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2023年7月22日に発売の基本パック エイジ・オブ・オーバーロードにて「霊魂鳥(エスプリット)」テーマの新規カードが登場しました。
新規カードを採用した新たな「霊魂」デッキレシピやその回し方などを紹介していきます。
「霊魂鳥(エスプリット)」デッキレシピ2024!
モンスターカード
「荒魂」×3
「幸魂」×2
「和魂」×2
「天岩戸」×2
「マンジュ・ゴッド」×2
「海亀壊獣ガメシエル」×1
「霊魂鳥影-彦孔雀」×2
「霊魂鳥影-姫孔雀」×2
「霊魂鳥神-彦孔雀」×2
「霊魂鳥神-姫孔雀」×2
「灰流うらら」×3
魔法カード
「星逢の神籬」×3
「霊魂の降神」×3
「儀式の下準備」×3
「強欲で金満な壺」×3
罠カード
「星逢の天河」×2
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
汎用ランク4エクシーズや汎用リンクモンスター(「強欲で金満な壺」のコストを兼ねる)
「霊魂」デッキの回し方!
デッキのコンセプトとしては、儀式モンスターとスピリットモンスターの両方をメインとしつつバウンスを駆使することでデュエルを有利に進めていくというものです。
今回紹介したデッキレシピではあくまで「霊魂」をメインとしていますが、儀式サポートとして「魔神儀」カードの採用や「ネフティス」や「メガリス」などといった別の儀式テーマと混合構築にするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずは儀式召喚をするために必要なカードを揃えていきます。
これまで「霊魂」デッキで儀式召喚をするためには「霊魂の降神」を使うのが基本でしたが、新規カードであるフィールド魔法カード「星逢の神籬」は自分フィールドのスピリットモンスターか「霊魂鳥トークン」を使ってデッキから儀式召喚を行える効果を持つため新たな儀式召喚の手段となれます。
サーチ効果を持つ「荒魂」は「霊魂」儀式モンスターのサーチも可能であり、「幸魂」と「和魂」は、追加召喚や召喚権の追加によって自分フィールドにモンスターを並べやすいため、上記の「星逢の神籬」と組み合わせても優秀な儀式素材として利用していけます。
儀式サポートとして優秀な「儀式の下準備」も活用でき、「霊魂の降神」のサーチと「霊魂鳥神」モンスターのどちらかはサーチ・サルベージすることで簡単に儀式手段と儀式召喚先を引き込めます。
準備が出来たら儀式召喚をしていきます。
新規カードである「霊魂鳥影」モンスターはレベルが4であるため儀式素材の消費を抑えやすいことに加え、どちらもサーチ効果を持っているため更なる展開へと繋いでいくための中継点として有用です。
また、「霊魂鳥影」モンスターは除外された次のスタンバイフェイズに帰還する効果を持つため、「霊魂の降神」効果で墓地から儀式素材として利用するのに向いているというのも、明確な利点です。
「霊魂鳥神」モンスターは強力なバウンスをしつつ下級スピリットモンスターを展開する効果を持っているため、相手フィールドのカードをバウンスで除去しつつ「霊魂鳥神」モンスターや特殊召喚したスピリットモンスターで攻勢に出ていけます。
「星逢の神籬」の効果でアクセスできる「星逢の天河」は「霊魂」儀式モンスターをサーチできるだけでなく、2の効果を使うことで相手ターン中に儀式召喚することも狙えるため、儀式召喚成功時にバウンス効果を持つ「霊魂鳥神」モンスターを儀式召喚することで相手の行動妨害に繋げることも可能です。
「霊魂」デッキでは儀式召喚がメインとなることから「強欲で金満な壺」をドローソースとして利用していけますが、制約などでエクストラデッキからの特殊召喚に制限がかかるわけではないので、「荒魂」と「幸魂」の組み合わせで簡単に出せる汎用ランク4エクシーズなどを採用しておけば対応力向上にも繋がります。
「霊魂」デッキの展開例!
後攻ターン以降を前提とし、手札に「荒魂」(「マンジュ・ゴッド」でも可)+「儀式の下準備」の計2枚が存在する場合にできるコンボです。
「荒魂」を通常召喚→
「荒魂」の召喚成功時の効果で「霊魂鳥影-姫孔雀」をサーチ→
「儀式の下準備」を発動して「霊魂の降神」と「霊魂鳥神-彦孔雀」をサーチ→
「霊魂の降神」を発動して「荒魂」をリリースして手札から「霊魂鳥影-姫孔雀」を儀式召喚→
「霊魂鳥影-姫孔雀」の儀式召喚成功時の効果で「星逢の神籬」をサーチ→「星逢の神籬」を発動→
「星逢の神籬」の効果で「霊魂鳥影-姫孔雀」をリリースしてデッキから「霊魂鳥影-彦孔雀」を儀式召喚→
「霊魂鳥影-彦孔雀」の効果で自身をリリースして「霊魂鳥影-彦孔雀」(2体目)と「霊魂の降神」(2枚目)をサーチ→
「霊魂の降神」(2枚目)を発動して墓地の「霊魂鳥影-姫孔雀」と「霊魂鳥影-彦孔雀」を除外して手札から「霊魂鳥神-彦孔雀」を儀式召喚→
「霊魂鳥神-彦孔雀」の儀式召喚成功時の効果で相手モンスターを3体までバウンスして手札から「霊魂鳥影-彦孔雀」(2体目)を特殊召喚できます。
このターンのバトルフェイズ、「霊魂鳥神-彦孔雀」によって相手モンスターを最大3体もバウンスできたので、「霊魂鳥神-彦孔雀」と「霊魂鳥影-彦孔雀」(2体目)を使って攻撃できます。
エンドフェイズ、「霊魂鳥神-彦孔雀」と「霊魂鳥影-彦孔雀」(2体目)は自身の効果により手札に戻り、それをトリガーに「星逢の神籬」2の効果を2回使用し、「霊魂の降神」のサルベージと「星逢の天河」をデッキからセット可能です。
この時点で自分のフィールドには、「星逢の神籬」+「霊魂鳥神-彦孔雀」の効果で生成した「霊魂鳥トークン」2体+セットした「星逢の天河」を用意できました。
次の相手ターンのスタンバイフェイズ、除外されていた「霊魂鳥影-姫孔雀」と「霊魂鳥影-彦孔雀」の効果で帰還します。
この相手ターン中、「星逢の天河」を発動して手札の「霊魂鳥神-彦孔雀」を公開することで「霊魂鳥神-姫孔雀」をサーチ→
墓地の「星逢の天河」の効果を発動して手札の「霊魂の降神」を捨てることでその効果をコピーして「霊魂鳥トークン」2体をリリースして「霊魂鳥神-姫孔雀」を儀式召喚→
「霊魂鳥神-姫孔雀」の儀式召喚成功時の効果で相手フィールドの魔法・罠カードを3枚までバウンスして「天岩戸」をリクルート可能です。
「天岩戸」がいることでスピリットモンスター以外のモンスター効果を封じ、特殊召喚されている「天岩戸」はバウンス効果も発動しないため強力なロックで相手の切り返しを防いでいけます。
もし相手のデッキの内容がモンスターに大きく偏っていたりなど「霊魂鳥神-姫孔雀」のバウンス効果自体を使えず「天岩戸」をリクルートするのが難しい場合、自分のターンに「霊魂鳥影-彦孔雀」効果でサーチするのを「天岩戸」にし、「霊魂鳥神-彦孔雀」の効果で手札から「天岩戸」を特殊召喚するという方法もあります。
この場合「星逢の天河」2の効果はどちらか一方しか使えないため、「霊魂の降神」をサルベージして次のターン以降の動きに備えるといった動きが望ましいでしょう。
まとめ!!
「霊魂鳥(エスプリット)」テーマの特徴は儀式とスピリットの特性を併せ持ったテーマ群であり、新規カードが収録されたのは7年ぶりです。
今回の構築は新規カードを主軸とした純構築でしたが、今回の構築以外にも「魔神儀」を採用した構築や「霊魂鳥神-彦孔雀」で相手モンスターをバウンスしつつ、「八汰烏」で相手のドローを封じる構築も面白いでしょう。
「霊魂鳥(エスプリット)」テーマは特性上、後攻で力を発揮しやすいテーマですので、できるだけ後攻に特化した構築を目指してみることをおすすめします。(「壊獣」モンスターの採用を増やすことで、バウンスできないモンスターの対処や、より後攻での対処がしやすくなります。)
他に類のない儀式とスピリットの特性を併せ持ったテーマで、使ってみると非常に面白いテーマです。
今回の強化を機に興味を持った方は、是非今回の構築を参考にしていただければと思います。
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