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「D-HERO デストロイフェニックスガイ」は相手の攻撃力をダウンさせる効果や、破壊効果を持っていることもあり、相手にすると中々に厄介なモンスターです。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の対策法を紹介していきますので、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を使われたくない・使われるとかなり困るという方はぜひ参考にしてみてください。
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「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を対策するポイントは?
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2100
レベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分の墓地の「HERO」カードの数×200ダウンする。
(2):自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドのカード1枚とフィールドのカード1枚を破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
次のターンのスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」は融合モンスターであり、
- 相手モンスターを弱体化する効果
- フリーチェーンでお互いのフィールドのカードを1枚ずつ選んで破壊する効果
- 破壊された場合に次のターンのスタンバイフェイズに「D-HERO」モンスターを蘇生する効果
を持ちます。
融合素材がレベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスターなのに、なぜ出張セットとして使われるのかというと、デッキ融合が出来る「フュージョン・デステニー」とその効果をコピーできる汎用リンクモンスター「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の存在が大きな理由となっています。
(2024年6月現在OCGでは「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が禁止カードのため、「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」を使ったコンボができるのは遊戯王マスターデュエルのみ)
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」自体の強力な点はいくつかありますが、中でも大きいのがフリーチェーンで対象を取らない破壊ができ、その破壊に自身を含めることで次のターンには自己蘇生が出来ることです。
これにより「D-HERO デストロイフェニックスガイ」は何度でも蘇る除去要員として機能します。
また「D-HERO デストロイフェニックスガイ」に除去効果や効果を無効化する効果を使っても、それにチェーンする形で自身を破壊することで効果から逃れることが出来る点も対処の難易度が上がっている理由です。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の強力さについて分かったところで、対策する上でのポイントを挙げていきます。
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「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出させないようにする
まず1つ目は「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出させないようにすることです。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」に限らずほぼ全てのカードに言えることですが、出させない・使わせないという未然の対策を事前に取っておけば、どれほどそのカードの性能が高くても関係なくなります。
無敵の対策とも言える反面、他の対策法に比べると用途が限られるため先に相手に「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出されると腐ってしまうことがネックです。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」のフリーチェーン除去効果を使わせない
次に2つ目は「D-HERO デストロイフェニックスガイ」のフリーチェーン除去効果を使わせないことです。
前述でも紹介したように、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の除去効果はフリーチェーンであるため普通の除去や効果無効化では自壊によって躱されてしまいます。
自壊による回避をさせないためには、一部の『このカードの発動に対して相手はカードの効果を発動できない』というような
- チェーンをさせないカードを使う
- 「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の除去効果に更にチェーンして除去あるいは無効化効果を使う
という2つの手があります。
除去あるいは効果を無効化する際の注意点として、除去方法が破壊であったり効果を無効化した後に戦闘破壊してしまった場合は「D-HERO デストロイフェニックスガイ」は次のターンに自己蘇生してしまいます。
『墓地へ送る』『手札に戻す』『除外する』などの破壊以外の除去効果の使用や、効果を無効化できた後も破壊以外の除去効果で処理することを推奨します。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を自己蘇生させない
最後に3つ目は「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を自己蘇生させないことです。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」がフリーチェーンの除去効果で自身を含むカードを破壊した後、自己蘇生するには「D-HERO デストロイフェニックスガイ」自身が次のターンのスタンバイフェイズに墓地にいなければいけません。
この点に注目し、次のターンのスタンバイフェイズを迎える前に「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を相手の墓地から除外したりバウンスすることで自己蘇生を防げます。
1つ目の対策ともやや被りますが、このタイミングで「虚無魔人」のような特殊召喚を封じるカードを出しても「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の効果による蘇生を防げます。
この対策法は他の対策法に比べて難易度が低いのですが、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の蘇生効果は墓地へ送られた場合に発動するものですので、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」が墓地からいなくなったとしても自己蘇生は出来ないものの融合素材などにした墓地の「D-HERO」は蘇生されてしまう点には注意が必要です。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」に刺さるメタカード!
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出させない
「禁止令」
永続魔法
カード名を1つ宣言してこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
宣言されたカード名を元々のカード名とするお互いのカードに以下を適用する
(この効果の適用前からフィールドに存在するカードには適用されない)。
●フィールドに出す事ができない。
●カードの発動及び効果の発動と適用ができない。
●通常召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
●攻撃及び表示形式の変更ができない。
●素材を必要とする特殊召喚のための素材にできない。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出される前に「D-HERO デストロイフェニックスガイ」のカード名を宣言することで、使用不能にできます。
自分も「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を使用不能になること、永続魔法カードであるこのカードが除去されると効果は消えてしまうことには気を付けましょう。
「浮幽さくら」
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
自分のEXデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。
その後、相手のEXデッキを確認し、
選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自分も「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を採用しなければいけませんが、条件さえ満たせばフリーチェーンでエクストラデッキの「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を除外できます。
「フュージョン・デステニー」や「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の誓約の都合上、ある程度展開した後に「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を出してくるケースが多いため、このカードが手札に来ていれば妨害していけるでしょう。
「エクストラゲート」
速攻魔法
1から12までの任意のレベルを宣言して発動する。
相手はエクストラデッキに存在する宣言されたレベルを持つモンスター1体をゲームから除外する。
宣言したレベルを持つモンスターが相手のエクストラデッキに無かった場合、自分の手札を1枚選択して捨てる。
相手のエクストラデッキのレベル8モンスターが「D-HERO デストロイフェニックスガイ」のみだった場合、レベル8を宣言すればピンポイントで除外できます。
相手がリンクモンスターやエクシーズモンスターを主に使うデッキに「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットを採用している場合なら成功する確率は高いでしょう。
相手のエクストラデッキのカードをピンポイントで除去する効果を持つカードとしては「凶導の白聖骸」や「凶導の白騎士」もいますので、そちらもチェックしてみると良いでしょう。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の除去効果を使わせない
「壊獣」モンスター
効果モンスター
星8/炎属性/恐竜族/攻3000/守1200
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、
手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(4):1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる
(この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない)。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
「壊獣」モンスターの特徴として、相手フィールドのモンスターをリリースして相手フィールドに自身を特殊召喚できるという効果があります。
この効果は召喚ルール効果であることからチェーンブロックも作らないため、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の除去効果を使わせず尚且つリリースによって除去することで、蘇生効果も防げるため対策法としては極めて優秀です。
「禁じられた一滴」
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために
墓地へ送ったカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから他のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
手札コストにモンスターを使うことで、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」にチェーンを組ませることなく攻撃力の半減と効果の無効化ができます。
攻撃力が下げたので、戦闘破壊したい気持ちは分かりますが、自己蘇生させないためにも破壊以外の除去手段を別に用意する必要があります。
「冥王結界波」
通常魔法
このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。
(1):相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。
こちらも「D-HERO デストロイフェニックスガイ」にチェーンを組ませることなく効果の無効化ができます。
上記の「禁じられた一滴」の方が汎用性は高いですが、こちらは相手のモンスターによる制圧盤面を全て無効化できる点で差別化できます。
「超融合」
速攻魔法(準制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を融合素材に使えば、チェーンを組ませずに除去しつつ、蘇生効果も発動させないため一石二鳥です。
融合召喚先としては素材指定が緩い「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」が筆頭候補となるでしょう。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を自己蘇生させない
「屋敷わらし」
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果
手札誘発効果で「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の蘇生効果を無効にできます。
このカード自体が比較的汎用性の高いカードであるため使いやすいのは利点ですが、相手のデッキ次第では「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の蘇生対策以外に使いづらいということもあり得る点は要注意です。
「D.D.クロウ」
効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100
(1):自分・相手ターンに、このカードを手札から墓地へ捨て、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を墓地から除外することで、自己蘇生を防げます。
先述もしたように「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の蘇生効果自体は防げていないため、他の「D-HERO」モンスターを蘇生されることには気を付けましょう。
「墓穴の指名者」
速攻魔法(準制限カード)
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及び
そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
「D-HERO デストロイフェニックスガイ」を墓地から除外することで蘇生効果を無効にできます。
手札誘発モンスターに対しても有効であることから非常に汎用性が高い優秀なカードであり、それ故にこのカードを何に対して使うべきかはしっかり見極めた方が良いでしょう。
まとめ!
「D−HERO デストロイ・フェニックスガイ」は制圧力が高いカード故に、一度フィールドに召喚されてしまうと、処理が難しいモンスターと言えます。
「HERO」デッキでは、「D−HERO デストロイ・フェニックスガイ」を採用していることも多いですが、対策や弱点を知っていれば、対処できるモンスターです。
「D−HERO デストロイ・フェニックスガイ」の対策を考えている方は、ぜひ今回の内容を参考にしていただければ幸いです。
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「D−HERO デストロイ・フェニックスガイ」に関しての別途記事はコチラ⬇︎