遊戯王の壺シリーズ一覧まとめ!面白い壺からやばい壺まで!

遊戯王には壺シリーズと呼ばれるカードが多数存在します。

遊戯王の壺シリーズは、個性派が多く存在し、ヤバすぎるくらい強力な壺から使い所を選らぶ壺色々な壺が登場し、今後も個性的な壺が増えることが予想できるだけあり、壺ファンも多いのでは無いでしょうか?

徐々に数を増やし続けている壺シリーズについて紹介していきます。

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遊戯王の壺シリーズについて軽くおさらい!

壺シリーズとは、「○○な壺」や「○○の壺」といった名前のカード群です。

通常魔法カードがほとんどですが、中には速攻魔法カードやモンスターも存在するためカードの種類が統一されているというわけでもありません。

またドロー効果を持つカードも多いですが、中には一見自分には何のメリットにもならないような効果を持つカードもあったりと様々です。

デッキとの相性次第ではフル投入が望ましいカードもあったりと、用途はそれぞれ大きく異なるためデッキに採用する際には個々の特徴を踏まえた上で検討すると良いでしょう。

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遊戯王の壺シリーズ一覧!

「強欲な壺」(禁止カード)

強欲な壺

通常魔法(禁止カード)
(1):自分はデッキから2枚ドローする。

発動条件もコストもなく2枚ドローできる通常魔法カードです。

単純に1:2交換によって手札が1枚増えるため、特殊な理由が無い限り採用しないことそのものが悪手と言っても過言ではないほどのパワーカードです。

ドローソースとしてあまりにも優秀過ぎたために現在は禁止カードであり、KONAMIがドローソースに厳しいことからも「サンダー・ボルト」などとは違い、二度と制限復帰は行われない(エラッタで戻ってくる可能性はワンチャンありそうですが・・・・)であろうと思われているカードの筆頭でもあります。

後述する通常魔法の壺シリーズは、ほぼ全てがこのカードをモチーフとしており、後に続く壺シリーズの開祖となるカードです。

「謙虚な壺」

謙虚な壺

通常魔法
(1):自分の手札を2枚選んでデッキに戻す。

自分の手札2枚をデッキに戻してシャッフルする効果があります。

このカードも含めれば計3枚のカードを失うことになるという、「強欲な壺」とは真逆にデメリットしかないような効果をしています。

「精霊の鏡」と併せて相手にハンデスを仕掛けるという運用も可能ではありますが、このカードが単体で役に立つ状況がほぼ無いことや仮に揃っても「精霊の鏡」を無効にされる可能性も踏まえると、現実的なコンボとは言えないのが現状です。

「貪欲な壺」

貪欲な壺

通常魔法
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分は2枚ドローする。

自分の墓地のモンスター5体をデッキに戻してシャッフルし、その後2枚ドローする効果です。

サーチやリクルート効果を多用することからデッキ切れが起きやすいデッキとは相性が良く、必要なモンスターをデッキに戻しつつドローも狙えて一石二鳥の働きになります。

融合やシンクロといったエクストラデッキのモンスターを墓地からエクストラデッキに戻すことで、再利用を図りつつメインデッキの枚数を増やさないことでデッキ圧縮をすることも可能です。

その一方で蘇生効果や墓地の自身を除外して発動する効果を持つモンスターを駆使するデッキとは相性が悪いため、採用するデッキ次第で活きてくるカードと言えます。

「無欲な壺」

無欲な壺

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手の墓地のカードを合計2枚対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
このカードは発動後、墓地へ送らずに除外する。

自分または相手の墓地から合計2枚のカードをデッキに戻す効果を持ちます。

前述の「貪欲な壺」とは違ってドロー効果はありませんが、代わりにモンスター以外のカードも墓地からデッキに戻すことができます。

サーチが容易ではあるものの制限カードになっている魔法・罠カードを再利用する手段としても有用です。

相手の墓地のカードをデッキに戻して蘇生や墓地利用を妨害するといった使い方も出来ますが、その場合はフリーチェーンで発動できる「転生の預言」の方が使い勝手が良いでしょう。

「金満な壺」

金満な壺

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はP召喚以外の特殊召喚ができない。
(1):自分のEXデッキの表側表示のPモンスター及び
自分の墓地のPモンスターの中から合計3体選び、デッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。

自分のエクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターか自分の墓地のペンデュラムモンスターを合計3体デッキに加えてシャッフルし、その後2枚ドローする効果です。

エクシーズ素材や手札コストなどで墓地に行ってしまったペンデュラムモンスターをデッキに戻して再利用するというのが基本的な運用であり、エクストラデッキから複数体をペンデュラム召喚することが難しくなった第10期以降ではエクストラデッキのペンデュラムモンスターをデッキに戻すことも十分視野に入ります。

このカードを発動するターンペンデュラム召喚以外の特殊召喚ができなくなるため、ペンデュラムだけでなく融合やシンクロなどの召喚方法も駆使するデッキにとっては厳しい制約となる点には要注意です。

「大欲な壺」

大欲な壺

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体を持ち主のデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。

除外されている自分または相手のモンスターを合計3体デッキに戻してシャッフルし、その後1枚ドローする速攻魔法カードです。

サーチ効果やリクルート効果でデッキから利用したいモンスターを除外からデッキに戻すことで再利用を狙うことが出来ます。

具体例としては「D-HERO ディアボリックガイ」等が挙げられます。

速攻魔法であることを含め相手が除外を利用するデッキであれば妨害として機能させることも可能であり、そうでなくとも相手の除外されているモンスター3体をデッキに戻せばこのカードのドロー効果によって1:1交換をすることはできます。

「強欲で謙虚な壺」

強欲で謙虚な壺

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加える。
その後、残りのカードをデッキに戻す。

デッキトップのカードを3枚めくり、その中から1枚を手札に加えて残りをデッキに戻す効果を持ちます。

欲しいカードを素早く手札に引き込む手段としては有用であり、デッキを動かす上でのキーカードをより早く揃えればそれだけ有利に進められます。

このカードを発動するターン自分は特殊召喚ができないという制約が最大のネックです。

特に昨今では先攻1ターン目であっても特殊召喚を活用して有利な盤面構築を狙うデッキが主流となっているため、このカードを無理なく採用できるデッキも限られてきます。

特殊召喚に依存しないデッキにとっては極めて使いやすいドローソースであり、複数枚積みも検討できるほどの高い性能を有しています。

「貪欲で無欲な壺」

貪欲で無欲な壺

通常魔法
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分の墓地のモンスター3体を対象として発動できる(同じ種族は1体まで)。
そのモンスター3体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。

メインフェイズ1の開始時に発動できる魔法カードで、自分の墓地から種族の異なるモンスター3体を選択してデッキに加えてシャッフルし、デッキから2枚ドローできる効果を持ちます。

難点として、メインフェイズ1でしか使えない点とこのカードを発動するターンはバトルフェイズを行うことができません。

種族が異なるテーマかつ、バトルフェイズを重要視していないテーマであればこのカードを使うことも視野に入りますが、墓地が増えるテーマであれば「貪欲な壺」に軍配が上がるカードです。

採用する際は、しっかりと自身のデッキとの相性を考える必要のあるカードであります。

「強欲で貪欲な壺」

強欲で貪欲な壺

通常魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

自分のデッキの上から裏側表示で10枚除外することで、デッキから2枚ドローできるカードです。

デッキの上から裏側表示で除外なので、除外されてしまったカードの再利用はほぼ難しいと言って良いでしょう。

しかし、純粋に2枚ドロー出来る点は優秀なカードであり、予め除外されて欲しくないカードをサーチしておいてこのカードで2枚ドローという戦術が一般的であり、一時期は環境でもこのカードが使われていました。

このカードの天敵である「灰流うらら」をこのカードにチェーンして打たれると、自身のデッキの上から10枚除外するだけという、ディスアドバンテージを招きかねません。

その為、現在では除外を主軸にしたデッキやドローすることがデッキの回転率を最優先で考えるデッキに厳選して採用されることが多いです。

このカードを使う際は相手の手札の枚数と除外されて欲しくないカードは予めサーチしておくなどの工夫が必要であります。

「強欲で金満な壺」

強欲で金満な壺

通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの
裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。

自分メインフェイズ1開始時に自分のEXデッキの裏側表示のカードを3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外することで、除外したカード3枚につき、1枚ドローすることが出来るカードです。

このカードを採用するデッキは主に、エクストラデッキを使わないテーマデッキのドローソースとして採用されます。

特にキーカードを引かないと話にならない様なデッキであるかつ、エクストラデッキをほとんど使わないテーマであれば、このカードは積極的に入れたいドローソースです。

番外編(壺シリーズではないが、壺と書いてあるカード)

ここでは先ほど紹介した様な「〇〇な壺」と書いてある壺シリーズではありませんが、壺がモチーフになっている壺カードをいくつか紹介していきたいと思います!!

「ドラゴン族封印の壺」

ドラゴン族・封印の壺

永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に表側表示で存在する全てのドラゴン族モンスターは守備表示になり、
表示形式を変更する事ができない。

永続罠カードで全ての表側表示のドラゴン族を表側守備表示にし、表示形式を封じるカードですが、初期の頃からパワー不足が否めなかったカードです。

遊戯王の原作で登場したカードということで、知名度は比較的高いカードではあります。

「心鎮壷」「心鎮壷のレプリカ」

心鎮壷

永続罠
フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、選択された魔法・罠カードは発動できない。

「心鎮壷」はフィールドにセットされた魔法・罠カードを2枚を選択し、このカードが存在する限り、選択された魔法・罠カードの発動を封じます。

「心鎮壷のレプリカ」は発動を封じるカードが1枚の代わりに「心鎮壷のレプリカ」に対してモンスター効果、魔法効果、罠カードの効果を発動することが出来ません。

破壊しないであえて、魔法・罠カードを残しておくメリットのあるカードと時に相性が良く、例をあげるのであれば「ジェスターロード」とは特に相性が良いです。

「禁忌の壺」

禁忌の壺

リバース・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2000/守3000
「禁忌の壺」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。

リバースした際に4つの効果のいずれかを選択して発動できるモンスターで、どの効果も制限、禁止カード級の効果を持っております。

レベルが9とリバースモンスターの中では最上級モンスターの部類に入り、このカードをセットしてすぐにリバース出来る手段と併用するのが良いでしょう。

このカードを使う際は、このカードを裏側守備表示で出す手段とこのカードを再度裏側守備表示に出来る手段の2つを組み合わせることで、このカードの力を発揮することができます。

遊戯王の壺シリーズ一覧まとめ!!!

遊戯王には禁止カード級から汎用性の高い壺、面白いユニークな壺から使い所を選ぶ壺など色々な壺カードが存在します。

どの壺カードも一長一短の性能を持っているので、採用する際はデッキと良く相談して選ぶのがおすすめです。

これからもどんどん壺カードが増えることが予想出来るシリーズなので、新しいカードが壺カードが増え次第、どんどん更新してまいります。

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