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2025年7月も終盤ということで、今月にシングル価格が高騰したカードを振り返っていきたいと思います。
シングル価格が高騰した理由の考察も合わせて紹介します。これからカードの売買を検討しているという人は参考にしてみてください。
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2025年7月にシングル価格が高騰したカード一覧
「聖殿の水遣い」
効果モンスター
星3/水属性/魔法使い族/攻1500/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「アラメシアの儀」1枚を手札に加える。
(3):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚をデッキから自分フィールドに表側表示で置く。
手札・墓地の自身を除外することで「アラメシアの儀」をサーチまたはサルベージできるため、このカードは「勇者トークン」デッキにおいて非常に重要なキーカードです。2025年7月の新リミットレギュレーションで「流離のグリフォンライダー」が制限カードとして復帰したことで、「勇者トークン」デッキはかつての力を取り戻しました。
2025年7月の新リミットレギュレーションに伴い「流離のグリフォンライダー」をはじめとする『勇者トークン』関連カードを出張ギミックとして再び採用できるようになっています。
特に「勇者トークン」デッキにおいて制圧力として使える「流離のグリフォンライダー」の有無はかなり大きな差となるので、今回の規制緩和を機に「聖殿の水遣い」を含めた「勇者トークン」テーマのキーカードは価格が上昇しました。
「GO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジ」
ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青0/赤0】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがPゾーンに存在し、自分が効果ダメージを受ける場合、そのダメージは0になる。
(2):このカードがPゾーンに存在する限り、
自分はレベル5以上の「DD」モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
【モンスター効果】
(1):このカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
以下の効果から1つを選び、ターン終了時まで適用する。
●このカードは直接攻撃できる。
●相手は魔法&罠ゾーンのカードの効果を発動できない。
●相手は手札・墓地のカードの効果を発動できない。
(2):相手のLPが4000以下の場合、このカードの攻撃宣言時に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、相手のLPの数値分アップする。
(3):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
「DD」テーマの最上級ペンデュラムモンスターであり
- 効果ダメージを0する効果
- 「DD」モンスターの召喚時にリリースを不要にするペンデュラム効果
- フィニッシャーとしても活躍できるモンスター効果
を持っています。ペンデュラム効果が優秀で、ペンデュラムスケールとしても使いやすいため、癖のあるモンスター効果を目的としない場合でも、「DD」デッキにおいて十分に採用価値のある性能を備えています。
「DD」テーマは7月26日に発売した基本パック ドゥーム・オブ・ディメンションズにて新規カードが登場したことで強化されたため、今回の強化を機に漫画単行本の付属カードとして登場したこのカードはその流通量の少なさも相まって価格が上がりました。
「パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン」
シンクロ・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻2500/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から装備魔法カードを3枚まで選んでこのカードに装備する(同名カードは1枚まで)。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードに装備されている自分フィールドの装備魔法カード1枚を墓地へ送り、
フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの、表示形式を変更するか、効果をターン終了時まで無効にする。
素材に特別な指定のない汎用レベル9シンクロモンスターです。
- デッキ・墓地から装備魔法カードを3種まで自身に装備できる効果
- 装備魔法カードをコストにした表示形式の変更or効果の無効化効果
を持ちます。
ドゥーム・オブ・ディメンションズにて登場したでは装備カードを3枚以上装備しているモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる「壊地神ユピテル」が登場し、1度に3枚の装備魔法カードを調達できるこのカードは簡単に「壊地神ユピテル」へ繋げられるカードとして注目されました。
「壊地神ユピテル」が墓地の装備魔法カードを任意の枚数自身に装備できる効果を持つことから「竹光」カードと組み合わせて莫大なアドバンテージを稼ぐコンボも既に考案されるなど「壊地神ユピテル」との相性の良さから需要増加による価格上昇がありました。
「異怪の妖精 エルフォビア」
効果モンスター 星3/風属性/サイキック族/攻 900/守 500 1ターンに1度、手札の風属性モンスター1体を相手に見せて発動できる。 次の相手のメインフェイズ1終了時まで、 お互いのプレイヤーは、見せたモンスターより レベルの高いモンスターの効果を発動できない。
手札の風属性モンスターを公開することで、一部のモンスター効果の発動を一時的に封じる効果を持つ、サイキック族の下級モンスターです。レベルを持たないエクシーズやリンクモンスターには無効ですが、公開するモンスターのレベルや相手のデッキによっては、強力なロック効果として機能します。
レベルが3であることから「緊急テレポート」に対応しており、風属性のレベル3モンスターということからドゥーム・オブ・ディメンションズにて登場した「絢嵐」との相性も良いということで注目され、イラストアドやレアリティの高さも相まって価格が高騰しました。
「月華竜 ブラック・ローズ」
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時、
または相手フィールド上にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に発動する。
相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
「月華竜 ブラック・ローズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
汎用レベル7シンクロモンスターであり、自身の特殊召喚成功時や相手のレベル5以上のモンスターの特殊召喚成功時に仕えるバウンス効果が特徴です。ドゥーム・オブ・ディメンションズでは新たに「ブラック・ローズ・ドラゴン」関連カードが複数登場し、新規カードを活用すれば簡単にレベル7シンクロを行えるためこのカードもシンクロ召喚先として視野に入ります。
一掃効果を持つ「ブラック・ローズ・ドラゴン」とバウンス効果を持つこのカードは状況によって使い分けることもできます。「ローズ・ドラゴン」や十六夜アキのファンとしても採用したくなるカードでもあるので、漫画単行本の付属カードとして登場したこともあり価格が上がりました。
「ソドレミコード・グレーシア」
ペンデュラム・効果モンスター
星5/水属性/天使族/攻2100/守1400
【Pスケール:青4/赤4】
(1):自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚成功時に
相手はモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ドレミコード」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分のPゾーンに偶数のPスケールが存在し、
自分の「ドレミコード」Pモンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。
「ドレミコード」上級モンスターであり、「ドレミコード」魔法・罠カードをサーチできる効果を持ちます。ドゥーム・オブ・ディメンションズにて「ドレミコード」には新規カードが登場し、状況に応じて3種の効果から1つを利用できる「幸せの多重奏」はこのカードのサーチ先としても特に有力になります。
「ドレミコード・プリモア」は下級モンスターでカードの種類を問わずに「ドレミコード」カードをサーチできるため、より使いやすいサーチ手段とされています。一方で、「幸せの多重奏」は3つの効果を同一ターンにすべて使える強力なカードです。「ドレミコード・プリモア」でこのカードをサーチし、中継として展開につなげることで、スムーズにアドバンテージを稼ぐ動きが可能になります。「ドレミコード」の強化を機にレアリティやイラストアドの高さもあってシングル価格が上昇しました。
2025年7月は新リミットレギュレーションとドゥーム・オブ・ディメンションズの影響で高騰したカードが多い傾向
2025年7月は、新リミットレギュレーションの影響や新パックドゥーム・オブ・ディメンションズの登場によって、シングル価格が大きく動いたカードがいくつか見られました。「聖殿の水遣い」は「流離のグリフォンライダー」の制限復帰により「勇者トークン」ギミックの需要が上がったことで高騰する結果に。
「GO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジ」は新規強化と入手難から注目を集めました。「パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン」は「壊地神ユピテル」との相性の良さで価格が高騰しました。「異怪の妖精 エルフォビア」は汎用性とイラスト人気から値上がりし「月華竜 ブラック・ローズ」や「ソドレミコード・グレーシア」も新規との相性が評価されました。
ドゥーム・オブ・ディメンションズで登場した新規・強化テーマが大会などの影響で今後も値上がりする可能性は十分に考えられます。これからシングルカードの購入を考えている方は、今後の購入判断の参考にしてみてください。
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