2024年7月にシングル価格が高騰したカード6選!【遊戯王OCG】

2024年7月もあと少しということで、今月にシングル価格が高騰したカードについて振り返っていきます。

価格が上がった理由の考察や7月30日現在時点での平均相場価格も一緒に紹介するので、カードの売買を考えている人は参考にしてみてください。

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2024年7月にシングル価格が高騰したカード一覧!

「S:Pリトルナイト」

S:Pリトルナイト

スーパーレア 相場価格:2,300~2,500円
シークレットレア 相場価格:5,400~6,500円
クォーターセンチュリーシークレットレア 相場価格:25,000~27,000円

リンク召喚成功時の除外効果により「I:Pマスカレーナ」を使った相手ターン中のリンク召喚先として相性が良く、2の一時除外効果も展開妨害として機能します。

素材指定の緩さと有用な効果による汎用性から大会環境を筆頭に高い採用率を誇っており、イラストアドも含め非常に人気のあるカードです。

7月からの規制改定で制限カードに規制されたものの複数枚積みすることは多くなかったため、環境での活躍などにより価格が上がりました。

「黒魔女ディアベルスター」

黒魔女ディアベルスター

ウルトラレア 相場価格:2,800~3,000円
アルティメットレア 相場価格:3,000~3,400円
シークレットレア 相場価格:4,000~5,000円
クォーターセンチュリーシークレットレア 相場価格:26,000~30,000円

最上級モンスターではあるものの1と3の効果により自己特殊召喚は容易であり、召喚・特殊召喚成功時には「罪宝」魔法・罠カードをデッキからセットできるため、状況に適した「罪宝」カードの利用に繋げることも可能です。

「原罪宝-スネークアイ」の存在から大会環境では「スネークアイ」や「R-ACE」と組み合わされていることも多かったのですが、7月に発売したレイジ・オブ・ジ・アビスにて新たな「罪宝」関連テーマである「アザミナ」が登場したことでこのカードの利用価値は更に上がりました。

このカードや「アザミナ」カード数枚をセットにして出張採用するという用途も注目を集めたため、相場価格が更に上がりました。

「魔轟神ルリー」

魔轟神ルリー

ノーマル 相場価格:3,000~3,300円
ノーマルパラレル 相場価格:2,800~3,000円

「魔轟神」モンスターの1体であり、手札から捨てられた場合に自己蘇生する効果を持つ光属性・悪魔族モンスターであることから「デモンスミス」と相性の良いカードとしても知られています。

このカードと「刻まれし魔の詠聖」と組み合わせることで間接的なリクルートもでき、大会環境でも多く見かける「デモンスミス」テーマとの混合構築では必ず採用されるカードです。

登場したばかりということもあり、「デモンスミス」関連への規制はかなり緩かったため、大会環境における「デモンスミス」の活躍によりこのカードは低レアリティとは思えないほど高額になりました。

「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」

カオス・アンヘル-混沌の双翼-

レア 相場価格:320~500円
ウルトラレア 相場価格:700~900円
シークレットレア 相場価格:1,300~1,700円
クォーターセンチュリーシークレットレア 相場価格:7,000~10,000円

効果外テキストにより光・闇属性モンスターをメインとしているデッキでならチューナーを採用していなくてもシンクロ召喚が可能であり、高攻撃力・除外効果・耐性付与とシンプルに優秀な性能をしていることもあって汎用性も高いです。

光・闇属性デッキであれば汎用的に採用が見込めるカードですが、レイジ・オブ・ジ・アビスにて登場した「混沌なる魅惑の女王」「魅惑の女王 LV3」をリクルート・蘇生することで両方の耐性を得たこのカードのシンクロ召喚に繋げられます。

元々の汎用性の高さに加えて「混沌なる魅惑の女王」の登場でより利用しやすくなったこともあり、価格が上がりました。

「水精鱗-ガイオアビス」

水精鱗-ガイオアビス

ウルトラレア 相場価格:600~1,000円
アルティメットレア 相場価格:900~1,400円

水属性を素材に指定するランク7エクシーズであり、レベル5以上のモンスターの攻撃を封じる効果と自身の攻撃力以下の相手フィールドのモンスターの効果を無効化する効果があります。

レイジ・オブ・ジ・アビスにて「海皇」と「水精鱗」が強化され、中でも自分フィールドの水属性モンスターのレベルを7に変更する「水精鱗の深影隊」と水族・魚族・海竜族のレベル7モンスターをリクルート・サーチが出来る「海皇精 アビスライン」の登場によりこのカードをエクシーズ召喚する難易度も大幅に下がりました。

2つ目の効果で制圧力として利用したり、「海皇龍神 ポセイドラ・アビス」を上に重ねて出したりできます。「海皇」と「水精鱗」の影響で利用価値が大きく上がったため、価格が上昇しました。

「豪雨の結界像」

豪雨の結界像

ノーマル 相場価格:400~600円

「結界像」モンスターの内の1体であり、お互いの水属性以外の特殊召喚を封じる効果があります。

レイジ・オブ・ジ・アビスにて強化された「海皇」と「水精鱗」は属性や種族の面でシナジーのある「深海」を組み合わせることでシンクロ召喚も出来るようになるため、「深海姫プリマドーナ」1の効果でこのカードをリクルートすることで相手の展開をロックするという戦術が狙えます。

元より「海皇」や「水精鱗」は水属性以外を特殊召喚できなくなる制約を持つ効果を使うことから、このカードの影響を自分が受けることはほぼ無いので、相手の水属性以外のデッキのみをロックできるカードとして需要が増加し価格が上がりました。

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まとめ!

2024年7月に高騰したカードの傾向としては新弾であるレイジ・オブ・ジ・アビスで大幅強化された「海皇」「水精鱗」関連のカードや、出張性能の高い「デモンスミス」関連のカードが高値で取引されている傾向でした。

レイジ・オブ・ジ・アビスで強化されたテーマが少しずつ大会環境で結果を残しており、今後のシングル価格に影響を与える可能性があります。

レイジ・オブ・ジ・アビスに関するテーマをこれから組む予定の方は早めに目当てのカードを集めておくのも手でしょう。

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2024年7月にシングル価格の高騰が予想されるカード6選!【遊戯王OCG】

 

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