2月19日発売のインフィニティ・チェイサーズから3種類のテーマが登場しました!
今回の3テーマはどれも個性的ですがその中でも今回は3テーマのなかでも厨二病くすぐるテーマ「呪眼」のデッキレシピを当サイトから紹介して行きたいと思います!
自身の命と引き換えにする呪いの力!「セレンの呪眼」で闇の力を増幅させよ!!
「呪眼」の特徴を軽くおさらい!
「呪眼」はその名の通り闇属性・悪魔族で統一されたテーマでほとんどの「呪眼」がこのテーマで重要な装備魔法である「セレンの呪眼」に関しての効果を持ちます。
「呪眼の死徒」は「セレンの呪眼」を装備することで固有の効果を発動することが出来ます。
「セレンの呪眼」以外は「セレンの呪眼」が存在する時に追加効果が適用される特殊があります。
以上のことから「呪眼」デッキは「セレンの呪眼」を「呪眼」モンスターに装備させ、追加の効果を適用しながら戦っていくテーマとなります。
次は当サイトで組んだサンプルのデッキレシピを紹介したいと思います!
「呪眼」デッキレシピ
モンスターカード
・呪眼の死徒 サリエル×3
・呪眼の死徒 メドゥサ×3
・呪眼の眷属 バジリウス×3
・儚無みずき×3
魔法カード
・セレンの呪眼×3
・惨禍の呪眼×1
・喚忌の呪眼×3
・静冠の呪眼×3
・呪眼領閾-パレイドリア–×3
・強欲で金満な壺×2
・強欲で謙虚な壺×2
・テラ・フォーミング×1
・ハーピィの羽根帚×1
罠カード
・妬絶の呪眼×1
・死配の呪眼×3
・断罪の呪眼×3
・無限泡影×2
エクストラデッキ
・No.39 希望皇ホープ×1
・SNo.39 希望皇ホープONE×1
・SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング×1
・鳥獣士カステル×1
・No.49 泥酔魔獣 バグースカ×1
・No.66 覇鍵甲虫 マスターキービートル×1
・ヴァレルロード・ドラゴン×1
・呪眼の王 ザラキエル×3
・トロイメア・ユニコーン×1
・トロイメア・フィニックス×1
・トロイメア・ケルベロス×1
・見習い魔嬢×2
カード解説
呪眼モンスター
今回採用した「呪眼」モンスターはメインモンスターが3種類、リンクモンスターである「呪眼の王 ザラキエル」の合計4種類です。
「呪眼の死徒 サリエル」は召喚成功時に「呪眼」カードをサーチする効果を持ちます。
この効果でデッキのキーカードである「セレンの呪眼」をサーチしこのカードに装備する動きが基本的な動きとなります。
サーチした「セレンの呪眼」を装備することで即座に戦闘、効果で破壊されず対象にならないモンスターでありながら追加効果で特殊召喚されたモンスターを破壊することが出来ます。
ただしデメリットとして破壊効果を使った後に自身のカードを破壊しなくてはいけない為使い所は考える必要があります。
「呪眼の死徒 メドゥサ」は召喚成功時に墓地から同名以外の「呪眼」カードをサルベージすることができ「セレンの呪眼」を装備している場合相手の墓地のカードを除外することが出来ます。
サルベージする「呪眼」カードは種類を問わないので、状況に応じて「呪眼」魔法カ、罠カードを再利用出来ますが、墓地に「呪眼」カードがあることが条件なので序盤では使いにくいのが難点です。
墓地除外は相手ターンでも使えるので「DDクロウ」の様な運用が可能です。
ただしこちらもデメリットとして2の効果を使うと自分の墓地を除外しなくてはいけない点は注意です。
「呪眼の眷属 バジリウス」は1ターンに1度自分のフィールドに「呪眼」モンスターが存在する時に特殊召喚することが出来ます。
特殊召喚条件が非常に緩く即座にリンク召喚を行いやすい利点があります。
2つ目の効果はメインフェイズ時にデッキから「呪眼」カードを墓地に送れるので自身の効果でセット出来る「セレンの呪眼」又は「呪眼の死徒 メドゥサ」でサーチすると良いでしょう。
このデッキのエースモンスターであるリンク3「呪眼の王 ザラキエル」は召喚条件が「呪眼」モンスター2体以上でリンクマーカーの向きは上、右下、左下です。
効果は3つあり、1つ目は2600以上のモンスターを素材にすることで2回攻撃が出来る効果。
2つ目が「セレンの呪眼」を装備している時に相手フィールドのカードを破壊出来る効果(相手ターンでも発動可能)
3つ目が2の効果を発動した時に次のスタンバイフェイズ時にリンク先のモンスター1体のの効果を無効化する効果です。
エクストラモンスターゾーンに置くことで相手モンスター1体の効果を無効に出来ますがこちらは強制効果の為、自身のモンスターの効果も無効化してしまう上、自身のエクストラモンスターと相性が悪い欠点があります。
このカードのマーカー先にモンスターを出す際は注意が必要です。
セレンの呪眼
このカードのキーカードでこのカードを引き込めるかがこのデッキで重要になってきます。
「呪眼」モンスターにのみ装備可能な装備カードで1つ目は戦闘、効果で破壊されず相手の効果を受けなくなる耐性効果。
2つ目は装備したモンスター又は自分のこのカード以外の「呪眼」カード魔法・罠カードが発動する度に攻撃力が500アップしライフを500失う効果。
3つ目は墓地にこのカードが存在する時に1000ライフ払い自分の墓地の「呪眼」カードを1枚除外することでこのカードをフィールドにセットする効果を持ちます。
1つ目の効果は装備モンスターに耐性付与出来るので、場持ちが良くなります。
2つ目の効果で攻撃力を上昇出来る上「呪眼」の追加効果を使用することが出来るので、効果と併用することで相手を制圧しながら装備モンスターの攻撃力を上昇させていくことが出来ます。
しかし注意点としてはライフを500失うので効果を乱用するとあっという間にライフが少なくなるまさに呪いに相応しい効果という点です。
3つ目の効果は墓地のこのカードを再セット出来る効果で「呪眼の眷属 バジリウス」の効果で墓地に送れば擬似サーチを行うことが出来ます。
墓地から再利用出来るので、「セレンの呪眼」を使い切ってしまうと言う弱点はある程度克服出来ているものの墓地メタに弱い上、ライフが減り切った後半では決して安いコストでは無いのでこの効果に依存し過ぎないことが重要です。
呪眼魔法カード
「セレンの呪眼」はキーカードになる為、上記で先に解説させていただきました。
残りの「呪眼」魔法カードは「惨禍の呪眼」「喚忌の呪眼」「静冠の呪眼」「呪眼領閾-パレイドリア-」の4種類です。
「惨禍の呪眼」は自分フィールドに「呪眼」モンスターが存在する時に発動できる擬似「サイクロン」です。
速攻魔法で相手の魔法・罠カードを破壊することができ「セレンの呪眼」が存在する時、代わりにそのカードを除外することが出来ます。
除外効果なので相手の墓地で発動する魔法・罠カードを発動させない強みがあります。
今回は1枚の採用ですが場合によっては枚数を増やしても問題ない1枚です。
「喚忌の呪眼」は墓地の「呪眼」モンスターを蘇生させる効果で追加効果は墓地での蘇生の代わりにデッキから「呪眼」モンスターを特殊召喚することが出来ます。
「呪眼の死徒 サリエル」「呪眼の死徒 メデュサ」の召喚成功時効果は使用出来ませんが、デッキからの特殊召喚はデッキ圧縮にもなる上、フィールドにモンスターを展開出来る優秀な効果となっております。
表示形式を指定しないので「呪眼の王 ザラキエル」を蘇生し再び素材に「呪眼の王 ザラキエル」を出すことで2回攻撃を付与させることが出来ます。
「静冠の呪眼」は永続魔法で、効果が3つあり1つが墓地の「呪眼」を除外することで1枚ドロー出来る効果。
2つ目は1ターンに1度「セレンの呪眼」を装備したモンスターが相手モンスターに攻撃したダメージ計算時後に発動出来る効果でその相手モンスターを除外する効果です。
3つ目の効果は破壊された時に発動する効果で除外されている自分の「呪眼」モンスターを3枚まで墓地に戻せる効果です。
3つ目の効果を発動トリガーは「呪眼の死徒 サリエル」や後に解説する「呪眼領閾-パレイドリア-」を使うと良いでしょう。
1つ目の効果のコストで除外した「呪眼」モンスターを墓地に戻せる点は優秀で、「呪眼の死徒 メデュサ」や「セレンの呪眼」で墓地を除外することがあるので、補助の役割を果たします。
いずれの効果も便利な効果を持っており、優秀な永続魔法です。
「呪眼領閾-パレイドリア-」はフィールド魔法で、1つ目の効果は、発動処理としてデッキから「呪眼」モンスターをサーチすることが出来ます。
2つ目の効果は1ターンに1度自分フィールドに「セレンの呪眼」がある時に自分の「呪眼」モンスターが攻撃を受けた時にそのダメージを相手も受ける効果です。
3つ目はフィールドのこのカードが破壊された時に墓地の「呪眼」モンスター1体を墓地からサルベージする効果です。
1つ目の効果は「サイクロン」などを打たれてしまうと効果を発動出来ませんが、初動でなんとしても「呪眼の死徒 サリエル」を手札に持っておきたいのでサーチ出来る効果は非常に優秀です。
2つ目の効果も呪いに相応しい効果で「セレンの呪眼」が存在する時に「呪眼」モンスターが攻撃を受けた際にダメージを相手にも与える効果です。
しかし現状では破壊カードが豊富に存在するのでこの効果だけをあてにしない方が良いかと思います。
こちらの効果はオマケ程度に思った方が無難でしょう。
3つ目の効果はこのカードでサーチ出来る「呪眼の死徒 サリエル」と相性が良い上「セレンの呪眼」もサーチ出来るので2と3の効果の条件を満たせる為高相性です。
このカードも初動でなんとしても手札に持っておきたい1枚です。
強欲で金満な壺
高騰中のカードではありますがエクストラデッキを除外しても初動を安定させる為に採用です。
「呪眼」罠カード
「呪眼」罠カードは「妬絶の呪眼」「死配の呪眼」「断罪の呪眼」の3種類です。
「妬絶の呪眼」は「呪眼」が存在する時に発動出来る「強制脱出装置」でモンスター1体をバウンスでき「セレンの呪眼」が存在する場合バウンスするモンスターを2体にすることが出来ます。
「呪眼」モンスターが存在する時に発動出来る条件ですが、「セレンの呪眼」が存在する時にバウンスするモンスターを2体にできるので「セレンの呪眼」が存在する時に狙っていきたいカードです。
また自分のモンスターもバウンス出来るので場合によっては自身の「呪眼」モンスターをバウンスして効果を再利用するのも良いでしょう。
「死配の呪眼」は相手がモンスターを攻撃表示で特殊召喚した時に発動出来る、永続罠カードで、そのモンスターより高い攻撃力を持つ「呪眼」モンスターが自分フィールドに存在する場合にその相手モンスター1体を対象とそのモンスターのコントロールを得ることが出来ます。
コントロールを奪取したモンスターは「セレンの呪眼」が存在する限り、「呪眼」モンスターとしても扱えます。
コントロール奪取条件はあるものの基本的に発動出来る盤面は多く、奪取もこのカードが破壊されなければ永続的に行える上、奪取したモンスターを「呪眼」として扱えるので「呪眼の王 ザラキエル」の素材として使うことも出来ます。
コントロール奪取して勝負を決められない時は、破壊されることを考慮して先にリンクモンスターなどの素材にしてしまうのが良いかと思います。
「断罪の呪眼」は自分の「呪眼」モンスターが存在する時に発動出来るカウンター罠カードで魔法・罠カードが発動した時にその効果を無効にして破壊出来る効果です。
また「セレンの呪眼」が存在する時にこのカードの発動と効果は無効化されません。
モンスター効果には対応していないものの「呪眼の死徒 サリエル」でサーチすることが出来るので相手を牽制するのに役に立ちます。
また「セレンの呪眼」が存在する時にこのカードの発動と効果は無効化されない効果は、カウンター罠の打ち合いになった場合に確実に勝つことが出来るので、専用カウンター罠が存在するデッキに対しては有効な効果となっております。
「呪眼」デッキの回し方!
「呪眼」デッキはとにかく「セレンの呪眼」の存在が重要になって来ます。
また初動の安定も非常に重要ななって来ます。
その為序盤はなんとしても「呪眼の死徒 サリエル」からの「セレンの呪眼」に繋げていきたい為、「強欲で金満な壺」や特殊召喚は出来なくなるものの「強欲で謙虚な壺」で確実にキーカードを手札に加えて行きます。
キーカードを引き込めた中盤以降は、「セレンの呪眼」を装備した「呪眼」モンスターを強化しながら「呪眼」魔法・罠カードを使いフィールドを制圧しながらビートダウンを行なって行きます。
「呪眼の王 ザラキエル」はこのデッキのエースモンスターではあるものの、現時点では「呪眼」デッキは展開力にそこまで長けているわけでなく、攻撃力2600以上を素材にして2回攻撃を得る効果も素材にするモンスターの総攻撃力にによっては損する場合もある為、「呪眼の王 ザラキエル」のリンク召喚やエクストラデッキにはそこまで依存せず、「セレンの呪眼」で強化した「呪眼」モンスターで戦っていくと良いでしょう。
「呪眼」デッキを改造するなら?
改造するのであれば他にドロー出来るカードや「呪眼」魔法・罠カードの枚数を調整すると良いでしょう。
1つ注意しなくては行けないのがこのデッキはライフの消費が激しい為、「神の宣告」などのライフをコストにするカードは入れない方が良いでしょう。
もしも「セレンの呪眼」を他に守る手段が欲しいのであれば違う罠カードを入れると良いでしょう。
またコチラの記事では大会で見かけるメタビート軸の「呪眼」の動かし方の紹介を行なっております!
純構築ではないメタビート軸を組んでみたい方の参考になればと思います!
「呪眼」デッキのまとめ!
今回はインフィニティチェイサーズの3テーマの1つである「呪眼」テーマの紹介でした。
「セレンの呪眼」を駆使することで力を入れて発揮するテーマで、初動の安定性にはやや課題はありますが、一度「セレンの呪眼」を装備すれば様々な効果を発動できるテーマで強力な事もあり、今後も新規カードが登場すれば強化は十分に望めるテーマだと個人的は感じます。
「セレンの呪眼」を装備した時の場持ちの良さやパワーの高さについては申し分ないのですが、モンスターの少なさやリンクモンスターも「呪眼の王 ザラキエル」しか現状存在しないなどまだ課題はあるテーマです。
しかし、何より厨二病丸出しの名前を持つテーマなだけに厨二病好きは組んでみる価値のあるテーマだと思います!