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基本パック ディメンション・フォースには「ヤマタコオロチ」というモンスターカードが収録されていました。
「ヤマタコオロチ」の効果を考察し、相性の良いカードやテーマについて紹介していきたいと思います。
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「ヤマタコオロチ」の効果考察!
チューナー・効果モンスター
星1/水属性/海竜族/攻 0/守 800
(1):フィールドのこのカードをS素材とする場合、
このカードのレベルを8として扱う事ができる。
(2):このカードをS素材としたSモンスターはその元々のレベルによって以下の効果を得る。
●8以下:このカードの攻撃力・守備力は800アップする。
●9以上:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「ヤマタコオロチ」は水属性・海竜族のレベル1チューナーであり、攻撃力は0守備力は800となっています。
レベルも攻守も極めて低く、チューナーであることやレベルが1であることなどを参照すれば、アクセスする手段は豊富にあります。
1つ目の効果はフィールドのこのカードをシンクロ素材とする場合、レベルを8として扱うことができるというものです。
シンクロ素材にする際にレベル1と8を使い分けられるため、低レベルから高レベルまで様々なシンクロモンスターの素材として活用できます。
似た効果を持つ「チューニング・サポーター」同様、この効果は発動を介するものではないものの、モンスター効果が無効化されている状態では使用できない点には注意が必要です。
レベル8チューナーは数が少なくアクセス手段も少ないですが、元々のレベルが1であるこのカードなら豊富に存在する低レベルサポートを受けられるレベル8チューナーとしても扱えます。
あくまでもシンクロ素材にする場合にのみレベルを8として扱えるため、それ以外ではレベルは1のままであることはしっかり覚えておきましょう。
2つ目の効果はこのカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターの元々のレベルが8以下であれば攻守800アップ、レベル9以上であれば貫通効果を付与できるというものです。
強化値は800と比較的大きいため、低レベルシンクロモンスターの打点補助はもちろん、元々の攻撃力が十分高いものも多いレベル7・8のシンクロモンスターにこの強化を併せれば切り札級の火力を発揮させられるでしょう。
レベルの都合上こちらを付与できるのは1の効果を適用していない場合に限られるため、レベル1チューナーであるこのカードと併せてレベルを高めにするには高レベルの非チューナーか、低レベルを複数体用意する必要があります。
貫通効果付与については、あって困るものではありません。
現状表示形式変更効果を持つレベル9以上のシンクロモンスターはいないため、どうしても貫通効果を活かしたいのであれば表示形式変更効果を予め使うなどしてからシンクロ召喚すると良いでしょう。
レベル9以上のシンクロモンスターは攻撃力が高いものも多いため、貫通効果でも大ダメージが期待できるかと思います。
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「ヤマタコオロチ」と相性の良いカードは?
「金華猫」
スピリット・効果モンスター
星1/闇属性/獣族/攻 400/守 200
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・リバースした時、自分の墓地のレベル1モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。
(2):このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
「ヤマタコオロチ」を蘇生すればレベル2かレベル9のシンクロモンスターをシンクロ召喚できるため、レベル9であれば手札1枚消費からエース級の性能を持つモンスターを出すことも可能です。
「金華猫」やその効果で蘇生するレベル1モンスターを主軸とした「金華猫」デッキでは十分採用を検討できる運用と言えます。
「覚醒の魔導剣士」
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「覚醒の魔導剣士」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「魔術師」Pモンスターを素材としてこのカードがS召喚に成功した場合、
自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
「ヤマタコオロチ」をシンクロ素材に使うことで、このカードの攻撃力を3300にできます。
相手モンスターを戦闘破壊した時にその元々の攻撃力分のダメージを与えられる効果があるため、相手の攻撃力が変化していない攻撃表示モンスターを戦闘破壊できれば合計3300ダメージでフィニッシュを決めることも可能でしょう。
また「魔術師」ペンデュラムモンスターにはレベル7も複数いるため、それらと「ヤマタコオロチ」を素材にすればこのカードのサルベージ効果も利用できます。
「白闘気白鯨」
シンクロ・効果モンスター
星8/水属性/魚族/攻2800/守2000
水属性チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚した時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(4):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
自分の墓地から他の水属性モンスター1体を除外して発動できる。
このカードをチューナー扱いで特殊召喚する。
「ヤマタコオロチ」は水属性であるため素材として利用でき、攻撃力を3600に上昇させられます。
シンクロ召喚成功時に相手フィールドの攻撃表示モンスターを一掃する効果に加えて貫通効果もあるので、「ヤマタコオロチ」で強化したことで相手のモンスターの表示形式がどちらであろうと大ダメージを与えることが期待できます。
「サイコ・エンド・パニッシャー」
シンクロ・効果モンスター
星11/光属性/サイキック族/攻3500/守3500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):自分のLPが相手のLP以下の場合、S召喚したこのカードは相手が発動した効果を受けない。
(2):1ターンに1度、1000LPを払い、
自分フィールドのモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(3):自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
このカードの攻撃力は、お互いのLPの差の数値分アップする。
レベルが11と高いものの、レベル8として扱える「ヤマタコオロチ」ならレベル3非チューナーを別に用意するだけで良いためシンクロ召喚の難易度が大幅に下がります。
元々の攻撃力が高い上にお互いのライフの差の数値分自己強化する効果も持っており、「ヤマタコオロチ」で付与した貫通効果も合わせて積極的にダメージを与えていけるでしょう。
「炎斬機ファイナルシグマ」
シンクロ・効果モンスター
星12/炎属性/サイバース族/攻3000/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはEXモンスターゾーンに存在する限り、「斬機」カード以外のカードの効果を受けない。
(2):EXモンスターゾーンのこのカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
(3):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。
こちらはレベル12であり、「ヤマタコオロチ」+レベル4非チューナーという組み合わせでも簡単にシンクロ召喚することができます。
モンスターとの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージを倍化する効果を持つため、「ヤマタコオロチ」で付与した貫通効果と合わせることで守備モンスターを攻撃した際でも大ダメージを与えられます。
「ヤマタコオロチ」のチューナーとしての評価は?まとめ!
「ヤマタコオロチ」はレベル1でありながらもレベル8としてシンクロ素材に使えるため同じ素材でもシンクロ召喚先に幅を作れる点で優秀です。
+αの効果でシンクロ召喚先を強化できることもあってかなり使い勝手の良いチューナーであると評価できます。
上記で紹介したようにレベル10越えの高レベルシンクロモンスターをシンクロ召喚する難易度が下がるのはそれだけでも大きな利点であり、メインデッキのモンスターのほとんどが下級モンスターというシンクロデッキでは特に重宝するでしょう。
カードイラストがマスコットキャラクターのように可愛らしいからと侮るなかれ、性能自体はかなり高いチューナーだと思います。
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