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2023年11月25日に発売のTERMINAL WORLD（ターミナル・ワールド）では、「氷結界」「ジェネクス」「インフェルノイド」「霊獣」の4テーマが新規カードで強化されることに加え、テーマの既存カードが多数再録や、新規イラストバージョンのカードも収録されます。
ターミナル・ワールドの収録内容からおすすめのカードとその理由を紹介していきます。
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ターミナル・ワールドの収録内容からおすすめのカード8選！
「氷結界の剣士 ゲオルギアス」
チューナー・効果モンスター
星６/水属性/鳥獣族/攻2000/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドに「氷結界」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分の手札・墓地からレベル５以下の「氷結界」モンスター１体を特殊召喚する。
(3)：自分フィールドに他の「氷結界」モンスターが存在する限り、
相手は墓地のモンスターの効果を発動できない。
上級モンスターではありますが、緩い条件で自己特殊召喚が出来る上にレベル5以下の「氷結界」モンスターを特殊召喚する効果もあるため、展開要員として非常に優秀です。
このカード自体も他の「氷結界」モンスターと並べることで、相手の墓地のモンスター効果発動を封じる効果があり、1の効果の条件を満たした「氷結界」モンスターあるいは2の効果で特殊召喚した「氷結界」モンスターもロック効果を持っていたなら、それらと合わせて相手の行動を制限できます。
更にはレベル6チューナーであることから高レベルのシンクロモンスターに繋げる際の素材としても重宝したりと、「氷結界」デッキの展開力を大きく上げてくれる新規カードと言えるのでおすすめです。
「氷結界の鏡魔師」
チューナー・効果モンスター
星２/水属性/水族/攻1000/守 400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドの他の効果モンスター１体をリリースして発動できる。
自分フィールドに「氷結界トークン」（水族・水・星１・攻／守０）を３体まで特殊召喚し、
その数だけこのカードのレベルを上げる。
このターン、自分は水属性ＳモンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(2)：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
「氷結界の鏡魔師」以外の自分のデッキ・除外状態の「氷結界」カード１枚を手札に加える。
「氷結界トークン」を3体まで生成して自身のレベルを上げる効果はシンクロ召喚に繋ぐ上で重宝し、「瑚之龍」や「深海姫プリマドーナ」を経由させることで更なるメリットを図ることも視野に入ります。
墓地へ送られた場合にはデッキ・除外状態の「氷結界」カードを引き込める効果も非常に優秀であり、1の効果を使う前であればリンク素材などに使って効果を使うこともでき、蘇生効果を持つ「氷結界の晶壁」をサーチすれば1の効果も含めて素早く展開をしていけます。
「氷結界」デッキの展開力と安定力を上げてくれる新規カードで、「氷結界」デッキを作りたいという人にはおすすめです。
「A・O・G リターンゼロ」
シンクロ・効果モンスター
星１０/闇属性/機械族/攻3100/守2950
闇属性チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
(1)：相手がモンスターの効果を発動した時、
属性がそのモンスターと同じとなるモンスター１体を自分の墓地から除外して発動できる
（このターン、このカード名のこの効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外できない）。
その発動を無効にし破壊する。
(2)：１ターンに１度、自分の墓地・除外状態の「ジェネクス」モンスターを６体まで対象として発動できる（同じ属性は１体まで）。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、その数まで魔法＆罠ゾーンのカードを破壊できる。
妨害効果は墓地のモンスターの属性が多いほど制圧力が上がり、属性のバラけている「ジェネクス」なら必然的に対応範囲を広げられます。
相手のデッキのモンスターの属性がバラけていればより高い制圧力を発揮してくれる切り札であり、2の効果では除外されている「ジェネクス」をデッキに戻すだけでなく魔法・罠カードの除去も行えます。
下記の「リペア・ジェネクス・コントローラー」の登場により展開力が大幅に上がった「ジェネクス」デッキでならシンクロ召喚も容易であり、その高い性能から優先的にシンクロ召喚する価値も十分にあるためおすすめの1枚です。
「リペア・ジェネクス・コントローラー」
リンク・効果モンスター
リンク１/闇属性/機械族/攻1200
【リンクマーカー：左】
レベル４以下の「ジェネクス」モンスター１体
自分は「リペア・ジェネクス・コントローラー」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
(1)：このカードがＬ召喚した場合に発動できる。
自分の墓地から「ジェネクス」モンスター１体を手札に加える。
(2)：「ジェネクス」モンスターがドロー以外の方法で自分の手札に加わった場合に発動できる（同一チェーン上では１度まで）。
「ジェネクス」モンスター１体の召喚を行う。
このターン、自分は「ジェネクス」チューナーをＳ素材としたＳ召喚でしかＥＸデッキからモンスターを特殊召喚できない。
素材指定の都合上「ジェネクス」デッキでなら簡単にリンク召喚ができ、リンク召喚成功時のサルベージ効果は2の効果のトリガーにもなるため実質的な蘇生のような利用法も可能です。
サーチ効果がループする関係にある「ジェネクス・パワー・プランナー」「レアル・ジェネクス・マグナ」「レアル・ジェネクス・クラッシャー」「レアル・ジェネクス・ターボ」の4体とこのカードの2の効果を組み合わせることで大量展開も行えます。
このカードの登場で「ジェネクス」デッキは大量展開も可能なシンクロテーマとなったため、「ジェネクス」デッキに興味があるという人は入手しておきたいカードです。
「インフェルノイド・イヴィル」
融合・効果モンスター
星１/炎属性/悪魔族/攻1100/守1100
「インフェルノイド」モンスター×２
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが融合召喚した場合、自分の墓地から「インフェルノイド」モンスター１体を除外して発動できる。
そのモンスターのレベルと同じ枚数だけ、デッキから「インフェルノイド」モンスターを墓地へ送る（同名カードは１枚まで）。
(2)：このカードが墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。
デッキから「煉獄」魔法・罠カード１枚を手札に加える。
融合召喚成功時の効果は、墓地に高レベルの「インフェルノイド」モンスターがいれば、大量墓地肥やしも可能であり、高レベルの「インフェルノイド」モンスターを融合素材や、高レベルの「インフェルノイド」モンスターを墓地に送った後で融合召喚するなどすれば、墓地の枚数がある程度確保されていることを条件に展開が可能な「インフェルノイド」デッキの強力な初動として機能してくれます。
サーチ効果はリンク素材などに使った場合はもちろん、「インフェルノイド」モンスターを特殊召喚するために除外した場合でも使えるため、サーチした「煉獄」魔法・罠カードで更なる動きにも繋げていけるため優秀です。
「簡易融合」で出せる点も有用なポイントであり、最序盤では特に墓地肥やし手段が無いと展開が難しいかった「インフェルノイド」デッキにとってかなり嬉しい新規カードです。
「インフェルノイド・フラッド」
リンク・効果モンスター
リンク４/炎属性/悪魔族/攻3000
【リンクマーカー：上/左下/下/右下】
「インフェルノイド」モンスターを含むモンスター２体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手がモンスターを特殊召喚する際に、
自分フィールドのモンスター１体をリリースして発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを除外する。
(2)：自分の墓地からカードが除外された場合に発動できる。
フィールドのカード１枚を除外する。
(3)：Ｌ召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
デッキから「インフェルノイド」モンスター１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
条件による特殊召喚を無効にして除外できるため、既存の「インフェルノイド・リリス」や「インフェルノイド・ネヘモス」とは違った妨害を行っていけます。
2の効果も「インフェルノイド」モンスターの特殊召喚で容易に条件を満たせる上に対象を取らない除外であるため除去性能も高いです。
リンクは4と高めですが、「賜炎の咎姫」などを経由させることで消費を抑えてリンク召喚することも出来るため、「インフェルノイド」デッキの新たな切り札としておすすめです。
「精霊獣使い レラ」
リンク・効果モンスター
リンク４/炎属性/悪魔族/攻3000
【リンクマーカー：上/左下/下/右下】
「インフェルノイド」モンスターを含むモンスター２体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手がモンスターを特殊召喚する際に、
自分フィールドのモンスター１体をリリースして発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを除外する。
(2)：自分の墓地からカードが除外された場合に発動できる。
フィールドのカード１枚を除外する。
(3)：Ｌ召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
デッキから「インフェルノイド」モンスター１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
「霊獣」モンスターの召喚を行う効果により「霊獣使い レラ」などの召喚成功時に効果を使えるモンスターに繋げられるだけでなく、1ターンに1度しか特殊召喚出来ない「霊獣」モンスターを特殊召喚せずに展開することで、その後の融合分離効果などで出していくためのサポートもできます。
また除外された場合の効果では「霊獣」モンスターのリクルートが出来るため、「聖霊獣騎」モンスターの素材として除外や「精霊獣 カンナホーク」でデッキから除外することでも展開に繋げられる点が優秀です。
「霊獣」デッキにとってかなり嬉しい効果を持った新規カードであり、イラストアドも高いのでおすすめです。
「聖霊獣騎 ノチウドラゴ」
融合・効果モンスター
星７/光属性/幻竜族/攻2400/守1900
「霊獣使い」モンスター＋「精霊獣」モンスター
自分のフィールド・墓地の上記のカードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
自分は「聖霊獣騎 ノチウドラゴ」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの他の「霊獣」モンスターを相手は効果の対象にできない。
(2)：自分・相手ターンに、このカードをＥＸデッキに戻し、
自分の除外状態の「霊獣」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない。
新たな「聖霊獣騎」モンスターであり、その大きな特長は墓地リソースのみでも出せることです。
フィールドのモンスターを減らすことなく出せば「聖霊獣騎 ガイアペライオ」を正規の方法で出すためにも役立ちますし、「精霊獣 ラムペンタ」などで墓地肥やしした「霊獣」モンスターを除外して出せば融合分離効果で出すモンスターの確保をしたりとその用途は様々です。
他にも対象耐性の付与や帰還効果も持っているため、「霊獣」デッキの戦術の幅を大きく広げてくれる点でもおすすめのカードです。
まとめ！
TERMINAL WORLD（ターミナル・ワールド）では「インフェルノイド」「霊獣」「氷結界」「ジェネクス」の４テーマに新規カードが加わり、大幅強化されました。
今回紹介したカードは４テーマを組むのであれば、是非複数枚採用したいカードばかりです。
ターミナル・ワールドでは今回紹介したカード以外にも再録カードも多く、「インフェルノイド」「霊獣」「氷結界」「ジェネクス」が組みやすくなっています。
複数テーマの強化や新規構築を考えているのであれば、BOX購入。１〜２テーマだけ組む予定や新規カードだけが欲しいのであればシングル購入で集めるなど、自分に合った方法で収録カードを集めると良いでしょう。
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