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遊戯王には獣族という種族が存在し、獣にまつわる様々なモンスターがいたりいくつかのテーマやカテゴリのカードも含まれています。
獣族をサポート出来る効果を持っているカードを紹介します。獣族デッキを構築する際には参考にしてみてください。
▼獣族サポートカードを探す▼
獣族をサポートするカード一覧(モンスターカード)
「キーマウス」
チューナー(効果モンスター)
星1/地属性/獣族/攻 100/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからレベル3以下の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。
レベル3以下の獣族モンスター1体をサーチできるため、召喚成功時にしか効果を使えないモンスターなどをサーチしたりデッキを回したりするのに使えます。
攻撃力が非常に低いため自爆特攻はおすすめできませんが、レベル1のチューナーでもある点を活かして、シンクロ素材などに使うのも有りです。
「子狸たんたん」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 0/守 800
リバース:デッキから「子狸たんたん」以外の
獣族・レベル2モンスター1体を特殊召喚する。
リバース効果でレベル2の獣族モンスター1体をリクルートできるため、リクルートしたモンスター次第では、除去や展開に繋げられます。
リクルートしたモンスターには何のデメリットも無いので、状況に応じたモンスターを選ぶと良いでしょう。
「子狸ぽんぽこ」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 800/守 0
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「子狸ぽんぽこ」以外の獣族・レベル2モンスター1体を
裏側守備表示で特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、
自分は獣族以外のモンスターを特殊召喚できない。
レベル2の獣族モンスターを裏側表示でリクルートできるため、展開手段として使えます。
リクルート先の候補としては前述した「子狸たんたん」の他にも「ライトロード・ハンター ライコウ」などが挙げれられます。
リクルートしたモンスターのリバース効果を狙うのも良いですが、召喚したこのカードを棒立ちさせないような工夫も必要です。
「素早いビッグハムスター」
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1100/守1800
リバース:自分のデッキからレベル3以下の獣族モンスター1体を
裏側守備表示で特殊召喚する事ができる。
リバース効果でレベル3以下の獣族モンスター1体を裏側守備表示でリクルートできるため、前述した「子狸ぽんぽこ」より、広い範囲のリクルートができます。
この効果で相手ターン中に「ライトロード・ハンター ライコウ」をセットすれば相手はその後の攻撃を躊躇わざるを得なくなるため牽制や切り返しという意味でも有用です。
「モジャ」
効果モンスター
星1/地属性/獣族/攻 100/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するレベル4の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。
前述した「キーマウス」とほぼどーステータスであり、こちらはチューナーではなくサーチ先がレベル4の獣族限定となっています。
デッキ次第ではこちらのサーチ効果の方がありがたいので、どちらを採用するかは適材適所と言えます。
「森の聖獣 ヴァレリフォーン」
チューナー・効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 400/守 900
「森の聖獣 ヴァレリフォーン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨て、「森の聖獣 ヴァレリフォーン」以外の
自分の墓地のレベル2以下の獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
手札1枚をコストにレベル2以下の獣族モンスター1体をデメリット無しで蘇生できるため、蘇生したモンスターの効果発動を狙えます。
裏側守備表示での蘇生も出来るのは魅力であり、蘇生したモンスターのリバース効果の再利用も狙えます。
「森の聖獣 カラントーサ」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 200/守1400
(1):このカードが獣族モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
条件を満たすことでフィールドのカード1枚を破壊出来ます。
他の「森の聖獣」モンスターや前述した「子狸たんたん」などから、特殊召喚することもできるため、展開しつつも除去を狙える点は使い勝手が良いです。
「森の番人グリーン・バブーン」
効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2600/守1800
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドの表側表示の獣族モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時、
1000LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
条件を満たすことで、ライフコスト有りで自身を特殊召喚できます。
獣族モンスターが効果破壊された場合だけなので、相手の戦術や自分の盤面次第では効果を利用しにくいですが、上手く使えれば何度も蘇生できる最上級モンスターとして機能します。
その場合、ライフコストが1000と決して小さくないことには気を付けましょう。
「レスキューキャット」
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
獣族サポートカードの代表例の内の1枚であり、レベル3以下の獣族モンスターを2体もリクルートできるのはシンプルに強力です。
リクルートしたモンスターは効果が無効化されエンドフェイズに自壊してしまいますが、シンクロやエクシーズにリンクなど、各種召喚方法の素材に使うこと、盤面構築の起点としても非常に使い勝手が良いです。
「百獣王 ベヒーモス」
効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2700/守1500
このカードはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):この方法でアドバンス召喚したこのカードの元々の攻撃力は2000になる。
(2):このカードがアドバンス召喚した時、このカードのアドバンス召喚のためにリリースしたモンスターの数だけ、
自分の墓地の獣族モンスターを対象として発動できる。
その獣族モンスターを手札に加える。
アドバンス召喚成功時にリリースしたモンスターの数だけ、墓地の獣族モンスターを手札に加える効果を持ちます。
最上級モンスターではありますが、効果外テキストによってモンスター1体をリリースしてのアドバンス召喚も可能です。
リリースするモンスターが1体で済む分アドバンス召喚しやすくなるものの、妥協召喚した場合は攻撃力が2000となるため、火力面では期待しづらくなります。
サルベージ先にはレベルや攻守の指定は無く、用途の制限も無いためその後の運用に繋げられます。
ただし、獣族モンスター1体をサルベージしたいだけであれば他の種族のモンスターのサルベージも可能です。
耐性効果もある「百戦王 ベヒーモス」の方が使いやすいため、このカードを利用するであれば、獣族モンスターを2体サルベージ出来る点やレベルの違いなどに注目したい所です。
「アーマード・ホワイトベア」
効果モンスター
星4/水属性/獣族/攻1800/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにSモンスターが存在し、
このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「アーマード・ホワイトベア」以外の
レベル4以下の獣族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
戦闘または相手の効果で破壊された場合に自身と同名カード以外のレベル4以下の獣族モンスターをリクルート・蘇生できます。
トリガーの都合上、能動的に使うには自爆特攻になりますが、広い範囲の獣族モンスターにアクセスできます。
リクルートだけでなく蘇生にも対応しているため、状況に応じた獣族下級モンスターに繋ぐことが狙えます。
「レスキュー・キャット」などをリクルート・蘇生すれば、更なる展開に繋ぐことも出来るため、自爆特攻をしたり相手の一掃効果にチェーンしてこのカードを特殊召喚したりする価値もあるでしょう。
「ダーク砂バク」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻1100/守 300
このカードがゲームから除外された時、
自分の墓地に存在するレベル4以下の
獣族モンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる
除外された時にレベル4以下の獣族モンスターを蘇生できます。
どこから除外されても効果を使えますが、時の任意効果であるためコストで、除外した場合はタイミングを逃してしまう点には注意が必要です。
「封印の黄金櫃」や「孤高除獣」であればデッキからこのカードを除外できるため、疑似的な獣族下級モンスターの蘇生カードとして利用することもできます。
このカードのレベルは2であるため、他の獣族サポートカードの恩恵を受けやすいです。
蘇生したモンスターの用途の制限やデメリットは無いため、その後の展開などに利用できます。
「デスマニア・デビル」
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1700/守1400
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキからレベル4以下の獣族モンスター1体を手札に加える。
相手モンスターを戦闘破壊した時にレベル4以下の獣族モンスターをサーチできます。
このカードの攻撃力は1700ありますが、より効果を使いやすくするためには戦闘で確実に勝てるようになる「月鏡の盾」や、獣族という点を活かした「幻獣の角」で戦闘をサポートすると良いでしょう。
トリガーの都合上サーチしたモンスターを使うのはメインフェイズ2ですが、サーチ先の候補には「レスキュー・キャット」などの優秀なモンスターもいるため、それらを使った展開などに繋げられます。
「メルフィー・キャシィ」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 200/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻す。
その後、デッキから「メルフィー・キャシィ」以外の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
「メルフィー」モンスターの内の1体であり、自己バウンス後の固有の効果として自身と同名カード以外の獣族モンスターをサーチできます。
「メルフィー」モンスター共通の効果として自分エンドフェイズに手札の自身を特殊召喚出来るため。召喚権を使わずに出すことができます。
1の効果は相手の召喚・特殊召喚または自身が攻撃対象になった場合に使えるため、利用もしやすいです。
サーチ先の獣族にはレベルや攻守の指定が一切無いため、返しのターンに利用していける「レスキュー・キャット」や「獣王アルファ」などの優秀な獣族モンスターはもちろん、「メルフィー・ラッシィ」をサーチすれば、あちらの効果でフリーチェーンで自己特殊召喚&シンクロ召喚を狙うことも可能です。
獣族をメインとしたデッキであれば、サーチ効果を目的に単体での採用も見込めます。
上記で挙げた「メルフィー・ラッシィ」とのセット採用も、検討できるでしょう。
「メルフィー・パピィ」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻す。
その後、デッキから「メルフィー・パピィ」以外のレベル2以下の獣族モンスター1体を特殊召喚できる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
こちらも「メルフィー」モンスターの内の1体であり、自己バウンス後の固有の効果として、自身と同名カード以外のレベル2以下の獣族モンスターをリクルートできます。
レベル指定はありますが、直接的な展開となれる上にリクルート先の候補となるレベル2以下の獣族モンスターは多数存在するため使いやすいです。
「森の聖獣 カラントーサ」をリクルートすることで、あちらの除去効果に繋ぐ運用も有用です。
「メルフィー・フェニィ」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 100/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻す。
その後、手札から「メルフィー・フェニィ」以外の獣族モンスター1体を特殊召喚できる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
こちらも「メルフィー」モンスターの内の1体であり、自己バウンス後の固有の効果として、手札から自身と同名カード以外の獣族モンスターを特殊召喚できます。
レベルなどの指定は無いため、高ステータスや耐性効果を持つ獣族モンスターを出して戦線を維持したり、特殊召喚成功時の効果を持つモンスターに繋いだりといった運用ができます。
高レベルの獣族モンスターの採用枚数が多いデッキでは、事故率の軽減にも役立ちます。
「メルフィー・ポニィ」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 400/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻す。
その後、自分の墓地から「メルフィー・ポニィ」以外のレベル2以下の獣族モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
こちらも「メルフィー」モンスターの内の1体であり、自己バウンス後の固有の効果として、レベル2以下の獣族モンスターをサルベージできます。
レベル指定がありますが、「メルフィー」モンスターを含め有用なサルベージ先は多数いるため、それらの再利用に繋げられます。
また「魔獣の懐柔」では同名カードをリクルートできない都合上ピン挿しする獣族モンスターがいるケースも多いため、このカードはそれらの再利用手段としても使えます。
「百戦王 ベヒーモス」
効果モンスター
星10/地属性/獣族/攻2700/守1500
このカードはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、
自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加え、このカードの攻撃力は700ダウンする。
(2):通常召喚したこのカードは特殊召喚されたモンスターが発動した効果を受けない。
(3):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力は700アップする。
- 1体をリリースしてアドバンス召喚できる。効果外テキスト
- このカードを召喚・特殊召喚した場合、自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を対象として発動でき、そのモンスターを手札に加え、このカードの攻撃力は700ダウン効果
- 通常召喚したこのカードは特殊召喚されたモンスターが発動した効果を受けない効果
- 自分エンドフェイズに、このカードの攻撃力は700アップする効果
を持ちます。
効果外テキストで1体のリリースでアドバンス召喚できる効果を持ちながら、一切のデメリットがありません。
召喚・特殊召喚時に獣族をサルベージできるので、手札に加えるカードによっては後続に繋げることができます。
またこのカードを通常召喚で場に出せば、耐性も付与されるため、場持ちの良いアタッカーとしても運用できます。
攻撃力が自分のエンドフェイズ毎に700アップしていくので、フィールドに残りさえすれば高打点のアタッカーとして活躍するでしょう。
「森の聖獣 カルピポニカ」
効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻1000/守2600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札から墓地へ送られた場合、
このカード以外の自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族・昆虫族・植物族モンスターを
合計2体対象として発動できる(同じ種族は1体まで)。
そのモンスターをデッキに戻し、このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「森の聖獣 カルピポニカ」以外の「森の聖獣」モンスターまたは「森の聖霊」モンスター1体を手札に加える。
獣族テーマで使うことを想定した場合、主に1の効果を使用することになります。
1の効果は効果・コストを問わないため、手札コストを要するカードを採用しているデッキであれば、そこまで発動条件には困りません。
「森の聖獣 ヴァレリフォーン」はこのカードの2の効果でサーチできる上に、「森の聖獣 ヴァレリフォーン」効果コストで手札を1枚捨てることができるので、獣族デッキへの出張性が期待できます。
デッキから墓地に戻すカードを慎重に選ばないと、後に蘇生や墓地利用の際に墓地リソース不足になる可能性はしっかり考慮し、戻すモンスターを選ぶようにしましょう。
「森の聖獣 キティエール」
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 200/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、
自分の墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族・昆虫族・植物族モンスター1体を対象として発動できる。
元々の種族がそのモンスターと同じとなるモンスター1体をデッキから墓地へ送る。
(2):このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
デッキから「森の聖獣 キティテール」以外の獣族・獣戦士族・鳥獣族・昆虫族・植物族モンスター1体を手札に加える。
- 対象とした自分墓地の該当5種族の内1つと同種族をデッキから墓地へ送る効果
- このカードが相手によって破壊された時に5種族の内1体をサーチできる効果
を持ちます。
あらかじめ墓地に5種族の内1つを墓地に準備しておく必要があるものの、獣族であれば「森の番人グリーン・バブーン」や「チェーンドック」などを墓地に送っておくのが定番でしょう。
その他にも、蘇生したい獣族などを墓地に仕込んでおくのもおすすめです。
獣族には「エアーズロック・サンライズ」があるので、墓地蘇生は比較的行いやすく、このカードとのコンボで組み合わせるのも良いでしょう。
2つ目の効果は獣族をサーチできる効果ではあるものの、発動条件が相手に依存しているため、おまけ程度に考えておくのが吉です。
「チェーンドック」
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1600/守1100
自分フィールド上に獣族モンスターが表側表示で2体存在する場合、
このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したこのカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
このカードをシンクロ素材とする場合、獣族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
自分フィールド上に獣族モンスターが2体存在する場合、自己蘇生できる効果を持ちます。
自己蘇生後フィールドを離れると除外されてしまうものの、エクシーズ素材にすればデメリットを回避できます。
このカードを墓地に送る手段としては「森の聖獣キティエール」や「おろかな埋葬」「召喚僧サモン・プリースト」で、このカードとエクシーズ召喚の素材にするなど、工夫すると良いでしょう。
展開力のある獣族デッキであれば、採用が見込めるのはもちろん、獣族が多い「紋章獣」や「スクラップ」デッキとも相性が良いです。
自分フィールドに獣族が2体丁度であることが特殊召喚の条件なので、展開を行う際は、出すタイミングに注意しましょう。
「聖騎士の盾持ち」
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 800/守1300
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地から光属性モンスター1体を除外して発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):手札・フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル6以下の獣族・風属性モンスター1体を手札に加える。
獣族デッキで使用するのであれば、主に使用するのは2の効果です。
サーチ対象がレベル6以下の風属性・獣族モンスターとやや限りがあるものの、汎用性の高い「急せき兎馬」や「ホップ・イヤー飛行隊」「俊足なカバ バリキテリウム」を持って来れるのは利点です。
このカードを使用するデッキはやや限られてくるものの、ステータスに恵まれており「増援」「聖杯の継承」でサーチすることができます。
自身の種族とサーチ先の種族が別ではあるものの、使い方次第では汎用性の高い「ホップ・イヤー飛行隊」「俊足なカバ バリキテリウム」などをサーチできるので、獣族デッキの出張として採用してみるのも有りでしょう。
「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」
融合・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
ドラゴン族・闇属性モンスター+獣族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードをリリースした場合に
エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
- 自分フィールドの融合素材をリリースすることで、エクストラデッキから特殊召喚できる効果外テキスト
- 戦闘でモンスターを破壊した場合に発動でき、このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える効果
を持ちます。
このカードを召喚するには闇属性・ドラゴン族と獣族を採用する必要があるものの「竜魔導の守護者」効果で「ビッグ・コアラ」を蘇生たり、リンクモンスターである「星導竜アーミライル」を経由したりすれば、獣族デッキでも無理なくこのカードを特殊召喚することができます。
バーンダメージを活かすのであれば、攻撃力の高い獣族を素材にする必要があり、場合によっては「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を出さないほうが良い盤面になることも。
そのため、バーンダメージを活かすというよりも攻撃力の低い融合素材モンスターをこのカードに変換し、打点や展開を稼ぐといった手段として使うのがおすすめです。
「幻獣王キマイラ」
融合・効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2100/守1800
獣族モンスター+悪魔族モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「有翼幻獣キマイラ」として扱う。
(2):このカードが融合召喚した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。
(3):相手ターンに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の獣族・悪魔族・幻想魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
獣族デッキでこのカードの融合召喚を狙う場合、悪魔族モンスターを採用する必要があるものの、リンク召喚を狙えるデッキであれば、汎用リンクモンスターである「トロイメア」を素材すれば、メインデッキに悪魔族モンスターを入れる必要はありません。
ハンデス効果は発動タイミングが融合召喚したエンドフェイズなので、遅さが否めない上に場合によっては、相手にアドバンテージを与えてしまう可能性があります。
ですが「墓地へ送る」なので「暗黒界」などの効果を発動させない点は、嬉しいところ。
また、相手ターンに墓地のこのカードを除外することで、獣族をフリーチェーンで蘇生することができ、相手の全体破壊にチェーンし「ネコマネキング」を蘇生させて破壊させれば、相手のターンを強制終了といった芸当も狙えます。
3の効果を目当てに「ドラグマ・パニッシュメント」などで、直接墓地に送るのも手です。
「恐牙狼 ダイヤウルフ」
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣族/攻2000/守1200
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体とフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
エクシーズ素材を1つ取り除くことで、自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族1体とフィールドのカード1枚を破壊する効果を持ちます。
ランク4は汎用性の高いモンスターが多く激戦区なため、ただ相手のカードを除去したいだけなら、デッキに戻せる「鳥銃士カステル」や戦闘面で強力な「No.39 希望皇ホープ」→「No. S39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」の方が使いやすいです。
このカードを活かすのであれば、獣族である点と自分のカードを破壊できる点です。
獣族デッキであれば「森の番人グリーン・バブーン」の特殊召喚や「No.64 古狸三太夫」を破壊対象に選択し、相手のモンスターだけ破壊するなどで活かせます。
「No.64 古狸三太夫」
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/地属性/獣族/攻1000/守1000
獣族レベル2モンスター×2
(1):自分フィールドに他の獣族モンスターが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールドに「影武者狸トークン」(獣族・地・星1・攻?/守0)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力は、フィールドのモンスターの一番高い攻撃力と同じになる。
- 自分フィールドに他の獣族モンスターが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない効果
- エクシーズ素材を1つを取り除くことで「影武者狸トークン」1体を特殊召喚する効果
を持ちます。
エクシーズ素材はレベル2獣族のモンスターに限られてるものの、獣族にはレベル2モンスターが豊富なので、このカードの召喚に特化した構築であれば、そこまで場に出すことに苦戦はしないでしょう。
特に「素早いビーバー」であれば、手札1枚からこのカードのエクシーズ召喚に繋げることができます。
獣族が1体でもいれば、破壊耐性を得ることができる上、このカード自体にトークン生成効果があるので、即座に耐性付与することができます。
レベル2に特化した獣族デッキであれば、間違いなく複数枚採用しても損しないパワーを持つエクシーズモンスターと言えるでしょう。
獣族をサポートするカード一覧(魔法・罠カード)
「エアーズロック・サンライズ」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の獣族モンスター1体を対象として発動できる。
その獣族モンスターを特殊召喚し、相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、
それらのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
自分の墓地の獣族・鳥獣族・植物族モンスターの数×200ダウンする。
墓地の獣族モンスター1体を蘇生しつつ、相手モンスターの全体弱体化が出来るため、獣族デッキであれば汎用蘇生カードよりも、こちらを優先することをおすすめできる優秀なカードです。
蘇生先のモンスターは獣族であれば、何でもいい上にデメリットや制約も無いので、展開手段や切り返しの起点などにも使いやすいです。
「烏合無象」
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドから元々の種族が
獣族・獣戦士族・鳥獣族の表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
元々の種族が墓地へ送ったそのモンスターと同じモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、
効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
獣族モンスターをリリースすればエクストラデッキから、獣族モンスターをデメリット付きで特殊召喚できます。
- 攻撃不可
- 効果無効化
- エンドフェイズに自壊
デメリットが大きいため、そのターン中にシンクロやエクシーズなどの各種召喚方法の素材に使ってしまうのがベターです。
「魔獣の懐柔」
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
カード名が異なるレベル2以下の獣族の効果モンスター3体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は獣族モンスターしか特殊召喚できない。
最低でもレベル2以下の獣族効果モンスター3種類がデッキにいなくては使えませんが、カード1枚で3体のモンスターのリクルートは破格の性能です。
- 効果無効化
- エンドフェイズに自壊
というデメリットと「発動後獣族モンスターしか特殊召喚できなくなる」という制約はありますが、低レベル獣族に特化したデッキであるなら、3体リクルートというメリットの方がずっと大きいので、積極的に採用したいカードです。
「烏合の行進」
通常魔法
自分フィールド上に獣族・獣戦士族・鳥獣族のいずれかのモンスターが存在する場合、
その種族1種類につき1枚デッキからカードをドローする。
このカードを発動するターン、自分は他の魔法・罠カードの効果を発動できない。
自分フィールド上に獣族・獣戦士族・鳥獣族のいずれかのモンスターが存在する場合、
その種族1種類につき1枚デッキからカードをドローする効果を持つ通常魔法カードです。
最大で3枚のドローが狙えるものの、このカードを発動するターン、他の魔法・罠カードは発動できない上に、3種類が既に揃っている盤面は有利な盤面である可能性もあり、ややオーバキル感が否めません。
デメリットは痛いものの、「トライブリゲート」や「剣闘獣」であれば、3種族を採用しているため、このカードの採用が検討できます。
ですがやはり決して無視できるデメリットではないため、使うタイミングや採用枚数には注意したい1枚です。
「メルフィーのかくれんぼ」
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの獣族モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ効果では破壊されない。
(2):自分の墓地の獣族モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターをデッキに戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
- 効果耐性付与効果
- 自分墓地の獣族3枚をデッキに戻し、1ドローする効果
を持ちます。
獣族への効果耐性付与は場持ちが良くなるのはもちろん「恐牙狼 ダイヤウルフ」での効果破壊を回避したり「魔獣の懐柔」「レスキューキャット」効果の自壊を防いだりするのに役立ちます。
墓地から3枚戻して1ドローする効果は、手札増強に役立つ反面、墓地リソースを多用するデッキの場合、使いすぎると墓地を活かすことが出来なくなるので、効果の使用は計画的に行うと良いでしょう。
「ビーストライザー」
永続罠
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の獣族・獣戦士族モンスター1体を除外し、
自分フィールドの獣族・獣戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
その自分の獣族・獣戦士族モンスターの攻撃力は、
この効果を発動するために除外したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
獣族・獣戦士族の攻撃力をアップできる効果をもっており、攻撃力の高いモンスターをコストにすれば、大幅な攻撃力上昇が狙えます。
ただし、そのまま使っても合計ダメージが上がるわけではないので、利用する際はダメージステップ時に発動し、攻撃を終えたモンスターをコストにしたり、相手ターンのダメージステップで奇襲をかけたりする工夫が必要です。
攻撃力の上昇値は高めであることが期待できるものの、フィールドからの除外が発動条件のため、なりふり構わず使える効果ではありません。
このカードを利用するのであれば、自分相手のダメージステップ時に使えることに着目し、奇襲をかけるのを目的に使用するのがおすすめです。
「忍法 変化の術」
永続罠
(1):自分フィールドの表側表示の「忍者」モンスター1体をリリースしてこのカードを発動できる。
リリースしたモンスターのレベル+3以下のレベルを持つ
獣族・鳥獣族・昆虫族モンスター1体を、手札・デッキから特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
自分の「忍者」モンスター1体をリリースすることで+3以下の獣族・鳥獣族・昆虫族モンスター1体を、手札・デッキから特殊召喚する効果を持つ「忍法」永続罠カードです。
コストにする忍者はこのカードをサーチすることができる「忍者マスター HANZO」や、このカードをコストにすることで「忍者」モンスターをデッキから特殊召喚できる「成金忍者」などと相性が良いです。
獣族で特殊召喚候補となるのは、攻撃力1400以下のモンスターの召喚・特殊召喚を制限する「王虎ワンフー」や後に墓地から特殊召喚できる「森の番人 グリーン・バブーン」などがおすすめです(「忍者マスター HANZO」をコストに「忍法 変化の術」を使用した場合、出せるレベルは最大7)
「忍者」を出張させた獣族デッキを構築する場合は、獣族だけだと出せる候補が少ないため、獣族と一緒のサポートや恩恵を受けやすい鳥獣族モンスターも一緒に採用しておくと良いでしょう。
「幻獣の角」
通常罠
発動後このカードは攻撃力800ポイントアップの装備カードとなり、
自分フィールド上の獣族・獣戦士族モンスター1体に装備する。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
800という強化値は大きく、ドロー効果によってハンドアドバンテージの獲得も狙えます。
罠カードである故に発動までにターンがかかってしまいますが、フリーチェーンで発動できるため、相手モンスターの攻撃時のカウンターに使えます。
損失を考えれば、最低でも1回はドロー効果を使いたい所なので、ビートダウンデッキの方が使いやすいでしょう。
「猛突進」
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスター1体を選択して破壊し、
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択してデッキに戻す。
「ゴッドバードアタック」などとは違い、2:1交換になっていますが、自分の獣族モンスター1体を破壊していることや除去方法がデッキバウンスである点を活かしていくと良いです。
自分の獣族モンスター1体を効果破壊しているため
- 前述した「森の番人グリーン・バブーン」の特殊召喚トリガーとしても使えること
- デッキバウンスであるため。破壊耐性を持つモンスターの除去も出来ること
- フリーチェーンで発動できるためサクリファイスエスケープはもちろんデッキバウンスであること
相手の展開途中にマストカウンターができれば破壊効果よりも、致命的なコンボの崩壊を狙えることなどが、メリットとして挙げられます。
「キャトルミューティレーション」
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスター1体を手札に戻し、手札から戻したモンスターと同じレベルの獣族モンスター1体を特殊召喚する。
自分フィールドの獣族を手札に戻し、手札に戻したモンスターと同じレベルの獣族モンスター1体を特殊召喚できます。
手札に戻したモンスターをそのまま特殊召喚することも可能です。特殊召喚成功時の効果を再び利用したり、バトルフェイズ中に連続攻撃を図ったりすることも視野に入ります。
妥協召喚した上記の「百獣王 ベヒーモス」にこのカードを使えば、特殊召喚することで元々の攻撃力に戻せるので、打点の上昇にも貢献できます。
まとめ
そこまで注目されることが多くない獣族ですが、サポートカードの種類が少ないわけでは決してありません。
今回紹介したようにサーチやリクルートなど、様々なサポートが可能でです。獣族デッキを作る際にはどんなサポートをしてほしいか、よく考えてから採用するとデッキの強化に繋がるかと思います。
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