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2023年1月も終わりということで、今月にシングル価格が高騰したカードを振り返っていきます。
価格が高騰した理由の考察や1月30日の現在時点での平均相場価格も合わせて紹介するので、売買を検討しているという人はぜひ参考にしてみてください。
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2023年1月のシングル価格高騰の傾向を紹介!
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1月の高騰傾向としては、1月14日に発売した新商品である基本パック サイバーストーム・アクセスの影響が特に大きかったです。
サイバーストーム・アクセスでは新規テーマの登場に加えて多数の既存テーマが強化されたため、新カードと相性が良い様々なカードの価格が上昇しました。
サイバーストーム・アクセスは多くの新規カードが登場するということもあって発売以前からも相場価格に影響を与えていましたが、発売して以降は新カードとの相性の良さや強化されたテーマがどのくらい強くなったかなどが実際に試せるようになったため、一部のカードは相場価格がより上がることとなりました。
大会環境も相場価格に影響を与えたのですが、新リミットレギュレーションが適用されたことや上記のような新商品の発売もあって昨今の大会環境は様々なテーマデッキが活躍している状態なため、特定のカードの価格が一気に上がるというよりも環境で使用率が高いと思われるカードの価格が少しずつ上がっていく形となりました。
今回はそんな中でも特に価格の上昇値が大きかったものを厳選して紹介していきたいと思います。
2023年1月にシングル価格が高騰したカード一覧!
「サイバース・ウィッチ」
ノーマル | 相場価格:120~300円 |
スーパーレア | 相場価格:300~600円 |
シークレットレア | 相場価格:800~1300円 |
20thシークレットレア | 相場価格:20000~25000円 |
サイバーストーム・アクセスで登場した新たなサイバース族儀式モンスターである「サイバース・セイジ」はチューナーでありながら融合効果も持っていることから展開に繋げられるため、このカードを利用することで積極的に儀式召喚の準備を整えていけます。
運用する際には墓地に魔法カードが必要なことやリンク先にモンスターを特殊召喚する必要があること等に注意が必要ですが、「サイバース・セイジ」やこのカードを上手く中継点として利用すれば大量展開や高リンクモンスターに繋げることも可能となりました。
新規カードによって墓地に儀式・融合・シンクロ・エクシーズを溜めつつも高リンクに繋ぐ「ファイアウォール」デッキが作りやすくなったこともあり、このカードの利用価値は大きく上がったと言えます。
トーナメントパック2023 Vol.1ではノーマルで再録されていますが、流通量や今回の需要増加などによって高レアリティの物は特に高騰しました。
「マイクロ・コーダー」
ウルトラレア | 相場価格:800~1000円 |
サイバーストーム・アクセスにて新しい「ファイアウォール」モンスター等が登場し、展開力の高いサイバース族モンスターを主軸とした「コード・トーカー」デッキの戦術の幅が広がりました。
手札から「コード・トーカー」モンスターのリンク素材となれる上にサーチ効果も持つこのカードは「コード・トーカー」デッキのキーカードであり、サイバーストーム・アクセスによってサーチ先も増えました。
利用価値の高さに対して、ストラクチャーデッキで登場して以降1度も再録していないこともあって今回のサイバース族強化で価格が上がりました。
「スターダスト・チャージ・ウォリアー」
ノーマル | 相場価格:500~1000円 |
シークレットレア | 相場価格:1000~1500円 |
汎用素材でありシンプルなドロー効果を持つため、レベル6シンクロを経由して更なる展開に繋ぎたい際には+αでハンドアドバンテージを稼ぐことができます。
サイバーストーム・アクセスで登場した新規テーマ「マナドゥム」はレベルが偶数のモンスターを使いチューナーを展開しやすいという特徴があるため、非チューナーであるこのカードを経由して1枚ドローしつつもレベル8シンクロ等に繋ぐという運用が狙えます。
汎用性が高くシンクロを使った展開コンボでは度々中継点として利用されるカードなこともあり、トーナメントパック2023 Vol.1に再録されたにもかかわらずノーマル仕様の物は高騰しました。
「天翔ける騎士」
ウルトラレア | 相場価格:700~1000円 |
サイバーストーム・アクセスでは「テラナイト」に新規カードが加わり強化されたため、光属性のランク4エクシーズであるこのカードは相性の良いカードとして注目されました。
元々「テラナイト」はランク4エクシーズを出さすことを得意とした光属性テーマですので、このカードを中継点として利用することで更にモンスターを展開しエクシーズモンスターを並べることも視野に入ります。
漫画の単行本の付属カードであったことから流通量が多くないため、価格が大きく上がることになりました。
「混沌領域」
スーパーレア | 相場価格:1000~1500円 |
シークレットレア | 相場価格:1500~2000円 |
サイバーストーム・アクセスにて「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」が登場したことで「カオスシンクロ」が強化され、「カオスシンクロ」デッキにおいてこのカードは墓地を肥やしつつもサーチが出来ることから初動として利用しやすいキーカードです。
「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」はチューナー無しでもシンクロ召喚が可能であることに加えてシンプルな除去効果や耐性付与効果を持っているため、「カオスシンクロ」デッキの新たな切り札として活用していけます。
そのレアリティの高さから以前より相場価格が高いカードであり2月発売のレアリティコレクション-クオーター・センチュリー・エディション-にて再録されることも判明しているのですが、より早く入手したい人やスペシャルパックであるレアリティコレクションを買えないかもしれないと考えた人等からの需要もあってか価格が高騰しました。
「シノビネクロ」
ウルトラレア | 相場価格:1200〜1800円 |
サイバーストーム・アクセスで「ビーステッド」関連のカードが増え、「ビーステッド」と「スプライト」の混合テーマである「ビーステッドスプライト」デッキが強化され、相性の良い「シノビネクロ」が注目されました。
「スプライト」の効果を発動し、「シノビネクロ」をフィールドや墓地へ送り、「ビーステッド」の効果で「シノビネクロ」を除外→
「シノビネクロ」を特殊召喚→
「シノビネクロ」+チューナー以外のモンスターでシンクロ召喚
の流れが主流となりました。
「ビーステッド」と「スプライト」の特徴が「シノビネクロ」と噛み合っており、注目されたものの、収録されたのが、2018年に発売したVジャンプのプロモカードかつ、再録がないことから、現在も高騰傾向です。
まとめ!
2023年1月に高騰したカードの傾向としては、1月14日に発売した新商品である、基本パック サイバーストーム・アクセスの影響が大きく、その中でも再録がないカードが高騰傾向にあります。
今回紹介したカードの中には、流通量が少なく、カードショップで売り切れているものもあり、入手難易度が上がってるカードも多いです。
現在、欲しいカードがある方は、今のうちに購入を検討してみても良いでしょう。
特に「ビーステッド」テーマ関連のカードは、大会で活躍しているテーマということもあり、今回紹介したカード以外にも相性の良い「烙印」関連や「デスピア」関連も高騰傾向ですので、購入予定のあるカードは随時情報をチェックしてみることをおすすめします。
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