「インスタント・コンタクト」の効果考察!相性の良いカードと「HERO」版「簡易融合」としての評価は?

2022423に発売したパワー・オブ・ジ・エレメンツ「インスタント・コンタクト」が登場しました。

「インスタント・コンタクト」は「HERO」版「簡易融合」と呼べる効果を持っております。

そこで今回は「インスタント・コンタクト」の効果を考察して相性の良いカードなどについて紹介していきたいと思います。

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「HERO」版の「簡易融合」!?「インスタント・コンタクト」の効果考察!

インスタント・コンタクト

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
レベル7以下の、「E・HERO」モンスターまたは「N」モンスター1体を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。
自分のフィールド及び墓地に「E・HERO ネオス」が存在しない場合、
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、効果は無効化され、エンドフェイズに持ち主のEXデッキに戻る。

「インスタント・コンタクト」はカード名ターン1で発動できる通常魔法カードです。

効果についてですが、

1000ライフをコストにレベル7以下の「E・HERO」モンスターまたは「N」モンスター1体を召喚条件を無視してエクストラデッキから特殊召喚する

というものです。

E・HERO ネオス(イラスト違い)

自分のフィールド及び墓地にEHERO ネオス」が存在しない場合、そのモンスターは攻撃できず効果は無効化されエンドフェイズにエクストラデッキに戻るというデメリットがあります。

このカードで特殊召喚が可能なモンスターは現状20種以上おり、レベルは4~7の幅があり、種族は1種を除いて戦士族、属性は6属性とも存在します。

「E・HERO ネオス」がフィールド・墓地にいなければ攻撃も出来ず効果も使えない1ターン限りのモンスターとなりますが、その後の制約などは特に無いためこの効果で出したモンスターをシンクロ・エクシーズ・リンク召喚などの素材として利用することも可能です。

「E・HERO ネオス」を主軸とした「E・HERO」デッキでなら、豊富なサポートカードでリクルートや墓地肥やしをすることでデメリット無しの状態にすることも難しくないため、打点や効果を目的としてモンスターを出すことが出来ます。

ただし、デメリットが無いことを前提として利用する際には相手に「E・HERO ネオス」が除外・バウンスされてしまう可能性がある点に注意が必要です。

E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン

また「E・HERO」融合モンスターを素材に指定している融合モンスターを融合召喚するための消費を抑えることもでき、「E・HERO フレイム・ウィングマン」「E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン」「E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン」の融合素材に使えますし、「E・HERO」融合モンスターを素材に使う「Wake Up Your E・HERO」を出しやすくすることも出来ます。

「インスタント・コンタクト」と相性の良いカードは?

「E・HERO サンライザー」

E・HERO サンライザー

融合・効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守1200
属性が異なる「HERO」モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ミラクル・フュージョン」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。
(3):このカード以外の自分の「HERO」モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

特殊召喚成功時に「ミラクル・フュージョン」をサーチでき、全体強化と除去効果も持っています。

「E・HERO ネオス」を主軸とした「E・HERO」デッキで「インスタント・コンタクト」を使う場合の特殊召喚先の筆頭候補です。

「ミラクル・フュージョン」をサーチする効果は融合召喚だけでなく特殊召喚成功時に使えるため、「インスタント・コンタクト」で召喚条件を無視して、特殊召喚しても問題なく使用できます。

サーチした「ミラクル・フュージョン」を使えばフィールド・墓地のモンスターを素材に「E・HERO」融合モンスターを融合召喚できるため、このカードの全体強化と除去効果を活かした盤面強化が図れます。

「ミラクル・フュージョン」でこのカード自体を素材に含めれば「Wake Up Your E・HERO」も融合召喚できるので、状況次第では一気に大ダメージを与えに行けるでしょう。

「E・HERO ブレイヴ・ネオス」

E・HERO ブレイヴ・ネオス

融合・効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000
「E・HERO ネオス」+レベル4以下の効果モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃力は自分の墓地の「N(ネオスペーシアン)」モンスター及び
「HERO」モンスターの数×100アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
「E・HERO ネオス」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。

自分の墓地の「N」モンスター及び「HERO」モンスターの数だけ自己強化でき、相手モンスターを戦闘破壊した時に「E・HERO ネオス」のカード名が記された魔法・罠カードをサーチできる効果を持ちます。

「インスタント・コンタクト」で出せるモンスターの内の1体であり、このカードの効果を使えば「インスタント・コンタクト」をサーチすること可能です。

「E・HERO ネオス」をフィールド・墓地に用意すれば、「インスタント・コンタクト」で出したこのカードを使って別の「E・HERO ネオス」サポートカードをサーチすることも狙えます。

ランク7エクシーズモンスター

No.11 ビッグ・アイ

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2000
レベル7モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

レベル7の融合モンスターを出せるというのは、「簡易融合」「簡素融合」では出来ない「インスタント・コンタクト」特有の利点です。

レベル7モンスターを出しやすいデッキに「インスタント・コンタクト」とレベル7の「E・HERO」融合モンスターをセットで採用しておけば、ランク7エクシーズの素材を出す手段として活用することが可能です。

ランク7エクシーズを狙えるだけでなく、レベル7モンスターを簡単に出せるということはシンクロデッキでレベル8以上のシンクロモンスターを出したい時や耐性を得た「混沌の戦士 カオス・ソルジャー」を出したい時などにも有用になります。

まとめ!

「インスタント・コンタクト」は一見すると「E・HERO」あるいは「N」専用の「簡易融合」とも言える効果ですが、レベルやステータスの対応範囲が異なるだけでなく条件を満たせばデメリットが無くなる点は大きな違いと言えます。

また「簡易融合」は制限カードですので、デッキによっては採用するのを「簡易融合」から「インスタント・コンタクト」に変えるという選択も出来るかと思います。

「E・HERO ネオス」を主軸とした「E・HERO」デッキでなら、同パックに収録される新規カード「E・HERO スピリット・オブ・ネオス」「インスタント・コンタクト」をサーチすることも出来るため融合素材の確保をする上でも重宝するカードとなるでしょう。

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