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遊戯王OCGでは年に4度規制改定があり、2025年4月からは新たなリミットレギュレーションが適用されます。
新リミットレギュレーションで規制が緩和されそうなカードについて予想します。あくまで予想なので、必ず当たるとは限らないことは予めご承知おきください。
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2025年4月のリミットレギュレーションで緩和が予想されるカード一覧
「十二獣ドランシア」準制限カード化
エクシーズ・効果モンスター(制限カード)
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×4
「十二獣ドランシア」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):自分・相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
「十二獣」エクシーズモンスターの内の1体であり、フリーチェーンで使える除去効果を持つことから切り返しと制圧のどちらでも活躍できるのが特徴です。
素材指定自体はかなり重いものの「十二獣」エクシーズモンスターが共通で持つ能力によって、エクシーズ召喚自体は簡単です。
「十二獣」デッキのエースとなれるのはもちろんのこと、少量の「十二獣」カードと合わせたセットを他のテーマデッキに出張採用もできます。
このカードは過去に禁止と制限復帰を行き来した経歴もあるのですが、2024年10月の規制改定で制限復帰後は大会環境への影響は特にありません。今回の規制改定で、更なる緩和がされる可能性は十分あるでしょう。
「サイバーポッド」準制限カード化
リバース・効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/岩石族/攻 900/守 900
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、お互いにデッキの上からカードを5枚めくり、
その中のレベル4以下の特殊召喚可能なモンスターを全て表側攻撃表示か裏側守備表示で特殊召喚する。
残りのめくったカードは全て手札に加える。
強力な盤面リセット効果を持つのが特徴のリバースモンスターです。
効果で不特定多数の下級モンスターを展開もできますが、リバース効果故の遅さや相手も展開できることから癖のあるカード1枚です。
デッキ破壊なども狙える点などから、初代禁止カードの内の1枚でしたが、前回の規制改定での制限復帰以降も特に問題にはなっていないため、段階的に緩和していくことが予想されます。
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」準制限カード化
融合・効果モンスター(制限カード)
星8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守2500
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
(1):このカードは効果では破壊されず、お互いはこのカードを効果の対象にできない。
(2):自分メインフェイズに発動できる(この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる)。
相手フィールドのモンスター1体を破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):1ターンに1度、カードの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。
耐性・除去&バーン・妨害&自己強化といずれも強力な効果を持つ融合モンスターです。
かつては「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」や「真紅眼融合」とセットで出張採用もされていたことから、禁止カードに規制されていましたが「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が禁止カードなこともあり、制限復帰し、復帰以降も大会環境に大きな影響は与えていません。
デッキに採用する場合でも複数枚積みする必要性が薄いカードなので、制限復帰して問題が無い以上、更なる緩和でも特に問題は無いでしょう。
「R-ACEエアホイスター」制限解除
効果モンスター(準制限カード)
星4/炎属性/戦士族/攻1700/守1700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「R-ACE」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時、
手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
手札から「R-ACEエアホイスター」以外の「R-ACE」モンスター1体を特殊召喚する。
「R-ACE」魔法・罠カードをサーチできる効果を持つことから「R-ACE」デッキの初動として機能する下級モンスターです。
以前の大会環境で「R-ACE」デッキが活躍したことから、準制限カードに規制されていました、しかし、最近の大会環境では規制やカードプールの変化もあり「R-ACE」デッキは目立った活躍がありません。
また2025年5月には「R-ACE」の構築済みデッキであるタクティカルトライデッキ 超骸装部隊R-ACEが発売するので、その販売促進の意味も含めて、このカードの規制が緩和される可能性は十分あるでしょう。
「クロノグラフ・マジシャン」制限解除
ペンデュラム・効果モンスター(準制限カード)
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「時読みの魔術師」1体を選び、
自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、手札からモンスター1体を特殊召喚できる。
(2):自分の手札・フィールド・墓地の、
「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」
「フュージョン・ドラゴン」モンスター1体ずつと、フィールドのこのカードを除外して発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
「時読みの魔術師」にアクセスするペンデュラム効果や、自分フィールドのカードが破壊された場合の自己特殊召喚効果などを持つペンデュラムモンスターです。
自己特殊召喚効果により「アストログラフ・マジシャン」同様「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」と合わせることで、疑似的なリクルートが可能であり、こちらは更に追加で手札からモンスターを特殊召喚も出来るため、展開に役立ちます。
前回の規制改定で準制限カードに緩和されたカードでもあり、緩和後も大会環境に影響はありませんでした。活躍がない以上、規制し続けている理由も特に無いため、更なる緩和が予想されます。
「真竜剣皇マスターP」制限解除
効果モンスター(準制限カード)
星8/光属性/幻竜族/攻2950/守2950
このカードを表側表示でアドバンス召喚する場合、
モンスターの代わりに自分フィールドの永続魔法・永続罠カードをリリースできる。
(1):このカードは、このカードのアドバンス召喚のためにリリースしたカードの
元々の種類(モンスター・魔法・罠)と同じ種類の効果を受けない。
(2):このカードがアドバンス召喚されている場合、
自分・相手ターンに1度、自分の墓地から永続魔法・永続罠カード1枚を除外し、
フィールドの他のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
モンスターの代わりに永続魔法・永続罠カードをリリースしてもアドバンス召喚でき、リリースしたカードに応じた耐性を得られる効果や、墓地の永続魔法・永続罠カードをコストにした除去効果を持つ最上級モンスターです。
「真竜」テーマの切り札となるカードであり、かつては禁止カードにまで規制されていたものの、前回の規制改定で準制限カードに緩和されて以降も特に問題はありません。段階的な更なる緩和がされる可能性が高いです。
「EMモンキーボード」制限解除
ペンデュラム・効果モンスター(準制限カード)
星6/地属性/獣族/攻1000/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「EM」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。
(2):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。
デッキからレベル4以下の「EM」モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
手札の「EM」モンスターか「オッドアイズ」モンスター1体を相手に見せる。
このターン、そのモンスター及び自分の手札の同名モンスターのレベルを1つ下げる。
レベル4以下の「EM」モンスターをサーチできるペンデュラム効果が有用なペンデュラムモンスターです。
高いペンデュラムスケールの「EM」モンスターを引き込んでペンデュラム召喚の準備を整えたり「EMドクロバット・ジョーカー」を引き込んで、その後の動きに繋いだりできます。
「EM」デッキの安定力を上げられるのはもちろんのこと、出張セットにしても利用できます。
こちらもかつては禁止カードにまで規制されていたカードですが、準制限カードに緩和されて以降も特に問題にはなってはいません。今回の規制規定で制限解除する可能性は十分あります。
「強奪」制限解除
装備魔法(準制限カード)
相手フィールドのモンスターに装備できる。
(1):装備モンスターのコントロールを得る。
(2):相手スタンバイフェイズに発動する。
相手は1000LP回復する。
装備モンスターのコントロールを奪う効果を持つ装備魔法カードであり、同じくコントロール奪取効果を持つ「心変わり」と比べると装備魔法カードである故に
- 恩恵を受けられるサポートカードが多数あること
- 装備している限り永続的なコントロール奪取が出来る
などが、明確な差です。
コントロールを奪ったモンスターの用途制限も一切ありません。奪ったモンスターが強力であれば、そのまま効果使用や、攻撃ができます。奪ったモンスターが汎用的に使える効果などを持っていなくとも、汎用リンクモンスターの素材などに使用すれば、間接的な除去をしつつ自分の展開に役立てられます。
強力なカードであるのは間違いありませんが、規制緩和されて以降も大会環境に大きな影響を与えていないので、段階的に更なる緩和が予想されます。
まとめ
2025年4月リミットレギュレーションで緩和が予想されるカードの傾向としては、緩和が進んでいるものの、特に環境への影響がないものです。
今回紹介したカードは、過去に環境を支配していたものではあるものの、緩和されてからも特に目立った活躍がありません。インフレが進んだ現在の環境で緩和されたとしても大きな問題にはならないでしょう。
2025年4月リミットレギュレーションの発表まで残りわずか、かつ規制緩和でどのテーマが力を取り戻すのか、今から楽しみです。
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