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世界各国に展開している遊戯王ですが、日本版と海外版では違う点が存在します。
テキストが国に対応した言語に訳されているのは当然なのですが、実はカードイラストにも違うものがあります。
カードのイラストが変更されたカードについて紹介していきます。
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日本と海外のカードイラストに違いがある理由は?
まずは主な理由をいくつか挙げていきます。
- 人型(特に女性)モンスターの露出面積の軽減と体型の変更
- 現実に存在する武器(特に銃器)のデザインの変更
- いずれかの宗教に関わる物のデザイン変更
- 猟奇的ないし暴力的な描写の修正
- カードイラスト内の言語の修正
以上のことが理由でイラスト変更される場合がかなり多いです。
思い浮かべてみると分かるかと思いますが、上記項目のいずれかに当てはまるカードは案外多く、非常に多種類のカードのイラストが変更されています。
中には珍しいイラスト変更をされたカードもあるので、それらを具体的に紹介していきたいと思います。
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日本と海外でイラストが異なるカード一覧
「ハーピィ・レディ」
通常モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守1400
人に羽のはえたけもの。
美しく華麗に舞い、鋭く攻撃する。
肌の露出に関してイラスト変更されたカードの中で代表的なカードです。
元のイラストが過激すぎると言うのもありますが、一番最初の「ハーピィ・レディ」に始まり「ハーピィ」モンスターは「ハーピィズペット 竜」以外は漏れなく変更されています。
露出を減らすためにダイビングスーツのような全身タイツのようなものを着ていたり、胸のサイズが小さくなっていたりします。
「EMユニ」「EMコン」
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻 800/守1500
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに1度だけ発動できる。
手札からレベル3以下の「EM」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分の墓地からこのカードと
「EMユニ」以外の「EM」モンスター1体を除外して発動できる。
このターン自分が受ける戦闘ダメージを1度だけ0にする。
「ハーピィ・レディ」と同じ理由から露出の軽減がされています。
胸元とへその部分が変更されています。
「神樹のパラディオン」
チューナー・効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻 800/守1800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに手札から守備表示で特殊召喚できる。
(2):自分フィールドの「パラディオン」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。
比較的新しいカードでもイラスト変更はしっかり行われていることが分かるカードです。こちらは腰から太腿にかけてが変更されています。
このカードは違いますが、他にもスカート丈が長くなっていたりと臀部のラインなどに関しては厳しい目で見られています。
これらからもなんとなく分かるように、どうやら海外版では人型モンスター(基本的に女性)の胸元・へそ・太腿の三点はイラスト変更がされやすいようです。
「リボルバー・ドラゴン」
効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守2200
(1):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、そのモンスターを破壊する。
実在する武器に関してのイラスト変更がされた代表的なカードです。銃規制の影響でリボルバーのデザインは変更がされるのですが、最早別物と言ってもいいデザインになっています。
海外版の方は実弾ではなく荷電粒子砲に近い物らしいのですが、リボルバーでは無いだけでどちらも十分物騒です。
「Kozmo-ダーク・ローズ」
やや珍しいものとして、日本から海外ではなく海外先行カードが日本で登場した際にイラスト修正が行われたカードです。
見比べてみると分かりますが、海外版よりも日本版の方がスカートが短くなっており太腿の露出が多くなっています。よく見れば胸の辺りも海外版よりも日本版の方がはっきりと描写されています。
この変更を見ると『日本版が露出を多くしたい』のか『海外版が露出に厳しい』のか分からなくなってくるので不思議ではあります。
「ショートヴァレル・ドラゴン」
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻 800
【リンクマーカー:左/右】
「ヴァレット」モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在し、
自分フィールドに「ヴァレル」リンクモンスターが存在する場合、
自分フィールドのリンク3以下のモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
リリースしたモンスターとリンクマーカーの数が同じモンスターのリンク素材にできない。
「リボルバー・ドラゴン」のイラスト変更で察せられる通り、「ヴァレット」「ヴァレル」関連のカードイラストも変更されています。
「ショートヴァレル・ドラゴン」は違いが分かりやすく、リボルバーの弾倉部分(レンコンのような筒)がただの円筒形の物体になっています。いったい何がモチーフなのか分からない状態です。
「リボルブート・セクター」に関しては弾倉部分の色が変わっているだけであり、変更はこれだけで良いのかという気がしなくもないカードもあります。
「死者蘇生」
通常魔法(制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
宗教上の問題でデザインが変更された代表的なカードです。
デザインが十字架だからということで規制され、変更後のイラストは後に「死者転生」として使われるのだから分からないものです。
後にOCG版でも、海外イラストの「死者蘇生」が登場しています。
「六芒星の呪縛」
永続罠
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。
六芒星のマークは宗教を連想させるため変更が行われています。遊戯王で六芒星は魔術や魔法陣などによく使われるマークでもあるため、同じ理由でデザインが変更されているカードは多いです。
「ブラック・マジシャン」関連のカードはかなりの数が当てはまり、六芒星のマークが入った装飾品等がマークの無い物にすり替わっています。
「血の代償」
永続罠(禁止カード)
500ライフポイントを払う事で、モンスター1体を通常召喚する。
この効果は自分のメインフェイズ時及び
相手のバトルフェイズ時にのみ発動できる。
猟奇的なイラストということでデザイン変更がされたカードです。血を連想してしまうイラストから連想しにくいものに変わっています。
他にも「断頭台の惨劇」などのギロチンも基本的にNGになっているので、イラスト変更が行われるようです。恐らく似た分類だと思いますが、「エレキャンセル」の感電しているイラストも変更されています。
まとめ
今回紹介したのはあくまで一例に過ぎず、イラストが変更されているカードはもっとたくさんあります。
様々な理由でイラストが変更されている訳ですが、人によっては海外版の方がイラストが好みということもあるので一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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