2021年7月1日から適用された新リミットレギュレーションにて、「ゼンマイマジシャン」が制限解除されデッキに3枚まで採用することが出来るようになります。
そこで今回は「ゼンマイマジシャン」の制限解除を記念して、新リミットレギュレーション環境の「ゼンマイ」デッキレシピやその回し方等を紹介していきます。
【ゼンマイデッキレシピ2021】の紹介!
モンスターカード
「ゼンマイドッグ」×1
「ゼンマイネズミ」×3
「ゼンマイウォリアー」×2
「ゼンマイシャーク」×3
「ゼンマイマジシャン」×3
「サイコウィールダー」×2
「サイコトラッカー」×2
「マジック・ストライカー」×2
「ジャンク・フォアード」×2
「灰流うらら」×3
魔法カード
「ゼンマイマニュファクチャ」×3
「巻きすぎた発条」×2
「揺れる発条秤」×2
「緊急テレポート」×2
「増援」×1
「墓穴の指名者」×2
「死者蘇生」×1
「ハーピィの羽根帚」×1
罠カード
「オーバー・レンチ」×1
「発条の巻き上げ」×1
「発条の巻き戻し」×1
「螺旋式発条」×1
エクストラデッキ
「FNo.0 未来皇ホープ」×1
「FNo.0 未来龍皇ホープ」×1
「餅カエル」×1
「発条空母ゼンマイティ」×1
「発条機甲ゼンマイスター」×1
「Emトラピーズ・マジシャン」×1
「バハムート・シャーク」×1
「深淵に潜む者」×1
「発条装攻ゼンマイオー」×1
「発条補修ゼンマイコン」×2
「トロイメア・フェニックス」×1
「トロイメア・ユニコーン」×1
「召命の神弓-アポロウーサ」×1
「アクセスコード・トーカー」×1
【ゼンマイデッキレシピ2021】の回し方を紹介!
デッキのコンセプトとしては、「ゼンマイ」モンスターの特性を活かして大量展開を行うことで強力なエクシーズモンスターやリンクモンスターに繋げてビートダウンで勝利を目指すというものです。
今回紹介したデッキレシピでは「ゼンマイ」カードを主軸としつつも特殊召喚しやすいレベル3モンスターを採用することで展開の鍵となる「発条空母ゼンマイテイ」をエクシーズ召喚しやすくしています。
「ゼンマイ」モンスターの効果はその後の展開に制約がかからないため、汎用素材のエクシーズモンスターやリンクモンスターを無理なく採用できることからエクストラデッキの内容は想定する盤面や好みで変えていくと良いでしょう。
デッキの回し方ですが、まずは「ゼンマイ」モンスターを展開していきます。
制限解除となった「ゼンマイマジシャン」は自身と同名カード以外の「ゼンマイ」モンスターの効果発動をトリガーにして「ゼンマイ」モンスターをリクルートでき、自身と同名モンスターのリクルートも可能なことから展開面で大きく貢献できます。
その他にも自己特殊召喚効果とレベル変動効果を持つ「ゼンマイシャーク」、攻撃表示の自身を守備表示にすることで「ゼンマイ」モンスター1体を蘇生できる「ゼンマイネズミ」はこのデッキの展開力を支えるキーカードです。
「ゼンマイ」モンスターの多くは
『この効果はこのカードが表側表示で存在する限り1度しか使用できない』
という効果の使用回数を限定する効果外テキストを持っています。
『表側表示で存在する限り1度だけ』
ですので、1度フィールドを離れたり裏側表示になった後で改めて表側表示でフィールドに出せば再度効果を使用することができます。
「ゼンマイ」モンスターを展開したら、エクシーズやリンク召喚へと繋げていきます。
中でも「発条空母ゼンマイティ」と「発条補修ゼンマイコン」は更なる展開に繋げられる効果を持っていることからコンボの中継点として有用です。
大量展開したモンスターを素材にして汎用リンクモンスターや汎用エクシーズモンスターに繋げることで、それらの強力な効果によって制圧盤面を作ったり除去と高い火力での突破を狙っていけます。
蘇生やリクルートを駆使すれば同じカードの効果を1ターン中に複数回使用出来る都合上、モンスターの大量展開が出来る代わりにソリティアコンボと呼ばれるような非常に長いコンボになってしまいがちです。
デッキを運用する際には最終的にどんな盤面を作りたいかを意識しながら動かしていくと良いでしょう。
「ゼンマイ」デッキレシピの展開例を紹介!
具体的な展開例を1つ紹介しますが、かなり長くなる点は予めご了承ください。
手札に
「ゼンマイマジシャン」+「ゼンマイシャーク」
の2枚がある場合に出来るコンボです。
「ゼンマイマジシャン」(A)を通常召喚→
「ゼンマイシャーク」(A)の1の効果により自己特殊召喚→
「ゼンマイマジシャン」(A)の効果により「ゼンマイマジシャン」(B)をリクルート→
「ゼンマイシャーク」(A)の2の効果により自身のレベルを1減少→
「ゼンマイマジシャン」(B)の効果により「ゼンマイマジシャン」(C)をリクルート→
「ゼンマイマジシャン」(A)と「ゼンマイマジシャン」(B)を素材に「発条補修ゼンマイコン」をリンク召喚→
「発条補修ゼンマイコン」の効果により「ゼンマイシャーク」(B)をサーチ→
「ゼンマイマジシャン」(C)の効果により「ゼンマイネズミ」(A)をリクルート→
レベル3になった「ゼンマイシャーク」(A)と「ゼンマイネズミ」(A)を素材に「発条空母ゼンマイティ」をエクシーズ召喚→
「発条空母ゼンマイティ」の1の効果により「ゼンマイネズミ」(B)を攻撃表示でリクルート→
「ゼンマイネズミ」(B)の効果で自身を守備表示にすることで「ゼンマイマジシャン」(A)を蘇生→
「発条補修ゼンマイコン」の2の効果により「ゼンマイネズミ」(B)を裏側表示で除外して「ゼンマイネズミ」(C)を攻撃表示でリクルート→「ゼンマイマジシャン」(A)の効果により「ゼンマイウォリアー」をリクルートが出来ます。
結果的に
エクストラモンスターゾーンに「発条補修ゼンマイコン」
メインモンスターゾーンに
「ゼンマイウォリアー」+「ゼンマイマジシャン」(A)+「ゼンマイマジシャン」(C)+「発条空母ゼンマイティ」+攻撃表示の「ゼンマイネズミ」(C)
が並び、手札には「ゼンマイシャーク」(B)を持っています。
これが先攻1ターン目であったなら、「ゼンマイウォリアー」の効果で「ゼンマイネズミ」(C)のレベルを1上げたりメインモンスターゾーンの空きを作ってから「ゼンマイネズミ」(C)で更に「ゼンマイマジシャン」を蘇生したりなどして展開していくことで、
最終的に「FNo.0 未来龍皇ホープ」+「餅カエル」+「深淵に潜む者」+3体素材の「召命の神弓-アポロウーサ」という強力な制圧盤面を構築できます。
これが後攻1ターン目以降であれば、「Emトラピーズ・マジシャン」と「アクセスコード・トーカー」を並べられるため、「アクセスコード・トーカー」の効果で相手フィールドのカードを複数枚除去した後「Emトラピーズ・マジシャン」の効果で2回攻撃を付与した「アクセスコード・トーカー」の攻撃でワンターンキルを狙えます。
手札消費2枚からここまで出来るという点に注目すると異常なほど強く見えますが、このようなソリティアコンボの多くはリクルートしたいモンスターがデッキに無ければ実現できないという小さくない欠点を抱えています。
上記のコンボで言えば「ゼンマイマジシャン」が2枚
「ゼンマイネズミ」も最低2枚
「ゼンマイシャーク」も最低1枚はデッキに無ければいけないため、最初の手札に「ゼンマイマジシャン」が2枚あるという場合は違うコンボを狙わざるを得ないでしょう。
まとめ!!
2021年7月に適用されたリミットレギュレーションで「ゼンマイ・マジシャン」が無制限になったことで、「ゼンマイ」デッキの構築がしやすくなりました。
「ゼンマイ」デッキは少ない手札から、コンボを起動することが出来ますが、覚えなければいけない動きやソリティアが長いので、やや上級者向きのデッキなのではと個人的には思います。
しかし、展開コンボがうまく決まれば、強力な盤面を構築可能です。
やや上級者向きのテーマですが、使いこなすことができれば楽しいテーマなので、制限復帰を機にデッキを構築してみてはいかがでしょうか?