当サイトはプロモーションに繋がる広告を使用しています。
2023年7月22日に発売予定の基本パック エイジ・オブ・オーバーロードでは「エレキ」テーマに新規カードが登場し強化されます。
「エレキ」テーマは直接攻撃で相手のライフを削りながらもアドバンテージを稼ぎつつ、シンクロ召喚を狙っていくテーマデッキです。
そこで今回は強化された新たな「エレキ」デッキレシピやその回し方などについて紹介していきます。
新規「エレキ」デッキレシピ2023の紹介!
モンスターカード
「エレキトンボ」×2
「エレキハダマグロ」×3
「エレキリン」×3
「エレキジ」×3
「エレキングコブラ」×3
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×3
魔法カード
「エレキカンシャ」×3
「エレキングダム」×3
「カイザーコロシアム」×3
「金満で謙虚な壺」×1
「墓穴の指名者」×2
罠カード
「エレキャンセル」×1
「群雄割拠」×2
「御前試合」×2
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
「エレキマイラ」×3
「エレキュレム」×3
「エレキュウキ」×3
「常夏のカミナリサマー」×3
「トロイメア・フェニックス」×1
「トロイメア・ユニコーン」×1
「轟雷機龍-サンダー・ドラゴン」×1
新規「エレキ」デッキの回し方を紹介!
デッキのコンセプトとしては、直接攻撃で相手のライフを削りながらもアドバンテージを稼ぐことでデュエルを有利に進めるというものです。
今回紹介したデッキレシピでは相手にモンスターを展開させないようにロックカードを採用していますが、「エレキ」モンスターの打点を上げられるカードを採用してワンターンキルを狙えるようにしたり、相手の攻撃から身を守れるカードを採用して相手ターンを凌ぎやすくしたりするのも有りでしょう。
デッキの回し方としては、まずはキーカードを引き込んだりダイレクトアタッカーとなれる「エレキ」モンスターの展開を行っていきます。
エレキングダム
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード及び自分フィールドの「エレキ」モンスターの、
正面の相手モンスター自身の召喚・特殊召喚成功時の効果を相手は発動できない。
(2):自分フィールドの「エレキ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なる「エレキ」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
その後、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力分のLPを失う。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は雷族モンスターしか特殊召喚できない。
「エレキカンシャ」は自分フィールドの雷族モンスターの数だけ「エレキ」カードのサーチが出来るためサーチ手段として利用できますし、「エレキカンシャ」でのサーチに対応している新規カード「エレキングダム」は「エレキ」モンスターのリクルートが出来るためスムーズに展開に繋げていけます。
「エレキ」モンスターの中でもダイレクトアタッカーでありサーチャーでもある「エレキングコブラ」は新規カードである「エレキハダマグロ」と相性が抜群なため、上記のサーチやリクルート効果で積極的にフィールドに出していきたいキーカードです。
「エレキ」モンスターを出したなら、その効果による直接攻撃で相手のライフを削っていきます。
エレキハダマグロ
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻 800/守 700
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のモンスターが相手に戦闘ダメージを与えたダメージステップ終了時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
このカードと、チューナー以外の自分の手札・フィールド(表側表示)のモンスター1体以上をリリースし、
リリースしたモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つ「エレキ」Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
新規カードである「エレキハダマグロ」は相手に戦闘ダメージを与えたダメージステップ終了時に手札から自己特殊召喚出来るのに加え、このカード自身もダイレクトアタッカーであり、直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えることで「エレキ」シンクロモンスターを特殊召喚できます。
同じく新規カードでありシンクロモンスターの「エレキュウキ」はダイレクトアタッカーであることに加えてこちらも「エレキ」シンクロモンスターを特殊召喚する効果を持っているため、
「エレキハダマグロ」→「エレキュウキ」→「エレキ」シンクロモンスター
と繋げることで、バトルフェイズ中にモンスターを展開しつつ連続直接攻撃を仕掛けていけます。
今回紹介したデッキレシピでは「エレキ」モンスターが光属性・雷族で統一されていることに注目して「群雄割拠」や「御前試合」を採用しており、リクルート効果を持つ「エレキトンボ」と相性が良い「カイザーコロシアム」でも相手の展開も抑制します。
相手の展開を抑制したり手札誘発などの汎用カードを利用することで、「エレキ」モンスターの直接攻撃で相手のライフを削り切れなかった場合に、相手ターンを凌ぐための手段として活用できるでしょう。
新規「エレキ」デッキの展開例を紹介!
新規カードを使った具体的な展開例を1つ紹介します。
後攻ターン以降を前提とし、手札に「エレキカンシャ」+「エレキリン」or「エレキジ」or「エレキングコブラ」(今回は「エレキリン」と仮定します)の計2枚がある場合にできるコンボです。
「エレキリン」を通常召喚→
「エレキカンシャ」を発動して「エレキングダム」をサーチ→
「エレキングダム」を発動→
「エレキングダム」の効果で「エレキングコブラ」をリクルートして攻撃力分ライフを失う→
バトルフェイズに入る→
「エレキリン」で直接攻撃→
「エレキングコブラ」で直接攻撃→
相手に戦闘ダメージを与えたことで「エレキングコブラ」の効果を発動し「エレキハダマグロ」をサーチ→
「エレキハダマグロ」の効果で手札から自己特殊召喚→
「エレキハダマグロ」で直接攻撃→
エレキュウキ
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/雷族/攻1600/守1700
「エレキ」チューナー+チューナー以外の雷族モンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは直接攻撃できる。
(2):このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分の墓地の「エレキ」チューナー1体と、
チューナー以外の自分フィールドの表側表示の雷族モンスター1体をデッキに戻し、
EXデッキから「エレキュウキ」以外の「エレキ」Sモンスター1体を特殊召喚する。
相手に戦闘ダメージを与えたことで「エレキハダマグロ」の効果を発動し自身と「エレキングコブラ」をリリースしてエクストラデッキから「エレキュウキ」を特殊召喚→
「エレキュウキ」で直接攻撃→
相手に戦闘ダメージを与えたことで「エレキュウキ」の効果を発動し墓地の「エレキハダマグロ」と「エレキングコブラ」を除外してエクストラデッキから「エレキマイラ」を特殊召喚→
「エレキマイラ」で直接攻撃→
相手に戦闘ダメージを与えたことで「エレキュウキ」の効果を発動し相手の手札1枚をデッキトップに置きます。
エレキュウキ
シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/雷族/攻1400/守1200
「エレキ」と名のついたチューナー+チューナー以外の雷族モンスター1体以上
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手の手札をランダムに1枚デッキの一番上に置く。
結果的に「エレキリン」「エレキングコブラ」「エレキハダマグロ」「エレキュウキ」「エレキマイラ」の5体で直接攻撃ができ、ダメージ合計は6000となります。
初期手札にあったのが「エレキリン」ではなく「エレキジ」だったのであればダメージは200下がりますが、それでも計5800のダメージとなります。
「エレキカンシャ」の効果で1000(初期手札に「エレキングコブラ」があり「エレキリン」をリクルートした場合は1200)ライフを失っていますが、連続直接攻撃で大ダメージを与えられたことを考えれば十分割に合ったリスクと言えるかと思います。
また、この時点で自分フィールドには「エレキングダム」の発動下で「エレキリン」+「エレキュウキ」+「エレキマイラ」が並び、「エレキマイラ」の効果で相手のドローロックも出来ているので、次の相手ターンを凌げれば残った「エレキ」モンスターや「エレキングダム」等で直接攻撃できる「エレキ」モンスターにアクセスすることで残りの相手ライフを削り切ることも狙えるでしょう。
まとめ
今回紹介した構築は「エレキ」モンスターを主軸とし、罠カードでロックしていく構築を紹介してきましたが、打点を上げることができる「オネスト」や攻撃力1500以下の雷族を2体サルベージできる「バッテリーリサイクル」などを採用するもの手です。
また、「エレキングダム」の制約が気になるものの、採用率の高い汎用シンクロモンスターやリンクモンスターを採用することで、デッキの対応力を上げることができます。
「エレキ」テーマはロック性能とシンクロ召喚を掛け合わせたテーマであり、上手くデッキを回すことができれば、デュエルを有利に進めていくことができるテーマです。
「エレキ」デッキを組む際は是非、今回の構築を参考にしていただければ幸いです。