「勇者トークン」の対策や弱点、コンボの止めどころ!【遊戯王OCG】【マスターデュエル】

「勇者トークン」出張は「流離のグリフォンライダー」「外法の騎士」で制圧力の高い盤面を作ることができるだけでなく、「アラメシアの儀」「聖殿の水遣い」「運命の旅路」が持つサーチ効果のおかげで、安定した流れを構築することができます。

デッキスロットは多少必要ではあるものの、手軽に盤面を構築することのできる「勇者トークン」出張は様々なデッキに採用されており、見かけることも多いです。

事前に弱点や対策を押さえておくことで、相手の「勇者トークン」を使ったコンボを止めることができるようになります。

「勇者トークン」の対策や弱点、コンボの止めどころを紹介していきます。

▼今回紹介するカードを探す▼

「勇者トークン」コンボの弱点や対策を紹介!

「勇者トークン」コンボの弱点や対策として押さえておきたいのが以下4つです。

  • トークン対策
  • 魔法カード対策
  • 特殊召喚封じ
  • 展開封じ

使用するデッキによっては都合良く全ての対策や、弱点をマストで突くことは難しいかと思いますが、どれか1つでも抑えることができれば、「勇者トークン」のコンボや展開を崩すことができるでしょう。

上記4つの内容を詳しく解説していきます。

トークン対策

トークンコレクター

効果モンスター
星4/地属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、トークンが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
フィールドのトークンを全て破壊し、このカードの攻撃力は破壊したトークンの数×400アップする。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにトークンを特殊召喚できない。

「勇者トークン」のコンボで最終的に出したいのは制圧力がある「流離のグリフォンライダー」(2024年6月現在OCGでは「流離のグリフォンライダー」が禁止カードのため、「外法の騎士」を使用します。)

なのですが、「流離のグリフォンライダー」「外法の騎士」は「勇者トークン」が存在しなければ、自己特殊召喚がし辛くなる上に肝心の制圧効果を発動することができません。

このことから、「勇者トークン」+「流離のグリフォンライダー」又は「外法の騎士」という盤面が作られるより前に「勇者トークン」を除去することが出来れば、「勇者トークン」の展開コンボを不完全に終わらせることができます。

トークンメタカードとして最も代表的かつ強力なのが「トークンコレクター」であり、これを使えば「勇者トークン」の生成をトリガーに手札・墓地から自己特殊召喚しつつ「勇者トークン」の除去が可能です。

ついでにお互いのトークン生成を封じられるため、相手が「勇者トークン」以外のトークンを扱うデッキだった場合はより強力に刺さるでしょう。

ただし、「トークンコレクター」はメタカードとしてはかなり特化した性能をしているため、シングル戦しか出来ないマスターデュエルでメインデッキに採用すべきかどうかは、「勇者トークン」出張セットの使用率によるでしょう。

また「勇者トークン」と同じセレクションパックに収録されている「超自然警戒区域」であれば、予め発動しておくことで生成された「勇者トークン」を即座に除去することが可能です。

コンボを止められこそしませんが、「勇者トークン」のコンボは「アラメシアの儀」の制約の都合もあってコンボ以外でも特殊召喚を複数回行うことになるため、「増殖するG」を早い段階で使っておけばこちらの大量ドローを警戒させることで展開の抑制が期待できます。

魔法カード対策

魔封じの芳香

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、
セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。

「勇者トークン」のコンボでは、「勇者トークン」を生成する「アラメシアの儀」「流離のグリフォンライダー」などをサーチできる「運命の旅路」といった魔法カードの利用が必要不可欠です。

「アラメシアの儀」の発動を防ぐ・効果を無効にできるものとしては「魔法族の里」「魔封じの芳香」があり、「魔封じの芳香」では発動を1ターン遅らせることができます。

「神の宣告」「魔宮の賄賂」などの汎用性のあるカウンター罠カードも有効でしょう。

「アラメシアの儀」はその効果の特性上「灰流うらら」で対処できないこともあり、先攻1ターン目に使用された場合防ぐことが難しいカードでもあります。もちろん手立てが全く無いということはなく、「PSYフレームギア・δ」などの対処法も有るには有ります。

以上のことを踏まえると、対策法としては「アラメシアの儀」よりも「運命の旅路」を標的にした方が簡単です。

「運命の旅路」1と2の効果はどちらもサーチ効果であるため「灰流うらら」で対処が可能です。永続魔法カードである故に「幽鬼うさぎ」で除去すれば効果を不発に終わらせることも狙えます。

他にも「サイクロン」「ツインツイスター」といった汎用的な魔法・罠カード除去カードでも「運命の旅路」の効果を不発にできます。

「勇者トークン」のコンボを別テーマデッキに出張採用している場合「流離のグリフォンライダー」はデッキに1枚しか入れないことがほとんどなので、「運命の旅路」でのサーチさえ防げれば制圧盤面を作らせずに済む可能性も十分あるでしょう。

特殊召喚封じ

大天使クリスティア

効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
(1):自分の墓地の天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の天使族モンスター1体を対象として発動する。
その天使族モンスターを手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
(4):フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、
墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。

「勇者トークン」の生成や「流離のグリフォンライダー」の自己特殊召喚など、「勇者トークン」のコンボはそもそも特殊召喚ができなければ始まりません。

「大天使クリスティア」や「結界像」モンスター(「勇者トークン」が地属性なため地属性以外の「結界像」モンスターが望ましい)があれば、「勇者トークン」のコンボは始めることすらできません。

「アラメシアの儀」「虚無空間」をチェーン発動したなら、相手はコンボが失敗に終わるだけでなく通常召喚したモンスターの効果も使えなくなるため致命的な妨害となるでしょう。

またモンスターを展開する都合上、特殊召喚回数を制限する「エルシャドール・ミドラーシュ」でも十分止められます。

展開封じ

群雄割拠

永続罠(制限カード)
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。

上記でも挙げたように「勇者トークン」のコンボでは「勇者トークン」+「流離のグリフォンライダー」の盤面を作るのが主な目的です。

「勇者トークン」と「流離のグリフォンライダー」は属性も種族も違うため、「群雄割拠」または「御前試合」があれば2体を並べられなくできます。

「勇者トークン」の止めどころはどこ?

運命の旅路

永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスター1体を手札に加え、
その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
(2):モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された装備魔法カード1枚を選び、
手札に加えるか、自分フィールドの「勇者トークン」1体に装備する。
(3):1ターンに1度だけ、装備カードを装備している自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

止めどころについてですが、上記で挙げたように「運命の旅路」を妨害するというのが比較的難易度が低いかと思います。

もちろん「勇者トークン」の除去や「アラメシアの儀」の発動を妨害できればそれに越したことはないのですが、「運命の旅路」を妨害できる「灰流うらら」「幽鬼うさぎ」は汎用性が高いことから腐り辛いというのも利点です。

「アラメシアの儀」をサーチできる「聖殿の水遣い」効果を「灰流うらら」や「PSYフレームギア・γ」などで無効にすれば「勇者トークン」コンボを前もって防ぐことも可能ですが、「アラメシアの儀」「聖殿の水遣い」の両方が手札にある相手が妨害効果への囮として「聖殿の水遣い」効果を使ってくるということもあり得るので、その点は判断が難しいです。

「勇者トークン」コンボへの対策を取る上で忘れてはならないのが、「勇者トークン」コンボを別テーマデッキに出張採用する場合、そのテーマデッキの動きに+αで1妨害(「流離のグリフォンライダー」又は「外法の騎士」を用意できるのが最大の魅力です。

つまり「勇者トークン」コンボを止められさえすればそれで終わりということはあまり無く、むしろその後に本命となる展開コンボをしてくることが予想されます。

かといって「勇者トークン」コンボを通そうものなら、その後の本命となる展開コンボを止めようとしても「流離のグリフォンライダー」又は「外法の騎士」に邪魔されることになるので、結局「勇者トークン」コンボに妨害カードを使わざるを得ないという状況も少なくないです。

まとめ!

「勇者トークン」の主な流れは「アラメシアの儀」「流離のグリフォンライダー」などをサーチできる「運命の旅路」がコンボに起点になるので、そこをいかに止めるかが鍵になってきます。

「勇者トークン」のコンボは、サーチや魔法カードに頼っている分、比較的止めやすいのが、「勇者トークン」のコンボの弱点です。

採用率の高い「灰流うらら」や、モンスターを多く展開するのが目的ではないデッキであれば、「群雄割拠」または「御前試合」を採用しておくことで、「勇者トークン」のコンボの流れが止めやすくなりますので、デッキのスロットに余裕があるのであれば、入れておくのがおすすめです。

逆にこれから「勇者トークン」の出張セットの採用を考えている人は、今回紹介した弱点を意識して、デッキに入れておくといいでしょう。

▼今回紹介したカードを探す▼

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

【PR】取引実績月間15,000件以上!圧倒的な品揃え!
「カーナベル」で欲しいカードを探す
【PR】取引実績月間15,000件以上!圧倒的な品揃え!
「カーナベル」で欲しいカードを探す