2023年1月リミットレギュレーションの影響で価格が下がるカードを予想!【遊戯王OCG】

先日、202311日から適用される新リミットレギュレーションの内容が公式より発表されました。

そこで今回は規制改定の影響でシングル価格が下がりそうなカードについて予想していきますので、売買を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

2023年1月のリミットレギュレーションがシングル価格にどう影響するか考察!

まずはじめに規制改定がシングル価格に与える影響ですが、規制強化されたカードやそのテーマカード等は価格が下がり、規制緩和されたカードやそのテーマカード等は価格が上がる傾向にあります。

規制強化されたことでデッキに採用できる枚数が減ればその分需要は減りますし、規制によるテーマデッキの弱体化は性能を重視するユーザーからすれば魅力が落ちるためです。

その逆に規制緩和されたカードはデッキへの採用枚数を増やせるため需要が増え、緩和がテーマの強化に繋がることでかつて規制されたテーマデッキを使っていたというユーザーなどからは人気が上がるからです。

そこで今回の規制改定の内容についておさらいすると、

  • 規制強化されたカードが11
  • 規制緩和されたカードが16

となりました。

規制強化されたカードの多くは「ティアラメンツ」カードあるいは「クシャトリラ」カードであり、これによって大会環境で大活躍していた「ティアラメンツ」デッキや「クシャトリラ」デッキあるいはその両方の混合構築は大幅な弱体化となりました。

どちらのテーマもデッキを動かす上でのキーカードが3種以上も規制されることになり、今後の大会環境で活躍するのはかなり難しくなったと言えます。

またその他にも「深淵の獣マグナムート」「烙印融合」の規制によって「烙印ビーステッド」デッキも弱体化を受けていますが、「ティアラメンツ」「クシャトリラ」に比べればシングル価格への影響も大きくなり辛いでしょう。

これらのことを踏まえて、今回の規制改定で直接規制強化されたカードや規制強化されたテーマのカードなど、今後価格が下がりやすいであろうカードについて紹介していきたいと思います。

2023年1月のリミットレギュレーションの影響でシングル価格が下がるカード6選を予想!

「ティアラメンツ・シェイレーン」

ティアラメンツ・シェイレーン

効果モンスター(2023年1月1日から制限カード)
星4/闇属性/水族/攻1800/守1300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分の手札からモンスター1体を選んで墓地へ送る。
その後、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、
墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

今回規制強化された「ティアラメンツ」カードの内の1枚です。

展開しつつも墓地肥やしができ、水族の「ティアラメンツ」モンスターが持つ融合効果を安定して使うためにも「ティアラメンツ」デッキにフル投入されることも多かったキーカードです。

このカードはスーパーレア以上というレアリティやイラストアドの高さから元々の値段が高額だったため、デッキへの採用可能枚数が減ったことで価格が下がってくことが予想されます。

「ティアラメンツ・ルルカロス」

ティアラメンツ・ルルカロス

融合・効果モンスター
星8/水属性/水族/攻3000/守2500
「ティアラメンツ・キトカロス」+「ティアラメンツ」モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の自分の水族モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):モンスターを特殊召喚する効果を含む効果を相手が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「ティアラメンツ」カード1枚を選んで墓地へ送る。
(3):融合召喚したこのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

このカードは直接規制されたわけではありませんが、融合素材として指定している「ティアラメンツ・キトカロス」が今回の規制改定によって禁止カードとなったために非常に出し辛くなりました。

「ティアラメンツ・キトカロス」の墓地肥やし効果で水族の「ティアラメンツ」モンスターを墓地へ送ればスムーズにこのカードの融合召喚まで繋げられたため、打点の高さや制圧力という面でも活用されていました。

「ティアラメンツ・キトカロス」が禁止カードになった以降も融合素材代用モンスターを使えばこのカードの融合召喚自体は可能ですが、元の出しやすさと比べると利便性が大きく下がったと言わざるを得ません。

こちらはフル投入こそされていませんでしたが、間接的な弱体化によって需要が減ったことで価格も下がることでしょう。

「クシャトリラ・ユニコーン」

クシャトリラ・ユニコーン

効果モンスター(2023年1月1日から制限カード)
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守2100
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」魔法カード1枚を手札に加える。
(3):このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで裏側表示で除外する。

今回規制強化された「クシャトリラ」カードの内の1枚です。

「クシャトリラ」魔法カードをサーチでき、「六世壊他化自在天」「クシャトリラ・バース」を引き込んで更なる展開に繋げられることから「クシャトリラ」デッキの安定力に関わるキーカードとしてフル投入が推奨されるカードでした。

スーパーレア以上というレアリティの高さから元々価格が高かったこともあり、今回の「クシャトリラ」デッキの弱体化によって価格が下がることかと思います。

「クシャトリラ・ライズハート」

クシャトリラ・ライズハート

効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「クシャトリラ」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに、
デッキから「クシャトリラ・ライズハート」以外の「クシャトリラ」カード1枚を除外して発動できる。
相手のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外し、このカードのレベルは7になる。

このカードは直接規制されたわけではありませんが、「クシャトリラ」モンスターが2種に加えてサーチ手段であった「六世壊=パライゾス」の制限カード化によって安定して真価を発揮させることが難しくなりました。

自己特殊召喚効果に加えてレベル変更効果でランク7エクシーズの素材に使えるだけでなく、素早く相手のカードを裏側除外出来ることから「クシャトリラ・シャングリラ」のトリガーとなることで「クシャトリラ・アライズハート」へ繋げるための手段としても重宝しました。

フル投入されることは多くありませんでしたが、レアリティが高かったこともあって今回の「クシャトリラ」デッキの弱体化を受けて価格が下がることが予想されます。

「深淵の獣ルベリオン」

深淵の獣ルベリオン

特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「深淵の獣ルベリオン」は1ターンに1度、
自分フィールドのレベル6以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「深淵の獣ルベリオン」以外の「ビーステッド」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を選んで自分フィールドに表側表示で置く。

こちらも直接規制されたカードではありませんが、キーカードが2種規制されたことで弱体化となった「烙印ビーステッド」デッキにはフル投入されていました。

今回規制された「深淵の獣マグナムート」「烙印融合」はいずれもサーチ手段のあるカードではありますが、特に「烙印融合」はカードパワーの高さ故に素引き出来たならその分強力な動きが狙えるカードでもあったため、採用枚数が減ってしまうことの影響は大きいです。

実現が不可能になる動きは無いのですが、大会環境において安定力の低下という弱体化は大きいためキーカードであったこのカードも需要が減っていく可能性があります。

「サンダー・ボルト」

サンダー・ボルト

通常魔法(2023年1月1日から準制限カード)
(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

今回の規制改定で準制限カードに規制されたカードであり、半年前の規制改定で制限解除されていたカードでもあります。

相手フィールドのモンスターを全て破壊するというシンプルかつ強力な効果を持つ汎用カードであるのは言わずもがなであり、制限解除から半年で準制限カードに戻ったのはバランスの調整をした結果かと思われます。

実際の大会環境でもサイドデッキに「サンダー・ボルト」3枚積みし、1戦目で勝った後に入れ替えることで自分が後攻になるであろう2戦目の切り返し用のカードとして利用するといった戦術も使われていました。

高レアリティのものは流通量の点からも高額になっていましたが、今回の規制強化によって価格が少しずつ下がっていくのではないかと予想します。

まとめ!

2023年1月のリミットレギュレーションの影響でシングル価格が下がるカードの傾向としては、やはり大幅な規制を受けた「ティアラメンツ」「クシャトリラ」関係のカードが主になることが予想されます。

今回の大幅なリミットレギュレーションで特に「ティアラメンツ」「クシャトリラ」は大幅なデッキ改良が必要になります。

ですがそれを逆手に、シングル価格が下がった「ティアラメンツ」「クシャトリラ」関連のカードを集めて、これからデッキを組むのも手です。

特に「ティアラメンツ・シェイレーン」「ティアラメンツ・ルルカロス」のプリシクはイラストアドとコレクション性も高いので、今まで購入を検討していた方は今がチャンスかも知れません。

シングル価格が下がった今だからこそ、2023年1月対応版の「ティアラメンツ」「クシャトリラ」「ビーステッド」を組んでみるのも良いでしょう。

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