2023年10月リミットレギュレーションで規制強化が予想されるカード8選!【遊戯王OCG】

遊戯王OCGでは年に4回の規制改定があるのですが、例年通りであれば202310月からは新たなリミットレギュレーションが適用されることになります。

そこで今回は新リミットレギュレーションで規制強化がされるカードについて予想していきたいと思います。

あくまでも予想ですので、必ず当たるとは限らないことは予めご承知おきください。

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2023年8月の大会環境を軽くおさらい!

規制強化の主な理由としてはいくつか考えられ、

  • 性能の高いデッキを弱体化
  • 汎用性が高過ぎる出張セットを規制して環境の固定化を防ぐといった大会環境のテコ入れ
  • 先攻ワンキル等のゲームバランス崩壊に繋がる強力過ぎるコンボの抑制

等が挙げられます。

このことから規制強化を予想する上では最近の大会環境について知っておく必要があります。

20238月の大会環境についてですが、「罪宝RACE」デッキや「罪宝ティアラメンツ」デッキの活躍が特に目立っており、使用率も高く多くの好成績を残しました。

流行や注目度もあり、上記の2つと比べると使用率は少し下がるものの「ピュアリィ」デッキも依然として好成績を残しています。

その他には「ラビュリンス」「VS」「神碑」「烙印」「魔術師」など様々なテーマデッキも活躍していました。

環境全体としてはやはり使用率・戦績ともに「罪宝RACE」デッキや「罪宝ティアラメンツ」デッキ等が飛びぬけているため、これらへの規制がかかる可能性はかなり高いです。

これまでの規制改定の傾向からすると採用率の高い出張セットも規制されやすいのですが、「罪宝」の出張セットに関しては登場が7月22日とまだ日が浅いため、しばらくの間は様子見されるかと思われます。

以上のことを踏まえた上で新リミットレギュレーションで規制強化されるカードについて予想していきます。

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2023年10月リミットレギュレーションで規制強化が予想されるカード8選を紹介!

「R-ACEハイドラント」制限カード化

R-ACEハイドラント

効果モンスター
星1/炎属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「R-ACEハイドラント」以外の「R-ACE」モンスターが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の「R-ACE」カードの効果でセットした速攻魔法・罠カード1枚はセットしたターンでも発動できる。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「R-ACEハイドラント」以外の「R-ACE」モンスター1体を手札に加える。

「R-ACE」テーマのキーカードであり、サーチ効果だけでなく「R-ACE」カードによってセットされた速攻魔法・罠カードをそのターンでも発動できるようにする効果があります。

「R-ACE」速攻魔法・通常罠カードを最大4枚もセットできる「R-ACEタービュランス」と並べれば状況に応じてセットしたカードの内1枚を発動していけるほか、「R-ACEヘッドクオーター」と併せることで繰り返し利用していけるのも優秀です。

「R-ACE」デッキの弱体化のためにキーカードであるこのカードが規制されることが予想されます。

「ティアラメンツ・クシャトリラ」制限カード化

ティアラメンツ・クシャトリラ

効果モンスター
星7/水属性/サイキック族/攻2300/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分の手札・墓地から
「クシャトリラ」カードまたは「ティアラメンツ」カード1枚を選んで除外する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分または相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(3):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。

お互いのターンに使える自己特殊召喚効果、特殊召喚成功時と効果で墓地へ送られた場合の墓地肥やし効果を持っています。

「ティアラメンツ」デッキでは墓地肥やし手段として利用でき、別の墓地肥やしカードで墓地へ送られた場合には追加での墓地肥を行えますし、「クシャトリラ」モンスターでもある故に「六世壊=パライゾス」でのサーチにも対応しています。

既に多数の「ティアラメンツ」カードが規制を受けていることもあり、このカードは「ティアラメンツ」デッキにはフル投入が基本となっているため、今回の「ティアラメンツ」デッキの弱体化のために規制される可能性は十分あるでしょう。

「ピュアリィ・デリシャスメモリー」制限カード化

ピュアリィ・デリシャスメモリー

速攻魔法
(1):フィールドのモンスター1体を選び、そのモンスターは次のターンの終了時まで戦闘では破壊されない。
さらに、以下の効果を適用できる。
●自分の手札を1枚選んで捨て、デッキからレベル1の「ピュアリィ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードを素材として持っている「ピュアリィ」Xモンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×300アップする。

「ピュアリィ」速攻魔法カードの内の一種であり、固有効果では戦闘破壊耐性の付与と自身をエクシーズ素材としたモンスターの強化が出来ます。

自分のモンスターの場持ちを上げたり相手モンスターをサンドバックにしたりといった柔軟な運用も可能なだけでなく、「ピュアリィ」デッキで高打点を確保する際にも非常に役立つカードです。

TCGでは既に制限カードに規制されているカードであり、「ピュアリィ」デッキの弱体化のために規制されることが予想されます。

「琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ」制限カード化

琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ

シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3500
チューナー2体+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
(1):このカードがS召喚した時に発動できる
(この効果の発動に対して、相手はカードの効果を発動できない)。
このターン、相手はフィールドで発動する効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):このカードが相手によって破壊された場合、
自分の墓地のレベル8以下のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

シンクロ召喚成功時の、チェーンを組ませずにそのターン中の相手のフィールドで発動する効果を封じる効果が特に強力です。

「赤き竜」を利用すれば、あちらとレベル12シンクロモンスターを並べることで相手ターン中にこのカードをシンクロ召喚扱いで特殊召喚することができます。

上記の強力な運用が簡単にできる「センチュリオン」テーマの登場や上記の運用に+αで妨害を構えられる「マナドゥム」デッキでの利用もあり規制される可能性があります。

上記の運用をさせないためにはこのカードか「赤き竜」のどちらかを禁止カードにしなければ意味が無いのですが、少なくとも現在時点ではまだ大会環境で多用されているわけではありません。

しかし、「センチュリオン」で上記の運用を狙う場合弱点が無いわけでもないことも踏まえると、様子見かつ警告の意味を兼ねて制限カードに規制するという可能性もあるでしょう。

「ブロック・ドラゴン」制限カード化

ブロックドラゴン

特殊召喚・効果モンスター(準制限カード)
星8/地属性/岩石族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・墓地の地属性モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える。

比較的簡単に特殊召喚出来ることやサーチ効果が非常に優秀であり、「アダマシア」等の岩石族デッキでは重宝するカードです。

「アダマシア」デッキの流行や環境での活躍もあって、TCGとマスターデュエルの方では既に禁止カードに規制されているカードでもあります。

少なくとも現時点ではOCGで「アダマシア」デッキはそこまで活躍しているわけではありませんが、このカード自体のカードパワーが高いのは言うまでもないため、前回から引き続いての段階的な規制あるいは上記の環境上位デッキを規制後の環境での活躍を警戒しTCGとマスターデュエルに続く形で禁止カードにすることも考えられます。

「神碑の穂先」準制限カード化

神碑の穂先

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
このカードの発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
●デッキから「神碑の穂先」以外の「神碑」カード1枚を手札に加える。
その後、相手のデッキの上からカードを1枚除外する。
●EXデッキから「神碑」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。

「神碑」速攻魔法カードの内の1種であり、「神碑」カードのサーチが出来ることから極力フル投入したいキーカードでもあります。

前回の規制改定で「神碑の泉」が制限カードとなりましたが、それ以降も「神碑」デッキは度々大会環境で活躍を続けているため、環境上位デッキの弱体化をした際のバランス調整のためにも「神碑」デッキに更なる規制強化があるのではないかと予想されます。

「EMERGENCY!」準制限カード化

EMERGENCY!

速攻魔法
このカード名はルール上「R-ACE」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「R-ACE」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
その後、自分の手札・フィールドから「R-ACE」モンスター1体をリリースする。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「R-ACE」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。

レベルなどのステータスを問わず「R-ACE」モンスターを特殊召喚出来るだけでなく、上記の「R-ACEハイドラント」と合わせれば疑似的に墓地の「R-ACE」罠カードを利用することもできます。

このカードは基本パックに収録された「R-ACE」デッキの強化カードであり、「R-ACE」デッキが大会環境で活躍できるほどの強さになった理由の内の1つでもあります。

「R-ACE」デッキの弱体化を図る上では「R-ACEハイドラント」よりもこのカードを規制する方が効果的だとは思うのですが、このカードは登場からまだ約半年ですので制限カード化などの厳しめの規制があるかどうかは難しい所です。

「ビッグウェルカム・ラビュリンス」準制限カード化

ビッグウェルカム・ラビュリンス

「ラビュリンス」デッキのキーカードであり、「ラビュリンス」モンスターを特殊召喚したり墓地で発動する効果によってバウンスを行っていけます。

このカードの特殊召喚効果はその後自分フィールドのモンスターをバウンスしますが、「迷宮城の白銀姫」ならこのカードの発動が自己特殊召喚の条件となるためディスアドバンテージになりません。

モンスターが通常罠カードの効果でフィールドから離れているため「ラビュリンス」モンスターの効果トリガーとしても機能する点でも有用です。

環境上位デッキではないとはいえ、「ラビュリンス」デッキも大会環境で活躍するようになって長くなってきたため、規制改定後の環境での活躍を警戒した規制としてこのカードを選ぶことはあり得るでしょう。

まとめ!

2023年10月リミットレギュレーションで規制強化されそうなカードの傾向としては

  • 「R-ACE」テーマのキーカード
  • 「ティアラメンツ」関連のカード
  • 「神碑」関連のカード
  • 「ラビュリンス」テーマのキーカード

が規制対象になることが予想されます。

上記4テーマの中でも「ティアラメンツ」「神碑」は既に厳しい規制を受けているものの、大会環境で結果を出しており、ここまで環境に生き残っていることに関して、恐ろしさすら感じます。

「ティアラメンツ」「神碑」に関しては、今回も規制が入ることが予想されるものの、「ティアラメンツ」に関しては、「罪宝」との混合構築もあり、大幅な規制をしない限り、2023年10月も環境に居座ることになるでしょう。

2023年10月のリミットレギュレーションは前回のリミットレギュレーションに加えて、環境に残っているテーマを更に弱体化するものになることが予想されますが、どこまで規制対象となるのか、期待半分、不安半分と言ったところです。

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