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2025年4月26日に発売したの基本パック デュエリスト・アドバンスで新たな「月光(ムーンライト)」カードが登場し、大幅強化されました。
「ムーンライト」は展開次第では1キルを狙えるほどの火力と連続攻撃を行うことができるテーマです。新規カードで強化された「ムーンライト」デッキレシピやその回し方などについて紹介します。
「ムーンライト」デッキレシピ2025
モンスターカード
「月光金獅子」×3
「月光銀狗」×2
「月光黒羊」×3
「月光虎」×3
「月光黄鼬」×2
「月光翠鳥」×1
「月光彩雛」×3
「月光蒼猫」×1
「月光狼」×1
「増殖するG」×1
「灰流うらら」×1
魔法カード
「月光舞踏会」×3
「月光融合」×2
「月光香」×3
「融合」×3
「炎舞-「天キ」」×3
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×1
罠カード
「月光小夜曲舞踊」×1
「無限泡影」×1
エクストラデッキ
「月光舞香姫」×2
「月光舞猫姫」×1
「月光舞豹姫」×1
「月光舞剣虎姫」×1
「月光舞獅子姫」×2
「月光舞獅子神姫」×1
「魁炎星王-ソウコ」×1
「No.60 刻不知のデュガレス」×1
「No.41 泥睡魔獣バグースカ」×1
「クロシープ」×1
「ペンテスタッグ」×1
「S:Pリトルナイト」×1
「召命の神弓-アポロウーサ」×1
「ムーンライト」デッキの回し方
デッキのコンセプトとしては、強力な「ムーンライト」融合モンスターに繋ぎビートダウンで勝利を目指すというものです。
今回紹介したデッキレシピでは「ムーンライト」融合モンスターで後攻ワンターンキルも狙える構築にしましたが、手札誘発カードの採用枚数を増やし、相手の先攻1ターン目の動きを妨害しやすくしたり「ムーンライト」の展開力を活かして融合召喚以外の召喚方法を駆使できるようにしたりするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはアドバンテージを稼ぐことで融合召喚の準備をしていきます。
新規カードである「月光金獅子」は「ムーンライト」モンスターのサーチ後手札を捨てる効果を持っているため「月光虎」などの展開に有用な「ムーンライト」モンスターを引き込めるだけでなく、サーチしたカードをそのまま捨てれば、疑似的な墓地肥やしとして「ムーンライト」モンスターが持つ効果で、墓地へ送られた場合の効果を使う上でも役立てられます。
加えて「月光金獅子」は墓地へ送られた「ムーンライト」モンスターのサルベージも可能なため、単体でも1の効果と併用できるのはもちろんのこと、融合素材にした「ムーンライト」モンスターの再利用や、墓地肥やし効果と合わせた疑似的なサーチとしても機能するため非常に優秀です。
同じく新規カードの「月光舞踏会」も発動したターンに使える効果で「ムーンライト」モンスターの墓地肥やしが出来るため墓地リソースを稼ぎつつ、墓地で発動出来る効果に繋げられます。2の効果を使えば「融合」の再利用だけでなく融合範囲を広げることが出来るため素材指定が重い「ムーンライト」融合モンスターを融合召喚する難易度も下げられます。
また「月光彩雛」はコストによってデッキ・エクストラデッキから「ムーンライト」モンスターを墓地へ送れる効果を持っており、この効果には名称ターン1指定が無いため1度フィールドを離れれば、再び効果利用を狙えるでしょう。「月光彩雛」はバウンスや蘇生を活用できる「ムーンライト」における非常に優秀な墓地肥やし手段として重宝します。墓地肥やし先の候補についてですが、新規カードの「月光銀狗」は「ムーンライト」モンスターのリクルートが出来るため特に有力です。その他にも自己蘇生が可能な「月光黄鼬」や蘇生・帰還効果を持つ「月光翠鳥」のほか、「月光香」や「月光虎」で蘇生したいモンスターを墓地に用意する利用法も狙えます。
「ムーンライト」モンスターは獣戦士族で統一されているので「炎舞-「天キ」」もサーチ手段として、デッキの安定力向上に貢献するでしょう。次に「ムーンライト」融合モンスターの融合召喚を行います。融合手段についてですが、「ムーンライト」専用の融合手段である「月光融合」や「月光狼」のペンデュラム効果を筆頭に「月光黒羊」「月光彩雛」「月光舞踏会」でのサポートを受けられる「融合」も積極的に活用できます。
新規カードである「月光舞香姫」はこれまでカード名の都合上「ムーンライト」サポートカードではサーチが出来なかった「月光香」を引き込めるため、蘇生効果やサーチ効果を持つ「月光香」の利用や「月光舞香姫」2の効果を使うことで更なる展開に繋げられます。またエクストラデッキからも墓地肥やしが可能な「月光彩雛」を駆使すれば、特定の融合モンスターを素材に指定する「ムーンライト」融合モンスターの融合召喚も難易度を大きく下げられます。
中でも新規カードである「月光舞獅子神姫」は高い攻撃力と強固な耐性に加え、2回攻撃出来る効果やフリーチェーンで使える一掃効果を持つため、新たな切り札として制圧・切り返しの両方で活躍が見込めるでしょう。
「ムーンライト」デッキの展開例
新規カードを使った具体的な展開例を1つ紹介します。
後攻ターン以降を前提とし、手札に「月光金獅子」がある場合に出来るコンボです。
「月光金獅子」を通常召喚→「月光金獅子」召喚成功時の効果で「月光黄鼬」をサーチし、その後の効果で手札の「月光黄鼬」を捨てる→墓地へ送られた「月光黄鼬」効果で「月光舞踏会」をサーチ→「月光舞踏会」を発動→「月光舞踏会」効果でデッキから「月光銀狗」を墓地へ送る→
墓地へ送られた「月光銀狗」効果で「月光彩雛」をリクルート→「月光彩雛」効果でデッキから「月光黒羊」を墓地へ送ることで融合素材とする場合のカード名コピー→「月光金獅子」効果で「月光黒羊」をサルベージ→手札の「月光黒羊」効果を発動し、自身を捨てることで「融合」をサーチ→墓地の「月光黄鼬」効果で「月光彩雛」をバウンスして自己蘇生→「融合」を発動して「月光金獅子」と「月光黄鼬」を素材に「月光舞香姫」を融合召喚→
「月光舞香姫」融合召喚成功時の効果と「月光舞踏会」効果をチェーンし「融合」をサルベージして、その後の効果で手札の「月光彩雛」を捨てて「月光香」をサーチ→「月光香」を発動して「月光彩雛」を蘇生→「月光彩雛」効果でエクストラデッキから「月光舞獅子姫」を墓地へ送ることで、融合素材とする場合のカード名コピー→「月光舞香姫」効果で「月光彩雛」を手札に戻し、その後の効果で「月光彩雛」を特殊召喚→「月光彩雛」効果でデッキから「月光蒼猫」を墓地へ送ることで、融合素材とする場合のカード名コピー→
「月光舞香姫」と「月光彩雛」を素材に「クロシープ」をリンク召喚→「融合」を発動して「月光舞踏会」効果を適用することで墓地の「月光舞獅子姫」「月光黒羊」「月光金獅子」「月光彩雛」を素材に「月光舞獅子神姫」を「クロシープ」のリンク先に融合召喚→「クロシープ」効果と除外された「月光彩雛」効果をチェーンし、このターンのバトルフェイズ中の相手の効果発動を封じ「月光蒼猫」を蘇生→「月光蒼猫」特殊召喚成功時効果で「月光舞獅子神姫」の攻撃力を倍化させます。
結果的に「クロシープ」+「月光舞獅子神姫」+「月光蒼猫」を並べられました。
このターンのバトルフェイズ「月光彩雛」によって相手の効果発動を封じている状態で「月光蒼猫」効果によって攻撃力が7600となった「月光舞獅子神姫」で2回攻撃ができます。加えて相手フィールドにモンスターがいる場合でも「月光舞獅子神姫」効果を使えば、エクストラデッキから「月光舞剣虎姫」を墓地へ送ることで相手フィールドの特殊召喚されたモンスター全ての破壊が可能です。
また、自分の墓地には「月光銀狗」と「月光舞香姫」がありますので「月光銀狗」効果を使えば、フィールドで発動した魔法・罠カードの効果発動を無効にできます。相手のフィールド次第ではありますが、一掃効果やバトルフェイズ中の効果発動ロックをした上で強固な耐性を持つ「月光舞獅子神姫」の攻撃力7600での2回攻撃によりワンターンキルを狙えるでしょう。
まとめ!
「ムーンライト」は融合を主軸とし、ワンキルに長けたテーマではあるものの、展開後の制圧力が高いテーマではないため、展開後にいかに大ダメージを与えることができるかが重要です。今回の構築は新規カードを多めに採用したワンキルに特化した構築でしたが「トライブリゲート」とも相性が良く、混合構築であれば、また違った展開パターンを作ることもできます。
獣戦士族と融合召喚を掛け合わせたテーマであり、採用するサポートカード次第ではワンキル力を向上させたり、融合召喚を決めやすくしたりと構築の幅が広いのも「ムーンライト」の魅力といえるでしょう。