2023年1月リミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカード7選!買うなら今のうちに!!

先日202311日から適用される新たなリミットレギュレーションの内容が発表されました。

そこで今回は規制改定の影響でシングル価格が上がりそうなカードを予想していきますので、売買を考えているという人はぜひ参考にしてみてください。

2023年1月のリミットレギュレーションの影響で高騰するカードの傾向を考察!

まずはじめに今回の規制改定の内容ですが、規制強化されたカードが11、規制緩和されたカードが16という結果となりました。

今回の規制改定の特徴としては大きく分けて2つあり、1つは無制限から制限カードや禁止カードになるという厳しめの規制強化を受けたカードが8種と多かったことです。

大会環境を固定化させていた「ティアラメンツ」と「クシャトリラ」を弱体化させるためであろう規制強化であり、キーカード複数の禁止カード化や制限カード化というかなり厳しい内容となりました。

もう1つの特徴は、制限復帰(禁止カードから制限カードに緩和されること)したカードが4種もあったことです。

制限復帰する4種の内「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」だけはエラッタ(効果テキスト変更のこと)によって制限復帰しますが、残り3種に関してはそのまま制限復帰することとなります。

かつて大会環境に大きな影響を与えたパワーカードである禁止カードが1度に何枚も制限復帰するというのはかなり珍しいことですので、今後の影響についても気になる所です。

シングル価格の高騰に繋がる規制改定は主に緩和ですので、制限復帰したカードを筆頭にした緩和されたカードそのもの、あるいは緩和されたカードによって強化に繋がったデッキのキーカード等は今後シングル価格が上昇しやすいでしょう。

2023年1月のリミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカードを7選!

「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」

エンシェント・フェアリー・ドラゴン

 【2023年1月1日から適用される新テキスト】
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
フィールドゾーンのカードを全て破壊し、自分は1000LP回復する。
その後、破壊したカードとはカード名が異なるフィールド魔法カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。

今回の規制改定で制限復帰するカードであり、エラッタによって効果にカード名ターン1指定が付いたり、2の効果でサーチできるカードが限定されました。

2の効果では破壊したカードと同名カードをサーチできなくなったため、フィールド魔法カードの1ターンに1度使える効果を2度使うという運用は出来なくなりました。

しかし、1の効果で更なる展開に繋げられたり、2の効果を発動時にサーチ効果を持つフィールド魔法カードと組み合わせることでアドバンテージを稼げるという利点自体は変わっていません。

かれこれ4年近くの間禁止カードになっていたカードであり登場自体は12年以上も前なこともあって、特にホログラフィックレアやアルティメットレアの美品は価格が上がりやすいでしょう。

「心変わり」

心変わり

通常魔法(禁止カード、2023年1月1日から制限カード)
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

こちらも今回の規制改定で制限復帰するカードであり、禁止カードの制度が導入された時に禁止カードとなってから1度制限復帰したもののすぐに禁止カードに逆戻りした過去を持つため、今回で2度目の制限復帰を果たすカードでもあります。

発動条件やコストも無い上にその後の用途にも一切縛りの無いコントロール奪取カードというのは現環境においても強力ですし、汎用リンクモンスター等の増加した昨今ではエンドフェイズに戻ってしまうという点も欠点とは言えません。

かつてと比べるとこのカードでコントロールを奪えない対象耐性を持つモンスターも増加しましたが、カード1枚が持つカードパワーという点では最近の強力なカードと比べても見劣りしないでしょう。

上記の「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」と同じく20232月発売のレアリティ・コレクション-クォーター・センチュリー・エディション-にて再録されることが判明していますが、旧テキストの美品のものは希少性という点でも高騰しやすいかと思います。

「星守の騎士 プトレマイオス」

星守の騎士 プトレマイオス

エクシーズ・効果モンスター(禁止カード、2023年1月1日から制限カード)
ランク4/光属性/戦士族/攻 550/守2600
レベル4モンスター×2体以上
(1):このカードのX素材を3つまたは7つ取り除いて発動できる。
●3つ:「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●7つ:次の相手ターンをスキップする。
(2):お互いのエンドフェイズ毎に発動できる。
自分のエクストラデッキの「ステラナイト」カード1枚を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。

同じく今回の規制改定で制限復帰するカードであり、全盛期の活躍ぶりを考えればエラッタ無しでの制限復帰には驚いた人も多いかと思います。

主に使われるのはエクシーズ素材3つを取り除く効果であり、「No.」以外のランク5エクシーズであれば好きなものを重ねてエクシーズ召喚できます。

当時は優秀なランク5エクシーズとセットで多くのデッキに採用されていたことから、エクストラデッキの固定化に繋がったためか登場してから8ヶ月も経たずに禁止カードとなりました。

エクストラデッキを圧迫すること・制圧や除去が出来るランク4エクシーズは他にもいること等が理由で制限復帰になったと思われますが、戦術の幅を広げられる点では現在でも優秀なため価格の上昇が予想されます。

「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」

サイバー・ドラゴン・ノヴァ

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/機械族/攻2100/守1600
機械族レベル5モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分の墓地の「サイバー・ドラゴン」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「サイバー・ドラゴン」1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで2100アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):このカードが相手の効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキから機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する。

上記の「星守の騎士 プトレマイオス」とセットで採用されることも多かったエクシーズモンスターであり、このカードに重ねて出せる「サイバー・ドラゴン・インフェニティ」は除去も制圧も可能なため強力です。

エクストラデッキの圧迫や消費の多さなどが欠点と言えますが、「サイバー・ドラゴン・インフェニティ」は文句無しに強力なので狙う価値はあります。

このカードはストラクチャーデッキで登場したカードであり、再録されたものも流通量が少ないことから、価格が上がる可能性は十分あるでしょう。

A BF-驟雨のライキリ」

A BF-驟雨のライキリ

シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2600/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスターの数まで、
相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

BF」シンクロモンスターの内の1体であり、今回の規制改定で制限復帰したBF-隠れ蓑のスチーム」と相性が良いカードでもあります。

BF-隠れ蓑のスチーム」を素材に使ってこのカードをシンクロ召喚したなら、あちらの効果で生成したトークンとチューナー化したこのカードを合わせてレベル8シンクロをしたり、トークンをリリースしてあちらを自己蘇生させればこのカードの除去効果を使ったり、状況に応じた戦術を選べます。

ダークウィング・ブラストにて新規カードが登場したことに加えて今回のBF-隠れ蓑のスチーム」の制限復帰によって「BF」は戦術の幅が広がったため、様々な用途に使えて尚且つ再録もされていないこのカードの価格上昇が考えられます。

「オルフェゴール・ガラテア」

オルフェゴール・ガラテア

リンク・効果モンスター(制限カード、2023年1月1日から準制限カード)
リンク2/闇属性/機械族/攻1800
【リンクマーカー:右上/左下】
「オルフェゴール」モンスターを含む効果モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク状態のこのカードは戦闘では破壊されない。
(2):除外されている自分の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、デッキから「オルフェゴール」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。

今回の制限改定で準制限カードに緩和されたカードであり、「オルフェゴール」デッキにとってのキーカードでもあります。

「オルフェゴール」デッキを使っている人にとってはかなり嬉しい緩和であり、かつて制限カードにまで規制されていた「オルフェゴール・ディヴェル」の制限解除も踏まえて「オルフェゴール」は間違いなく緩和傾向にあると言えます。

緩和傾向になっているのをきっかけに「オルフェゴール」デッキの構築、あるいは規制されてから使わなくなっていた「オルフェゴール」デッキの強化をしたいという人もいるかと思いますので、今回の規制緩和で価格は上がるでしょう。

「聖殿の水遣い」

聖殿の水遣い

効果モンスター(準制限カード、2023年1月1日から制限解除)
星3/水属性/魔法使い族/攻1500/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「アラメシアの儀」1枚を選んで手札に加える。
(3):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚を選んで自分フィールドゾーンに表側表示で置く。

今回の制限改定で制限解除されたカードであり、「勇者トークン」デッキにとってのキーカードでます。

「流離のグリフォンライダー」が禁止カードになって以降は他の「勇者トークン」関連カードを規制する理由がほとんど無くなったこともあってか、今回の規制改定ではこのカードだけでなく同じく「勇者トークン」デッキのキーカードである「アラメシアの儀」も規制緩和されています。

ようやく再び「勇者トークン」デッキに3枚積みできるようになったことに加え、イラストアドの高さもあるため今回の規制緩和によって価格は上がっていくと思われます。

まとめ!

2023年1月から適用されるリミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカードのほとんどが、今回のリミットレギュレーションで禁止カードから緩和されたカードです。

禁止カードの期間が長かった故に、すでにシングルカード店の在庫がないカードも出てきている状態です。

今回禁止カードから緩和されたカードについては、「心変わり」であれば20232月発売のレアリティ・コレクション-クォーター・センチュリー・エディション-での再録が決定しており、その他のカードについても今後再録されることが予想されます。

もし、禁止カードから緩和された「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」「星守の騎士 プトレマイオス」「BF-隠れ蓑のスチーム」の購入を検討しているのであれば、一度購入前に再録の可能性を検討してから購入することをおすすめします。

今回紹介したカード以外にも、今回紹介したカードと相性の良いカードも高騰傾向にありますので、シングル購入を検討している方は、是非参考にしていただければ幸いです。

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2023年1月にシングル価格が下がることが予想されるカードの紹介はコチラ⬇︎

2023年1月リミットレギュレーションの影響で価格が下がるカードを予想!【遊戯王OCG】

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