくので、興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。
「ヴァルモニカ」デッキレシピ2023の紹介!
モンスターカード
「天使の聲」×3
「悪魔の聲」×3
「Emダメージ・ジャグラー」×1
「Emトリック・クラウン」×2
「BF-精鋭のゼピュロス」×1
「灰流うらら」×3
「儚無みずき」×3
魔法カード
「ヴァルモニカ・イントナーレ」×3
「ヴァルモニカ・ヴェルサーレ」×3
「ヴァルモニカ・シェルタ」×3
「天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』」×3
「魔法吸収」×1
「テラ・フォーミング」×1
「金満で謙虚な壺」×1
「墓穴の指名者」×2
罠カード
「選律のヴァルモニカ」×2
「律導のヴァルモニカ」×2
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
「No.39 希望皇ホープ」×1
「SNo.39 希望皇ホープONE」×1
「No.41 泥睡魔獣バグースカ」×1
「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」×1
「天霆號アーゼウス」×1
「ヴァルモニカの異神-ジュラルメ」×2
「ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ」×2
「聖魔の乙女アルテミス」×2
「I:Pマスカレーナ」×1
「S:Pリトルナイト」×1
「トロイメア・フェニックス」×1
「トロイメア・ユニコーン」×1
「ヴァルモニカ」デッキの回し方!
デッキのコンセプトとしては、ペンデュラムゾーンの「ヴァルモニカ」モンスターに響鳴カウンターを溜めることでリンクモンスターに繋ぐことでデュエルを有利に進めていくというものです。
今回紹介したデッキレシピではあくまで「ヴァルモニカ」をメインにした構築にしていますが、1ターンに複数回の回復を狙える「閃刀姫-カイナ」との相性に注目して「閃刀姫」との混合構築にするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずは「ヴァルモニカ」ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに用意します。
該当するのは「天使の聲」と「悪魔の聲」の2体であり、どちらももう片方のペンデュラムゾーンに特定の種族のペンデュラムモンスターが存在する場合に響鳴カウンターを置けるようになるため、基本的には「天使の聲」と「悪魔の聲」の両方をペンデュラムゾーンに置くことになります。
「天使の聲」と「悪魔の聲」はどちらも手札1枚をコストにすることで手札の自身とデッキのもう片方をペンデュラムゾーンに置く効果を持っているため、どちらか1枚さえ手札にあれば簡単にペンデュラムゾーンに置くことができます。
「天使の聲」と「悪魔の聲」のフル投入により素引きしやすくするのはもちろんのこと、発動時の効果処理で「ヴァルモニカ」モンスターをサーチできる「天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』」も利用していけるでしょう。
その他にも
- フィールド魔法カードである「天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』」をサーチできる「テラ・フォーミング」
- エクストラデッキに依存し過ぎないことから無理なく利用できる「金満で謙虚な壺」
を利用していくと良いでしょう。
「天使の聲」と「悪魔の聲」をペンデュラムゾーンに用意したなら、ライフを回復する効果や自分がダメージを受ける効果を利用することで響鳴カウンターを溜めていきます。
「天使の聲」は自分のライフが回復する度に、「悪魔の聲」は自分が効果ダメージを受ける度に響鳴カウンターを置けるため、「ヴァルモニカ」魔法・罠カードを利用することでアドバンテージを稼ぎながらもどちらか狙った方あるいは両方にカウンターを溜めていきます。
中でも「ヴァルモニカ・シェルタ」はライフを回復する方の効果では2:2の手札交換が、ダメージを受ける方の効果ではサーチが出来るため、響鳴カウンターを溜めつつもその後の動きに繋げていきやすいため優秀です。
他にも「天使の聲」と「悪魔の聲」はモンスター効果で墓地の「ヴァルモニカ」魔法・罠カードの対応する効果をコピーできるため、アドバンテージを稼ぎつつ響鳴カウンターを溜められるだけでなくリンク素材としても利用可能です。
「ヴァルモニカ」リンクモンスターをリンク召喚するためには該当する種族のペンデュラムモンスターに響鳴カウンターが3つ以上置かれている必要があるため、最序盤の内はペンデュラムゾーンの「天使の聲」か「悪魔の聲」に響鳴カウンターを3つ以上置くことを目標にして動いていきます。
響鳴カウンターを溜められたなら、リンク召喚を行っていきます。
「ヴァルモニカ」リンクモンスターは召喚条件を持つものの素材指定自体はかなり緩いため、2体目以降の「天使の聲」や「悪魔の聲」はもちろん他の効果モンスターも素材に使えますし、「天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』」の効果でコントロールを奪った相手モンスターをリンク素材にするという運用も可能です。
「ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ」は身代わり効果により場持ちがあり、相手ターン中に墓地・除外状態の「ヴァルモニカ」通常魔法・通常罠カードの効果をコピーすることで相手の行動妨害やアドバンテージ獲得を行えます。
「ヴァルモニカの異神-ジュラルメ」は響鳴カウンターの数まで相手モンスターを破壊する効果と3回攻撃が可能になる効果があり、「天使の聲」のペンデュラム効果で相手ターン中に出したなら除去効果での妨害が、自分のターンに出したなら除去効果と3回攻撃により一気に大ダメージを与えに行けるでしょう。
「ヴァルモニカ」デッキの展開例!
具体的な展開例を1つ紹介します。
先攻1ターン目を前提とし、手札に「ヴァルモニカ・シェルタ」+「悪魔の聲」or「天使の聲」(今回は「悪魔の聲」と仮定します)+手札コスト1枚の計3枚がある場合に出来るコンボです。
「悪魔の聲」の効果で手札1枚をコストに自身とデッキの「天使の聲」をペンデュラムゾーンに置く→
「ヴァルモニカ・シェルタ」を発動し自分は500ダメージを受けてその後「天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』」をサーチ(「悪魔の聲」に響鳴カウンターが置かれる)→
「天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』」を発動し発動時の効果処理で「悪魔の聲」(2体目)をサーチ→
「悪魔の聲」(2体目)をペンデュラム召喚→
「悪魔の聲」(2体目)の特殊召喚成功時の効果で墓地の「ヴァルモニカ・シェルタ」を除外して自分は500ダメージを受けてその後「ヴァルモニカ・ヴェルサーレ」をサーチ(「悪魔の聲」に響鳴カウンターが置かれる)→
「ヴァルモニカ・ヴェルサーレ」を発動して自分は500ダメージを受けてその後デッキから「律導のヴァルモニカ」を墓地へ送る(「悪魔の聲」に響鳴カウンターが置かれる)→
「悪魔の聲」(2体目)を素材に「ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ」をリンク召喚します。
結果的に「天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』」の発動下で「ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ」を出し、ペンデュラムゾーンには「天使の聲」と響鳴カウンターが3つ置かれた「悪魔の聲」を用意できました。
次の相手ターン、「ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ」の効果で墓地の「律導のヴァルモニカ」の発動時の効果をコピーすることで、500回復して魔法・罠カードを破壊する効果&500ダメージを受けてモンスター1体をバウンスする効果の両方によって相手の行動を妨害(ペンデュラムゾーンの「天使の聲」と「悪魔の聲」に響鳴カウンターが置かれる)していけるでしょう。
「ヴァルモニカ・ヴェルサーレ」で墓地へ送るのを「律導のヴァルモニカ」ではなく「選律のヴァルモニカ」にすれば、あちらの盤面の場持ち向上とモンスター効果の無効化により上記とは違った制圧力を発揮させていけます。
また手札コストにしたカードが「ヴァルモニカ・ヴェルサーレ」であったなら、「悪魔の聲」(2体目)でコピーした「ヴァルモニカ・シェルタ」の効果でサーチするのを「律導のヴァルモニカ」か「選律のヴァルモニカ」にすることで、「ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ」のコピー効果と合わせて実質的に「律導のヴァルモニカ」と「選律のヴァルモニカ」の両方で相手の行動妨害を行っていけるでしょう。
まとめ!
「ヴァルモニカ」テーマは自身の回復とダメージをトリガーに響鳴カウンターを溜めていき、「ヴァルモニカ」リンクモンスターに繋いでいくのが主な流れとなります。
今回紹介した構築は「ヴァルモニカ」をメインに
- 自身でダメージを受けることができる「Emトリック・クラウン」や「BF-精鋭のゼピュロス」
- 自身のライフを回復できる「儚無みずき」や「魔法吸収」
を採用した構築にしましたが、「ヴァルモニカ」テーマは比較的デッキスロットに余裕があるテーマなので、環境や好みに合わせて、汎用カードを採用するもの良いでしょう。
一見すると変わったテーマではあるものの回し方としては、響鳴カウンターを溜めて「ヴァルモニカ」リンクモンスターに繋いでいきながら戦うシンプルなコンセプトです。
これからデッキを組もうか迷われている方や、「ヴァルモニカ」デッキを調整したい方は是非今回の構築を参考にしていただければと思います。
「ヴァルモニカ」に関しての別途記事の紹介はコチラ⬇︎