2021年4月から適用されるリミットレギュレーションで「オルターガイスト・メリュシーク」が制限解除されました。
そこで今回は、せっかく制限解除されたということで「オルターガイスト・メリュシーク」をフル投入したデッキレシピやその回し方などについて紹介していきます。
【オルターガイストデッキレシピ2022】の紹介!
モンスターカード
「オルターガイスト・プークエリ」×2
「オルターガイスト・メリュシーク」×3
「オルターガイスト・シルキタス」×2
「オルターガイスト・マルチフェイカー」×1
「オルターガイスト・マリオネッター」×3
「オルターガイスト・クンティエリ」×1
「クリッター」×1
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×3
魔法カード
「ワン・フォー・ワン」×1
「墓穴の指名者」×1
「金満で謙虚な壺」×2
「強欲で金満な壺」×1
罠カード
「オルターガイスト・プロトコル」×2
「オルターガイスト・マテリアリゼーション」×2
「パーソナル・スプーフィング」×3
「王宮の勅命」×1
「神の宣告」×3
「神の警告」×2
「無限泡影」×2
エクストラデッキ
「サクリファイス・アニマ」×1
「リンクリボー」×1
「転生炎獣アルミラージ」×1
「オルターガイスト・ヘクスティア」×3
「トロイメア・フェニックス」×1
「オルターガイスト・プライムバンシー」×2
「トロイメア・ユニコーン」×1
「神聖魔皇后セレーネ」×1
「オルターガイスト・メモリーガント」×1
「召命の神弓-アポロウーサ」×1
「アクセスコード・トーカー」×1
「閉ザサレシ世界ノ冥神」×1
【オルターガイストデッキレシピ2022】の回し方・立ち回り方を紹介!
昨日 大会で優勝した
早苗さんの『オルターガイスト』
11名参加者いる中で
オルフェゴールやドラゴンメイドを
倒し見事優勝したデッキレシピです!#決闘者や遊戯王が好きな人がrtしてくれて未だ見ぬ決闘者や遊戯王が好きな人がそれを見てきっとフォローしてくれる pic.twitter.com/ksvggWBrnF— あやぴす整形 (@nemusugiru19) March 14, 2021
デッキのコンセプトは罠カードを駆使しながら「オルターガイスト」モンスターの効果を使うことで、相手の戦術を妨害しつつ自分はアドバンテージを稼いでいくことで着実に有利な状況を作っていくというものです。
デッキの回し方ですが、まずは相手の行動に対応しながらも自分はアドバンテージを稼げるカードを使っていきます。
「オルターガイスト・マリオネッター」は召喚成功時に「オルターガイスト」罠カードをデッキからセット出来たり、蘇生効果を持っていることから使い勝手が良いです。
「オルターガイスト・プロトコル」をセットするだけで、あちらの効果で次の相手ターンにはモンスター効果への妨害を仕掛けられます。
「オルターガイスト・マルチフェイカー」は罠カードの発動をトリガーに自己特殊召喚できるだけでなくリクルート効果も使えるため、各種罠カードで相手の戦術を止めつつ自分は展開をすることが可能です。
「オルターガイスト・マルチフェイカー」は現在制限カードに規制されていますが、相手ターン中に活用しやすいことから「パーソナル・スプーフィング」を使ったり自分のターンに「クリッター」をリンク素材に使ってサーチしていくと良いでしょう。
「オルターガイスト」モンスターには除去効果を持っているものもいるため、それらを使うことで相手の盤面を切り崩すことが狙えます。
制限解除された「オルターガイスト・メリュシーク」も除去効果を持っており、破壊を介さずに墓地へ送れるため破壊耐性をすり抜けて除去が出来ます。
またフィールドから墓地へ送られた場合に「オルターガイスト」モンスターをサーチできるため、各種素材などに使って前述した「オルターガイスト・マルチフェイカー」を引き込む手段としても有用です。
「オルターガイスト・シルキタス」はフリーチェーンのバウンス効果を持っているため、「オルターガイスト・マルチフェイカー」の効果でリクルートすれば相手ターン中でもバウンスによる妨害を狙っていけます。
展開したモンスターや手札からリンク素材になれる「オルターガイスト・プークエリ」などを使ってリンクモンスターに繋げていき、「オルターガイスト」リンクモンスターで更なるアドバンテージ獲得を図ったり汎用リンクモンスターで一気に攻勢に出ることで相手のライフを削っていけるでしょう。
「オルターガイスト」デッキのコンボ例
「オルターガイスト」デッキでは珍しくないですが簡単なアドバンテージ獲得コンボ例を1つ挙げておきます。
「パーソナル・スプーフィング」+「パーソナル・スプーフィング」の効果でデッキに戻すカード(手札またはフィールドの表側表示カードの「オルターガイスト」カードなら何でも可)があれば可能です。
相手ターン中にセットしておいた「パーソナル・スプーフィング」を発動し、その効果により「オルターガイスト」カード1枚をデッキに戻して「オルターガイスト・マルチフェイカー」をサーチ→「オルターガイスト・マルチフェイカー」の効果により手札から特殊召喚し更なる効果でデッキから「オルターガイスト・メリュシーク」をリクルート→
自分のターンに2体で「オルターガイスト・ヘクスティア」をリンク召喚して「オルターガイスト・メリュシーク」の効果で「オルターガイスト・マリオネッター」をサーチ→
「オルターガイスト・マリオネッター」を通常召喚してその効果で「オルターガイスト」罠カード1枚をデッキからセット→「オルターガイスト・マリオネッター」の効果で「オルターガイスト・ヘクスティア」を墓地へ送り「オルターガイスト・マルチフェイカー」を蘇生→
「オルターガイスト・ヘクスティア」の効果で「オルターガイスト」カード1枚をサーチしつつ「オルターガイスト・マルチフェイカー」の効果で「オルターガイスト」モンスター1体をリクルート出来ます。
結果的に「オルターガイスト」モンスター3体がフィールドに並び、「オルターガイスト」カード1枚のサーチ+「オルターガイスト」罠カード1枚をセットという盤面が構築できます。
メインフェイズ2になってしまいますが、「オルターガイスト・メリュシーク」で相手のカードを除去してから展開を行うというのも有りです。
「オルターガイスト」デッキに対しての対策は?
墓地利用封じ
「オルターガイスト」では墓地へ送られた場合に発動する効果だけでなくサルベージや蘇生も活用するため、それらが封じられると出来る戦術がかなり制限されてしまいます。
「マクロコスモス」等の無差別除外をされてしまった場合には「オルターガイスト・メリュシーク」の除去効果に期待することになりますが、相手もそれが分かっているので対策を取られやすいです。
昨今では「電脳堺」デッキや「水晶機巧-ハリファイバー」の活用によって「電脳堺狐-仙々」を出されることも多いので、対策を講じる必要性は上がったと言えます。
高打点の対象耐性持ちモンスター
「オルターガイスト」デッキは展開力が高いわけではないので、基本的に相手が高火力のモンスターを出してきた場合は攻撃力で上回るよりも除去を狙った方が早いです。
ですが除去効果を持つ「オルターガイスト・メリュシーク」や「オルターガイスト・シルキタス」は対象を取る効果ですので、相手が「ヴァレルロード・ドラゴン」等の高打点で尚且つ対象耐性を持っているモンスターを使ってきた場合に不利に陥りやすいです。
「オルターガイスト」デッキは妨害に長けているため、展開などを邪魔することで高打点の対象耐性持ちモンスターをそもそも出させないというのが無難な対処法です。
しかし、
・相手の展開力がかなり高い
・自分の妨害札が少ない
・戦術を読み切れずマストカウンターに失敗した
等の条件が重なると相手に高打点の対象耐性持ちモンスターを出される可能性はあるため注意が必要です。
【オルターガイストデッキレシピ2022】まとめ!
相手の行動を妨害しつつ自分はしっかりアドバンテージを稼いでいくというトリッキーなプレイングが必要ですので、中級者以上向けと言えるテーマデッキでもあります。
2021年3月現在は、環境の群雄割拠化により、大会で結果を出す機会が減りましたが、今回の規制解除で今後の活躍に期待したいとことです。
環境での変化で相手のテーマデッキにどのように対策を取れるかが重要になってくるテーマではありますが、妨害力は以前高いテーマなので、中堅テーマ以上の強さを持っていることには違いありません。