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「簡易融合」(インスタント・フュージョン)は1000ライフポイントをコストにエクストラデッキからレベル6以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚できる通常魔法カードです。
見て分かる通り、融合モンスターに関係する効果を持つ通常魔法ですが、採用できるのは何も融合召喚を主軸にしたデッキだけではありません。
「簡易融合」についてやおすすめの使い方や「簡易融合」で出したいおすすめのモンスターを紹介していきます。
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「簡易融合」の効果をおさらい
通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
まずは改めて「簡易融合」について解説をしていきたいと思います。
カード名ターン1制限のついた通常魔法カードです。
1000ライフポイントをコストといて払うことで発動でき、エクストラデッキからレベル5以下の融合モンスターを融合召喚扱いで特殊召喚する効果です。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できずエンドフェイズに破壊されるという制約があります。
このカードの最も優れた点は融合召喚扱いで融合モンスターを特殊召喚できることにあります。
これにより融合召喚でしかエクストラデッキから特殊召喚出来ない融合モンスターも特殊召喚できるほか、正規の召喚方法をしている扱いになるので墓地からの蘇生も可能になります。
更に最近ではレベル5以下の融合モンスターもバリエーションに長けてきたので、単に出した融合モンスターの効果を使うだけでなくリリース要員や融合素材などにも使えるため用途は様々です。
1000ライフを払っているとはいえモンスターを特殊召喚しているためまだ召喚権が残っているという点も魅力的です。
とはいえ出せるのはエクストラデッキからであるため、「簡易融合」で出すモンスターに幅を作りたい場合にはエクストラデッキが圧迫されることには注意しましょう。
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「簡易融合」で出せるおすすめの融合モンスターを一覧で紹介!
「サウザンド・アイズ・サクリファイス」
融合・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「サクリファイス」+「千眼の邪教神」
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカード以外のフィールドのモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
(3):このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値になり、
このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに装備したそのモンスターを破壊する。
一時期は禁止カードになっていたこのカードですが、効果も変わることなく今では無制限カードになっています。
相手フィールドのモンスター1体を自身に装備するという効果が強く、相手の厄介なモンスターを除去するのに使えます。
「簡易融合」で出した場合は攻撃力アップや戦闘耐性などは関係ないため、アドバンス召喚のリリース素材や「リンクリボー」等のリンク素材にしてしまいましょう。
「LL-インディペンデント・ナイチンゲール」
- レベル分だけ攻撃力を上げる効果
- 効果ダメージを与える効果
が有用です。
このカードだけでは500ダメージしか与えられませんが、「ファントム・オブ・カオス」や「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」等の墓地のモンスターの効果を得るモンスターと相性が非常に良いです。
このカードを「リンクリボー」などのリンク素材に使用し、「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」の効果に繋げる流れは非常にスムーズであり、「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」の効果で墓地のこのカードの効果をコピーし、相手に4000ダメージを与えつつ、攻撃力を4000アップはワンキルを狙うことも可能です。
「沼地のドロゴン」
融合・効果モンスター
星4/水属性/幻竜族/攻1900/守1600
同じ属性で種族が異なるモンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード及びこのカードと同じ属性を持つフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
(2):1ターンに1度、属性を1つ宣言して発動できる。
このカードはターン終了時まで宣言した属性になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
このカードは任意の属性になることができるという効果を持つレベル4融合モンスターです。
属性を好きなものに変えられるため、素材に属性指定がされているシンクロモンスターやランク4のエクシーズモンスター、リンクモンスターに繋げることが出来ます。
それらの素材を供給するために「簡易融合」を使う場合にはこのカードはかなり向いています。
「テセウスの魔棲物」
融合・チューナーモンスター
星5/水属性/アンデット族/攻2200/守1800
チューナー×2
効果は持っていないものの、レベル5の融合モンスターでありながらチューナーモンスターでもあります。
「簡易融合」1枚でレベル5チューナーを供給できるためシンクロデッキとの相性は抜群で、高レベルシンクロモンスターのシンクロ召喚が簡単になります。
「デストーイ・チェーン・シープ」
融合・効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
「エッジインプ・チェーン」+「ファーニマル」モンスター
「デストーイ・チェーン・シープ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は800アップする。
「簡易融合」で出した場合は自身の蘇生効果は使えませんが、「デストーイ・サーベル・タイガー」は「デストーイ」融合モンスターを素材に要求してくるので有効活用できます。
融合素材にもなり「融合」をサーチできる「ファーニマル・オウル」とのシナジーはかなり高いと言えます。
「重装機甲 パンツァードラゴン」
融合・効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻1000/守2600
機械族モンスター+ドラゴン族モンスター
(1):このカードが破壊され墓地へ送られた場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
破壊され墓地へ送られた時にフィールドのカード1枚を破壊する効果を持つモンスターです。
「簡易融合」の効果でエンドフェイズに破壊されるので除去効果として使うこともできます。
レベル5の機械族という特徴から「サイバードラゴン・ノヴァ」のエクシーズ素材にでき、強力な効果を持つ「サイバードラゴン・インフェニティ」に繋げられます。
手札に「簡易融合」しかない場合は除去、「サイバードラゴン」もあるなら「サイバードラゴン・インフェニティ」と使い方を変えられるのでおすすめです。
「ミレニアム・アイズ・サクリファイス」
融合・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「サクリファイス」+効果モンスター
(1):1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、
相手のフィールド・墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の効果モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値分アップする。
(3):このカードの効果で装備したモンスターと元々のカード名が同じモンスターは攻撃できず、その効果は無効化される。
相手モンスターの効果が発動した時に相手のフィールド・墓地のモンスター1体を自身に装備でき、装備モンスターのステータスに応じた自己強化、装備モンスターと同名カードの攻撃と効果を封じる効果があります。
墓地のモンスターも装備&効果無効化が出来るため、手札から墓地へ送って発動できる「エフェクト・ヴェーラー」等の手札誘発モンスターに対しても有効な点が特に優秀です。
「簡易融合」でこのカードを出しておけば、それだけで相手の手札誘発モンスター対策となれるため、自分のコンボを安全に通したい際などにも利用できます。
効果使用後または効果を使わなかったこのカードは各種召喚方法の素材に使ってしまえば、その後も無駄になりません。
「魔鍵召獣-アンシャラボラス」
融合・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻2200/守2000
「魔鍵」モンスター+トークン以外の通常モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地から「魔鍵-マフテア」1枚を選んで手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分の墓地の通常モンスターまたは「魔鍵」モンスターのいずれかと同じ属性を持つ、
相手の攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にし、その守備力を1000ダウンする。
(3):このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
効果自体は「魔鍵」デッキで使うのが基本となりますが、このカードには「簡易融合」に対応している唯一のレベル4チューナーという利点があります。
レベル4チューナーは各種召喚方法の素材として何かと使いやすく、このカードとレベル4の非チューナーと並べるだけで、汎用性が高く強力なものも多いレベル8シンクロやランク4エクシーズを狙っていけます。
またこのカードは闇属性であるため恩恵を受けられるサポートカードが多いですし、レベル4としては攻撃力も高いため「魔のデッキ破壊ウイルス」等の攻撃力を参照したカードと併用することも可能です。
「召喚獣ライディーン」
融合・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻2200/守2400
「召喚師アレイスター」+風属性モンスター
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
フリーチェーンで発動出来ることも含めて「月の書」と同じ効果を持っています。
エクストラデッキにこのカードを採用しておけば、実質的に「簡易融合」を「月の書」として扱うことが可能であり、相手モンスターの永続効果を妨害したり守備力の低いモンスターを突破しやすく出来ます。
守備表示にならないリンクモンスターには通用しませんし、このカード自体は「簡易融合」のデメリットによりアタッカーとして貢献できませんが、自身を裏側守備表示にすれば「簡易融合」による自壊を回避出来るというのは覚えておくと良いでしょう。
「時の魔導士」
融合・効果モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻2000/守1900
「時の魔術師」+効果モンスター
(1):1ターンに1度、このカードが融合召喚されている場合に発動できる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、フィールドのモンスターを全て破壊し、
相手は表側表示で破壊されたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
ハズレの場合、フィールドのモンスターを全て破壊し、
自分は表側表示で破壊されたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
フィールドのモンスターを全て破壊し、コイントスの成否に応じたプレイヤーに破壊したモンスターの合計攻撃力の半分の数値の効果ダメージを与える効果があります。
「時の魔術師」と違ってコイントスの結果に関係なくフィールドのモンスターを全て破壊出来るため、「簡易融合」で簡単に出せる一掃効果持ちとして利用していけます。
ただし、このカード自体の攻撃力が2000あることから最低でも1000以上の効果ダメージが確定しており、ダメージを受けるプレイヤーはコイントスの成否次第となるため自分の残りライフによってはかなりリスキーな効果となります。
相手へのバーンに成功すれば一掃と合わせて一気に有利な状況に持ち込めるため、「簡易融合」1枚で出せるという消費の少なさも考えれば得られるリターンはかなり大きいと言えるでしょう。
「聖菓使クーベル」
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星5/闇属性/天使族/攻1700/守 700
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。
自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
Pモンスター×2
(1):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
- 融合ペンデュラムモンスターであり、モンスターゾーンで破壊された場合にペンデュラムゾーンに置けるモンスター効果
- もう片方のペンデュラムゾーンにエクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターを置くペンデュラム効果
があります。
「簡易融合」に対応している唯一の融合ペンデュラムモンスターであるため、その独自のステータスを利用していけます。
「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」のリンク素材や「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」の融合素材に出来たりと優秀なモンスターに繋げられるため、用途次第では得られるメリットも大きくなります。
「簡易融合」による自壊をした場合でもモンスター効果によってペンデュラムゾーンに置けますが、自壊のタイミングがエンドフェイズであることを考えるとペンデュラムスケールやペンデュラム効果を利用するには時間がかかってしまう点には注意が必要です。
「捕食植物アンブロメリドゥス」
融合・効果モンスター
星5/闇属性/植物族/攻1000/守2500
「捕食植物」モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地のカード及び自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、
「捕食植物」モンスター1体または「プレデター」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):相手フィールドの捕食カウンターが置かれたモンスターまたは
自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、デッキから「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。
効果は「捕食植物」テーマ専用となっていますが、「簡易融合」を使えば簡単に出せるので融合召喚をメインとしたデッキにこのカードを含めた数枚の「捕食植物」カードをセットで出張採用することが可能です。
1の効果で「捕食植物」モンスターのサーチができ、2のリクルート効果では「簡易融合」により自壊が確定している自身をリリースコストに使っても惜しくありません。
このカードと組み合わせるカードとして有用なのは「捕食植物オフリス・スコーピオ」や「捕食植物ダーリング・コブラ」であり、用途次第では任意の「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カードをサーチしつつモンスターを展開することも狙えるため優秀です。
「おジャマ・ナイト」
融合・効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻 0/守2500
「おジャマ」モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する間、
使用していない相手のモンスターゾーンを2ヵ所まで指定し、
そのゾーンは使用できない。
相手のモンスターゾーン2か所を使用不能にする効果があります。
「簡易融合」で出す場合はエンドフェイズに自壊してしまうため、モンスターゾーンの封鎖が効果的に働く機会は少ないでしょう。
最近では、相手ターン中にモンスターを展開できるテーマも増えたとはいえ、2か所だけでは大した抑制にならないことがほとんどでしょう。
「簡易融合」で出せるレベル5の光属性という点では汎用性の面でも「重装機甲 パンツァードラゴン」に軍配が上がりますが、こちらは「おジャマ」モンスターであり獣族であるためそれらのサポートカードの恩恵を受けられ、「おジャマ・エンペラー」のリンク素材に使ったこのカードを蘇生することで「簡易融合」での自壊を回避するといった運用法も可能ではあります。
まとめ!
「簡易融合」について色々紹介しましたが、融合デッキ以外にも採用できる便利なカードであることを理解していただけたでしょうか。
1000ライフのコストを払う価値のあるカードですので、デッキを構築する際には採用候補に挙げてみると良いかと思います。
またこれから先レベル5以下の融合モンスターが登場するたびに「簡易融合」で出せる選択肢が増えますので、可能性に満ちたカードとも言えます。
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レトルトカレーで出したい融合モンスターの紹介と違いについての紹介はコチラ⬇︎