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先日、遊戯王OCGにて2025年4月1日から適用される新たなリミットレギュレーションの内容が発表されました。
新リミットレギュレーションの影響で、シングル価格の高騰しそうなカードについて予想していきます。あくまで予想なので必ず当たるわけではないことは予めご承知おきください。
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2025年4月のリミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカード一覧
「M∀LICE IN UNDERGROUND」
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
自分の手札・デッキ・墓地から「M∀LICE」カード1枚を除外できる。
(2):自分の除外状態の「M∀LICE」罠カードが3種類以上存在する限り、
自分フィールドの「M∀LICE」Lモンスターの攻撃力は3000アップする。
(3):自分フィールドに「M∀LICE」Lモンスターが存在する限り、
相手モンスターは「M∀LICE」Lモンスターしか攻撃対象に選択できない。
発動時の効果処理で手札・デッキ・墓地から「M∀LICE」カードを除外できることから「M∀LICE」デッキの初動として機能するだけでなく、条件を満たした場合の全体強化や相手の攻撃対象を限定する効果もあります。
今回の規制改定で「M∀LICE」は「M∀LICE<P>Dormouse」制限カード化の規制を受けましたが、逆に言えば「M∀LICE」テーマカードへの規制はそれだけで済んだので、新リミットレギュレーション適用後の環境でも一線を退くことはなさそうです。
このカードは「M∀LICE<P>Dormouse」と同じく「M∀LICE」デッキ弱体化のための規制先の候補として有力だったこともあり、今回の規制を免れたということで価格の上昇が予想されます。
「原石の皇脈」
永続魔法
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、
自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
(3):通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。
発動時の効果処理で「原石」カードをサーチできることに加え、特定のモンスターの全体強化や通常モンスターを手札・デッキ・墓地から特殊召喚出来る効果も持つ永続魔法カードです。
いずれも有用な効果により「原石」テーマにおける必須カードでもあり、昨今ではこのカードを含む「原石」カード複数枚と「ブルーアイズ」テーマを合わせた「原石ブルーアイズ」デッキが大会環境で活躍しています。
今回の規制改定ではノータッチだったこともあって「原石ブルーアイズ」デッキは、新リミットレギュレーション適用後の大会環境で活躍するデッキの筆頭候補なので、レアリティが高くフル投入されることが多いこのカードの価格上昇が考えられます。
「ピュアリィ・マイフレンド」
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):500LPを払って発動できる。
デッキから「ピュアリィ・マイフレンド」以外の「ピュアリィ」カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
その1枚を自分の手札に加え、残りをデッキに戻す。
(2):自分フィールドの表側表示の「ピュアリィ」Xモンスターが
相手によってフィールドから離れた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
自分の墓地から「ピュアリィ」速攻魔法カードを3枚まで選んで手札に加える(同名カードは1枚まで)。
「ピュアリィ」カード3枚から1枚をサーチする効果と「ピュアリィ」速攻魔法カードを3種までサルベージ出来る効果を持つ永続魔法カードであり「ピュアリィ」デッキのキーカードの内の1枚です。
今回の規制改定では「ピュアリィ・スリーピィメモリー」が準制限カードに緩和されたため、2枚採用すればこのカードでサーチ出来る確率を上げられます。
複数枚をエクシーズ素材にすることで、相手スタンバイフェイズに複数枚ドローをする戦術も再び可能になります。
確実に緩和傾向にある「ピュアリィ」は今回の規制改定で更に全盛期の力を取り戻しつつあるので「ピュアリィ」デッキのキーカードであり、レアリティも高いこのカードは価格の上昇があり得ます。
「真炎王 ポニクス」
効果モンスター
星1/炎属性/鳥獣族/攻 500/守 200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):元々の属性が炎属性となる自分のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「炎王」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが破壊され墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動する。
墓地のこのカードを手札に加える。
炎属性モンスターの破壊をトリガーとした自己特殊召喚効果に加え「炎王」魔法・罠カードをサーチできる効果や、破壊された場合の自己サルベージ効果も持つ「炎王」デッキのキーカードです。
サーチ手段としてデッキの安定力を上げられるだけでなく、自己特殊召喚効果により展開要員として使えたり、自己サルベージ効果で繰り返し利用することもできたりと優秀なカードです。
今回の規制改定で「炎王神獣 キリン」が制限解除されることで「炎王」テーマ単体としては規制から解放されるため、今回の緩和を機に「炎王」デッキに注目が集まれば、このカードの価格上昇が考えられます。
「炎王妃 ウルカニクス」
効果モンスター
星4/炎属性/鳥獣族/攻 800/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールド(表側表示)の炎属性モンスター1体を破壊し、
「炎王妃 ウルカニクス」以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族の炎属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、このカードのレベルをこの効果で手札に加えたモンスターと同じにできる。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「炎王神獣 ガルドニクス」1体を守備表示で特殊召喚する。
効果破壊・サーチ・レベル調整が出来る効果を持つため、「炎王」モンスターの破壊されることで使える効果の利用を狙いつつ、サーチが出来るだけでなく、レベルの調整によってエクシーズ素材としても利用しやすい点が優秀です。
また破壊された場合には「炎王神獣 ガルドニクス」のリクルートも狙えます。そちらも展開や、エクシーズ素材の確保に役立つ「炎王」デッキのキーカードとなれます。
こちらも「炎王神獣 キリン」の規制緩和を機に高騰が予想されるカードであり、こちらは漫画単行本の付属カードとして登場したこともあって、より価格が上がりやすいでしょう。
「十二獣の会局」
永続魔法(準制限カード、2025年4月1日から制限解除)
「十二獣の会局」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、
自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
自分フィールドの表側表示カードを破壊して「十二獣」モンスターをリクルートする効果を持つ永続魔法カードです。このカード自身を破壊すれば、使い切りで「十二獣」モンスターをリクルートできるカードとしても利用できるのが特徴です。
召喚権を使わずに「十二獣」モンスターやその上に重ねて出せる「十二獣」エクシーズモンスターの利用が出来ることから「十二獣」デッキでは、もちろんのこと「十二獣」を別テーマに出張採用する際にも有用なカードとなっています。
今回の規制改定で制限解除されたカードでもあり、出張性能なども踏まえて価格が上昇する可能性があります。
まとめ
2025年4月リミットレギュレーションの規制は比較的緩く、環境に大きな影響を与えるかというと、正直微妙なところです。
大きな変化がないことが予想されるが故に「M∀LICE」関連のカードは値下がりどころか、高騰もあり得るでしょう。
場所によっては、2025年4月リミットレギュレーション適用の大会がスタートしてくるところもあるので、シングル相場がどうのようになるのか気になるところです。
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