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2023年8月も終盤ということで、今月の大会環境について振り返っていきたいと思います。
2023年8月は、エイジ・オブ・オーバーロードの発売以降は新たに登場したカテゴリである「罪宝」を出張セットとして取り入れた混合構築が結果を残す形となりました。
8月に行われた大会で好成績を残したテーマデッキとその特徴も紹介していくので、今後大会に参加したい人や最近の大会環境を知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
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2023年8月の大会環境を軽くおさらい!
8月の大会環境全体としては、先月に発売した基本パック エイジ・オブ・オーバーロードの影響が強い傾向であり、特に「罪宝」の出張セットを織り交ぜた混合構築を見かけることが多かったです。
それまでは「R-ACE」「ティアラメンツ」「ピュアリィ」等のテーマデッキが大会環境の上位として活躍していました。
しかし、エイジ・オブ・オーバーロードの発売以降は新たに登場したカテゴリである「罪宝」を出張セットとして取り入れた「罪宝R-ACE」や「罪宝ティアラメンツ」等が活躍の場を広げることとなりました。
「罪宝R-ACE」と「罪宝ティアラメンツ」が好成績を残したことで注目度が上がり更なる使用率上昇に繋がったため、7月環境と比べると「ピュアリィ」デッキは使用率が若干落ち、「ピュアリィ」が環境を独占する減ったイメージです。
また、エイジ・オブ・オーバーロードにて新たに登場した「スネークアイ」や「ホルス」、強化された「VS」「ラビュリンス」「キマイラ」「魔術師」等も8月の大会環境で活躍していました。
それら新たに活躍の場を広げているテーマデッキとは別に「神碑」「烙印」「クシャトリラ」等のテーマデッキも活躍しているため、環境の中堅では新たに登場・強化されたテーマデッキとそれまでの環境デッキが入り乱れることとなりました。
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2023年8月に活躍したテーマデッキ5選を紹介!
「罪宝R-ACE」デッキ
炎属性で統一されたモンスターをメインとし毎ターン複数枚の速攻魔法カードや通常罠カードを構える動きが特徴的な「R-ACE」テーマに、「罪宝」関連カード数枚を出張採用させた構築のことです。
「罪宝」関連カード数枚というのは具体的には「黒魔女ディアベルスター」+「“罪宝狩りの悪魔”」+「原罪宝-スネークアイ」の3種のことであり、「“罪宝狩りの悪魔”」から動き始めることで手札消費を抑えつつも召喚権を温存してレベル1の炎属性モンスターの特殊召喚に繋げられられるというのが大きな利点です。
「罪宝R-ACE」デッキは大きく分けて2種類あり、1つはシンプルに元々の「R-ACE」デッキに「罪宝」出張セットを組み込んだもの。もう1つは「罪宝」出張セットに加えて「ジェット・シンクロン」や「幻獣機オライオン」も採用し「幻獣機アウローラドン」等を利用することでシンクロ召喚も行えるようにした構築のものです。
安定力や制圧力に対応力などの違いがありますが、現状どちらの方が優っているということはなく、どちらも同じくらい環境上位として高い使用率を誇り多くの好成績を残しました。
「罪宝ティアラメンツ」デッキ
墓地肥やしと効果で墓地へ送られた場合に発動出来る効果を駆使する融合テーマ「ティアラメンツ」に「罪宝」関連カード数枚を採用した構築です。
元々「ティアラメンツ」はこれまでの大会環境での活躍から厳しめの規制を受けており、「イシズ」関連や「クシャトリラ」などの相性の良い別テーマと混ぜ合わせた構築を標準として「ティアラメンツ」デッキと呼んでいました。
そこに更に上記の「R-ACE」に採用されていたものと同じ「罪宝」出張セットが加えることで、「黒魔女ディアベルスター」の自己特殊召喚効果で墓地で効果を発動出来るカードを墓地へ送る、「原罪宝-スネークアイ」で「ジェット・シンクロン」にアクセスすることで優秀な墓地肥やし効果を持つ「混沌魔龍 カオス・ルーラー」のシンクロ召喚がしやすくなったりと様々なメリットを得られます。
「ティアラメンツ」テーマやその影響で規制された「イシズ」関連が受けている規制レベルを考えれば、未だに大会環境上位として活躍できるほどの性能の高さには驚きを通り越して恐ろしさすら感じます。
「ピュアリィ」デッキ
効果でエクストラデッキからエクシーズモンスターを特殊召喚したり、速攻魔法カードをエクシーズ素材にすることで別の効果を付与したりといった戦術を得意とするエクシーズテーマです。
初動となれるカードが多いことから非常に高い安定力を誇るのも利点であり、それ故に「ピュアリィ」テーマカード以外の枠を手札誘発カード等の汎用カードで埋めても問題なく機能させられます。
8月では上記の「罪宝R-ACE」や「罪宝ティアラメンツ」が注目を集めたこともあって7月環境と比べると使用率こそ下がりましたが、「ピュアリィ」デッキが優勝する大会もそう珍しくなかったりと戦績自体は依然変わらず環境上位と言える活躍をしました。
当サイトでは「ピュアリィ」デッキレシピの紹介も行っております⬇︎
「神碑」デッキ
速攻魔法カードによって相手のデッキを除外するデッキ破壊での勝利を目指すのが最大の特徴のテーマデッキです。
「神碑の泉」で繰り返しリソースを確保することで繰り返しデッキ破壊を行っていける点が強力であり、ビートダウンデッキとは目指す勝利方法が違うことからその対処の難しさも有利に働いています。
「天岩戸」「スキルドレイン」「センサー万別」「群雄割拠」「御前試合」といった強力なロックカードを出来る限り採用することで相手の行動を抑えつつもデッキ破壊を行っていく構築が主流であり、モンスターを駆使するのが主流である昨今では一度展開やモンスター効果をロックされてしまった場合切り返すのはかなり困難になります。
「神碑の泉」が制限カードに規制されて以降は使用率も下がったものの、それ故に「神碑」デッキの使用率が高かった頃にはサイドデッキに用意されていた対策手段の採用率も減ったこともあってか、8月環境でも度々好成績を残しました。
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「ホルス」デッキ
墓地肥やしと蘇生による展開を活用するテーマであり、大会環境では純構築は見かけず「勇者トークン」「キマイラ」「世壊」「スプライト」などの何かしらの別テーマとの混合構築が主流です。
「ホルス」テーマ自体は墓地肥やし手段かつ耐性付与かつ除去効果を持つキーカード「王の棺」やそのサーチが出来る「ホルスの栄光-イムセティ」があれば動くことができ、手札を消費すれば更に別の「ホルス」モンスターを墓地に送って自己蘇生での展開も行っていけます。
比較的簡単にレベル8モンスターの展開を行うことができ、手札の消費が惜しいという場合でも「ホルス」モンスターが1体いれば「王の棺」の耐性付与や除去効果に期待して利用することが出来るため、その出張性能の高さが注目を集めました。
ランク8エクシーズやレベル10シンクロを行う上でも利用しやすいこともあり、上記で挙げた以外にも「ホルス」を組み合わせた様々な混合構築が8月の大会環境でも度々好成績を残しました。
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まとめ!
2023年8月の大会環境の傾向としては、エイジ・オブ・オーバーロードの発売以降は新たに登場したカテゴリである「罪宝」を出張セットとして取り入れた混合構築の使用率が高く、その中でも「罪宝R-ACE」「罪宝ティアラメンツ」の活躍が目立つ結果となりました。
2023年9月環境もおそらく、「罪宝R-ACE」「罪宝ティアラメンツ」を始めとした「罪宝」混合構築が大会で結果を残すことが予想されます。
「罪宝」出張パーツの中でも特に核となる「黒魔女ディアベルスター」はシングル価格が上昇おり、今後も高騰することでしょう。
これから大会出場を考えている方は是非、今回の紹介内容を参考にしていただければ幸いです。
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