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2025年6月も終盤に差し掛かりましたので、今月の大会環境を振り返ってみましょう。
遊戯王OCGの6月の大会で活躍したテーマデッキとその特徴を紹介します。今後、大会への参加を検討している方はぜひ参考にいただければ幸いです。
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2025年6月の大会環境で活躍したテーマデッキ5選
「K9VS」デッキ
「K9」と「VS」を組み合わせたこのデッキは、ランク5エクシーズを軸に展開する構築です。「VS」のレベル5モンスターと「K9」の属性が噛み合うことで、互いをサポートしながら安定したアドバンテージ獲得が狙えます。また、手札次第では相手の先攻中にも動ける柔軟さと対応力も備えています。
最近では「K9」モンスターにはいない炎属性モンスターの割合を上げるために「倶利伽羅天童」や「R-ACE」モンスターを少量採用する構築も見かける機会も多々ありました。6月の大会環境において非常に高い使用率と多くの好成績を残したデッキでもあり、文句無しに環境トップとして大活躍しました。
「K9」と「VS」の組み合せの他にも「K9」は「サイバー・ドラゴン」「オルフェゴール」「クリストロン」などの混合構築も活躍し、「VS」の純構築が好成績を残した際にも注目を集めました。
「閃刀ヤミー」デッキ
レベル・リンクが1のモンスターやレベル2シンクロモンスターを駆使して展開などを行う「ヤミー」に複数の「閃刀」カードを出張採用した構築です。「ヤミー」はその特性上リンク1モンスターとレベル1モンスターを並べられれば「ヤミー」の動きに繋げられるため「閃刀機-ホーネットビット」や「閃刀姫-カガリ」を採用することで、安定力を向上できるが大きな利点となります。
6月の大会環境では「K9VS」と並ぶ使用率・戦績を誇り、対策が必須な環境トップとして「ヤミー」デッキが活躍しました。中でも「閃刀」カードを使わない純構築の「ヤミー」デッキも好成績を収めています。
「M∀LICE」デッキ
除外を活用して展開などを行うのが特徴のサイバース族リンクテーマデッキです。安定力と展開力が高く、「M∀LICE」カードだけでなく汎用性の高いサイバーズ族リンクモンスターも駆使することで展開を伸ばしたりより強力な盤面構築できたりできるのが強みです。
自分への影響が小さい故に「ドロール&ロックバード」を相手の「増殖するG」などの対策としても利用できたり「ディメンション・アトラクター」で相手の墓地利用を妨害しつつも自分は除外されることを活用したりといった、一部の手札誘発モンスターの活用具合も大会環境で活躍出来ている理由の1つです。既にテーマカードが規制をされていることからも分かるように大会環境で活躍するようになって長いテーマデッキではありますが、6月の大会環境でも多くの好成績を残しました。
「M∀LICE」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「ムーンライト」デッキ
闇属性・獣戦士族モンスターを主軸とした融合テーマデッキです。デュエリスト・アドバンスでの新規カードによる強化で高い安定力と展開を発揮できるようになり、一気に攻めることでワンターンキルすら狙えるほどのダメージを与えたり、高い打点と強固な耐性を持つ上に制圧力もあるモンスターで相手の行動を妨害したりといった戦術もできます。
墓地肥やし効果を持つ「鉄獣戦線 フラクトール」によってデッキの安定力を向上させた構築が主流であり、後攻ターンには「多層融合」を使っていきなり強力な「ムーンライト」融合モンスターを出して攻勢に出るという戦術も取り入れられています。
6月の大会環境では上記の「K9VS」デッキ「閃刀ヤミー」デッキ「M∀LICE」デッキなどの活躍によって目立ち辛くはなっていますが、それら強力なデッキを相手取る環境においても複数の好成績を残せているのがこのデッキの強さを証明しています。
「ムーンライト」デッキレシピの紹介はコチラ⬇︎
「マギストスドラゴンテイル」デッキ
ドラゴン族と魔法使い族モンスターをメインとし手札のモンスターを素材に指定する融合モンスターを利用するのが特徴の「ドラゴンテイル」テーマとエクストラデッキからモンスターを装備したりして展開や装備時の効果を利用する「マギストス」テーマの混合構築デッキです。
「ドラゴンテイル」モンスターの持つ融合効果はお互いのメインフェイズにフリーチェーンで使えるため、相手ターン中でも融合召喚を行うことで展開や妨害といったことが出来るのが強みです。
それに加えて「マギストス」テーマカードを使うことでデッキの安定力を向上させたり戦術の幅を広げられています。6月の大会環境では上記のデッキと比べると好成績は少なかったものの、使用率自体は高めでした。
2025年6月の環境を制したのは「K9VS」&「閃刀ヤミー」
2025年6月の遊戯王OCG大会環境は、「K9VS」や「閃刀ヤミー」を中心に、多彩なテーマが活躍するバランスの取れた環境となりました。中でも「K9VS」は、安定性と対応力に優れ、高い使用率と好成績を記録。「閃刀ヤミー」も展開力とサポート力の高さから注目され、こちらも使用率の高さが際立っていました。
「M∀LICE」「ムーンライト」「マギストスドラゴンテイル」なども、それぞれの強みを活かしながら環境で存在感を示しました。全体的には、柔軟な構築力と環境への対応力が勝敗を分ける要因となった印象です。
なお、2025年7月のリミットレギュレーションは規制強化よりも緩和傾向にあり、次月も大きな環境変化は起こらないと予想されています。
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