アニメの影響もあって、サイバース族リンクモンスターは多種多様に存在します。今回はそんなサイバース族リンクモンスターの中から汎用性の高いおすすめのものを紹介していきます。
汎用性が高いとはいえリンクモンスターである以上ある程度の展開力があるデッキであることを前提にし、素材と効果共にデッキを選ばずに採用できるサイバース族リンクモンスターという括りにしたいと思います。
目次
おすすめのサイバース族汎用リンクモンスターの紹介!!
「セキュリティ・ドラゴン」
このカード自体はモンスター2体という緩い召喚条件で出すことができるので、上または下にリンク先が向いているリンク1モンスター等と併せることでバウンス効果の発動条件も容易に満たせます。
モンスターの展開さえできれば汎用的に使えるバウンス効果であるため、リンク3以上のモンスターを出す際に一度このカードと相互リンク用のリンクモンスターを並べることを経由させれば相手モンスターを除去しつつ強力なリンクモンスターへ繋げられます。
「I:Pマスカレーナ」
効果の真価を発揮させるためにはこのカードに加えて他のモンスターを出す必要がありますが、このカードのリンク素材はリンクモンスター以外のモンスター2体と比較的緩いため大きな問題にはなりません。
1つ目の効果で相手ターン中にサクリファイスエスケープや全体破壊効果にチェーンしてリンク召喚するのも良いですし、自分のターンにリンク素材として使用して高リンクモンスターの場持ちを上げてから攻撃するということも可能です。
中でも元々耐性効果を持っている「ヴァレルソード・ドラゴン」や「ヴァレルロード・ドラゴン」、後述する「双穹の騎士アストラム」等のリンク素材に使用すると強力です。
非常に優秀なサイバース族汎用リンクモンスターですが、あえて欠点を挙げるとすればシングルカード価格が高いため入手難易度が高めなことです。
「アンダークロックテイカー」
こちらも前述した2体同様に効果を活かすにはこのカード+モンスター1体以上が必要になります。
リンク先のモンスター次第では相手モンスター1体の大幅な弱体化も狙えるので何かと便利です。
弱体化自体は一度使えばターン終了時まで続いているので、このカードとリンク先のモンスターを使って高リンクモンスターを出した後で弱体化したモンスターを攻撃するというのも一つの手です。
「パワーコード・トーカー」
相手のモンスターの効果をターン終了時まで無効に出来るため、厄介な永続効果などを持っているモンスターに対しては特に有効です。
更にモンスターを用意する必要はありますが、2つ目の効果を使うことで最大攻撃力4600まで上がるため火力面でも頼りになります。
素材にモンスター3体を要求しますが、トークンでも良いため複数体のトークンを生成するカードを使えば消費を抑えられます。
「デコード・トーカー」
アニメでもお馴染み、Playmakerのエースモンスターであり、リンク先のモンスターの数×500攻撃力が上がる効果と自分フィールドのカードを対象にするモンスター・魔法・罠カードが発動したときに自分のリンク先のモンスターをリリースすることで、その効果を無効にして、破壊する効果を持ちます。
リンク先にモンスターが存在しないとバニラ同然になってしまいますが、場持ちの良いモンスターをリンク先に特殊召喚したり、制圧力の高いモンスターと一緒に使うことで、より制圧力を上げることが可能です。
難点としては相手の向きにマーカーがあるので、相手のエクストラデッキのモンスターの召喚を許してしまう点が弱点となります。
比較的素材が緩いのが嬉しい点です。
「デコード・トーカー・エクステンド」
「デコード・トーカー」として扱うリンクモンスターで、2つ目の効果は「デコード・トーカー」と共通であり、3つ目の効果は自分のバトルフェイズ時にこのカードのリンク先のモンスターが戦闘で破壊された場合、墓地に送られた場合にこのカードはバトルフェイズを2回行う事の出来る効果を持ちます。
このカードのリンク先の相手モンスターを破壊すれば、2回攻撃出来たり、自分のリンク先のモンスターを自滅特攻でも2回攻撃を得ることが出来ます。
「デコード・トーカー」と比べると戦闘向きのモンスターとなっているので、「デコード・トーカー」とは用途に合わせて使い分けると良いでしょう。
こちらではこのカードについてより詳しく考察しております。
「ブルート・エンフォーサー」
召喚条件は効果モンスター2体と比較的緩く、リンクマーカーの向きも優秀なリンクモンスターです。
相手依存であるものの、対象のカードを破壊出来る効果を持っているので、効果を使った後に、このカードをリンク素材にする、いわゆる経由役として運用として使えます。
またこちらではこのカードについてより詳しく、考察しております。
「トポロジック・トゥリスバエナ」
サイバース族汎用リンク3モンスターの中ではエース級の攻撃力を持っており、効果を使うことで魔法・罠カードの全体除去と効果ダメージを狙えます。
相手が永続魔法・永続罠カード等でアドバンテージを稼ぐデッキの場合に特にこの効果は刺さります。
一度リンク召喚して蘇生制限を満たした後は、自分が使用していない方の空いているエクストラモンスターゾーンの正面に蘇生したりして相手の妨害を行うことも可能です。
「トポロジック・ボマー・ドラゴン」
一掃効果で相手のフィールドをガラ空きにすることを狙えますし、効果ダメージを期待してフィニッシャーとしても使えます。
相手がリンク先にモンスターを特殊召喚することを多用するデッキであれば初手でこのカードを出しておくだけでも妨害として機能させられます。
効果ダメージは相手モンスターの方が攻撃力が低いのであれば戦闘ダメージと併せて3000ダメージを狙えますし、この効果は自爆特攻をしても発動できるためダメージ覚悟にはなりますが3000超の効果ダメージでフィニッシュを決めることも出来るという使い方は覚えておくと良いでしょう。
特別枠
ここではリンク素材に指定はありますが、セットでの出張を含めれば幅広いデッキに採用できるサイバース族リンクモンスターを紹介します。
「リンクリボー」
ご存知レベル1モンスター1体で出せるリンク1であり、その効果により防御面でも役立ちます。
レベル1のトークンを生成するカードは多く存在するため、それらと併せれば無理なく出せる上にリンク先の確保も出来ます。
効果モンスターをリンク素材に要求するモンスターを出したい場合、自分フィールドのレベル1トークンをリリースして自己蘇生すれば素材の確保という面でも有用です。
「転生炎獣アルミラージ」
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体で出せるリンク1モンスターであり、他にモンスターがいればフリーチェーンで自身をリリースすることで1ターン限りの効果破壊耐性の付与が出来ます。
効果を使うために通常召喚した攻撃力1000以下のモンスターを相手ターンの間棒立ちさせてしまうことを避けられるほか、「クリッター」等の墓地で発動する効果のモンスターを通常召喚してリンク素材にするといった運用があるため意外と使い勝手がいいモンスターです。
「双穹の騎士アストラム」
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上で出せるリンク4モンスターであり、強力な効果と高い攻撃力を持つことから間違いなく切り札級のモンスターと言えます。
一見難易度の高いリンク素材をしていますが、リンクモンスターを経由させることで「スケープゴート」1枚からでも容易にリンク召喚をすることが出来ます。
リンク召喚を多用できるほど展開力が高いデッキ、もしくはトークン生成カードと汎用素材の低リンクモンスターを一緒に採用することで無理なく出せるためその性能の高さも含めて多くの場面で活躍してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はサイバース族に限定して、汎用性の高いサイバース族リンクモンスターを紹介させていただきました。
サイバース族のリンクモンスターは種類が多く、強力なモンスターも多いです。
サイバース族デッキだけでなく、リンク召喚を使うテーマであれば十分に採用出来るモンスターも多いのも嬉しい点であります。
サイバース族リンクモンスターを選ぶ際は是非参考にして見てください!
こちらでは汎用リンクモンスターを紹介しております。
コチラではサイバース族をサポートするカードを紹介しておりますので、サイバース族デッキを組む際は是非参考にしていただけたらと思います!