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遊戯王マスターデュエルでは2022年3月23日からイベント、N・Rレアリティフェスティバルが始まっています。
レアリティがNとRのカードしか使用できないという特殊なレギュレーションとなっているのが本イベントの最大の特徴ですが、そんな中今回のイベントでも自爆デッキが存在するという話を耳にしました。
そこで今回はこれまでの自爆デッキや今回の新たな自爆デッキについて考えていきたいと思います。
規制されたのにまたしても自爆デッキ!新自爆デッキの概要を紹介!
自爆デッキというのは、より早く自分のライフを0にして負けることを目的としたデッキのことです。
敗北時にもイベントポイントが手に入ることから、何ターンもかけて勝つか負けるか分からないデュエルをするよりも1、2ターンで確実に負ける方が効率が良い、という考えから作られるのが基本になります。
そんな自爆デッキは前回のイベントであるエクシーズフェスティバルにて流行しました。
少しして自爆デッキの流行を問題視した運営側によって勝利時に手に入るポイントの増加がされたことで、
普通にデュエルして勝つよりも早く負ける方がポイントを稼ぎやすい
とは言い辛くなったことで対策が取られました。
これが前回までの自爆デッキが使われた経緯です。
今回のイベントでの自爆デッキ、いわゆる新自爆デッキは前回のものよりも大きく形を変えることとなりました。
というのも、今回のイベントであるN・Rレアリティフェスティバルでは独自のレギュレーションが適用されており、前回のイベントで自爆デッキによく使われていたカードの多くが規制されることとなったためです。
それに加えて今回のイベントではR以下のレアリティのカードしか使用できないため、「チキンレース」等の自爆戦法と相性の良い手札交換カードなどを使って欲しいカードを引き込むというような運用も難しくなりました。
ライフコストを払うカードや自分がダメージを受けるデメリットを持つカードが全て使えなくなったわけではありませんが、上記の2つの理由から自爆デッキは構築の大幅な見直しを余儀なくされたと言えます。
そこで考案されたのが新自爆デッキであり、大きく分けで2種類のタイプがあります。
1つはこれまで同様ライフコストとダメージで自分のライフを0にするデッキです。
「サイバネティック・フュージョン・サポート」「トゥーン・ワールド」「ミストデーモン」など規制されていないカードを使うことで自爆していきます。
2つ目は自爆特攻をすることで自分のライフを0にするデッキです。
「雷撃壊獣サンダー・ザ・キング」「壊星壊獣ジズキエル」といった高打点のモンスターを相手フィールドに送り付け、それに対して「カバーカーニバル」「超カバーカーニバル」で生成したトークンで自爆特攻を仕掛けることで自爆します。
「シャインエンジェル」や「コーリングノヴァ」などのリクルーターで自爆特攻を仕掛けるという構築もあるようです。
前回の自爆デッキについてはコチラ↓
自爆デッキが再び誕生……今回の感想は?
上記で紹介した新自爆デッキは確かに存在するようですが、実際にイベントに参加してみたり他のユーザーの声を聞いてみた限りでは流行しているとは言いづらい使用率のようです。
勝利時に入手できるポイントが500であるのに対して敗北時に入手できるポイントは50ですので、自爆デッキで効率を求めるには1回勝つより早く10回負ける必要があります。
その点は前回のレギュレーションでの自爆デッキでもかなり微妙な所でしたが、新自爆デッキでは安定力の低さや先攻1ターン目では難しいこと等もあって効率が良いとはとても言えないというのがそこまで流行していない主な理由かと思います。
ただ、今回のイベントではレギュレーションの都合上1回のデュエルにかかる時間が長くなりやすいため、それを嫌った人が効率のことは気にせず自爆デッキを使うというケースもあるようです。
効率を求めた結果作られた自爆デッキですが、入手ポイントやレギュレーションなどの諸々の理由で効率が下がってしまった以上、わざわざ自爆デッキを使う理由はほとんど無くなってしまったというのが現状なのかもしれません。
個人的には自爆デッキのことは好きでも嫌いでもなく、
『効率を求めるとこういうデッキも作れるのか』
と呆れ半分感心半分な感想を抱いていました。
ただ今回のイベントでの自爆デッキの使用率や完成度を見ると、運営の対策はしっかり効果を出しているなと感じています。
今後も運営が自爆デッキへの対策を取り続けるのであれば、自爆デッキが流行するようなことはもう無いのかもしれません。
ただし、前述もしたように
『1回1回のデュエルを早く終わらせたい』
『相手にソリティアされるのが嫌だ』
という人が効率を気にしなかった場合の結果として自爆デッキを使うということは十分あり得るでしょう。
まとめ!
N・Rレアリティフェスティバルで再び姿を現した自爆デッキについて紹介してきましたが、今回のN・Rレアリティフェスティバルのリミットレギュレーションや採用して良いカードに縛りがある分、N・Rレアリティフェスティバルでは、理不尽なソリティアは少ない印象を受ける上に、自爆デッキを使う意義は前回のエクシーズフェスティバルの時よりは薄い気がします。
自爆デッキについては、今回も一定数使うプレイヤーがいるものの、多くのプレイヤーからは「やっぱりか・・・」「また自爆デッキww」と言った新しい自爆デッキが出来たことについて、あまり驚いた印象がなかったような気もします。
恐らく、多くの課題を抱えている遊戯王マスターデュエルにおいて、前回も存在した自爆デッキが新しい自爆デッキになったぐらいではネタになるくらいで大きな驚きにはならないようです(苦笑)
N・Rレアリティフェスティバルは2022年3月25日現在、まだ始まったばかりですので、私自身も含め、楽しんでいけたらと思います!(ブログ更新を怠らないようにします(汗))