汎用性の高いカウンター罠カード一覧!【遊戯王OCG】【マスターデュエル】

罠カードの種類の内の1つにカウンター罠カードが存在します。

使い方によってはデュエルの勝敗を左右すると一手も過言ではない

  • カウンター罠カードについて
  • 汎用性の高いカウンター罠カード

を紹介します。

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カウンター罠カードの役割について軽くおさらい!!

カウンター罠カードというのは遊戯王のルールの中でもやや特殊な性質を持つカードです。

カード効果自体としてはカウンターという名前の通り、相手の行動に対して発動しその行動を無効にするといったものが主流になります。

では何が特殊なのかと言いますと、カウンター罠のスペルスピードは3であることです。

スペルスピードとはカードの効果スピードのことを指しており、チェーンを組む際には忘れてはならないものでもあります。

スペルスピードには133段階があり、数字が多いほど早いということになっています。

ルール上スペルスピードの早い物に遅い物をチェーン発動することは出来ないため、最速のスペルスピード3であるカウンター罠カードにチェーン発動できるのは同じくカウンター罠カードのみになっています。

カード効果の発動を無効にして破壊できる「シューティング・クェーサー・ドラゴン」でさえスペルスピードは2なため、カウンター罠カードの発動を無効にすることは出来ません。

とどのつまり『カウンター罠の発動に対してはカウンター罠しか発動できない』ということを覚えておきましょう。

上記のようにカウンター罠はルール上優先度が高いため、自分が発動することさえできれば相手にカウンター罠カードがない限りその妨害は成功することになります。

あくまで発動が出来ればということですので、発動できない状況や発動条件を満たす前に除去されてしまうことに弱い点には気を付けましょう。

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汎用性の高いカウンター罠カード一覧!!大会環境で使われているものも!!

「神の警告」

神の警告

カウンター罠
(1):2000LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターを特殊召喚する効果を含む、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

2000という決して軽くないライフコストはありますが、対応できる状況が多く、相手のコンボにマストカウンターを決められれば、戦線の崩壊も狙えます。

例えカード効果を受けないモンスターであろうと、特殊召喚自体を無効にするため処理可能です。

相手のコンボで最も重要なモンスターの特殊召喚や、デュエルを決めうる強力な切り札を特殊召喚した際に使えば、逆転勝利すら視野に入るのでライフコストを払う価値は十分にあります。

「神の宣告」

神の宣告

カウンター罠
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

自分のライフを半分払うというコストがあり、大抵のタイミングで発動できる万能カウンター罠カードの代表例です。

ライフコストは重いものの、ライフを半分払えさえすれば、いつでも発動できる利点があります。

ライフが削られているデュエル中盤以降では、当然払うライフも少なくなるので、そこまで気兼ねなく発動できます。

対応できるタイミングの多さなども含め、強力ではあるものの極力デュエル序盤では使いたくないカードです。

「神の通告」

神の通告

 カウンター罠
(1):1500LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

1500のライフコストを払うことで、ある程度の状況に対応できるカウンター罠カードです。

魔法・罠カードの発動を無効にすることは出来ませんが、上記の2つに比べると、どんなモンスター効果の発動でも無効出来るのは大きなメリットです。

融合召喚や儀式召喚等は無効にできませんが、ライフコストが1500であることも踏まえると、比較的使い勝手が良いカウンター罠カードと評価できます。

このカードも含めた「神の○○」シリーズは大会環境でも度々採用される対応力という点でも優秀なカウンター罠カードです。

「強烈なはたき落とし」

強烈なはたき落とし

カウンター罠
(1):相手がデッキからカードを手札に加えた時に発動できる。
相手は手札に加えたそのカード1枚を捨てる。

ドローだけでなくサーチ効果に対しても有用であり、手札に加えたカードをそのまま捨てさせられます。

使いやすくシンプルに強力な効果を持っていますが、昨今では墓地で発動する効果を持つカードや、墓地のカードを利用するデッキも増えています。

相手の墓地肥やしを助けることになりかねない点には、気を付けましょう。

「ギャクタン」

ギャクタン

カウンター罠
(1):罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。

対応するのは罠カードのみですが、ノーコストで発動を無効に出来るため使いやすいです。

無効にした相手の罠カードはデッキに戻すので、墓地で発動する効果の罠カードなどに対しては有効です。

しかし相手のデッキ次第では、サーチカードでサーチや再利用され得る可能性があることには要注意です。

「昇天の黒角笛」

昇天の黒角笛

カウンター罠
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。

ノーコストで相手モンスターの特殊召喚を無効にし、破壊できます。

融合召喚などの効果による特殊召喚には対応しておらず、通常召喚も無効にできない点は一長一短と言えます。

とはいえノーコストなのはやはり大きいので、相手のデッキ次第では、非常に使いやすく強力なカウンター罠カードです。

「昇天の剛角笛」

昇天の剛角笛

カウンター罠
(1):相手メインフェイズに相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
その後、相手はデッキから1枚ドローし、相手メインフェイズを終了する。

相手メインフェイズという条件がありますが、このカードが無効にできる特殊召喚(主にシンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リンク)はメインフェイズに行われることが多いので、そこまで問題ではありません。

相手に1枚ドローさせているもののメインフェイズを終了させるため、相手の展開序盤に使うことでそのターン中の攻撃を凌ぐことが容易になります。

相手がバトルフェイズに入りメインフェイズ2で改めて展開することはあり得ますが、既にバトルフェイズは終わっているので、落ち着いて次の自分のターンに切り返しを狙っていくと良いでしょう。

「魔宮の賄賂」

魔宮の賄賂

カウンター罠
(1):相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
相手はデッキから1枚ドローする。

相手の魔法・罠カードを無効にする代わりに相手に1枚ドローさせるカウンター罠カードです。

モンスター効果には対応していないものの、魔法、罠カードに対しては強力なカウンター罠であり、自身のコストを払う必要性がないので、カウンター罠の中では比較的撃ちやすいカードです。

相手に1ドローさせてしまう点についてどう捉えるかは、その状況次第ですが、相手にドローさせてでも、止めたいカードがある場合は、迷わずこのカードを頼りにすると良いでしょう。

「レッド・リブート」

カウンター罠(制限カード)
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
(1):相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。

ライフコストを半分支払えば、手札からも発動できる罠カードです。

相手が罠カードを発動した時にその発動を無効にし、そのカードをそのままセットさせ、相手はその後デッキから罠カードを1枚選んでセットできる効果を持つ罠カードです。

手札から発動できる数少ない罠カードの上であるものの、罠の発動に対して、そのままセットさせるといったその場しのぎの上に相手に罠カードのセットを許してしまうデメリットがあります。

このカードを使う利点としてはこのカードの発動後、相手が罠カードをターン終了時まで使えなくなります。

そこを利用して、使用ターン中に自身が勝利する布陣を作るなど方主な用途になるでしょう。

「透破抜き」

カウンター罠
(1):手札・墓地でモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。

手札誘発・墓地で発動するモンスター効果を無効にし除外できるカウンター罠カードです。

無効にできる範囲は狭いもののコストがないので、使いやすいカウンター罠となっております。

最近のテーマの大半は汎用手札誘発モンスターや墓地で発動するモンスターが存在するので、腐りにくいのも嬉しい所です。

「神の摂理」

神の摂理

カウンター罠
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

対応範囲の広さが大きな魅力ではありますが、対応するカードを手札コストに要求する点がネックです。

使われることが多いモンスター効果対策として使うだけなら「天罰」の下位互換となってしまうため、このカードをセットする際には、対応範囲の広さを活かせるように複数のカード種類を手札に用意しておくことが望ましいです。

「直通断線」

直通断線

カウンター罠
(1):このカードと同じ縦列でモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
セットされたこのカードを発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

同じ縦列で発動したカードであれば広い範囲でかつ、ノーコストで無効にして破壊できます。

魔法・罠カードに関してはカードの発動しか無効に出来ない都合上、永続魔法カードや永続罠カードなど、既に表側表示で存在するカードの効果使用には対応できない点は要注意です。

相手が利用するエクストラモンスターゾーンや、既に相手の伏せカードがある縦列にこのカードをセットしたりすることで、このカードを発動できる機会を増やしたり、他のカードでそれとなく相手のカードの位置を誘導できれば、使いやすさが上がります。

「大革命返し」

大革命返し

カウンター罠
(1):フィールドのカードを2枚以上破壊する
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。

フィールドのカードを2枚以上破壊するカードの発動と効果を無効にできるため、複数枚の破壊や全体破壊を無効できます。

お互いのフィールドを参照に計2枚以上破壊されるのであれば、このカードの発動条件は満たされるため、相手と自分のフィールドから1枚ずつカードを破壊する効果などの対策としても活用できます。

このカードで発動を無効にしたカードは除外されるため、破壊耐性を持つモンスターに対しても有効であり、後々の墓地利用を防げる点でも優秀です。

「ダイノルフィア・シェル」

ダイノルフィア・シェル

カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手バトルフェイズ開始時に、LPを半分払って発動できる。
自分フィールドに「ダイノルフィアトークン」(恐竜族・闇・星10・攻0/守3000)1体を特殊召喚する。
このターン、この効果で特殊召喚したトークンが自分フィールドに存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):自分のLPが2000以下で、自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。

タイミングの指定とライフコストはありますが、守備力3000のトークンを生成できるので、壁として利用できます。

発動ターンに限り相手の攻撃対象をトークンに限定させるため、トークンの守備力の高さも相まって、他の自分のモンスターを攻撃から守る上では十分役割を果たしてくれます。

また墓地で発動する効果では、条件を満たしている場合に自分への戦闘ダメージを0に出来るため、いざという時にダメージを回避する手段としても使えます。

「一撃離脱」

一撃離脱

カウンター罠
(1):自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
このターンのエンドフェイズになる。

バトルフェイズ終了時にエンドフェイズに移行する効果であり、実質的にメインフェイズ2をスキップする効果と言えます。

自分のメインフェイズ2をスキップする利点はほぼ無いありません。基本的には、相手のメインフェイズ2をスキップすることで戦術を崩すことになります。

メインフェイズ2にすることが多い魔法・罠カードのセットをさせないようにしたり、強力なリバース効果や攻撃反応型罠カードと組み合わせて相手が態勢を整えられなくしたりできます。

他にも「昇霊術師 ジョウゲン」や「結界像」モンスターなどのステータスが低い代わりに、強力なロック効果を持つモンスターとこのカードを組み合わせれば、戦闘破壊でロックを解除してから改めて展開するというような相手の目論見を外すことも可能です。

「ヒーローズルール2

ヒーローズルール2

カウンター罠
墓地のカードを対象とする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの
発動を無効にし破壊する。

蘇生効果やサルベージ効果の多くは、墓地のカードを対象として発動するため、それらに対してのカウンターができます。

墓地利用への対策としては、フリーチェーンで使える墓地除外効果などの方が利便性が高くなりがちです。

しかしこのカードは発動を無効にしたカードを破壊するため、展開の中継点として使われることも多いフィールドで発動する蘇生効果や、サルベージ効果を持ったモンスターに対して使えば、除去によってより強力な展開妨害として機能します。

「無償交換」

無償交換

カウンター罠
(1):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
相手はデッキから1枚ドローする。

「魔球の賄賂」のモンスター効果版と言えるカードであり、相手にドローさせるデメリットがある代わりに、ノーコストで使えるのが利点です。

コストが無いことからモンスター効果に対する他のカウンター罠カードと違い、自分の手札が無い状態やライフが少ない際でも使える一方、カード1枚当たりのカードパワーが高くなった昨今において決して小さいとは言えないデメリットでもあります。

相手にドローさせることがデメリットになり辛いデッキなどに採用すれば、より気軽に使えるようになるでしょう。

「龍皇の波動」

龍皇の波動

カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分の手札からモンスター1体を選んで除外し、
この効果で破壊し墓地へ送ったモンスターの効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。

相手フィールドで発動したモンスター効果の発動を無効にして破壊でき、その後自分の手札のモンスター1体を除外すれば、破壊したモンスターを効果を無効にして自分フィールドに蘇生できます。

前半の効果のみに注目した場合、他のモンスター効果に対するカウンター罠カードと比べると、コストもデメリットも無い代わりに対応範囲が狭めです。

手札誘発モンスターや墓地で発動するモンスター効果には無力なものの、それでもコストもデメリットも無いことを考えれば、十分強力なカウンター罠カードと言えます。

後半の効果では手札のモンスター1体を要求する代わりに破壊したモンスターを蘇生でき、効果の利用は出来ないものの打点や各種召喚方法の素材として使えます。

除外がメリットになるデッキであれば、後半の効果を優先的に使用することも考えられます。状況に応じて使うかどうかを判断できる点も優秀です。

まとめ!

カウンター罠カードは発動タイミングこそ、限られて来るものの、スペルスピード3と最も早いカードであり、デュエルの流れを変える力を持っています。

使い方によっては序盤で相手の中核となるカード止めたり、逆転の一手になったりと可能性を秘めています。

デッキの採用枠は使用してしまうものの、環境やデッキに合わせて採用するカードを選んでいただければと思います。

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