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2023年5月27日に発売した、デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-にて「ヴォルカニック」テーマに新規カードが多数加わり強化されます。
「ヴォルカニック」テーマは遊戯王GXオースチン・オブライエンが使用したテーマ群で、除去とバーンダメージを得意としている炎属性・炎族のテーマです。
今回は新規カードを採用した新たな「ヴォルカニック」デッキレシピやその回し方などを紹介していきます。
「ヴォルカニック」デッキレシピ2023の紹介!
モンスターカード
「ヴォルカニック・リムファイア」×3
「ヴォルカニック・バレット」×3
「ヴォルカニック・バックショット」×3
「ヴォルカニック・トルーパー」×3
「ヴォルカニック・ロケット」×3
「ヴォルカニック・エンペラー」×1
「ヴォルカニック・デビル」×1
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×2
魔法カード
「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」×3
「ファイヤー・エジェクション」×2
「ブレイズ・キャノン」×2
「金満で謙虚な壺」×2
「おろかな副葬」×1
「墓穴の指名者」×2
罠カード
「ヴォルカニック・インフェルノ」×1
「ヴォルカニック・エミッション」×2
「ブレイズ・キャノン・マガジン」×3
エクストラデッキ
「転生炎獣アルミラージ」×1
汎用リンクモンスター適宜(「金満で謙虚な壺」のコストを兼ねる)
「ヴォルカニック」デッキの回し方を紹介!
デッキのコンセプトですが、「ヴォルカニック」テーマの特徴でもあるモンスター除去を兼ねた効果ダメージと戦闘の両方で相手のライフを積極的に削っていきデュエルに勝利するというものです。
今回紹介したデッキレシピでは新規カードを活用しやすくした構築にしていますが、
- 対応力を上げるために汎用性の高いリンクモンスターを利用できる構築
- ロック要素のあるカードの採用
- 「ヴォルカニック」モンスターが恩恵を受けられる炎属性サポートカード
を組み込むのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはキーカードを引き込んだり墓地肥やしをしていきます。
- 「ヴォルカニック・ロケット」は召喚成功時の効果で「ブレイズ・キャノン」カードのサーチ・サルベージ
- 新規カードである「ヴォルカニック・トルーパー」は召喚・特殊召喚成功時の効果で「ヴォルカニック」カードをサーチ
できるためサーチャーとして非常に使いやすいです。
「ヴォルカニック」デッキでは「ブレイズ・キャノン」カードを活用するのが重要な要素であり、中でも手札の「ヴォルカニック」モンスターをドローに変えられる「ブレイズ・キャノン・マガジン」はハンドアドバンテージを稼ぐ上でも活用しやすいです。
新規カードである「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」は「ブレイズ・キャノン」を墓地へ送ることで発動でき、手札から「ヴォルカニック」モンスターを特殊召喚する効果に加え、デッキからレベル1の炎族モンスターを墓地へ送りつつ、相手モンスターを破壊する効果があるため、墓地肥やしを相手モンスターの除去の両方を同時に行える点が優秀です。
「ブレイズ・キャノン」カードの効果で墓地へ送る「ヴォルカニック」モンスターですが、
- 同名モンスターをサーチする効果により手札の消費を抑えられる「ヴォルカニック・バレット」
- デッキから同名モンスターを墓地へ送りつつもバーンと相手モンスターの一掃が出来る「ヴォルカニック・バックショット」
は有力な候補となります。
また、新規カードである「ヴォルカニック・リムファイア」は自身を墓地コストにした「ヴォルカニック」モンスターの墓地肥やしあるいは「ブレイズ・キャノン」カードをデッキから表側表示で置けるため、状況に応じて適した効果を選ぶことでその後の動きに繋げやすいです。
他にも新規カードの「ファイヤー・エジェクション」は「ヴォルカニック」モンスターの墓地肥やしとバーンor相手フィールドにトークンの生成が出来るので、高レベルの「ヴォルカニック」モンスターを墓地へ送ってバーンの数値向上や、「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」等の除去効果を使う対象を用意することが出来ます。
墓地リソースを稼いだり相手モンスターの除去をしつつバーンした後は、高ステータスのモンスターやサポートカードで更に相手のライフを削っていきます。
「ヴォルカニック」デッキの新たな切り札である「ヴォルカニック・エンペラー」は墓地からの特殊召喚も可能なことから、墓地肥やしが実質的なサーチとなるため出しやすいのも魅力です。
特殊召喚成功時の効果ではバーンで相手のライフを減らしつつも「ヴォルカニック」罠カードへアクセスすることでより強力な盤面構築を図れます。
シンプルに攻守が高いため大きな戦闘ダメージにも期待できるほか、相手の特殊召喚をトリガーにしたバーン効果は相手のライフ次第では事実上のロックとしても機能してくれます。
「ヴォルカニック・エンペラー」でアクセスできる「ヴォルカニック」罠カードですが、新規カードである「ヴォルカニック・インフェルノ」と「ヴォルカニック・エミッション」はどちらもバーンを兼ねた効果を持つので、相手の行動を抑制したりライフの少なくなった相手にトドメを刺す際に活用出来ます。
「ヴォルカニック・インフェルノ」の2の効果を使えば墓地・除外状態の「ヴォルカニック」モンスターをデッキに戻すことで再利用を図れますが、今回紹介したデッキレシピでは繰り返し墓地肥やしを利用する動きはデュエルを決め切れなかった場合の保険とし、基本的にはバーンと戦闘による短期決戦を仕掛けていくことになるでしょう。
「ヴォルカニック」デッキの回し方・展開例を紹介!
新規カードを使った具体的な展開例を1つ紹介します。
先攻1ターン目を前提とし、手札に「ヴォルカニック・トルーパー」+「ブレイズ・キャノン・マガジン」の計2枚がある場合に出来るコンボです。
「ヴォルカニック・トルーパー」を通常召喚→
「ヴォルカニック・トルーパー」の召喚成功時の効果で「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」をサーチ→
デッキから「ブレイズ・キャノン」を墓地へ送ることで「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」を発動→
「ヴォルカニック・トルーパー」の効果で手札の「ブレイズ・キャノン・マガジン」をコストにして相手フィールドに「ボムトークン」1体を生成→
「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」の効果でデッキから「ヴォルカニック・リムファイア」を墓地へ送ることで相手フィールドの「ボムトークン」を破壊(相手に500ダメージ)→
墓地へ送られた「ヴォルカニック・リムファイア」の効果で自身を除外してデッキから「ヴォルカニック・エンペラー」を墓地へ送る→
墓地の「ブレイズ・キャノン」を除外することで「ヴォルカニック・エンペラー」を自己蘇生→
「ヴォルカニック・エンペラー」の特殊召喚成功時の効果で相手に500ダメージを与え、その後デッキから「ヴォルカニック・インフェルノ」をセット→
「ヴォルカニック・トルーパー」を素材に「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚できます。
結果的に相手に計1000の効果ダメージを与え、「ヴォルカニック・エンペラー」+「転生炎獣アルミラージ」を並べて、発動している「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」とセットされている「ヴォルカニック・インフェルノ」を用意できました。
次の相手ターン、「ヴォルカニック・エンペラー」の効果で相手がモンスターを特殊召喚する度にに500の効果ダメージを与え、「ヴォルカニック・インフェルノ」を発動し墓地の「ヴォルカニック・トルーパー」を除外すれはフィールドで発動したモンスター効果を1度無効にしつつ500の効果ダメージを与えられます。
更には墓地の「ブレイズ・キャノン・マガジン」の効果を使ってデッキから「ヴォルカニック・バックショット」を墓地へ送れば、あちらの効果で計1500の効果ダメージと相手フィールドのモンスターの一掃が出来るため、相手の展開を妨害しつつもバーンを行えます。
相手のデッキ次第では「ヴォルカニック・エンペラー」でデッキからセットするのを「ヴォルカニック・エミッション」にすることで、次の相手ターン中に効果ダメージを与えるか「ヴォルカニック・デビル」をリクルートして攻撃の強制&誘導をして一掃&バーンを狙うことも可能です。
仮に相手フィールドにモンスターが1体以上いる後攻1ターン目以降あったなら、上記のコンボの途中で墓地の「ブレイズ・キャノン・マガジン」の効果を使いデッキから「ヴォルカニック・バックショット」を墓地に送ることで相手に1500のバーンと相手モンスターの一掃。
その後で墓地の「ヴォルカニック・バックショット」3体を除外して「ヴォルカニック・エンペラー」を自己蘇生させれば特殊召喚成功時の効果で2000もの効果ダメージを与えられます。
この時点で相手フィールドのモンスターを一掃しつつ計4000の効果ダメージを与えられているはずなので、「ヴォルカニック・エンペラー」と「ヴォルカニック・トルーパー」で直接攻撃をすればワンターンキルが成立します。
まとめ!
2023年5月27日に発売した、デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-にて「ヴォルカニック」テーマに新規カードが多数収録されたことで、「ヴォルカニック」テーマが得意とするモンスター除去とバーン戦術が強化されました。
今回紹介した構築は「ヴォルカニック・エンペラー」「ヴォルカニック・デビル」をエースモンスターとした純構築でしたが、ガチ構築に寄せるのであれば、
- チェーンを組まずに除去しつつ、相手フィールドに特殊召喚できる「ヴォルカニック・クイーン」や「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」の採用
- 「ヴォルカニック・トルーパー」「ファイヤー・エジェクション」と相性の良い「群雄割拠」「御前試合」の採用
で、ロックコンボを狙う構築もアリでしょう。
また、「ヴォルカニック」テーマはエクストラデッキに頼るテーマではないものの、展開力が決して低いテーマではありませんので、環境や自分の好みに合わせて汎用リンクモンスターを採用しておくと、いざという時に役立つのでおすすめです。
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