2022年2月19日に発売予定のヒストリーアーカイブコレクションにて登場する「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の詳細が判明しました。
そこで今回は「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の効果を考察し、相性の良いカードなどを紹介していきます。
「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の効果考察!
2/19(土)発売
【HISTORY ARCHIVE COLLECTION】✨━━━━━━━━━━━
収録カード公開❗️
『伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー』
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) February 16, 2022
儀式・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻3000/守2500
「カオス・フォーム」「超戦士の儀式」により降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
(1):自分ドローフェイズのドローの前に、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
このターン通常のドローを行う代わりに、デッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分バトルフェイズ中に相手は効果を発動できない。
(3):通常モンスターを使用して儀式召喚したこのカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
相手フィールドのカードを全て持ち主のデッキに戻す。
「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」は地属性・戦士族のレベル8儀式モンスターであり、攻撃力は3000守備力は2500あります。
儀式召喚でしか特殊召喚できないという召喚制限を持っています。
『「カオス・フォーム」「超戦士の儀式」により降臨』と記されていますが、現状では儀式モンスターの方に記された儀式魔法を参照するカードは存在しないため、これといった意味のないテキストと言えます。
わざわざ2つ書いてあることから今後そういったサポートカード出る可能性もありますが、現時点では分かっていません。
1つ目の効果についてですが、手札の自身を相手に見せることで通常のドローの代わりに儀式魔法カード1枚をサーチできるというものです。
このカードの存在が相手に知られることと通常のドローが出来ないという点はデメリットと言うことも出来ますが、儀式魔法カードであれば何でもサーチできるのは優秀です。
サーチした儀式魔法カードはこのカードや他の儀式モンスターを儀式召喚するのに利用できるため、複数の儀式魔法を採用しているデッキでなら状況に適した物を引き込めるでしょう。
とはいえ「マンジュ・ゴッド」など儀式魔法カードをサーチする手段は他にもあり、それらサポートカードを使ってこのカードをサーチしてからこの効果を使う場合、発動できるのは次の自分のターンとなるためどうしても速効性に欠けます。
このことを踏まえると、別のカードでこのカードを手札に引き込んでからこの効果で儀式魔法をサーチするというのは手間とターンがかかるので、このカードが初期手札に来ている場合やドロー効果などで思いがけず引いた時などであれば効率良くこの効果を使っていけるかと思います。
2つ目の効果についてですが、自分バトルフェイズ中に相手は効果を発動できなくなるというものです。
自分バトルフェイズ中の効果発動を封じることで、安全に攻撃を通せるようになります。
このカードがフィールドにいれば適用されるため、他に展開したこのカード以外のモンスターで戦闘を行う場合でも良いのは優秀です。
攻撃反応型の罠カードや「オネスト」等のコンバットトリックを防げますが、フリーチェーンで発動できるカードが相手にある場合には遅くともメインフェイズ終了時にそれらを使ってくる可能性がある点には注意が必要です。
またこの効果が適用されるのはあくまでも“自分バトルフェイズ中”だけですので、相手のバトルフェイズなら相手は効果を発動できてしまいます。
3つ目の効果についてですが、通常モンスターを使用して儀式召喚した自身の攻撃で相手モンスターを戦闘破壊した時、相手フィールドのカードを全てデッキに戻すというものです。
条件を満たすためには通常モンスターを儀式素材に使わなければなりませんが、通常モンスターを1体でも使っていれば良いため効果モンスターと一緒に儀式素材にした場合でも問題なくこの効果を利用できます。
詳しくは後述もしますが、手札やフィールド以外からでも儀式素材を選べる「高等儀式術」や「カオス・フォーム」ならこの効果を使うための条件を満たしつつ儀式召喚するための消費を抑えられるため相性が良いです。
トリガーは自身の攻撃で相手モンスターを戦闘破壊することであり、墓地へ送られる必要はないので墓地へ行かないペンデュラムモンスターやトークンモンスターを戦闘破壊した時でも利用できます。
2の効果によって安全に攻撃を通せるため、このカードで戦闘破壊可能なモンスターが相手フィールドにいる状態でバトルフェイズに入った時点で、ほぼ確実にこの効果を使うことが狙えるでしょう。
除去手段は対象を取らないデッキバウンスと非常に強力であり、大抵の場合は相手フィールドを一掃することができます。
この効果の発動タイミングは戦闘で破壊した時ですので、このカード以外にモンスターを展開出来ていれば全体除去後のガラ空きになった所へ直接攻撃していけます。
「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」と相性の良いカードを紹介!
「混沌の使者」
遊戯王OCG 混沌の使者 レア RATE-JP025-R 遊☆戯☆王ARC-V [レイジング・テンペスト]
お互いのバトルフェイズ中に手札の自身をコストにすることで、「カオス・ソルジャー」モンスターまたは「暗黒騎士ガイア」モンスターの攻撃力を1500上げ、そのモンスターと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力をダメージ計算時のみ元々の攻撃力にする効果を持ちます。
「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の2の効果によって自分バトルフェイズ中に効果を発動できないのは相手のみですので、自分はこのカードで「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」を強化できます。
このカードの効果を使えば、相手フィールドに元々の攻撃力が3000のモンスターや効果で攻撃力を大幅に上昇しているモンスターがいても、「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」で戦闘破壊して3の効果を利用していけるため相性が良いです。
「カオス・フォーム」「高等儀式術」
遊戯王OCG 高等儀式術 パラレル仕様 20AP-JP039-P 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]
どちらも「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の3の効果を使うための条件を満たす上で相性が良いです。
前者であれば墓地の「青眼の白龍」を、後者ではデッキの通常モンスターを使って「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の儀式召喚が図れます。
該当するモンスターを用意する必要はありますが、「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の1の効果もあるので、実質的に「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」1枚で自身の儀式召喚に繋げられるようになる点は大きなメリットです。
「半魔導帯域」
お互いのメインフェイズ1の間、フィールドのモンスターはそれぞれ相手の効果の対象にならずそれぞれ相手の効果では破壊されなくなるフィールド魔法カードです。
メインフェイズ中の「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」を相手のフリーチェーンで発動できる対象を取る効果や破壊効果などから守ることができます。
このカードでメインフェイズさえやり過ごせば「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」は2の効果で自分バトルフェイズは安全ですので、確実に攻撃を通して3の効果へと繋げていけるでしょう。
ただし、この効果は相手フィールドのモンスターも恩恵を受けられてしまうため、用が済んだら除去できるようにしたり対象を取らない破壊以外の除去効果を使うようにしたりと構築に工夫をする必要があるでしょう。
「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の「カオス・ソルジャー」儀式モンスターとしての評価は?まとめ!
「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」はサーチ効果によって自身を出しやすく出来る上に、相手フィールドのカードを全てデッキバウンスという決まれば強い効果を持つことから起死回生の一手となり得るカードであると評価できます。
新しい「カオス・ソルジャー」儀式モンスターではありますが、3の効果を活かすためには通常モンスターをデッキに採用しなければならないため「カオス・ソルジャー」デッキに組み込む際には一定の事故率を覚悟しなくてはならないでしょう。
上記で紹介した「カオス・フォーム」や「高等儀式術」を元から採用している儀式軸の「青眼の白龍」デッキでならレベルの都合的にも「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」を出しやすいため、そちらに採用してみるというのも有りでしょう。