2019年10月1日から適用される新リミットレギュレーションにてそれまで禁止カードであった「ドラゴニックD」が制限カードに緩和されます。
そこで今回は「ドラゴニックD」が緩和されたことで実質的な強化となった「真竜」デッキレシピなどを紹介していきます。
「ドラゴニックD」が緩和!!「真竜」デッキレシピの紹介!
モンスターカード
「真竜戦士イグニスH」×3
「真竜導士マジェスティM」×3
「真竜拳士ダイナマイトK」×3
魔法カード
「ドラゴニックD」×1
「真竜の継承」×3
「真竜凰の使徒」×3
「命削りの宝札」×3
「強欲で謙虚な壺」×3
「強欲で金満な壺」×2
罠カード
「真竜の黙示録」×3
「真竜皇の復活」×3
「幽麗なる幻滝」×3
「大捕り物」×1
「無限泡影」×2
「スキルドレイン」×1
「神の宣告」×2
「王宮の勅命」×1
エクストラデッキ
「強欲で金満な壺」コスト用×12
2019年10月からの「真竜」デッキの回し方は?
まずはテーマの特徴を簡単におさらいしていきます。
「真竜」は一部を除いて幻竜族で統一されており、「真竜皇(凰)」以外の「真竜」モンスターは基本的に『このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合にモンスターの代わりに永続魔法・永続罠カードをリリースできる』という効果外テキストを持っております。
これにより上級モンスターであるのにリリース素材のモンスターを特殊召喚するといった工程が必要なくなり、永続魔法もしくは永続罠カードを発動するだけでリリース素材の確保となり得ます。
更に今回デッキレシピの方で採用している3種類の「真竜」モンスターは1ターンに1度アドバンス召喚した自身が存在し相手がカード効果を発動した時にそれぞれ対応した「真竜」カードをサーチもしくは自分フィールドに発動することが出来ます。
これによりアドバンテージの獲得に繋がりますし、「真竜」永続罠カードの効果は当然相手ターンでも使用可能なので相手への牽制としても十分機能します。
「真竜」永続魔法・永続罠カードには魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に除去効果を発動できるという共通点もあり、特に「真竜」永続罠カードにに関しては相手ターン中に「真竜」モンスターをアドバンス召喚する効果も付いているので手札に永続罠カードをリリースしてアドバンス召喚できる「真竜」モンスターがいれば実質的にフリーチェーンの除去カードとしても扱えます。
今回紹介したデッキレシピは正確に言えば、アドバンス召喚軸の「真竜」メタビートデッキになっています。
デッキの回し方ですが、基本的には自分のデッキを回しつつ相手への妨害をしていくことになります。
まずはアドバンテージの獲得や相手の妨害を行うためのキーカードをサーチカードやドローソースで積極的に手札に引き込みます。
「命削りの宝札」は自分のターンに特殊召喚を行わず尚且つエンドフェイズに墓地へ送られるとしても魔法・罠カードであればセットしておいたり、「真竜」モンスターが墓地に送られても「真竜皇の復活」で蘇生できるので使いやすいです。
同じく特殊召喚を行わないという都合から「強欲で謙虚な壺」は手札交換として使えますし、エクストラデッキを使わないため「強欲で金満な壺」を採用しましたが、その後カード効果でドローできなくなる効果が気になる人は欲しいカードが除外されるリスクを覚悟して「強欲で貪欲な壺」を代わりに使うのも良いでしょう。「幽麗なる幻滝」や今回規制が緩和された「ドラゴニックD」を使ってサーチも行っていきます。
準備が整ったら相手の妨害を行っていきデュエルの流れを掴みます。
各種妨害が出来る永続罠カードやカウンター罠カードを使って相手のコンボや戦術を崩すまたはロックしていきます。
前述もしましたが自分フィールドに「真竜」永続罠カードと手札に「真竜」モンスターが1枚ずつあるだけで、相手としてはフリーチェーンの除去&攻撃力2000越えのモンスターのアドバンス召喚を覚悟しなくてはならなくなります。
更に言うなら「真竜の黙示録」と「真竜皇の復活」の2枚を並べられれば毎ターン相手モンスター全ての攻守を半減(エンドフェイズまでではない)が出来たりと、相手からすれば他の妨害カードで可能な戦術も限られてくる上に打点による突破も困難という厳しい状況になります。
今回の「ドラゴニックD」緩和について!まとめ!
「ドラゴニックD」は「真竜」モンスターの全体強化&アドバンス召喚した「真竜」モンスターへの戦闘耐性付与&自分の手札・フィールドのカード1枚を破壊して「真竜」カード1枚のサーチという3つの効果を持っており、「真竜」デッキには至れり尽くせりなフィールド魔法カードです。
特にサーチ効果は「真竜」カードなら種類を問わずサーチ出来る上に自分の手札・フィールドのカードを破壊できるため「真竜皇(凰)」を主軸としたデッキとも非常に相性が良いです。
今回は大会環境でも結果を残している「命削り真竜」とも呼ばれるタイプのデッキを紹介しましたが、「真竜」を採用したデッキは他にも色々ありその全てにとって「ドラゴニックD」の緩和は強化に繋がるかと思います。