「星杯」デッキレシピ2024の回し方・展開例!9月環境対応ガチ構築!

2024年1月から適用された新リミットレギュレーションにて禁止カードであった「星杯の神子イヴ」が制限復帰しました。

「星杯の神子イヴ」の制限復帰したことで、力を取り戻した「星杯」デッキレシピやその回し方について紹介していきます。

「星杯」デッキレシピ2024!

モンスターカード

「星杯を戴く巫女」×2

「星杯に選ばれし者」×2

「星杯に誘われし者」×2

「星杯の守護竜」×2

「星杯の妖精リース」×2

「星遺物-『星杯』」×3

「ドラコネット」×3

「灰流うらら」×3

「増殖するG」×3

魔法カード

「星遺物を継ぐもの」×2

「星遺物の守護竜」×1

「予想GUY」×2

「緊急テレポート」×1

「サイバネット・マイニング」×3

「ピリ・レイスの地図」×2

「墓穴の指名者」×2

「抹殺の指名者」×1

罠カード

「星遺物に響く残叫」×1

「無限泡影」×3

エクストラデッキ

「星杯の神子イヴ」×1

「星杯竜イムドゥーク」×2

「転生炎獣アルミラージ」×1

「グラビティ・コントローラー」×1

「星杯神楽イヴ」×1

「星杯剣士アウラム」×1

「星鍵士リイヴ」×1

「I:Pマスカレーナ」×1

「S:Pリトルナイト」×1

「星杯戦士ニンギルス」×1

「トロイメア・ユニコーン」×1

「双穹の騎士アストラム」×1

「トロイメア・グリフォン」×1

「アクセスコード・トーカー」×1

「星杯」デッキの回し方!

デッキのコンセプトとしては、展開した「星杯」モンスターを使って強力なリンクモンスターを並べることでビートダウンで勝利を目指すというものです。

今回紹介したデッキレシピではあくまでも「星杯」カードをメインとしていますが、効果使用後フィールドに残ったままの「星遺物の守護竜」をコストとして有効活用や、「原罪宝-スネークアイ」で「星杯」と相性の良い「守護竜プロミネンス」をリクルートしたり出来ることから「罪宝」関連カードと混合構築にするのも有りでしょう。

デッキの回し方ですが、まずは「星杯」モンスターを展開していきます。

星遺物-『星杯』
効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合、
このカードをリリースして発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
(2):通常召喚した表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「星遺物-『星杯』」以外の「星杯」モンスター2体を特殊召喚する。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

「星杯」デッキにおける展開の鍵となるのが「星遺物-『星杯』」であり、通常召喚したこのカードが墓地へ送られることで「星杯」モンスター2体のリクルートが出来るため、通常召喚した「星遺物-『星杯』」1体を素材に「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚すればそれだけでモンスターを計3体並べられるためその後のリンク召喚の展開にも繋げていけます。

ピリ・レイスの地図
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
デッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加え、自分のLPを半分にする。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで、
自分はこの効果で手札に加えたモンスターまたはその同名カードの召喚に成功しない限り、
そのモンスター及びその同名カードの効果を発動できない。

キーカードである「星遺物-『星杯』」を引き込む手段としては、「星遺物-『星杯』」自体のフル投入はもちろんのこと、シンクロ召喚成功時に「星遺物」カードをサーチできる「星杯の神子イヴ」や攻撃力0のモンスターをサーチできる「ピリ・レイスの地図」(「星遺物-『星杯』」は通常召喚して利用するため制約は気にならない)が有力です。

星杯の妖精リース
効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 100/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星杯」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

「星杯」モンスターをサーチできる「星杯の妖精リース」も利用していけますが、「星杯の妖精リース」に通常召喚権を使う場合は「予想GUY」などの召喚権を使わずに「星杯」通常モンスターを用する手段との併用が必要になります。

予想GUY
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。

次に上級モンスターである「星遺物-『星杯』」をどうやって通常召喚するかについてですが、「予想GUY」などで召喚権を使わずにリリース先となるモンスターを用意する、あるいは「星杯」モンスター専用で召喚権を追加できる「星杯竜イムドゥーク」を利用することでアドバンス召喚を行っていくというのが基本になります。

星杯の神子イヴ
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/水属性/魔法使い族/攻1800/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「星杯」通常モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
(2):S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「星杯の神子イヴ」以外の「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。

中でも今回制限復帰した「星杯の神子イヴ」は後述する運用法のようにすれば、「星遺物-『星杯』」が手札に無く「星杯の神子イヴ」をシンクロ召喚するために通常召喚権を使用した場合でも問題なく「星遺物-『星杯』」のアドバンス召喚へ繋げられるため非常に優秀です。

次に「星遺物-『星杯』」などで展開した「星杯」モンスターを使ってリンク召喚を行っていきます。

「星杯」リンクモンスターは墓地へ送られた場合に手札から「星杯」モンスターを特殊召喚出来る効果を共通で持つため更なる展開の中継点としても利用できます。

星鍵士リイヴ
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/サイバース族/攻2000
【リンクマーカー:左/左下】
モンスター2体
このカードは自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合のみリンク召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「星遺物」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
このターン、自分の墓地に「星遺物」モンスターが存在しない場合には、そのカードは発動できない。
(2):リンク召喚したこのカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。

デッキから「星遺物」魔法・罠カードをセットできる「星鍵士リイヴ」も制圧力を上げるなど、更なる展開をする上で有用です。

星杯戦士ニンギルス
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/戦士族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右】
リンクモンスター2体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動する。
このカードのリンク先の「星杯」モンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ選んで墓地へ送る。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。

リンク召喚をしつつモンスターを展開することで制圧力のある盤面を作ったり、「星杯戦士ニンギルス」「双穹の騎士アストラム」などといったエースや切り札級のモンスターで切り返したりすることで勝利を目指せるでしょう。

「星杯」デッキの展開例!

ドラコネット
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

先攻1ターン目を前提とし、手札に「ドラコネット」がある場合に出来るコンボです。

「ドラコネット」を通常召喚→

「ドラコネット」召喚成功時効果で「星杯を戴く巫女」をリクルート→

「星杯を戴く巫女」(チューナー扱い)「ドラコネット」を素材に「星杯の神子イヴ」をシンクロ召喚→

「星杯の神子イヴ」シンクロ召喚成功時効果で「星遺物-『星杯』」をサーチ→

グラビティ・コントローラー
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/サイキック族/攻1000
【リンクマーカー:左下】
Lモンスター以外のEXモンスターゾーンのモンスター1体
このカードはL召喚されたターンにはL素材にできない。
(1):EXモンスターゾーンのこのカードはメインモンスターゾーンのモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):このカードがEXモンスターゾーンの相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターとこのカードをデッキに戻す。

「星杯の神子イヴ」を素材に「グラビティ・コントローラー」をリンク召喚→

墓地へ送られた「星杯の神子イヴ」効果で「星杯」通常モンスターをリクルート→

星杯竜イムドゥーク
リンク・効果モンスター
リンク1/風属性/ドラゴン族/攻 800
【リンクマーカー:上】
トークン以外の通常モンスター1体
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「星杯」モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードがこのカードのリンク先の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「星杯」モンスター1体を特殊召喚する。

「星杯」通常モンスターを素材に「星杯竜イムドゥーク」をリンク召喚→

「星杯竜イムドゥーク」効果で追加している召喚権で「グラビティ・コントローラー」をリリースして「星遺物-『星杯』」をアドバンス召喚→

転生炎獣アルミラージ
リンク・効果モンスター
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 0
【リンクマーカー:右下】
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、このカードをリリースし、
自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

「星遺物-『星杯』」を素材に「転生炎獣アルミラージ」を左のエクストラモンスターゾーンにリンク召喚→

星杯の守護竜
効果モンスター
星1/風属性/ドラゴン族/攻 400/守 400
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

墓地へ送られた「星遺物-『星杯』」効果で「星杯の守護竜」「星杯の妖精リース」をリクルート→「星杯の妖精リース」特殊召喚成功時効果で「星杯の守護竜」(2体目)をサーチ→

「星杯の守護竜」「星杯の妖精リース」を素材に「S:Pリトルナイト」をリンク召喚→

S:Pリトルナイト
リンク・効果モンスター(制限カード)
リンク2/闇属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左/右】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合・S・X・Lモンスターのいずれかを素材としてL召喚した場合、
自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
このターン、自分のモンスターは直接攻撃できない。
(2):相手の効果が発動した時、
自分フィールドのモンスターを含むフィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体をエンドフェイズまで除外する。

「転生炎獣アルミラージ」「星杯竜イムドゥーク」を素材に「星鍵士リイヴ」「S:Pリトルナイト」の右リンク先にリンク召喚→

墓地へ送られた「星杯竜イムドゥーク」効果で手札の「星杯の守護竜」(2体目)を特殊召喚(「S:Pリトルナイト」のリンク先以外の場所に出すこと)→

星遺物に響く残叫
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに相互リンク状態のモンスターが存在し、
相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

「星鍵士リイヴ」効果でデッキから「星遺物に響く残叫」をセット→

墓地の「星杯の守護竜」効果で自身を除外することで「星杯を戴く巫女」「S:Pリトルナイト」の左のリンク先に蘇生→

「星杯の守護竜」(2体目)「星杯を戴く巫女」を素材に「I:Pマスカレーナ」をリンク召喚します。

結果的に「I:Pマスカレーナ」+「S:Pリトルナイト」+「星鍵士リイヴ」を並べられ、セットした「星遺物に響く残叫」を用意できました。

次の相手ターン、「S:Pリトルナイト」「星鍵士リイヴ」は相互リンク状態であるため「星遺物に響く残叫」でモンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にして破壊でき、「I:Pマスカレーナ」効果で自身と「星鍵士リイヴ」を素材にすればリンク3やリンク4モンスターを出しつつも素材にした「星鍵士リイヴ」効果で対象を取らないデッキバウンスができます。

更にはカード効果の発動をトリガーに「S:Pリトルナイト」効果を使えば自身と相手フィールドのモンスターを一時除外して展開を妨害できます。

I:Pマスカレーナ
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/サイバース族/攻 800
【リンクマーカー:左下/右下】
Lモンスター以外のモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてL召喚を行う。
(2):このカードをL素材としたLモンスターは相手の効果では破壊されない。

「I:Pマスカレーナ」効果でのリンク召喚先としては、

  • 「I:Pマスカレーナ」で付与した効果破壊耐性と元々の耐性効果で場持ちのある切り札「双穹の騎士アストラム」
  • リンク召喚成功時にデッキバウンスが出来る「トロイメア・ユニコーン」
  • リンク召喚成功時の魔法・罠カードの再利用効果と特殊召喚されたモンスターの効果発動に大してロック効果を持つ「トロイメア・グリフォン」

が有力な候補となるでしょう。

総合するとカウンター罠カードでの万能1妨害に加えて2,3回の除去が狙えるため、相手の行動や展開を妨害していけます。

また「S:Pリトルナイト」は一時除外効果によりフィールドに残りやすく墓地には「星杯の守護竜」(2体目)「星遺物-『星杯』」があるため、次の自分のターンの展開にも備えられています。

双穹の騎士アストラム
リンク・効果モンスター
リンク4/光属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
(1):L召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手モンスターは他のモンスターを攻撃対象に選択できず、
このカードを効果の対象にできない。
(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
(3):L召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚をデッキに戻す。

これが後攻ターン以降だった場合「星鍵士リイヴ」効果でセットするカードを「星遺物を継ぐもの」にすれば、「星鍵士リイヴ」でバウンスをしつつリンク4モンスター2体を並べられるため、リンク3を素材にした「アクセスコード・トーカー」「双穹の騎士アストラム」を出せばワンターンキルも狙えます。

上記のコンボは手札消費1枚で行っていますが、「星杯の神子イヴ」をシンクロ召喚できる組み合わせ(「予想GUY」+レベル1~3のモンスターなど)、あるいは「星遺物-『星杯』」(「ピリ・レイスの地図」でも可)+「星杯」通常モンスターの組み合わせなどでも上記と同じ最終盤面を作れるため実現できる可能性は高いでしょう。

まとめ!

「星杯の神子イヴ」が2024年1月のリミットレギュレーションで制限カード化し、「星杯」デッキが力を取り戻しました。

「星杯の神子イヴ」を絡めた動きは「ドラコネット」1枚で可能なのが魅力であり、最終盤面は「アクセスコード・トーカー」「双穹の騎士アストラム」を出せばワンターンキルも視野に入ります。

今回紹介した構築は「星杯」を主軸とした構築でしたが、「罪宝」関連カードを織り交ぜた構築であれば、今回紹介した展開に更に強力な盤面を組むことができます。

「星杯の神子イヴ」が禁止カードになり、デッキをしまい込んでいた方や、復帰を機にデッキ構築を考えている方は、今回の構築を参考にしてみてください。

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