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遊戯王にはロマンカードと呼ばれるカードが存在するのはご存知でしょうか?
遊戯王の長い歴史の中で幸か不幸かロマンカードと呼ばれているカードについて紹介します。
もしかしたら、使いたくなるようなロマンカードに出会えるかも知れません。
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遊戯王のロマンカードについて
遊戯王にもアニメでの登場やカードイラストがカッコよかったり、可愛かったりするロマン溢れるカードがあります。
それで性能も高かったら文句なしなのですが、効果の使い勝手が悪かったり召喚条件が高すぎたりと残念な部分があるカードのことを一般的にロマンカードと呼んでいます。
それじゃあ弱いカードしかないのかと聞かれればそんなこともなく、中には出すことさえできればデュエルを決めることも出来る……かもしれない性能を持っているカードもあります。
フィールドに出すこと自体が現実的ではないという理由でロマンカードになっているものもあり、それとは逆に出すことは出来ても性能が低すぎて勝つことが出来ないというケースもあります。
以上のようにロマンカードと一言で言っても種類は数多くあり、ロマンカードだから弱いと言う認識は大きな勘違いです。
場合によっては最近の過去テーマ強化の恩恵を得て運用が現実的になったカードもあるので、強化を今か今かと待っているテーマカードもあります。
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遊戯王のロマンカード一覧!中には強いものも?
「創星神 sophia」
効果モンスター
星11/闇属性/天使族/攻3600/守3400
このカードは通常召喚できない。
自分・相手フィールド上に表側表示で存在する、
儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターを
それぞれ1体ずつゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの特殊召喚は無効化されない。
このカードが特殊召喚に成功した時、
このカード以外のお互いの手札・フィールド上・墓地のカードを全てゲームから除外する。
この効果の発動に対して魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
特殊召喚を無効にできず、更に特殊召喚時に無効にできない効果でこのカード以外のお互いの手札・フィールド・墓地のカードを全て除外する効果を持ちます。
相手のライフポイントが3600以下の場合には、ほぼ確実に勝利できます。
召喚条件が非常に厳しく、自分・相手フィールドに儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターを揃える必要があるので、召喚を狙うのも一苦労な1枚です。
召喚条件が異なり、効果も除外からデッキに戻すになっている「創星神 tierra」の方が比較的出しやすいです。
「毒蛇神ヴェノミナーガ」
効果モンスター
星10/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
「蛇神降臨」の効果及びこのカードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカードの攻撃力は、自分の墓地の爬虫類族モンスターの数×500ポイントアップする。
このカードはフィールド上で表側表示で存在する限り、
このカード以外のカードの効果の対象にならず、効果も受けない。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカード以外の自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外する事で、
このカードを特殊召喚する。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
このカードにハイパーヴェノムカウンターを1つ置く。
このカードにハイパーヴェノムカウンターが3つ乗った時、
このカードのコントローラーはデュエルに勝利する。
「ヴェノム」デッキの正統切り札モンスターです。
「蛇神降臨」により特殊召喚ができ、要約すると自分の墓地の爬虫類族の数だけ攻撃力がアップする完全耐性を持つモンスターであり、自己蘇生効果と計3回相手に戦闘ダメージを与えるとデュエルに勝利する効果があります。
特殊勝利効果を持っていますが、召喚条件が厳しいうえに特殊勝利条件を満たすには3回戦闘ダメージを与えなければならないというなかなかに高いハードルがあります。
また爬虫類族はサポートカードも少ないためデッキの幅が狭いので、このカードを主軸にした運用はかなり考える必要があります。
「眠れる巨人ズシン」
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/戦士族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
ズシンカウンターが10個置かれた自分のモンスター1体を
リリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、手札のこのカードをターン終了時まで相手に見せ、
自分フィールドのレベル1通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターにズシンカウンターを1つ置く。
(2):このカードは他のカードの効果を受けない。
(3):このカードがモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ、
そのモンスターの攻撃力+1000の数値になる。
レベル1通常モンスターはフィールドに維持し続けなければいけないというかなり厳しい召喚条件を持つ代わり、他の効果を受けずにバトルする相手モンスターの攻撃力+1000になるという強力な効果を持つモンスターです。
カード化した効果ではカウンターを乗せるために、手札のこのカードを相手に公開しなければならないので、目的がバレながらもレベル1通常モンスターを維持しなければなりません。
相手に除去されたら終わりですし、このカード自身も「壊獣」によるリリースで除去されてしまうため完全無欠というわけでもありません。
弱点はありますが、強力な効果を持つことには変わりないので、間違いなくロマンカードです。
「トーテムファイブ」
効果モンスター
星3/炎属性/岩石族/攻 500/守 200
(1):このカードを含む5体のモンスターが同時に特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのカードを全て破壊し、破壊した数×500ダメージを相手に与える。
このカードを含む5体のモンスターを同時に特殊召喚できた時に相手のカードを全て破壊することができます。
条件のクリアがやや難しいものの決まった時の派手さと爽快感があるロマンカードです。
「飛行エレファント」
効果モンスター
星4/風属性/獣族/攻1850/守1300
(1):このカードは相手ターンに1度だけ、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードの(1)の効果を適用した相手ターンのエンドフェイズに発動する。
次の自分ターン中、以下を適用する。
●このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時、自分はデュエルに勝利する。
相手ターンに1度だけ相手の効果で破壊されず、それを適用した次の自分のターンにこのカードの直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えることで特殊勝利できる効果を持ちます。
特殊勝利をするためにはまず初めに相手ターン中に相手の破壊効果を受ける必要があり、相手がこのカードの効果を知った上で破壊効果を使ってくれることはまず無いでしょう。
相手の全体破壊効果に合わせてこのカードを特殊召喚したり、強制破壊効果を持つモンスターを相手に送りつけたりといった運用をするのが望ましいです。
また特殊勝利をするにはそれだけではなく、相手の破壊効果を受けたこのカードを次の自分のターンまで維持し尚且つこのカードの直接攻撃で相手にダメージを与えなくてはいけません。
他のカードで相手モンスターを一掃したり、装備カードなどで直接攻撃可能にしたりといった工夫が求められます。
特殊勝利効果を持つカードの中でもトップレベルに条件が厳しいカードであり、作中での活躍も含めてロマンのあるカードです。
「アルカナフォースⅩⅩⅠ-THE WORLD」
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻3100/守3100
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表:自分のエンドフェイズ時に
自分フィールド上のモンスター2体を墓地へ送って発動できる。
次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ毎に、
相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。
召喚・特殊召喚・反転召喚成功時にコイントスを行い、表であれば自分エンドフェイズに自分フィールドのモンスター2体を墓地へ送ることで次の相手ターンをスキップできる効果を得られます。
まず前提として最上級モンスターであるこのカードをフィールドに出して尚且つコイントスで表が出なくては話にならず、効果を使うためのコストも墓地へ送る必要がある点からモンスタートークンやペンデュラムモンスターは使えないという点がネックになります。
相手ターンを丸ごとスキップするという効果は極めて強力であり、このカードの効果を複数回使えれば文字通りずっと俺のターン状態で勝利を目指せるためロマンがあります。
「絶望神アンチホープ」
特殊召喚・効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻5000/守5000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示のレベル1モンスター4体を
墓地へ送った場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
他の自分のモンスターは攻撃できない。
(2):このカードが戦闘を行うバトルステップ中に1度、
自分の墓地のレベル1モンスター1体を除外して発動できる。
このカードはそのダメージステップ終了時まで、
他のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。
元々の数値における最高ステータスである攻守5000を誇る特殊召喚モンスターであり、戦闘時に耐性を得る効果を持っています。
特殊召喚するためには自分フィールドにレベル1モンスター4体を並べる必要があり、墓地へ送る必要がある都合上モンスタートークンも利用できません。
攻守が極めて高いなのは良いとしても、耐性を得られるのは戦闘時のみであり肝心のメインフェイズ時などにはただ攻守が高いモンスターでしかない点もネックです。
一応「ティンクル・ファイブスター」などを使えば、少ない消費からレベル1モンスターを展開することは可能なのですが、このカードを出すよりもランク1エクシーズや高リンクモンスターに繋げた方が強い盤面になりやすいということもこのカードのロマン色を強めています。
「光の創造神 ホルアクティ」
効果モンスター
星12/神属性/創造神族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の、元々のカード名が
「オシリスの天空竜」「オベリスクの巨神兵」「ラーの翼神竜」となるモンスターを
それぞれ1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカードの特殊召喚は無効化されない。
このカードを特殊召喚したプレイヤーはデュエルに勝利する。
三幻神をリリースすることで特殊召喚でき、特殊召喚した時に特殊勝利する効果を持ちます。
このカードを出すには三幻神全てを自分フィールドに並べる必要があり、あれらがモンスター3体をリリースすることで、アドバンス召喚できることも踏まえるとデッキが非常に重くなります。
サポートカードが増えて来た昨今なら三幻神を特殊召喚する手段も複数ありますが、三幻神それぞれの専用サポートカードやこのカードを採用するとなるとデッキの事故率はかなり高くならざるを得ません。
- 三幻神が必要という条件
- 特殊召喚した時点で勝利が確定するという効果
- このカード自体の流通量の少なさ
など、様々な意味から遊戯王OCG屈指のロマンカードと言えるでしょう。
「煌々たる逆転の女神」
効果モンスター
星6/光属性/天使族/攻1800/守2000
(1):自分フィールドにカードが存在せず、
自分の手札がこのカード1枚のみの場合、
相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
その後、自分はデッキからモンスター1体を特殊召喚できる。
相手フィールドのカードを全て破壊し、モンスターをリクルートできるという効果を持っています。
手札誘発モンスターということも含めて非常に強力な効果ですが、自分フィールドにカードが存在せず、自分の手札がこのカード1枚のみの場合の相手モンスターの攻撃宣言時という発動条件はかなり厳しいです。
相手フィールドに効果破壊耐性を持つモンスターがいる可能性もあるため過信は禁物ですが、相手フィールドを一掃した後でデッキから好きなモンスターを出すことで、次の自分のターンには攻勢に出ていくことも狙えます。
決まりさえすれば不利な状況から一発大逆転が狙えるため、正に逆転の女神の名に相応しいロマンカードと言えるでしょう。
「スピリッツ・オブ・ファラオ」
効果モンスター
星6/光属性/アンデット族/攻2500/守2000
このカードは通常召喚できない。
「第一の棺」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の墓地からレベル2以下のアンデット族通常モンスターを
4体まで特殊召喚する事ができる。
特殊召喚成功時にレベル2以下のアンデット族通常モンスターを4体まで蘇生できる特殊召喚モンスターです。
「第一の棺」の効果でのみ特殊召喚できるという特殊召喚条件が厳しく、あちらの効果の都合上発動してからこのカードの特殊召喚まで往復4ターンもかかるため、途中で相手に除去されてしまう危険性があります。
そこまで準備を整えてようやく出せるこのカードですが、効果を最大限活かすためにはレベル2以下のアンデット族通常モンスターを墓地に溜めておく必要があるので、墓地肥やし手段を使うなど更なる手間が求められます。
効果さえ使えれば、最大4体も展開したモンスターを使ってエクシーズやリンク召喚などを行うことで強力な盤面構築に繋げていくことも可能ではあります。
「sophiaの影霊衣」
儀式・効果モンスター
星11/光属性/魔法使い族/攻3600/守3400
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
それぞれ種族の異なる自分フィールドのモンスター3体を使用した
手札からの儀式召喚でしか特殊召喚できない。
(1):自分・相手のメインフェイズ1に
手札からこのカードと「影霊衣」魔法カード1枚を捨てて発動できる。
そのフェイズの間、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードが儀式召喚に成功した時に発動できる。
このカード以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て除外する。
この効果を発動するターン、自分は他のモンスターを通常召喚・特殊召喚できない。
- 手札の自身と「影霊衣」魔法カードをコストにすることで一時的に相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じる効果
- 儀式召喚成功時に自身以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て除外する効果
を持ちます。
相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じられるのはそのフェイズの間のみであり、相手の先攻1ターン目以外では効力が薄いため、この効果のみを目的とした採用はあまり現実的ではありません。
儀式召喚成功時のリセット効果はイメージ元の「創星神 sophia」よりも範囲・確実性がやや劣るものの強力ですが、この効果を発動するターン自分は他のモンスターを通常召喚・特殊召喚できないという極めて厳しい誓約を持っています。
またこのカードを儀式召喚するためには通常の儀式召喚の手順に加え、種族の異なるモンスター3体を使用した手札からの儀式召喚でなければならない、という条件があるため、難易度は非常に高いです。
要するにこのカードのリセット効果を使うには、儀式召喚する前のターンにレベルの合計が11になるように3種族のモンスターをフィールドに揃える必要がある、ということになります。
強力な効果に対して難易度の高さと手順の多さにより通常の「影霊衣」デッキでも使用するのは困難ですので、このカードを活用するためには専用の構築や工夫を余儀なくされるでしょう。
「合神竜ティマイオス」
融合・効果モンスター
星10/光属性/戦士族/攻 ?/守 ?
「伝説の騎士 ティマイオス」+「伝説の騎士 クリティウス」+「伝説の騎士 ヘルモス」
自分フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):このカードが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードの攻撃力・守備力は、フィールドのモンスターの一番高い攻撃力と同じになる。
(3):このカードが戦闘で破壊された時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地の「伝説の騎士」モンスター3体を選び、
召喚条件を無視して特殊召喚する。
カード効果を受けずフィールドに存在する一番攻守が高いモンスターと同じ攻守になる効果と戦闘・効果破壊時に「伝説の騎士」3体を蘇生する効果を持ちます。
非常に召喚条件が高い上に、フィールドで一番高い攻守を持つモンスターと攻守を同じにするという頼りない効果がロマンカードたる理由です。
アニメ遊戯王に出てきたこのカードは無限ループによって自身の攻撃力を∞(無限大)にし、同じく攻撃力が∞の「蛇神ゲー」と相打ちさせることでデュエルに勝利していました。
ちなみに「蛇神ゲー」もカード化するにあたって弱体化したのであちらもロマンカードと言えるでしょう。
「アームド・ドラゴン・カタパルトキャノン」
融合・効果モンスター
星10/光属性/機械族/攻3500/守3000
「VWXYZ-ドラゴン・カタパルトキャノン」+「アームド・ドラゴン LV7」
自分が上記のカード全ての特殊召喚に成功しているデュエル中に、
自分のフィールド・墓地の上記のカードを除外した場合のみ、
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は除外されている自分・相手のカードと同名カードの効果を発動できない。
(2):相手ターンに1度、デッキ・EXデッキからカード1枚を除外して発動できる。
相手のフィールド・墓地のカードを全て除外する。
- 除外されているカードと同名カードの効果発動を封じる効果
- 相手ターン中に相手のフィールド・墓地のカードを全て除外する効果
を持つ融合モンスターです。
このカードを出すには、正規の方法で出すにはモンスター5体を要する「VWXYZ-ドラゴン・カタパルトキャノン」+LVモンスターである「アームド・ドラゴン LV7」の2体を同じデュエル中に特殊召喚しなければならないため非常に厳しい条件となっています。
召喚条件の都合上「VWXYZ」と「アームド・ドラゴン」の両方をサポートが可能な「おジャマ」と併せたりなど、専用の構築が求められることも含めてロマンカードと言えます。
「No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ」
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/機械族/攻3200/守2300
レベル8モンスター×3
このカードにデステニーカウンターが3つ置かれた時、自分はデュエルに勝利する。
(1):1ターンに1度、自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。
このカードのX素材を1つ取り除き、このカードにデステニーカウンターを1つ置く。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
1ターンに1度自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合に自身にデステニーカウンターを置くことができ、デステニーカウンターが3つ置かれると特殊勝利できます。
このカードの効果で特殊勝利するためには自分・相手のターンで合わせて5ターンの間このカードを維持する必要があり、自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合にしか効果を使えないこともあって条件を満たす難易度は高いです。
ランクアップ先である「CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ」も特殊勝利効果を持っており、このカードとは条件が全く異なることもあって、どちらを狙うべきなのかは構築などにもよるでしょう。
エクシーズ素材の重さに加えて、条件を満たすのが困難な特殊勝利効果ということからロマンのあるカードです。
「スーパービークロイド-ステルス・ユニオン」
融合・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3600/守3000
「トラックロイド」+「エクスプレスロイド」+「ドリルロイド」+「ステルスロイド」
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に
フィールド上に存在する機械族以外のモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。
この効果によってモンスターを装備している場合、
相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃をする事ができる。
このカードが攻撃をする場合、このカードの元々の攻撃力は半分になる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
- フィールドの機械族以外のモンスターを自身の装備カードにする効果
- 全体攻撃と貫通効果
- 攻撃時に攻撃力が半減する効果
を持ちます。
破壊耐性を無視し相手の墓地利用もさせずに済む装備カード化は除去手段として強力ですが、攻撃力半減のデメリットによりせっかくの全体攻撃と貫通効果を活かし辛くなっているのが大きな欠点です。
またこのカードは4体素材で出せる融合モンスターなので、装備カード化効果だけを目的とした高ステータスの壁として利用するのでは割に合いません。
いっそのこと素材にカード名が指定されていることに注目して「融合派兵」などで見せる用のカードとして割り切ったり、正規の召喚方法ではない方法で出す運用の方が現実的ではあります。
「パワー・ボンド」や装備カードでデメリットを無理矢理帳消しにすれば、アタッカーとしての活躍が見込めますが、必要枚数は更に増えることになるため、どうしてもロマン色が強くなります。
「CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア」(正確には神の字は旧字体)
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
レベル12モンスター×5
(1):お互いのターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
フィールドの他のモンスター1体を選んで破壊する。
(2):バトルフェイズ終了時に発動する。
フィールドの他のモンスターを全て破壊する。
その後、相手の墓地からモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚できる。
(3):X素材を持っているこのカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキから「CiNo.1000 夢幻虚光しんヌメロニアス・ヌメロニア」1体を特殊召喚し、
このカードをそのX素材とする。
- 相手ターンの間攻守が100000アップし、自身への攻撃を強要する効果と戦闘を行わなかった相手ターン終了時に特殊勝利する効果
- 更には相手モンスターの攻撃を無効にしてライフを回復する効果
を持っています。
攻守100000という驚異的なステータスになれるだけでなく、攻撃をさせることで反射ダメージでの勝利or攻撃を回避されても特殊勝利ができ、仮に相手が「オネスト」などを使うつもりであっても攻撃無効効果により攻撃を回避できるので、決まりさえすればその相手ターン中にデュエルを決められるでしょう。
ただし、このカードの真価を発揮させるには「CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス」の効果で出す必要があるという条件が最大の難関となっています。
まずランク12である「CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス」を出さなくてはならないのはもちろん、更にあちらの効果を使うためにはエクシーズ素材を持っている自身が相手の効果で破壊され墓地へ送られなければいけないので、基本的に相手依存となります。
また専用の構築や工夫によってどうにかこのカードを出せた場合でも、このカードには何の耐性効果も無いため除去効果であっさり突破され得るという欠点もあるため、
- 利用する難易度の高さ
- 効果の強さ
- 運用の不確実さ
から、文句無しのロマンカードと言えるでしょう。
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まとめ
今回ロマンカードを紹介しましたが、どれかを主軸にしたロマンデッキを構築するのも面白いと思います。
ロマンカードは出すこと自体がデュエリストの憧れとも言えるカードですので、友人同士などのデュエルで使うと間違いなく盛り上がります。
ロマンカードと言われていた「究極完全態・グレート・モス」も「超進化の繭」の登場によって召喚条件を無視するという形で特殊召喚しやすくなりました。
召喚条件などから運用の難易度は高いですが、強化されて出しやすくなる日も遠くはないのかもしれません。
またコチラの記事ではロマンデッキの紹介も行っております。もっとロマンを追求したい方はコチラの記事もおすすめです⬇︎