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2021年4月17日に発売予定の基本パック、ドーン・オブ・マジェスティでは新規「機巧」モンスターが複数収録されます。
「機巧」と言えば第10期の後半から基本パックに1種類ずつ収録されていたシリーズカードであり、レアリティの高さや日本神話をモチーフにした独特なカード名から見聞きしたことがある人も多いかと思います。
そこで今回は、ドーン・オブ・マジェスティで本格テーマ化した「機巧」テーマのデッキレシピやその回し方等について紹介していきます。
【機巧デッキレシピ2021】の紹介!
モンスターカード
「機巧兎-稻羽之淤岐素」×3
「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」×3
「機巧蛙-磐盾多邇具久」×3
「機巧猪-伊服岐雹荒神」×3
「機巧嘴-八咫御先」×1
「機巧牙-御神尊真神」×2
「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」×2
「機巧蛇-叢雲遠呂智」×2
「機巧蹄-天迦久御雷」×2
「機巧辰-高闇御津羽オカミ(オカミは正しくは雨冠に龍)」×2
「紅蓮魔獣 ダ・イーザ」×1
「灰流うらら」×3
魔法カード
「機巧伝-神使記紀図」×3
「テラ・フォーミング」×1
「強欲で貪欲な壺」×3
「強欲で金満な壺」×3
「コンセントレイト」×1
「死者蘇生」×1
「ハーピィの羽根帚」×1
エクストラデッキ
「リンクリボー」×3
「サクリファイス・アニマ」×3
「転生炎獣アルミラージ」×3
汎用リンクモンスターをお好みで(「強欲で金満な壺」の除外コストを兼ねるためエクストラデッキが計15枚になるように)
【機巧デッキレシピ2021】の回し方を紹介!
デッキのコンセプトとしては、「機巧」モンスターの効果でアドバンテージを稼いだりモンスターを展開していき、高レベルの「機巧」モンスターを使うことでビートダウンを行うというものです。
今回紹介したデッキレシピでは「機巧」モンスターを活用することを重視したためにエクストラデッキをほぼ使わない構築にしましたが、「ブンボーグ」等の他の機械族テーマと混合構築にすればその展開力を活かしてエクシーズやリンク等の各種召喚方法を駆使することも可能でしょう。
デッキの回し方ですが、まずは「機巧」モンスターを動かしていくための準備を行っていきます。
機巧伝-神使記紀図
フィールド魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から、攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは裏側表示で除外する。
(2):攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードにカウンターを1つ置く。
(3):このカードのカウンターの数が10以上の場合、
攻撃力と守備力の数値が異なるフィールドのモンスターは効果を発動できない。
フィールド魔法「機巧伝-神使記紀図」は自分メインフェイズにデッキトップからカードを3枚めくりその中から攻撃力と守備力が同じ機械族モンスター1体を手札に加えられる効果があるため、積極的に発動して維持することで継続的なハンドアドバンテージ獲得を図れます。
機巧牙-御神尊真神
効果モンスター
星6/風属性/機械族/攻2150/守2150
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されている自分のカードが6枚以上の場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「機巧牙-御神尊真神」以外の、
攻撃力と守備力の数値が同じモンスター1体を手札に加える。
(3):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
除外されている自分のカード6枚を選んでデッキに戻す。
「機巧」デッキでは「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」や「機巧牙-御神尊真神」の存在によって裏側表示で除外されているカードの再利用を図れるため、「強欲で貪欲な壺」はドローソースとしてかなり有用です。
今回紹介したデッキレシピではエクストラデッキをほとんど使わないこともあって「強欲で金満な壺」もドローソースとして使えるため、「機巧伝-神使記紀図」等のキーカードを引き込むために貢献してくれます。
次にモンスターを展開していきます。
機巧兎-稻羽之淤岐素
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 50/守 50
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分はそのモンスターでしか攻撃宣言できず、そのモンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールドの攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
高レベルの「機巧」モンスターは条件を満たすことで自己特殊召喚出来る効果を持っていたり、妥協召喚することが出来るため状況次第では複数体モンスターを並べることも難しくありません。
機巧辰-高闇御津羽オカミ
効果モンスター
星10/水属性/機械族/攻2950/守2950
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに2体以上存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1500LPを払って発動できる。
EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスターを全て破壊する。
このターン、自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
(3):このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
相手の墓地のモンスター1体を選んで除外する。
その後、その攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
「機巧兎-稻羽之淤岐素」は召喚成功時に手札から攻撃力と守備力が同じ機械族モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる効果があるため、能動的に自己特殊召喚効果の条件を満たしにくい「機巧辰-高闇御津羽オカミ」を出したり、召喚・特殊召喚成功時にサーチ効果を持つ「機巧牙-御神尊真神」を特殊召喚していけます。
「機巧兎-稻羽之淤岐素」の攻守は50とかなり低いので、効果使用後は「リンクリボー」の素材等に使うと良いでしょう。
レベル8以上の「機巧」モンスターは攻守も高く除去効果も持っているため、これらを使うことで切り返したり戦闘ダメージを与えていけます。
機巧蛙-磐盾多邇具久
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1450/守1450
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
「機巧兎-稻羽之淤岐素」や「機巧蛙-磐盾多邇具久」の効果で特殊召喚したモンスターは守備表示なのでそのターン中の攻撃には参加できませんが、「機巧兎-稻羽之淤岐素」の墓地で発動する効果を使えばモンスター1体に攻守を集約できるため大ダメージを与えることも狙っていけます。
機巧蛇-叢雲遠呂智
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2450/守2450
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分のデッキの上からカード8枚を裏側表示で除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):自分のEXデッキからカード3枚を裏側表示で除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
上記のドローソースや「機巧伝-神使記紀図」に加えて「機巧蛇-叢雲遠呂智」など「機巧」デッキでは除外されているカードが多くなりやすいため、除外されているカードの数だけステータスが上がる「紅蓮魔獣 ダ・イーザ」は驚異的な火力を発揮してくれるでしょう。
【機巧デッキレシピ2021】の展開例を紹介!
具体的な展開例を1つ紹介します。
後攻ターン以降を前提とし、相手フィールドに対象に取れる神属性以外のモンスターが1体でもいる状況で自分の手札に「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」+「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」の2枚がある場合に出来るコンボです。
「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」を通常召喚→
「機巧鳥-常世宇受賣長鳴」の効果で自身をリリースしてデッキから「機巧兎-稻羽之淤岐素」をリクルート→
モンスターのリクルートをトリガーに手札の「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」を自己特殊召喚→
「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」の特殊召喚成功時の効果で相手モンスター1体と同じ属性で攻撃力と守備力が同じモンスター1体(レベルの高い「機巧」モンスターを選ぶ)をリクルート→
「機巧兎-稻羽之淤岐素」を素材に「リンクリボー」をリンク召喚出来ます。
結果的に「リンクリボー」+「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」+相手モンスターと同じ属性の「機巧」モンスターを並べられました。
「機巧」モンスターはレベル5以上のものだけでも6属性を網羅しており、レベル5以上の「機巧」モンスターはいずれも攻守が2000を超えています。
よって墓地の「機巧兎-稻羽之淤岐素」の効果を使えば「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」と合わせて攻撃力4000以上になることも出来ますし、リクルートしたモンスターが「機巧蛇-叢雲遠呂智」等なら「機巧兎-稻羽之淤岐素」の効果を使わずにそちらの除去効果を使ってから総攻撃を仕掛けるというのも有りでしょう。
また結果的にモンスター3体を並べられたため、汎用リンクモンスターを採用しているのであればそちらへ繋げるという戦法も可能です。
【機巧デッキレシピ2021】の回し方・展開例を紹介!「機巧」が今回正式にテーマ化!まとめ!
今回紹介した「機巧」テーマはエクストラデッキを使わない構築でしたが、「ブンボーグ」を混ぜた構築や「紅蓮魔獣 ダ・イーザ」の枚数を増やして、単純に火力を上げるなど、今回の構築は当然正解ではありません。
「機巧」モンスターは今まで、度々登場していたこともあって、今回のテーマ化については少し驚きましたが、今後も「機巧」モンスターが新弾発売の度に増えることが予想されるので、今後の強化が楽しみなテーマでもあります。