「天気」テーマと相性の良いカード13選を紹介!【遊戯王OCG】【マスターデュエル】

「天気」はモンスターが天使族で統一されたテーマであり、

  • 「天気」モンスターに自身を除外することで発動できる効果を付与する「天気模様」カード
  • 「天気」カードの効果を使うためのコストとして除外された自身を帰還させる効果を持つ「天気」モンスター

を活用することで、相手の除去や攻撃を躱しながら戦っていく動きを得意としています。

「天気」テーマと相性の良いカードについて紹介していきたいと思います。

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「天気」テーマと相性の良いカード13選!

「マジシャンズ・ソウルズ」&「イリュージョン・オブ・カオス」

マジシャンズ・ソウルズ

マジシャンズ・ソウルズ
効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、
デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードを特殊召喚する。
●このカードを墓地へ送る。
その後、「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を自分の墓地から特殊召喚できる。
(2):自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。
墓地へ送った数だけ自分はドローする。

イリュージョン・オブ・カオス
儀式・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2100/守2500
「カオス・フォーム」により降臨
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
儀式モンスターを除く、「ブラック・マジシャン」またはそのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
フィールドのこのカードを手札に戻し、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚し、
その発動した効果を無効にする。

「マジシャンズ・ソウルズ」は自分の手札・フィールドの魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送ってその数だけドローする効果を持っているため、重複したりと不要になった「天気模様」カードをドローに変換することができます。

また自分フィールドに「曇天気スレット」が存在する状態でならこのカードのコストで墓地へ送った「天気模様」カードを再び自分フィールドに戻せるため、ノーコストで2枚ドローできます。「強欲な壺」と同等のハンドアドバンテージを稼ぐことも狙えるため優秀です。

「イリュージョン・オブ・カオス」「マジシャンズ・ソウルズ」のサーチ手段となれるだけでなく、「マジシャンズ・ソウルズ」を自己特殊召喚するためのコストとしても利用できるので、セットでの採用が基本となります。

「守護天霊ロガエス」

守護天霊ロガエス

効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2400/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの天使族モンスターの効果が発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手フィールドの表側表示カード1枚と自分フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手のカードを除外し、その自分のモンスターを守備表示にする。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは戦闘では破壊されない。

「天気」モンスターは天使族で統一されているためこのカードの自己特殊召喚は容易であり、打点や各種召喚方法の素材としても使えます。

除外効果も持っているため除去手段としても利用でき、守備表示にする自分モンスターには低攻撃力の「天気」モンスターやその後にリンク素材にするモンスター等を選ぶことで打点をそこまで下げずに利用できます。

またこのカードは自己特殊召喚が難しくないレベル7非チューナーなので、「灰流うらら」などの汎用性の高いチューナーと合わせれば「フルール・ド・バロネス」などのシンクロ召喚も視野に入るようになるでしょう。

「壊獣」モンスター

怒炎壊獣ドゴラン

怒炎壊獣ドゴラン
効果モンスター
星8/炎属性/恐竜族/攻3000/守1200
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、
手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(4):1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる
(この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない)。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

相手フィールドのモンスター1体をリリースすることで、相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる特性を持ちます。

「天気」デッキでの主な除去手段は「雷の天気模様」であり、それ故に「雷の天気模様」で付与したバウンス効果が効かないモンスター効果に耐性があるモンスターや、「雷の天気模様」を除去してくる可能性があるフリーチェーンの除去効果を持ったモンスターなどを苦手としています。

「壊獣」モンスターであれば、相手の厄介な効果や耐性を持ったモンスターを除去することが出来るため相性が良いです。

また相手フィールドに特殊召喚した「壊獣」モンスターを「雷の天気模様」で付与した効果でバウンスすれば、1体の「壊獣」モンスターを繰り返し利用することも可能です。

「原始生命態ニビル」

原始生命態ニビル

効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚した自分・相手ターンのメインフェイズに発動できる。
自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。

汎用カードとして大会環境でも使われており、相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズにお互いのフィールドのモンスターを全てリリースして自己特殊召喚し、相手フィールドにトークンを生成する効果を持ちます。

優秀な新規カードの登場によって安定力と展開力が向上した「天気」デッキですが、自身を除外して効果を使う特性もあり、基本的には長期戦を得意としているデッキです。

そのため1ターンでモンスターを大量展開し、物量で攻めてくるようなデッキを苦手としています。

そこで相手の展開したモンスターを不意打ちで一掃できる「原始生命態ニビル」が役に立ち、生成したトークンは「雷の天気模様」で付与した効果でバウンスすれば有利な状況を作りやすくなります。

「アクセスコード・トーカー」

アクセスコード・トーカー

リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。
(1):このカードがL召喚した場合、そのL素材としたLモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。
(2):自分のフィールド・墓地からLモンスター1体を除外して発動できる。
相手フィールドのカード1枚を破壊する。
このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外できない。

汎用リンク4モンスターとして有名であり、チェーンを組ませない除去効果と自己強化効果は文句なしに強力です。

「月天気アルシエル」「天気予報」の登場により「天気」デッキの展開力と安定力が向上し、リンク召喚の難易度が大きく下がりました。

手札に「天気予報」+「天気」下級モンスターの2枚があれば、「月天気アルシエル」を経由させることでリンク4「アクセスコード・トーカー」に繋げることも可能です。

消費は増えるものの、手札次第ではリンク5「ヴァレルエンド・ドラゴン」のリンク召喚も視野に入るでしょう。

強力な高リンクモンスターに繋げやすくなったことは良いことではありますが、「天気」デッキの特性から消耗が大きい戦い方は、その後の自分の首を絞めかねない点には注意が必要です。

「ピリ・レイスの地図」

ピリ・レイスの地図

通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
デッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加え、自分のLPを半分にする。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで、
自分はこの効果で手札に加えたモンスターまたはその同名カードの召喚に成功しない限り、
そのモンスター及びその同名カードの効果を発動できない。

攻撃力0のモンスターをサーチする代わりに、自分のライフを半分にする通常魔法カードです。

「天気」魔法・罠カード1枚をデッキから魔法&罠ゾーンに置ける「雪天気シエル」は「天気」デッキにとって起点となるキーカードなので、安定して「雪天気シエル」を引き込むためならライフ半分は払う価値が十分にあります。

「金満で謙虚な壺」

金満で謙虚な壺

通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。
(1):自分のEXデッキのカード3枚または6枚を裏側表示で除外して発動できる。
除外した数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、
その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

エクストラデッキのカードを6枚まで裏側表示で除外し、除外した枚数だけデッキトップのカードをめくってその中から1枚を手札に加えられます。

「天気」テーマには既にリンクモンスター1種いる上に新規カードで増えましたが、エクストラデッキに頼らずともデッキを回すことが出来るため、相性が良いです。

エクストラデッキの使わないモンスターをこのカードで除外し、「雪天気シエル」「天気予報」を素早く引き込むために活用していけるでしょう。

似た用途としては「強欲で金満な壺」もありますが、こちらは除外するカードを自分で選べるため「天気」リンクモンスターを除外せずに済みます。

除去手段が足りないと思ったのであれば同じくエクストラデッキのカードをコストに出来る「百万喰らいのグラットン」を採用するのも有りでしょう。

「熱き決闘者たち」

熱き決闘者たち

永続魔法
(1):自分のモンスターの攻撃宣言時に、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
その攻撃を無効にし、対象のカードを破壊する。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いに1ターンに1枚しか魔法・罠カードを手札からセットできず、
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターはそのターンには攻撃できない。
(3):自分ドローフェイズのドロー前に発動できる。
このターン通常のドローを行う代わりに、自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。

相手フィールドの魔法・罠カードを除去する手段としては「雨の天気模様」もありますが、あちらがバウンスなのに対してこちらは破壊であるため、手札に戻させたくない魔法・罠カードを除去する場合や自分フィールドに「天気」モンスターを残したまま魔法・罠カードを除去したい場合にこのカードの1の効果を利用できます。

「天気」デッキは「天気予報」「雪天気シエル」などによって「天気模様」カードをデッキから表側表示で置くことが出来る上にエクストラデッキをほとんど利用しません。

このカードの2の効果で自分が受ける影響はほとんど無く、むしろ相手のセットしたカードをエンドフェイズに「雨の天気模様」でバウンスして実質的に罠カードの利用の完封や、手の攻撃を制限することで防御手段としても利用できるため好相性です。

「天気」はその特性上3のサルベージ効果を利用する機会は多くないでしょうが、「天気」リンクモンスターを回収・再利用を図ったりも出来るのであって困ることはないでしょう。

「次元の裂け目」

次元の裂け目

永続魔法
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いの墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。

「天気」デッキではモンスターがフィールドと除外ゾーンを行き来する動きがメインとなるため、墓地へ送られるモンスターを除外するこのカードの影響をほとんど受けずに済みます。

このカードを早い段階で発動出来れば墓地で発動できる効果を持つモンスターや蘇生・サルベージといった相手の墓地利用を防ぐことができ、昨今では墓地利用を活用するデッキは珍しくないためデュエルを有利に進めやすくなります。

似た用途のできるカードとしてはより範囲の広い「マクロコスモス」もありますが、魔法・罠カードも除外されてしまうと「曇天気スレット」効果を使ってディスアドバンテージの補填をする動きが出来なくなる点に注意が必要です。

「禁じられた一滴」

禁じられた一滴

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと
元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。

手札・フィールドのカードをコストにし、その数だけ相手フィールドのモンスターの攻撃力半減&効果無効化が出来る速攻魔法カードです。

「曇天気スレット」が存在する状態でこのカードのコストに「天気模様」カードを選べば、消費を減らすどころかフィールドの「天気模様」カードを増やすことも可能です。

対象を取らない効果無効化によって相手の行動妨害や切り返しの補助が出来るのはもちろん、打点がそこまで高くない「天気」にとっては攻撃力半減による戦闘サポートが出来るのも有難いポイントです。

「魔封じの芳香」

魔封じの芳香

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、
セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。

お互いのプレイヤーは魔法カードをセットしてからでなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て、次の自分のターンが来るまで発動できなくする永続罠カードです。

「天気」デッキで扱う「天気模様」カードを魔法&罠ゾーンに置く行為は発動には含まれないため、相手の魔法カードの発動を遅れさせることができます。

相手がセットした魔法カードを「雨の天気模様」で付与した効果でバウンスすれば、実質的に相手の魔法カードの発動を封じられます。

「天気予報」はフィールド魔法カードである故に「天気」モンスターのサポートを受けられずこのカードの影響も受けてしまうため、「天気予報」を発動してからこのカードを使うのが望ましいです。

「スキルドレイン」

スキルドレイン

永続罠(制限カード)
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。

フィールドのモンスターの効果を無効化する永続罠カードであり、「天気模様」カードで付与された「天気」モンスターの効果は自身をコストで除外することから、効果処理時にはフィールドにいないため、このカードの影響を受けずに効果を使用できるという利点があります。

フィールドで効果が適用されている必要がある「虹天気アルシエル」「極天気ランブラ」とは相性が悪いですが、「雷天気ターメル」効果を使うためのコストにこのカードを選べば能動的に処理ができるため、このカードでロックを行うか「虹天気アルシエル」などで妨害を狙うかを状況に応じて切り替えることも可能でしょう。

「群雄割拠」

群雄割拠

永続罠(制限カード)
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。

お互いのフィールドに存在できるモンスターをそれぞれ1種族ずつに制限する永続罠カードであり、「天気」モンスターは天使族で統一されているため影響を受けません。

種族統一デッキには全く刺さりませんが、最近では種族のバラけたテーマや出張セットに汎用カードなどの存在から、複数の種族のモンスターを採用しているデッキも多いためロックが有効に働く機会は多いです。

相手の展開を防げれば、その分「天気」カードでの妨害や切り返しもしやすくなるため、デュエルを有利に進めていけるでしょう。

まとめ!

「天気」は「次元の裂け目」「スキルドレイン」と相性が良く、長期戦向きのテーマなので、中堅レベルのパワーを持ちます。

永続魔法と永続罠カードを多く使用するテーマのため、それらを守ることが出来るカードも採用候補です。

環境によって採用するカードや構築を柔軟に変えることができるものの、トリッキーな効果を持つカードが多いため、構築難易度は少し高めです。しかしイラストアドも高く、使っていて面白いテーマです。

「天気」テーマを組む際は、今回紹介したカードの採用を検討してみてください。

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