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「十二獣」とは、モンスター1体の上に重ねてエクシーズ召喚する動きを得意とする獣戦士族のエクシーズテーマです。
2024年現在では規制されたカードも多く、環境から身を引く形となりましたが、登場当時は一強だった実績のあるテーマです。
「十二獣」デッキレシピの回し方などを紹介していきたいと思います。
「十二獣」デッキレシピ2024！
モンスターカード
「十二獣ヴァイパー」×3
「十二獣クックル」×1
「十二獣サラブレード」×3
「十二獣モルモラット」×1
「十二獣ラビーナ」×1
「十二獣ラム」×3
「ドロール＆ロックバード」×1
「エフェクト・ヴェーラー」×3
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×3
魔法カード
「十二獣の会局」×1
「炎舞－「天キ」」×3
「アーマード・エクシーズ」×1
「強欲で貪欲な壺」×2
「カイザーコロシアム」×1
罠カード
「フル・アーマード・エクシーズ」×1
「無限泡影」×3
「神の宣告」×3
「神の通告」×3
エクストラデッキ
「FNo.0 未来皇ホープ」×1
「FNo.0 未来龍皇ホープ」×1
「十二獣タイグリス」×2
「十二獣ハマーコング」×1
「十二獣ライカ」×2
「十二獣ワイルドボウ」×1
「エクシーズ・アーマー・フォートレス」×1
「旋壊のヴェスぺネイト」×1
「FA－ダーク・ナイト・ランサー」×1
「天霆號アーゼウス」×1
「厄災の星ティ・フォン」×1
「S：Pリトルナイト」×1
「無限起動要塞メガトンゲイル」×1
「十二獣」デッキの回し方！
デッキのコンセプトとしては、「十二獣」が得意とする重ねてエクシーズ召喚を駆使してエクシーズモンスターを展開し、ビートダウンで勝利を目指すというものです。
今回紹介したデッキレシピでは「十二獣」をメインとしつつも相手の行動妨害が出来るカードを多数採用したガチ構築にしましたが、安定力と展開力を上げたり戦術の幅を広げるために「トライブリゲード」などの別テーマと混合構築にしたりするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはアドバンテージを稼いだりモンスターの展開をしていきます。
「十二獣」では「十二獣ライカ」や「十二獣ラム」の蘇生なども扱うため、「十二獣モルモラット」の墓地肥やしや「十二獣サラブレード」の手札交換は墓地の肥えていない最序盤に墓地リソースを稼ぐためにも利用できます。
中でも「十二獣の会局」は自身を破壊すれば簡単に任意の「十二獣」モンスターをリクルートできるカードとして使えるだけでなく、効果を使い終わった「炎舞－「天キ」」や破壊された場合に効果が発動できる「十二獣ラム」などを併用すれば、更なるアドバンテージを稼ぎつつ「十二獣の会局」を維持して繰り返し効果を利用することも狙えるため非常に優秀です。
他にも「十二獣」モンスターは獣戦士族であるため「炎舞－「天キ」」でのサーチに対応しており、手札を増強できる「強欲で貪欲な壺」も利用できます。
次に重ねてエクシーズ召喚を利用し、エクシーズモンスターを出していきます。
「十二獣」エクシーズモンスターは「十二獣」モンスター1体の上に重ねてエクシーズ召喚出来る共通の召喚条件を持っているため、「十二獣」下級モンスター1体からエクシーズモンスターを出せるのが最大の利点です。
「十二獣」エクシーズモンスターの上に更に別の「十二獣」エクシーズモンスターを重ねて出すことでエクシーズ素材の確保や効果の利用を図ったり、複数並べた「十二獣」下級モンスターそれぞれの上に「十二獣」エクシーズモンスターを重ねて出してエクシーズモンスターを並べたりといった動きができます。
今回紹介したデッキレシピでは「アーマード・エクシーズ」関連や「FNo.0 未来皇ホープ」に「無限起動要塞メガトンゲイル」なども採用しているため、自分フィールドに「十二獣」エクシーズモンスターを何体並べられたかによって使い分けることも可能です。
他にも重ねてエクシーズ召喚でエクシーズ素材を増やせることや直接攻撃が出来る「十二獣ワイルドボウ」と相性の良い「天霆號アーゼウス」も積極的に利用できます。
強力なエクシーズモンスターなどに繋いだり、汎用性の高い手札誘発カードや罠カードを駆使したりすることで、デュエルを有利に進めることが狙えるでしょう。
「十二獣」デッキの展開例！
先攻1ターン目を前提とし、手札に「十二獣モルモラット」（「炎舞－「天キ」」でも可）＋「十二獣の会局」の計2枚がある場合に出来るコンボです。
「十二獣モルモラット」を通常召喚→「十二獣モルモラット」の召喚成功時効果でデッキから「十二獣ラム」を墓地へ送る→「十二獣モルモラット」の上に重ねて「十二獣ライカ」をエクシーズ召喚→
「十二獣ライカ」効果でエクシーズ素材を1つ取り除くことで「十二獣ラム」を蘇生→「十二獣の会局」を発動→「十二獣の会局」効果で「十二獣ラム」を破壊し「十二獣サラブレード」をリクルート→
破壊された「十二獣ラム」効果で「十二獣モルモラット」を蘇生→「十二獣サラブレード」の上に重ねて「十二獣ハマーコング」をエクシーズ召喚→
「十二獣モルモラット」の上に重ねて「十二獣タイグリス」をエクシーズ召喚→
「十二獣ライカ」と「十二獣ハマーコング」を素材に「FNo.0 未来皇ホープ」をエクシーズ召喚→「FNo.0 未来皇ホープ」の上に重ねて「FNo.0 未来龍皇ホープ」をエクシーズ召喚→「十二獣タイグリス」の上に重ねて「エクシーズ・アーマー・フォートレス」をエクシーズ召喚→
「エクシーズ・アーマー・フォートレス」効果でエクシーズ素材を2つ取り除き「アーマード・エクシーズ」と「フル・アーマード・エクシーズ」をサーチ→「フル・アーマード・エクシーズ」をセットします。
結果的に「FNo.0 未来龍皇ホープ」＋「エクシーズ・アーマー・フォートレス」を並べられ、表側表示の「十二獣の会局」とセットされた「フル・アーマード・エクシーズ」を用意できました。加えて手札にはサーチした「アーマード・エクシーズ」もあります。
次の相手ターン、「FNo.0 未来龍皇ホープ」で相手のモンスター効果の発動を無効にし、コントロール奪取も狙えることに加え、「フル・アーマード・エクシーズ」を発動して「エクシーズ・アーマー・フォートレス」の上に重ねて「FA－ダーク・ナイト・ランサー」をエクシーズ召喚→
墓地の「フル・アーマード・エクシーズ」効果で自身を除外することで「FA－ダーク・ナイト・ランサー」に墓地の「エクシーズ・アーマー・フォートレス」を装備→「FA－ダーク・ナイト・ランサー」効果で相手フィールドのモンスター1体をエクシーズ素材化できます。
これらをまとめるとモンスター効果の1妨害とフリーチェーンでモンスター1除去ができ、「FNo.0 未来龍皇ホープ」は戦闘・効果破壊耐性を持ち、「フル・アーマード・エクシーズ」効果で装備したカードは「FA－ダーク・ナイト・ランサー」の破壊の身代わりになれるため場持ちも良いです。
上記のコンボの途中「十二獣サラブレード」を特殊召喚しているため、手札に「十二獣」カードがあったならそれをコストにドローすることで手札の良質化も図れます。
また上記のコンボではエクシーズモンスターが3体並ぶため、相手のデッキや「カイザーコロシアム」の有無によっては「FNo.0 未来皇ホープ」などの代わりに「無限起動要塞メガトンゲイル」をリンク召喚するのも有りでしょう。
まとめ！
「十二獣」は2016年に登場したテーマで、一強環境を築いた実績のあるデッキです。規制されたカードも多く、現在では、主力カードが規制されたことで環境から退いたものの、構築次第ではまだまだ戦えるテーマです。
今回は「十二獣」モンスターと汎用カードを複数枚採用しましたが、「トライブリゲード」や、別の汎用エクストラモンスターを採用し、展開力や制圧力を上げるのも良いでしょう。
「過去に「十二獣」デッキを組んでいた」「構築を検討している」方は、今回のデッキレシピを参考にいただければ幸いです。
