2025年4月にシングル価格が高騰したカード6選！【遊戯王OCG】

当サイトはプロモーションに繋がる広告を使用しています。

2025年4月も終わりということで、今月にシングル価格が高騰したカードを振り返っていきます。

価格が高騰した理由の考察や4月30日現在時点での平均相場価格も一緒に紹介します。売買を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

2025年4月にシングル価格が高騰したカード一覧

「バックアップ＠イグニスター」

チューナー・効果モンスター
星３/闇属性/サイバース族/攻1200/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：ＥＸデッキから特殊召喚されたサイバース族モンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「バックアップ＠イグニスター」以外のサイバース族・闇属性モンスター１体を手札に加える。
その後、自分の手札を１枚選んで捨てる。

モンスターが闇属性・サイバース族で統一された「M∀LICE」において、容易に自己特殊召喚できることやサーチ効果も活用できることから、展開力と安定力の向上を図れるため、デッキにフル投入されていることも多いです。

昨今ではこのカードを採用しない構築の「M∀LICE」デッキも好成績を残しましたが、このカードを採用する構築の方が主流なのは間違いありません。4月環境での「M∀LICE」デッキの活躍を受け、相性の良いこのカードは価格が上昇しました。

「未来の柱－キアノス」

効果モンスター
星１/光属性/機械族/攻 500/守1500
このカード名はルール上「閃刀」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：手札から魔法カード１枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「閃刀姫－ロゼ」１体を特殊召喚する。
このターン、自分は機械族モンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(3)：墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地・除外状態の「閃刀姫－ロゼ」１体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。

• ルール上「閃刀」カードとして扱う効果外テキストや自己特殊召喚効果
• 「閃刀姫－ロゼ」をサポートする2つの効果

上記の2つの効果を持つことから「閃刀姫」デッキの初動となれるカードです。

「閃刀姫」テーマは4月末に発売したデュエリスト・アドバンスにて新規カードが登場して強化され、新規カードである「閃刀姫＝ゼロ」を活用する上でもこのカードは初動として機能します。「閃刀姫」テーマ自体の人気が高いこともあり、今回の強化によってこのカードの需要が増加し価格が上がりました。

「BK キング・デンプシー」

エクシーズ・効果モンスター
ランク４/炎属性/戦士族/攻2300/守1800
レベル４モンスター×２
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキからレベル４以下の戦士族・炎属性モンスター１体または
「バーニングナックル」魔法・罠カード１枚を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2)：自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドのＸ素材を１つ取り除き、以下の効果を適用する。
●このターン中は自分フィールドの「ＢＫ」モンスターを相手は効果の対象にできない。

汎用素材のランク4エクシーズであり、炎属性・戦士族モンスターをサーチできることから「VS」ではキーカードである「VS ラゼン」をサーチする手段としても利用できます。

「VS」テーマはデュエリスト・アドバンスでの新規カードが登場したため、「VS」デッキの強化を機に相性の良いこのカードにも注目が集まり価格の上昇に繋がりました。

「始祖竜ワイアーム」

融合・効果モンスター
星９/闇属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
通常モンスター×２
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1)：「始祖竜ワイアーム」は自分フィールドに１枚しか表側表示で存在できない。
(2)：このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
通常モンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されず、
このカード以外のモンスターの効果を受けない。

通常モンスター2体を素材に融合召喚でき、通常モンスター以外への戦闘耐性やモンスター効果を受けない耐性を持っているのが特徴です。

デュエリスト・アドバンスにて登場した「始祖の竜王」はこのカードの上位版と呼べる性能をしており、使える融合素材の数に合わせて、このカードか「始祖の竜王」を出せるように、2体を同じデッキに採用するのが望ましいです。

同じくデュエリスト・アドバンスに収録された「原石融合」もこのカードや「始祖の竜王」を出すのに活用できるカードとなっているため、このカードの価格が上がりました。

「時を裂く魔瞳」

通常魔法
(1)：このデュエル中、以下の効果をそれぞれ適用する。
●自分は手札のモンスターの効果を発動できない。
●自分ドローフェイズの通常のドローは２枚になる。
●自分は通常召喚を１ターンに２回まで行う事ができる。
(2)：墓地のこのカードを除外し、手札から「時を裂く魔瞳」１枚を捨てて発動できる。
このターン、自分のモンスターの召喚成功時に相手はモンスターの効果を発動できない。

そのデュエル中手札からモンスター効果を発動できなくなる代わりに2種類のメリット効果を適用するのが特徴の「モルガナイト」カードであり、このカードで得られるメリットは通常のドローと召喚権を増やすものです。

メリット効果でより多くのアドバンテージを得るにはなるべく早い段階で発動しておきたいカードなのですが、デュエリスト・アドバンスにて登場した「瞳の魔女モルガナ」はこのカードをサーチできるため「死を謳う魔瞳」のサーチ効果と合わせ引き込みやすくすることで、格段に利用しやすくなります。「瞳の魔女モルガナ」の登場によって実用性が上がったことが今回の価格上昇に繋がりました。

「融合派兵」

通常魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(1)：ＥＸデッキの融合モンスター１体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記された融合素材モンスター１体を手札・デッキから特殊召喚する。

カード名が記された融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚できる通常魔法カードであり、効果と誓約により融合デッキで利用するのが基本となります。

デュエリスト・アドバンスにて登場した新規テーマ「アルトメギア」においてこのカードはデッキを回す上での初動となる「無垢なる者 メディウス」へのアクセス手段となれるだけでなく、手札でダブついたこのカードは「神芸学都アルトメギア」のサーチ効果を使うための手札コストに充てることも出来るため、安定力の向上やコンボの貫通力を上げるためにも貢献できます。「アルトメギア」は完全新規テーマということもあって注目度も高いため、相性が良いこのカードの相場価格が上昇しました。

2025年4月に高騰したカードの傾向はデュエリスト・アドバンスで登場したカードや大会環境で活躍している「M∀LICE」と相性の良いものが値上がりする結果となりました。デュエリスト・アドバンスに関しては、新規テーマである「アルトメギア」関連と相性の良いカードの値上がりが目立ちました。

2025年4月も相変わらず「M∀LICE」が環境で第一線を駆け抜けている状況です。そのため「M∀LICE」と相性の良い「バックアップ＠イグニスター」などは、少しずつではあるものの、値上がりを続けています。今回紹介したカードは2025年5月も引き続き需要が上がることが予想されるので、購入の予定の方は早めに入手しておくのも良いでしょう。