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遊戯王の種族に恐竜族がいます。
名前の通り恐竜がモチーフになっている種族であり、2024年時点でも100種類以上が存在します。
恐竜族モンスターをサポートできる効果を持つカードの中から、汎用性のあるものを紹介していきます。
▼今回紹介するカードを探す▼
恐竜族をサポートする汎用カード一覧!【モンスターカード】
「幻創のミセラサウルス」
効果モンスター
星4/炎属性/恐竜族/攻1800/守1000
「幻創のミセラサウルス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。
(2):自分の墓地からこのカードを含む恐竜族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外したモンスターの数と同じレベルの恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
1の効果はメインフェイズ限定ではありますが、自分・相手のターンを問わないため使い勝手が良い上に耐性も相手が発動した効果を受けないという強固なものなので、相手の除去効果等にチェーンして使うとより効果的です。
2の効果は墓地に恐竜族が溜まっていればいるほど、高レベルの恐竜族モンスターのリクルートが狙えます。
墓地リソースを失ってしまうものの、恐竜族モンスターの中には除外を活かす効果のものもおり、それらと併せると大きなアドバンテージ獲得ができるでしょう。
この効果は墓地へ送られた直後から利用可能であるため、墓地の溜まり具合によっては「おろかな埋葬」などの墓地肥やし効果が実質的なリクルート効果となり得ます。
「魂喰いオヴィラプター」
効果モンスター
星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
1の効果はレベルや攻守の指定が一切無く、あらゆる恐竜族モンスターのサーチ・墓地肥やしが出来るため利便性が極めて高いです。
2の蘇生効果も蘇生先にはレベルや攻守の指定が無いため1の効果で墓地へ送った恐竜族モンスターを蘇生することもできます。
自身以外の下級恐竜族モンスターを破壊しなくてはなりませんが、後述する「プチラノドン」や「ベビケラサウルス」を破壊すればより大きなアドバンテージ獲得となります。
「プチラノドン」
効果モンスター
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
(1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
効果で破壊されることをトリガーにしてレベル4以上の恐竜族モンスター1体をリクルートできる効果があります。
指定がレベル4以上であるため最上級恐竜族モンスターのリクルートも出来ますが、特殊召喚したモンスターはそのターン中攻撃できないという制約が付きます。
「激流葬」等で相手ターン中にこのカードを破壊したり、特殊召喚したモンスターを各種召喚方法の素材にしたりすると良いでしょう。
「ベビケラサウルス」
効果モンスター
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
(1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
「プチラノドン」と同じく効果で破壊されることをトリガーとしていますが、こちらは下級恐竜族モンスター1体をリクルートできます。
その後の展開を考えると上述した「魂喰いオヴィラプター」などがリクルート先として有力ではありますが、こちらはリクルートしたモンスターも攻撃が可能であるため、状況次第では高い火力を得られる「ディノインフィニティ」も候補としては有りです。
「珠玉獣-アルゴザウルス」
効果モンスター
星1/光属性/恐竜族/攻 0/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「珠玉獣-アルゴザウルス」以外の恐竜族モンスター1体を選んで破壊する。
その後、元々のレベルがその破壊されたモンスターと同じとなる
爬虫類族・海竜族・鳥獣族モンスター1体または
「進化薬」魔法カード1枚をデッキから手札に加える。
召喚・特殊召喚に成功した時に手札及び、自分フィールドの表側表示の中から、このカードと同名以外の恐竜族モンスターを破壊して、その後、破壊された元々のレベルが同じ爬虫類族・海竜族・鳥獣族モンスターまたは「進化薬」魔法カードをデッキから手札に加える効果を持ちます。
「ベビケラザウルス」や「プチラノドン」などを破壊することが出来るモンスターで「ワンフォーワン」にも対応している点が優秀です。
効果を発動するには、爬虫類族・海竜族・鳥獣族モンスターか「進化薬」を採用する必要がありますが、「深海のディーヴァ」や「BF-精鋭のゼピュロス」「カゲトカゲ」など、汎用性の高いカードがありますので、構築によっては無理なく採用することが出来ます。
「オーバーテクス・ゴアトルス」
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/恐竜族/攻2700/守2100
このカードは通常召喚できない。
除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「進化薬」魔法カード1枚を手札に加える。
除外されている恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できるモンスターで、
- 相手の魔法・罠カードの発動に対して、自分の手札・フィールドの恐竜族モンスターを破壊し、その発動を無効にし、破壊する効果。
- このカードが効果で墓地に送られた時にデッキから「進化薬」魔法カードを手札に加える効果
を持っています。
手札・フィールドの「ベビケラザウルス」や「プチラノドン」を破壊することで、相手を妨害しつつ、恐竜族を展開することが可能です。
また、このカードの特殊召喚を狙うのではなく、「進化薬」魔法カードのサーチを狙う動きもアリです。
特殊召喚条件自体が「ディノインフィニティ」と相性が悪いため、「究極進化薬」で特殊召喚を狙うと良いでしょう。
「ディノインフィニティ」
効果モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻 ?/守 0
(1):このカードの元々の攻撃力は、
除外されている自分の恐竜族モンスターの数×1000になる。
除外されている自分の恐竜族モンスターの数に応じた攻撃力になる効果を持っており、1枚につき1000と上昇値はかなり高いです。
「究極伝導恐獣」や「究極進化薬」など恐竜族デッキでならモンスターを除外する機会は少なくないため、切り札級の打点となったこのカードを利用することもそう難しくないです。
「幻創のミセラサウルス」でこのカードをリクルートすれば、攻撃力4000以上のモンスターをいきなり出せるため相性が良いです。
「ジャイアント・レックス」
効果モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻2000/守1200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは直接攻撃できない。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、
除外されている自分の恐竜族モンスターの数×200アップする。
直接攻撃できないデメリット効果はありますが、除外された場合に自己強化しつつも自己特殊召喚が出来ます。
元々の攻撃力が2000と下級モンスターとしてはかなり高いですが、デメリットや自己強化の倍率が大きくないこともあり、フィニッシャーとしてよりも除外してもすぐ帰還できるという点に注目した方が良いでしょう。
「封印の黄金櫃」で除外すれば事実上のリクルートとなり、「幻創のミセラサウルス」や「究極伝導恐獣」で墓地から除外するカードにこのカードを含めれば、更なる展開に繋がります。
「奇跡のジュラシック・エッグ」
効果モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻 0/守2000
(1):フィールドの表側表示のこのカードは除外できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
恐竜族モンスターが自分の墓地へ送られる度に、
このカードにカウンターを2つ置く。
(3):このカードをリリースして発動できる。
このカードに置かれていたカウンターの数以下のレベルを持つ
恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
恐竜族モンスターが墓地へ送られる度に自身にカウンターを2つ置き、自身をリリースすることで置かれていたカウンターの数以下のレベルの恐竜族モンスターをリクルートできます。
恐竜族モンスターはどこから墓地へ送られても良いため、手札コストや墓地肥やしカード等と併せることでもカウンターを置くことができます。
1度でもカウンターを置ければ「プチラノドン」等のリクルートが視野に入りますし、2度以上カウンターを置けたなら「魂喰いオヴィラプター」等をリクルートして更なる展開に繋げていくことも可能です。
「らくがきじゅう-すてご」
効果モンスター
星5/地属性/恐竜族/攻1200/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または恐竜族モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「らくがきちょう」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
自分フィールドに恐竜族モンスター以外のモンスターが存在しない場合に自己特殊召喚でき、その後の制約やデメリットも特にないため恐竜族デッキでは非常に使いやすい展開要員となれます。
召喚・特殊召喚成功時の効果ではサーチした「らくがきちょう-とおせんぼ」をそのまま捨てればあちらの2の効果を使う準備を整えることができ、「らくがきちょう-とおせんぼ」を残して手札から「オーバーテクス・ゴアトルス」を捨てれば、あちらの効果に繋ぐといったこともできます。
「らくがきじゅう-てらの」
効果モンスター
星8/地属性/恐竜族/攻2400/守1200
このカードは恐竜族モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに恐竜族モンスターが存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
手札のこのカードをアドバンス召喚する。
(2):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
このカードが「らくがきじゅう」モンスターをリリースしてアドバンス召喚していた場合、
さらにこのカードの攻撃力は破壊したモンスターの攻撃力の半分アップする。
最上級モンスターではあるものの恐竜族モンスター1体をリリースしてアドバンス召喚でき、お互いのターンのメインフェイズに自身をアドバンス召喚出来る効果を持つため、自分フィールドに恐竜族モンスターが1体でもいれば自身に召喚権を使用することなくフリーチェーンでアドバンス召喚が可能です。
サクリファイスエスケープとして使えるだけでなく、召喚成功時には除去効果も持っているため相手メインフェイズにアドバンス召喚すれば、相手の展開妨害をする上でも役立ちます。
「究極伝導恐獣」
特殊召喚・効果モンスター
星10/光属性/恐竜族/攻3500/守3200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から恐竜族モンスター2体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。
相手に1000ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。
自分の墓地から恐竜族モンスター2体を除外することで特殊召喚できる特殊召喚モンスターであり、お互いのメインフェイズに相手フィールドのモンスター全てを裏側守備表示化・全体攻撃・守備表示モンスターとの戦闘時にダメージ計算せずにバーンと除去ができるなど、高い攻撃力に加えて自己完結した強力な効果を持っています。
恐竜族デッキであれば召喚条件は非常に緩く、前述した「ジャイアント・レックス」などと合わせればより大きなアドバンテージ獲得に繋げられます。
恐竜族デッキでなら汎用的に採用が可能かつ非常に強力な切り札なので、「魂喰いオヴィラプター」のサーチや「究極進化薬」での召喚条件を無視したリクルートなどアクセス手段と合わせて採用したいカードです。
「ディノベーダー・ドクス」
効果モンスター
星6/地属性/恐竜族/攻1500/守2200
自分は「ディノベーダー・ドクス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターよりレベルが2つ高いか2つ低い恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
自分フィールド上に恐竜族モンスターが2体以上存在する場合に手札から特殊召喚することができ、自分フィールドのレベル4以下のモンスターを1体リリースすることで、リリースしたモンスターよりもレベルが2つ高いか、低い恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚することができます。
2の効果で特殊召喚できる恐竜族モンスターのレベルは1〜6であり、レベル6の恐竜族を特殊召喚すれば、そのままランク6のエクシーズ召喚が狙えます。
このカードの効果でリクルートした恐竜族モンスターはターン終了時に破壊されてしまうものの、「ベビケラサウルス」「プチラノドン」などであれば、デメリットを有効活用できるでしょう。
この効果でリクルートを狙いたい恐竜族のレベルは2と6なので、リリースコストにするモンスターはレベル4が適任と言えるでしょう。
「超古代恐獣」
効果モンスター
星8/地属性/恐竜族/攻2700/守1400
このカードは恐竜族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分の墓地から恐竜族モンスターが特殊召喚された時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
アドバンス召喚のためのリリースを軽減する効果外テキストと、自分の墓地から恐竜族モンスターが特殊召喚される度に1ドローできる効果を持ちます。
「進化薬」カードなど使えば、簡単に特殊召喚が狙えるものの、それらがない時は恐竜族をリリース素材にアドバンス召喚することも狙えます。
墓地から恐竜族を特殊召喚する度に1ドローができるため 「超越竜」モンスターと相性が良いものの、恐竜族は墓地からの蘇生する手段がそこまで多くはないため、「死者蘇生」の他に「戦線復帰」や「リビングデットの呼び声」など、蘇生手段をいくつか準備しておくと良いでしょう。
ドロー効果にターン1制限はないものの、大量ドローのために蘇生系のカードを多く入れてしまうとデッキスロットを圧迫してしまうため、1〜2回効果を発動できれば御の字程度に思うのが妥当です。
「超越竜メテオロス」
特殊召喚・効果モンスター
星12/炎属性/恐竜族/攻3500/守 700
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター2体を選んで破壊し、
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を墓地へ送る。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚することができ、
- 相手ターン中に特殊召喚できる効果
- 特殊召喚成功時にデッキから恐竜族を墓地に送る効果
- このカードが破壊された場合に墓地から通常モンスター1対を選んでデッキに戻し、このカードを蘇生させる効果
を持ちます。
1の手札からの特殊召喚は破壊された時に効果発動できる恐竜族をコストにしたり、バウンスや除外されたくない恐竜族モンスターのサクリファイス・エスケープしたりできます。
破壊するカードの候補としてはその後の展開に繋げることができる「ベビケラサウルス」「プチラノドン」がおすすめです。
また2の効果はデッキから恐竜族を直接墓地に送ることができ、「オーバーテクス・ゴアトルス」や「幻創のミセラサウルス」を墓地送りにすれば、展開に繋げられます。
また、自身の3の効果を使用するために恐竜族通常モンスターを墓地に送っておくのも良いでしょう。
攻撃力は3500と非常に高いうえに、破壊する恐竜族モンスターによっては次のターンコンボを回していくことも狙えるため、積極的採用したい1枚です。
「ヘルホーンドザウルス」
融合・効果モンスター
星6/闇属性/恐竜族/攻2000/守1800
「ヘルカイトプテラ」+恐竜族・ドラゴン族モンスター
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地からフィールド魔法カード1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードは特殊召喚したターン、直接攻撃できる。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
恐竜族かドラゴン族のモンスター1体の召喚を行う。
「ヘルカイトプテラ」+恐竜族・ドラゴン族モンスターで融合召喚できる恐竜族融合モンスターです。
- 融合召喚した時にデッキ・墓地からフィールド魔法をフィールドに置ける効果
- このカードを特殊召喚したターン、直接攻撃できる効果
- 自分メインフェイズに恐竜族かドラゴン族モンスター1体の召喚できる効果
を持ちます。
融合素材に「ヘルカイトプテラ」の指定があるものの、「魂喰いオヴィラプター」や「化石調査」でサーチできる上に、「ヘルカイトプテラ」には「融合」をサーチする効果があるので、融合召喚自体はそこまで難しくはありません。
またメインフェイズ時に恐竜族かドラゴン族の召喚が行えるため、このカードの融合召喚からその後の展開に繋ぐことができます。
「超越竜ギガントザウラー」
融合・効果モンスター
星12/地属性/恐竜族/攻3800/守2000
恐竜族モンスター+通常モンスター
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
このカードが墓地から特殊召喚されていた場合、
さらに自分の手札・フィールドのカード1枚と相手フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。
(2):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
恐竜族モンスター+通常モンスターで融合召喚できる恐竜族融合モンスターです。
- 特殊召喚成功時に墓地の恐竜族1体をサルベージでき、このカードが墓地からの特殊召喚だった場合に、さらに自分の手札・フィールドのカード1枚と相手フィールドのカード1枚を破壊できる効果
- このカードが破壊された時に自分の墓地から通常モンスターを1体墓地から選んでデッキに戻すことで、このカードを特殊召喚できる効果
を持ちます。
「グラウンド・ゼノ」で「ゼノ・メテオロス」をサーチすればそのまま特殊召喚にまで繋がり、あちらで通常モンスターをリクルートすれば融合召喚の準備は整います。
このカードを恐竜族デッキで採用する場合、恐竜族通常モンスターを採用する必要があるものの、1つ目の恐竜族をサルベージ効果は使いやすく、攻撃力も3800とフィニッシャーとしては申し分ないです。
相手フィールドに「怒炎壊獣ドゴラン」を特殊召喚し、自分フィールド上に通常モンスターを準備すれば、「超融合」でこのカードを融合召喚することができます。
「超越竜グレイスザウルス」
シンクロ・効果モンスター
星12/水属性/恐竜族/攻3600/守2700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
墓地から特殊召喚された自分フィールドの恐竜族モンスターは、
相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上で出せるレベル12の恐竜族シンクロモンスターです。
- 戦闘で破壊されない効果
- 墓地から特殊召喚された自分フィールドの恐竜族モンスターに耐性付与を与える効果
- このカードが破壊された場合に自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻し、このカードを特殊召喚できる効果
を持ちます。
「ゼノ・メテオロス」でレベル6の恐竜族モンスターをデッキからリクルートすることで、このカードのシンクロ召喚が狙えます。
またこのカードのシンクロ以外にもランク6や「アルティマヤ・ツィオルキン」も出せるため、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
2の効果は墓地から蘇生された自分の恐竜族モンスターと条件がやや限られてくるものの、攻撃力の高い恐竜族モンスターを墓地から蘇生できれば、かなり場持ちが良くなります。
「ゼノ・メテオロス」でどのモンスターの召喚を狙うか迷った際、盤面を固めたい場合はこのカードのシンクロ召喚を狙うのがおすすめです。
「超越竜ドリルグナトゥス」
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/風属性/恐竜族/攻3000/守2300
レベル6モンスター×2
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、除外されている自分の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):X素材が無いこのカードがモンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
レベル6モンスター2体でエクシーズ召喚できるランク6エクシーズモンスターです。
- エクシーズ素材を1つ取り除くことで除外されている恐竜族モンスター1体を特殊召喚する効果
- エクシーズ素材が無いこのカードがモンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる効果
- このカードが破壊された場合に自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻し、このカードを特殊召喚できる効果
を持ちます。
エクシーズ素材に縛りはないものの、「ゼノ・メテオロス」効果でレベル6恐竜族通常モンスターをリクルートするのが、主な手段でしょう。
1の効果は恐竜族デッキであれば使用機会は多く、「幻創のミセラサウルス」や「究極進化薬」など、このカードで出したい恐竜族を予め準備しておくと良いでしょう。
またこのカードにエクシーズ素材がなければ、与えるダメージが倍になるので、1の効果を使い切った後はフィニッシャーとして活躍します。
「超越竜エグザラプトル」
リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/恐竜族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右】
レベル6以上のモンスターを含む恐竜族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
手札から恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードのリンク先の表側表示の恐竜族モンスターが、
戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
(3):このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体をデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
レベル6以上のモンスターを含む恐竜族モンスター2体以上でリンク召喚できる恐竜族リンクモンスターです。
- 特殊召喚時に手札から恐竜族モンスターを特殊召喚できる効果
- このカードのリンク先の表側表示の恐竜族モンスターが戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に1ドローできる効果
- このカードが破壊された場合に自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻し、このカードを特殊召喚できる効果
を持ちます。
リンク素材は恐竜族でレベル6モンスターを1体以上含める必要があるものの、「超越竜」を軸にした恐竜族デッキであれば、リンク召喚の条件は満たしやすく、攻撃力も3000とアタッカーとしては申し分ありません。
特殊召喚時に手札から恐竜族モンスターを特殊召喚できるので、大型恐竜族モンスターをアタッカーを増やすも良し、特殊召喚した恐竜族モンスターとこのモンスターでリンク4をリンク召喚するのも良いでしょう。
2の効果はリンク先に恐竜族を配置する必要があるものの、豊富な恐竜族破壊ギミックを使えば、簡単にドロー効果を発動することができます。
素材指定が重いものの、特殊召喚時の展開とドローでアドバンテージを稼げるので、リンク召喚を狙う価値のある1枚です。
恐竜族をサポートする汎用カード一覧!【魔法カード】
「化石調査」
通常魔法
(1):デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
レベル6以下の恐竜族モンスター1体をサーチするという、非常にシンプルかつ便利な効果の通常魔法カードです。
カード名ターン1指定が無いこととサーチ先の範囲が広いことからデッキの安定力向上に大きく貢献できるため、恐竜族デッキでは入るだけ入れておいて損はないカードと言えます。2020年12月に制限解除されましたので3枚入れらるのも良い点です。
「グラウンド・ゼノ」
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから恐竜族チューナーまたは恐竜族の通常モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドから、恐竜族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
- デッキから恐竜族チューナーか、恐竜族の通常モンスターをサーチし、その後手札を1枚選んで破壊する効果
- 墓地のこのカードを除外することで、手札・フィールドから、恐竜族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を融合召喚できる効果
を持ちます。
恐竜族チューナーまたは恐竜族の通常モンスターをサーチしつつ、手札を1枚破壊できるため、破壊をトリガーにする「ベビケラサウルス」「プチラノドン」と相性が良いです。
また「ゼノ・メテオロス」をサーチすれば、このカードの破壊効果をトリガーに「ゼノ・メテオロス」の特殊召喚まで行えます。
2の効果は「ゼノ・メテオロス」で恐竜族通常モンスターをサーチできるので、「超越竜ギガントザウラー」に必要な融合素材を揃えることができます。
恐竜族には「化石調査」という便利なサーチカードがあるものの、「グラウンド・ゼロ」は4枚目の「化石調査」としての運用。「化石調査」にはない手札破壊や融合効果があるので、しっかり差別化されています。
「ロストワールド」
フィールド魔法
(1):恐竜族以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
(2):1ターンに1度、恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
相手フィールドに「ジュラエッグトークン」(恐竜族・地・星1・攻/守0)1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):相手フィールドにトークンがある限り、
相手はトークン以外のフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
(4):1ターンに1度、フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにその数だけ自分の手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊できる。
相手フィールドにトークンを生成してそれを維持する戦法はビートダウン傾向の強い恐竜族デッキとはあまり噛み合っていませんが、手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊する手段としてはかなり重宝します。
前述した「プチラノドン」や「ベビケラサウルス」をデッキから破壊すればモンスターの展開を図れます。
またトークン生成効果は任意ですので、それらの効果を使わずに恐竜族モンスター以外への弱体化だけでも十分優秀なフィールド魔法カードです。
「究極進化薬」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・墓地から、恐竜族モンスターと恐竜族以外のモンスターを1体ずつ除外して発動できる。
手札・デッキからレベル7以上の恐竜族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
自分の手札・墓地から恐竜族モンスターと恐竜族モンスター以外のモンスターを1体ずつ除外することで、手札・デッキからレベル7以上の恐竜族モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する効果を持っております。
恐竜族以外のコストの確保が気になるところではあるものの、「灰流うらら」や「増殖するG」、恐竜族以外のリンクモンスターを経由することをでコストは比較的簡単に確保することが出来ます。
召喚条件を無視することが出来るので大型恐竜族モンスターで「究極伝導恐獣」などの特殊召喚を狙うことが可能です。
「超越進化薬β」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから恐竜族モンスターを含むモンスター2体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの攻撃力の合計以上の攻撃力を持つ、
レベル5以上の恐竜族モンスター1体をデッキ・EXデッキから特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
自分の手札・フィールドから恐竜族モンスターを含むモンスター2体をリリースし、リリースしたモンスターの攻撃力の合計以上の攻撃力を持つ、レベル5以上の恐竜族モンスター1体をデッキ・エクストラデッキから特殊召喚する効果を持ちます。
デッキからだけでなく、エクストラデッキからも特殊召喚することができる点は他の「進化薬」カードにない特徴です。
しかしリリースが2体必要なため、コストは重く、このカード含めると3枚消費をします。
最近では「灰流うらら」など採用されていることが多く、このカードを確実に発動するのであれば、「墓穴の指名者」や「抹殺の指名者」で対策できるようにしておく必要があります。
「究極進化薬」と異なり、召喚条件を無視できる効果ではないため、「究極伝導恐獣」などは特殊召喚できません。
このカードを有効活用するのであれば、安全に効果を発動できる状況にし、攻撃力の低い「珠玉獣-アルゴザウルス」などを素材にすると良いでしょう。
特殊召喚先の候補としてはサルベージ効果を持つ「超越竜ギガントザウラー」、単体除去が可能な「ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット」などがおすすめです。
「時空超越」
通常魔法
(1):自分の墓地から恐竜族モンスターを2体以上除外して発動できる。
除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つ恐竜族モンスター1体を
自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
自分の墓地から恐竜族を2体以上除外することで、除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つ恐竜族モンスターを1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する効果を持ちます。
恐竜族を除外して発動するため、除外から帰還するギミックを採用したり、「ディノインフィニティ」で攻撃力を大幅に上昇させたりする動きを入れると良いでしょう。
レベルを意識する必要のある1枚ですが、「ジャイアント・レックス」を除外し、「ディノインフィニティ」を特殊召喚することで、この2枚を展開することができます。
「ジュラシック・パワー」
永続魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの恐竜族モンスターの攻撃力は300アップする。
(2):自分はレベル5以上の恐竜族モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
(3):自分の手札・フィールド(表側表示)から恐竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから守備力1200の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
- 自分フィールドの恐竜族モンスターの攻撃力は300アップ効果
- 自分はレベル5以上の恐竜族モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる効果
- 自分の手札・フィールド(表側表示)から恐竜族モンスター1体を墓地へ送って発動でき、デッキから守備力1200の恐竜族モンスター1体を手札に加える効果
を持ちます。
1つ目の攻撃力上昇はそこまで数値が大きくはないものの、2の効果はリリースをなくすことができ、自己特殊召喚効果を持たない上級恐竜族モンスターを通常召喚できるようになるため、手札事故防止に役立ちます。
3の効果はイラストにもある通り、「双頭竜キング・レックス」を始め、「らくがきじゅう-てらの」や「怒炎壊獣ドゴラン」をサーチできるため、状況に応じて選ぶと良いでしょう。
永続魔法故に除去には弱いものの、手札事故防止やサーチカードとして役立つ1枚なので、恐竜族デッキあれば前向きに採用を検討できます。
恐竜族をサポートする汎用カード一覧!【罠カード】
「超越天翔」
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):お互いの墓地のモンスター及び除外されているモンスターの中から、
恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
お互いの墓地及び、除外されている恐竜族モンスターを特殊召喚する効果を持つ通常罠カードです。
墓地蘇生であれば「魂喰いオヴィラプター」や「おろかな埋葬」で準備。除外からの帰還であれば「幻創のミセラサウルス」や「時空超越」で事前に恐竜族を除外しておくことで、このカードの帰還を狙うことができます。
通常罠故に遅さがネックではあるものの、「恐竜族」デッキれあれば汎用蘇生・帰還カードとして扱えます。
また恐竜族テーマのミラーマッチであれば、このカードで相手の恐竜族を蘇生・帰還できるため、相手が恐竜族を蘇生・帰還しようとしたところをこのカードで妨害することが狙えるでしょう。
「ジュラック・インパクト」
通常罠 自分フィールド上に攻撃力2500以上の 恐竜族モンスターが存在する場合に発動できる。 フィールド上のカードを全て破壊する。
自分フィールド上に恐竜族が存在する場合、フィールドのモンスターを全て破壊できる効果を持ちます。
フリーの全体除去としては非常に強力ではあるものの、発動条件に2500以上の恐竜族が自分フィールドに存在していることが条件のため、やや発動条件は重めです。
また、2500以上の恐竜族が並んでいる状況で何も考えずにこのカードを使うのはディズアドバンテージにしかならないため、使用する際はどうしても盤面を切り替えられそうな時などを選ぶ必要があります。
「生存境界」
通常罠
(1):フィールドの通常モンスターを全て破壊し、
破壊した数までデッキからレベル4以下の恐竜族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの恐竜族モンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
1の効果はフィールドの通常モンスターを一掃してその数だけ下級恐竜族モンスターをリクルートできるというもので、この通常モンスターにはトークンも含まれるためトークン生成効果と併せることで複数体のリクルートも図れます。
またリクルートしたモンスターがエンドフェイズに破壊されることも踏まえて前述した「プチラノドン」などを選ぶのも有りです。
2の効果は墓地のこのカードを除外することで自分フィールドの恐竜族モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を破壊するというものです。
フリーチェーンで発動できることからサクリファイスエスケープ&相手のカードの除去として使えるのはもちろん、この効果は墓地へ送られた直後から使えるためエンドフェイズには破壊されてしまう1の効果でリクルートしたモンスターを破壊すれば損失はほぼありません。
「生存競争」
通常罠
(1):自分フィールドの恐竜族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを攻撃力1000アップの装備カード扱いとして、
その自分の恐竜族モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが
攻撃で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
装備モンスターは相手モンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。
1の効果は恐竜族専用の攻撃力1000アップの装備カードになれるというもので、強化数値が高く罠カードであることから相手モンスターの攻撃に対して使って返り討ちにするといった使い方も有用です。
2の効果は装備モンスターは連続攻撃が出来るという物で、2度目の攻撃もモンスター限定ですので最低でも相手フィールドにモンスターが2体はいなければ使えません。
攻撃力が1000もアップしていることから、切り札級の火力を持つ恐竜族モンスターにこのカードを使えばフィニッシャーとすることも可能でしょう。
「ジュラシック・インパクト」
通常罠
(1):自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上存在し、
自分のLPが相手より少ない場合に発動できる。
フィールドのモンスターを全て破壊し、
自分は破壊したモンスターの数×1000ダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで
お互いはモンスターを召喚・特殊召喚できない。
フィールドのモンスターを全て破壊しその数に応じた自分へのバーンをした後に同じ数値の相手へのバーンをし、次のターン終了時までお互いの召喚・特殊召喚を封じる効果を持ちます。
自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上存在すること・自分のライフが相手よりも少ないことという2つの発動条件を満たす必要はありますが、全体除去・バーン・ロックはいずれも非常に強力です。
ロック効果を活かすためにも自分のターンに発動することが望ましくこのカードが罠カードであることも含めて時間がかかる点はネックですが
- 全体除去でフィールドを空けられたこと
- 少なくないバーンでライフを削れたこと
- ロック効果により相手はモンスター1体のセットしか出来ない
- ことから、ロック解除後の自分のターンに攻勢に出れば一気に勝利することも狙えるでしょう。
「らくがきちょう-とおせんぼ」
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の恐竜族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
その後、自分の墓地から「らくがきじゅう」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されず、エンドフェイズに破壊される。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル5以上の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
自分の恐竜族モンスターへの攻撃を無効にして「らくがきじゅう」モンスターを蘇生する効果、墓地の自身を除外してレベル5以上の恐竜族モンスターをサーチする効果があります。
蘇生した「らくがきじゅう」モンスターは戦闘耐性を付与されることで壁として機能してくれますが、エンドフェイズには自壊するため使い切りにするかメインフェイズ2に「らくがきじゅう-てらの」のリリースに使う等が考えられます。
サーチ効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できないため即効性はやや低いですが、自分のターン中にこのカードを墓地へ送った場合でも相手ターン中にアドバンス召喚しつつ除去が可能な「らくがきじゅう-てらの」はサーチ先としても有力です。
2の効果は「究極伝導恐獣」などをサーチする手段としても使えるため、そちらを目的に採用することも可能でしょう。
まとめ!
恐竜族のサポートカードは「破壊をトリガー」にするカードや「進化薬」をサーチするカードなど、トリッキーなものも多いです。
しかし、実際に相性の良いカードは多いので、コンボの再現性は高いカードばかりです。
恐竜族テーマを組む際は是非、今回の内容を参考にしてみてください。
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