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「征竜」とは、自身と同じ属性またはドラゴン族モンスターを活用するのが特徴のテーマです。
かつて大会環境を席巻したことから厳しい規制を受けていた「征竜」ですが、2024年4月1日からは適用される規制改定によりとうとう最上級「征竜」モンスター全種が利用可能となります。
ついに「征竜」が禁止カードから解放されたことを記念し、「征竜」デッキレシピやその回し方などについて紹介していきます。
「征竜」デッキレシピ2024の紹介!
モンスターカード
「炎征竜-バーナー」×3
「風征竜-ライトニング」×3
「水征竜-ストリーム」×3
「地征竜-リアクタン」×3
「焔征竜-ブラスター」×1
「嵐征竜-テンペスト」×1
「瀑征竜-タイダル」×1
「巌征竜-レドックス」×1
「レッドローズ・ドラゴン」×3
「ロクスローズ・ドラゴン」×2
「深淵の獣ドルイドヴルム」×1
「深淵の獣マグナムート」×1
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×3
魔法カード
「超再生能力」×3
「竜の渓谷」×1
「薫り貴き薔薇の芽吹き」×1
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×1
罠カード
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
「サイバース・ディセーブルム」×1
「深淵の神獣ディス・パテル」×1
「フルール・ド・バロネス」×1
「相剣大公-承影」×1
「No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク」×1
「メレオロジック・アグリゲーター」×1
「リンク・スパイダー」×2
「天球の聖刻印」×1
「ドラグニティナイト-ロムルス」×1
「I:Pマスカレーナ」×1
「S:Pリトルナイト」×1
「セキュリティ・ドラゴン」×1
「デコード・トーカー・ヒートソウル」×1
「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト」×1
「征竜」デッキの回し方!
デッキのコンセプトとしては、「征竜」モンスターの展開力を利用することでシンクロ・エクシーズ・リンク召喚に繋ぎビートダウンで勝利を目指すというものです。
今回紹介したデッキレシピではあくまでも「征竜」をメインとしたガチ構築にしましたが、「ヴァレット」などの別のドラゴン族テーマと組み合わせることで戦術の幅を広げたり、「クシャトリラ」などと合わせてランク7エクシーズに繋げやすくしたりするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずは最上級「征竜」モンスターにアクセスしていきます。
規制緩和により最上級「征竜」モンスター全種が使用可能になったとはいえ、いずれも制限カードであるので採用できるのは4枚が限度です。
そのため最上級「征竜」モンスターのリクルートが出来る下級「征竜」モンスターを駆使するのが基本となります。
下級「征竜」モンスターは手札消費こそ激しいものの、最上級「征竜」モンスターを簡単に呼び出すことができます。
コストにした自身とドラゴン族モンスターは最上級「征竜」モンスターの自己蘇生のためのコストにも利用していけるため無駄なく展開に繋ぐことが可能です。
コストの都合上下級「征竜」モンスターを駆使する場合どうしても手札消費が激しくなるのですが、「超再生能力」を発動しておけば、エンドフェイズのドローによって下級「征竜」モンスターの消費をカバーできるため積極的に狙っていきたいコンボとなっています。
次に展開した最上級「征竜」モンスターを利用して各種召喚方法に繋いでいきます。
最上級「征竜」モンスターを並べられればランク7エクシーズやリンクモンスターを出せます。
ランク7エクシーズである「No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク」はデメリットこそあるものの大量展開が可能です。
生成した「バトル・イーグル・トークン」を利用して様々なリンクモンスターに繋ぐことが狙える点で優秀です。
今回紹介したデッキレシピではドラゴン族モンスターでありレベル3チューナーでもある「レッドローズ・ドラゴン」と「ロクスローズ・ドラゴン」を採用しているので、最上級「征竜」モンスターと合わせればレベル10シンクロにも繋げられます。
中でも「深淵の神獣ディス・パテル」は光・闇属性モンスターを帰還する効果もあるため、最上級「征竜」モンスターを自己特殊召喚させるために除外した闇属性の「レッドローズ・ドラゴン」や「ロクスローズ・ドラゴン」などを帰還して再利用することが狙えるため相性が良いです。
展開次第では制圧力のある盤面を作ったり、除去効果や高打点のモンスターを並べて総攻撃を仕掛けたりといったことも出来るため、手札消費や墓地リソースに注意しながら戦うことでデュエルを有利に進めていけるでしょう。
「征竜」デッキの展開例!
具体的な展開例を1つ紹介します。
先攻1ターン目を前提とし、手札に「レッドローズ・ドラゴン」+「征竜」下級モンスター(今回は「炎征竜-バーナー」と仮定します)+ドラゴン族モンスターの計3枚がある場合に出来るコンボです。
「レッドローズ・ドラゴン」を通常召喚→
手札の「炎征竜-バーナー」効果で自身とドラゴン族モンスターを捨てることで「焔征竜-ブラスター」をリクルート→
「レッドローズ・ドラゴン」と「焔征竜-ブラスター」を素材に「フルール・ド・バロネス」をシンクロ召喚→
墓地へ送られた「レッドローズ・ドラゴン」効果で「ロクスローズ・ドラゴン」をリクルート→
「ロクスローズ・ドラゴン」特殊召喚成功時の効果で「薫り貴き薔薇の芽吹き」をサーチ→
墓地の「焔征竜-ブラスター」効果で墓地から「炎征竜-バーナー」と「レッドローズ・ドラゴン」を除外することで自己蘇生→
「ロクスローズ・ドラゴン」と「焔征竜-ブラスター」を素材に「深淵の神獣ディス・パテル」をシンクロ召喚→
「深淵の神獣ディス・パテル」効果で「レッドローズ・ドラゴン」を帰還→
「薫り貴き薔薇の芽吹き」を発動して「ロクスローズ・ドラゴン」を蘇生→
「レッドローズ・ドラゴン」と「ロクスローズ・ドラゴン」を素材に「天球の聖刻印」をリンク召喚します。
結果的に「天球の聖刻印」+「フルール・ド・バロネス」+「深淵の神獣ディス・パテル」を並べられました。
次の相手ターン、「天球の聖刻印」の
- フリーチェーンバウンス
- 「フルール・ド・バロネス」での万能1妨害
- 「深淵の神獣ディス・パテル」で相手のモンスター効果の発動をトリガーにした除去
によって相手の行動を妨害できます。
「天球の聖刻印」のバウンス効果を使った場合、リリースされた場合の効果で手札・デッキからドラゴン族モンスター1体を特殊召喚出来るため、「深淵の獣マグナムート」をリクルートして、ちらのサーチ効果でハンドアドバンテージを稼いだり、次のターンに利用したい最上級「征竜」モンスターをリクルートしたりするのも有りです。
上記のコンボでは妨害を構えつつ次の自分のターンの動きに備えるためにも「天球の聖刻印」をリンク召喚しましたが、盤面の妨害数をより増やしたいのであれば「I:Pマスカレーナ」を出しておくことで効果使用後の「フルール・ド・バロネス」などを素材に含めて「S:Pリトルナイト」をリンク召喚できるようにしておくというのも視野に入ります。
残りの手札次第ではリンク召喚するのを「天球の聖刻印」ではなく「ドラグニティナイト-ロムルス」にすることで「竜の渓谷」を引き込み、墓地肥やしをすれば更なる展開に繋ぐことも可能でしょう。
まとめ!
今回紹介した構築は「征竜」をメインとしたガチ構築でしたが、他のドラゴン族テーマとの組み合わせも十分強力です。
またエクストラデッキの枠も比較的自由度が高いので、環境や好みに合わせて採用するカードを変えてみるのも良いでしょう。
「征竜」は中級者〜上級者向けではあるものの、構築の自由度が高いテーマです。
「征竜」モンスター全ての制限復帰を機に構築を考えている方は、是非今回の構築を参考にいただければ幸いです。