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2021年11月昨今、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットはかなり高い使用率となっています。
大会環境でも使用率が高いこともあり、近々規制を受けるのではないかという話もよく聞きます。
そこで今回は「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の主張セットが今後規制される可能性などについて考察していきたいと思います。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の現在の使用率や汎用性について軽くおさらい!
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2100
レベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分の墓地の「HERO」カードの数×200ダウンする。
(2):自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドのカード1枚とフィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
次のターンのスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットの使用率は昨今の大会環境ではこの出張セットを採用しているデッキは多く、大会次第では参加者の内3割から5割近くが「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットを採用しているのが現状です。
大会次第ではあるものの、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットを採用しているデッキが優勝・準優勝・ベスト4といった好成績の内いずれかに入ってることはそう珍しくないのが昨今の大会環境となっています。
なぜ「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットの使用率が高いのかと聞かれれば、答えはその汎用性の高さにあります。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットとというのは、
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」+「フュージョン・デステニー」+融合素材となる「D-HERO」モンスター2体(「D-HERO ディバインガイ」と「D-HERO ダッシュガイ」の組み合わせが主流)+「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
です。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」自体の性能が高く汎用性があるのはもちろん、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出すギミックにも汎用性の高さの理由はあります。
まず融合召喚に必要な「フュージョン・デステニー」には発動後闇属性の「HERO」モンスターしか特殊召喚できなくなるという制約はあるものの、展開の最後に「フュージョン・デステニー」を発動すれば問題なくデッキ融合で「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出せます。
展開の最後に使えばいいというのは「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」も同じですが、以前大会環境で大流行した後に規制された「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」出張セットと比較すると、「フュージョン・デステニー」を素引きしても問題なく使用可能という点は汎用性という意味でも大きな差になっています。
次に融合素材となる「D-HERO ディバインガイ」と「D-HERO ダッシュガイ」の2体にも汎用性があります。
「D-HERO ディバインガイ」は自分の手札が0枚の場合に墓地の自身と「D-HERO」モンスターを除外することで2枚ドローできる効果があり、一緒に融合素材にした「D-HERO」モンスターを除外して手札補充が図れます。
また「D-HERO ダッシュガイ」は自分がドローフェイズにドローしたモンスター1体を特殊召喚できるという効果を持っているため、デッキを選ばずに展開の起点として活用することが可能です。
このことから「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットは非常に汎用性が高く、入れようと思えば大抵のデッキに採用することが出来る出張セットと言えます。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」は今後禁止になる可能性あり?個人的な意見は?
大会環境で汎用性の高い出張セットが流行することは今回が初めてではなく、これまでそういった出張セットの多くは規制を受けて使用不能あるいは使用しづらくなってきました。
そういった前例を踏まえれば、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットが今後規制される可能性はかなり高いと言わざるを得ません。
具体的にどのような規制がされるのかというと、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットを使用不能あるいは使用しづらくする規制強化はいくつか考えられます。
1つ目は「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の規制強化ですが、登場してからあまり日が経っていないことや以前似た活躍をしていた「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」という前例やカードパワーの差を踏まえると、すぐに「D-HERO デストロイフェニックスガイ」が禁止カードになるのは考えづらいです。
とはいえ1枚しか採用しない「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を制限カードに規制しても効果はほぼ無いので、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の規制強化は無さそうにも思えます。
2つ目は「フュージョン・デステニー」の規制強化ですが、「D-HERO」デッキの大幅な弱体化に繋がる点に目をつぶれば現実的ではあるようにも思えます。
とはいえ制限カード化ではデッキの「フュージョン・デステニー」の効果をコピーできる「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の存在もあって出張セット自体の性能はそこまで大きくは落ちないでしょう。
3つ目は「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の規制強化ですが、このカードはすでに「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」が禁止カード化した一因でもあるという過去があります。
禁止カード化しても良いと思う人もいるかもしれませんが、シンクロサポートの「水晶機巧-ハリファイバー」が様々な展開コンボに使われても制限カードでい続けることを考えると、融合サポートの「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が禁止カードに規制されるかどうかは正直難しい所です。
とはいえ規制されなければデッキ融合が出来る「融合」魔法カードや「フュージョン」魔法カードとセットで出張、という今回のようなことが今後も起きる可能性は否めません。
個人的な意見としては、大会環境でも活躍し続けている「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットが2022年1月の規制改定で何かしらの規制強化を受けるのはほぼ間違いないと考えています。
ただその規制強化が「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットを使用不能にするほどの物なのか、それとも「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットの使用率を下げられるくらいの物なのか、あるいは「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットを今後使用不能にするための前段階的な規制になるのかは正直分かりません。
まとめ!
「D−HERO デストロイ・フェニックスガイ」の規制の可能性について紹介して来ましたが、皆さんは「D−HERO デストロイ・フェニックスガイ」について、どの様な印象でしょうか?
バリバリ使っているという人もいれば、使っている反面、もう見飽きてしまったという人も多いかと思います。
「D−HERO デストロイ・フェニックスガイ」の出張セットは上位に入るデッキのほとんどに採用されているだけあり、次のリミットレギュレーションで引っかかる可能性は十分にあるでしょう。
しかし、どのパーツが規制対象になるのかは、予想難しいのが現状です。
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