2019年10月12日発売予定の基本パック、イグニッション・アサルトで既存テーマである「カラクリ」に新規カードが収録されることが判明しました。
かなり懐かしいテーマでもありますが、今回は現状判明している新規カードを採用した「カラクリ」のサンプルデッキレシピを紹介していきます。
その特性から他の機械族テーマとの混合デッキを構築することも可能ですが、今回はあくまで純構築に近い形で考えさせていただきます。
強化された「カラクリ」デッキレシピ2022の紹介!!
モンスターカード
「カラクリ法師 九七六参」×2
「カラクリ蝦蟇 四六弐四」×2
「カラクリ小町 弐弐四」×3
「カラクリ参謀 弐四八」×2
「カラクリ樽 真六」×1
「カラクリ商人 壱七七」×3
「カラクリ忍者 参参九」×2
「カラクリ兵 弐参六」×3
「カラクリ忍者 九壱九」×2
「カラクリ無双 八壱八」×3
魔法カード
「カラクリ蝦蟇油」×2
「風雲カラクリ城」×1
「借カラクリ蔵」×2
「カラクリ解体新書」×2
「カラクリ粉」×1
「アイアンドロー」×1
「リミッター解除」×2
「サンダー・ボルト」×1
「ハーピィの羽根帚」×1
「マグネットリバース」×1
罠カード
「借カラクリ旅籠蔵」×1
「聖なるバリア -ミラーフォース-」×1
「強制脱出装置」×1
エクストラデッキ
「カラクリ大権現 無零武」×2
「カラクリ将軍 無零」×2
「カラクリ大将軍 無零怒」×2
「ナチュル・ビースト」×1
「ナチュル・パルキオン」×1
「ブラック・ローズ・ドラゴン」×1
「スクラップ・ドラゴン」×1
「PSYフレームロード・Ω」×1
「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」×1
「炎斬機ファイナルシグマ」×1
「ミセス・レディエント」×2
新規カードで強化された「カラクリ」デッキの回し方は?
そもそも「カラクリ」ってどんなテーマだったっけ?という人のためにもまずは「カラクリ」テーマの特徴について簡単におさらいします。
「カラクリ」テーマはモンスターが地属性・機械族で統一されており、メインデッキのモンスターは攻撃強制効果と攻撃された際の表示形式変更効果という特殊な共通効果を持っています。
攻撃強制効果はシンプルに攻撃可能な場合に攻撃しなければならないという効果であり、低攻撃力のモンスターを不用意に出してしまった場合は自爆特攻をしかねないです。
攻撃された際の表示形式変更効果ですがこれには2種類あり、1種類目は表側攻撃表示のこのカードが攻撃された場合に自身は守備表示になるという効果、
2種類目はこのカードが攻撃された場合に自身の表示形式を変更するという効果です。
前者は守備表示であれば攻撃されても表示形式の変更は起こりません。
メインデッキの「カラクリ」モンスターを残したまま相手ターンを迎える際、どちらの表示形式でいた方が良いか等が異なるので運用する際には効果テキストしっかり確認しておくと良いでしょう。
シンクロ軸のテーマであり、デッキの構成次第では高い開力を発揮することが可能です。
「カラクリ」シンクロモンスターはシンクロ召喚時にデッキから好きな「カラクリ」モンスターをリクルートできる効果を持っているというのも特徴になります。
テーマの特徴が分かったところで次はデッキの回し方です。初動としては展開力やデッキの回転に貢献できる「カラクリ」モンスター等を使っていきます。
通常召喚権に加えて一度「カラクリ」モンスターを召喚できるようになる「カラクリ小町 弐弐四」や召喚時に魔法・罠カードも含めた「カラクリ」カードのサーチが出来る「カラクリ商人 壱七七」は起点としてかなり優秀です。
自分フィールドに「カラクリ」モンスターがいる必要はあるもののレベル4以下の「カラクリ」モンスターをサーチできる「借カラクリ蔵」もデッキを回すのに役立ちます。
カラクリ法師 九七六参
効果モンスター 星5/地属性/機械族/攻2000/守1500 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、 自分フィールドの「カラクリ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの表示形式を変更し、このカードをチューナー扱いとして特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族・地属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
(3):このカードが攻撃対象に選択された場合に発動する。 このカードの表示形式を変更する。
新規カードである「カラクリ法師 九七六参」は条件を満たすことで自身をチューナー扱いとして手札から自己特殊召喚できるためその後のシンクロ召喚がしやすくなります。自己特殊召喚効果には制約があるためその点には気を付けて運用しましょう。
カラクリ蝦蟇 四六弐四
チューナー・効果モンスター 星1/地属性/機械族/攻 200/守1000 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
(2):このカードが攻撃対象に選択された場合に発動する。 このカードの表示形式を変更する。
(3):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「カラクリ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの表示形式を変更する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
同じく新規カードの「カラクリ蝦蟇 四六弐四」はレベル1チューナーであるため「カラクリ」シンクロモンスターでリクルートした際にレベルを段階的に挙げることが狙えますし、墓地の自身を除外することでフリーチェーンで「カラクリ」モンスターの表示形式を変更できる効果は「カラクリ」シンクロモンスターの効果のトリガーにしたり「カラクリ解体新書」にカウンターを置いてドローソースにしたりと非常に使い勝手が良いです。
モンスターを展開したらシンクロ召喚を行っていきます。
「カラクリ」シンクロモンスターエース級以上の打点を持ちながらもシンクロ召喚時に「カラクリ」モンスターをリクルートできるので、「カラクリ」チューナーをリクルートすることで様々なレベルのシンクロ召喚や総合火力の向上、各種効果の使用等を狙えます。
今回の「カラクリ」強化について!まとめ!!
今回の新規「カラクリ」カードはいずれも「カラクリ」デッキでは活躍が期待できるほど強力な効果を持っており、「カラクリ」テーマのコンセプトやそれまであったテーマとしての形を変えずに順当に強化されたと思います。
話題になることがあまり多くない「カラクリ」ですが、元々デッキの回転力や展開力という意味でもポテンシャルが高いテーマデッキです。
攻撃強制効果や表示形式の変更という特異性もあって使いこなすには慣れが必要なテーマデッキではありますが、性能の高さの割にデッキパーツが比較的安く揃えられるので今回の強化を機に興味を持ってみても良いでしょう。