デッキビルドパック ミスティック・ファイターズにて新規収録された3種のテーマの内1つに「王(ジェネレイド)」があります。
レベル9モンスターを主軸とした他には無いコンセプトを持っているこのテーマです。
今回はそんな「ジェネレイド」デッキレシピや回し方など、2021年の環境に対応した「ジェネレイド」テーマの紹介をしていきます。
【王(ジェネレイド)デッキレシピ2021】を紹介!
モンスターカード
「王の影 ロプトル」×3
「虚の王 ウートガルザ」×1
「死の王 ヘル」×1
「轟の王 ハール」×1
「光の王 マルデル」×1
「惑星探査車」×3
「PSYフレームギア・γ」×3
「PSYフレーム・ドライバー」×1
「スカル・マイスター」×2
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×3
魔法カード
「王の舞台」×3
「テラ・フォーミング」×1
「強欲で金満な壺」×2
「金満で謙虚な壺」×1
「墓穴の指名者」×2
罠カード
「王の襲来」×3
「メタバース」×1
「神の宣告」×3
「バージェストマ・ディノミスクス」×2
エクストラデッキ
「永の王 オルムガンド」×1
「真竜皇V.F.D.」×1
「天霆號アーゼウス」×1
汎用ランク9エクシーズモンスターや汎用リンクモンスターをお好みで(「強欲で金満な壺」等の除外コストを兼用しているためエクストラデッキが計15枚になるように)
【王(ジェネレイド)デッキレシピ2021】の回し方を紹介!
このデッキの主なコンセプトは、「王の舞台」を使って展開した「ジェネレイド」モンスターを駆使することで相手の戦術妨害をしつつもその高いステータスでビートダウンを行っていくというものです。
今回紹介したデッキレシピでは他のテーマカードの採用を出来るだけ控えましたが、エクストラデッキを使うのを諦めて「ドラグマ・パニッシュメント」やそれをサーチできる「教導の聖女エクレシア」等の「ドラグマ」カードを出張採用するのも有りです。
また、それとは逆に「王の舞台」でトークンを展開できるのを利用して「スチーム・シンクロン」を採用した、シンクロタイプの「ジェネレイド」デッキも強力です。
シンクロタイプの「ジェネレイド」デッキの紹介はコチラ↓
デッキの回し方ですが、最序盤の「ジェネレイド」ではまず「王の舞台」の発動やその準備を整えることが最優先になります。
「王の舞台」自体のフル投入、専用サポートカードの「王の襲来」、汎用フィールド魔法サポートカードの「テラ・フォーミング」「惑星探査車」「メタバース」採用することでいずれかが初期手札に来る可能性を上げられます。
仮にどれも手札に来なかったとしても、ドローソースである「強欲で金満な壺」や「増殖するG」等を使えば引き込めるチャンスを作れます。
自分のターンで「王の舞台」を発動した後は、その効果もあって展開や妨害をするために相手ターン中に行動していくことになります。
「王の舞台」の効果でリクルートするモンスターとしては、相手が展開などをする前なら制圧力が高い上に攻守が3000もある「轟の王 ハール」は有力候補になります。
既に相手がエースや切り札を出している場合では、フィールドのカード1枚を除外できる「虚の王 ウートガルザ」の除去効果を狙うのも有りです。
「王の影 ロプトル」を使えば自分のターン中でもレベル9の「ジェネレイド」モンスターをリクルートすることが出来ますが、「王の舞台」のトークン生成効果が無いと「轟の王 ハール」「虚の王 ウートガルザ」のコストを用意しにくいため、「光の王 マルデル」のサーチ効果や「死の王 ヘル」の蘇生効果を使いたい場合に利用するのがお勧めです。
既に「王の舞台」を発動出来ている状態で手札にある「惑星探査車」等は「王の舞台」が除去された場合の備えとして使えるものの、いらないと思ったなら「バージェストマ・ディノミスクス」等の手札から捨てるカードとして有効活用すると良いでしょう。
前述した「ジェネレイド」モンスターだけでなく、手札誘発モンスターや汎用罠カード等も駆使して相手の戦術を確実に妨害することでデュエルを有利に進められるでしょう。
「王(ジェネレイド)」テーマへの対策を紹介!
次は「ジェネレイド」テーマへの対策を紹介していきます。
ここで紹介する対策は、「ジェネレイド」テーマの弱点にもなりますので、デッキを構築する際は、この辺も意識してみると良いでしょう。
「王の舞台」の効果無効・あるいは除去
相手の戦術妨害に長けた「ジェネレイド」ですが、デッキを動かすためのキーとなるカードが分かりやすいという弱点があります。
仮に自分が「王の舞台」を先攻1ターン目で発動出来たとしても、相手の後攻1ターン目で「王の舞台」のリクルート効果を「灰流うらら」で無効にされたり「王の舞台」の効果にチェーンして「サイクロン」や「幽鬼うさぎ」を使われるとかなり困った状況に陥ります。
もちろんそうならないように「PSYフレームギア・γ」等の手札誘発モンスター
「墓穴の指名者」や「神の宣告」等の妨害カード
発動しておいた「王の舞台」とは別に「王の襲来」や「メタバース」をセットしておくことで2段構えにするといった対策を取れます。
しかしそれが本当に出来るかどうか、相手が除去カード等を引いたかどうかはどうしても運次第になってしまうでしょう。
「ジェネレイド」デッキのターン中のモンスター除去
相手ターン中には高い制圧力を発揮する「ジェネレイド」ですが、自分のターンにモンスターが除去されることは苦手としています。
代表的な物としては「聖なるバリア -ミラーフォース-」といった攻撃反応型の罠カード等が挙げられます。
「王の舞台」で生成したトークンがいるのは相手ターン中のみであるため、自分のターン中にコストが多めの「轟の王 ハール」等の効果を使えるかどうかは自分フィールド次第ですので場合によっては大した抵抗も出来ずに除去されかねません。
「神の宣告」等なら対応できますが、ちょうどよく来てくれるかは運次第になります。
まとめ!
今回は「ジェネレイド」の純構築に出来るだけ近いデッキレシピを紹介させていただきました。
「ジェネレイド」はレベル9モンスターを主軸にしていたり相手にドローさせたりそれを利用したりと、非常にユニークなコンセプトのテーマになっています。
その特異性から初心者向けとは言えませんが、使いこなせれば切り札級のモンスターを駆使する他には無い強みを持ったデッキになるでしょう。
またこちらでは「ジェネレイド 」デッキと相性の良いカードや特徴を別途紹介しております!