2025年11月にシングル価格の高騰が予想されるカード6選!【遊戯王OCG】

遊戯王2025年11月高騰予想

2025年10月もいよいよ終盤です。10月は環境の変化や新弾の影響もあり、シングル価格に動きが出てくる時期です。11月にシングル価格の高騰が予想されるカードを予想していきます。

今回紹介するカードは、あくまで予想なので必ず当たるわけではありません。ですが、中にはすでにじわじわと高騰の兆しを見せているカードもあるので、売買を検討している方はぜひチェックしてみてください。

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2025年11月に高騰が予想されるカード一覧

「霊王の波動」

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
相手フィールドにカードが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に罠カードが存在する場合、さらにその無効にしたカードを破壊する。
このカードを手札から発動した場合、発動後、
このデュエル中に自分は光・地・風属性モンスターの効果を発動できない。

このカードは、特定の条件を満たすことで手札からも発動できる「ドミナス」罠カードの1枚です。その代わり、発動にはデメリットが存在します。光・地・風属性モンスターを主軸としないデッキであれば、「灰流うらら」などとは異なる範囲をカバーできる手札誘発カードとして活用できる点が最大の魅力です。

汎用性の高い手札誘発モンスターである「増殖するG」「マルチャミー・フワロス」「ドロール&ロックバード」「エフェクト・ヴェーラー」「原始生命態ニビル」とはこのカードのデメリットがぶつかってしまうのが難点ではあります。しかし、昨今の大会環境ではテーマモンスターが闇属性で統一されている「M∀LICE」「ムーンライト」「巳剣」デッキなどにフル投入されていることも珍しくありません。

また、それらとは別に、10月の大会環境で好成績を残したことで注目を集めている「王家の神殿」デッキではこのカードを含む「ドミナス」カードを多数採用している構築も多いことから今後の価格上昇が予想されます。

「列王詩篇」

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
自分の墓地にモンスターが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に罠カードが存在する場合、さらにデッキから「ドミナス」カード1枚を手札に加える事ができる。
このカードを手札から発動した場合、
発動後、次のターンの終了時まで自分は手札・墓地・除外状態のモンスターの効果を発動できない。

このカード自体は「ドミナス」カードではありませんが、「ドミナス」カードと同じく条件を満たせば、手札からも発動可能な代わりにデメリットがあり、このカードは墓地に罠カードがあれば「ドミナス」カードをサーチできるのが特徴です。

昨今では上記でも触れた「王家の神殿」デッキで採用されており、キーカードである「王の遺宝祀りし聖域」3の効果の発動条件などもあって、条件を満たせば手札から発動でき墓地に罠カードがあれば効果が強化されるこのカードを含む「ドミナス」関連カードは相性が良いです。

こちらも「王家の神殿」デッキの活躍によって注目を集めてきているカードなので、「ドミナス」カードと比べるとレアリティこそ低いものの今後の価格上昇が考えられます。

「御影志士」

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/岩石族/攻2300/守1800
レベル4モンスター×2
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから岩石族モンスター1体を手札に加える。
●手札から岩石族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。

現在の大会環境では、「巳剣」デッキにおいて「原始生命態ニビル」をサーチする手段としてこのカードが採用されています。「巳剣」がリリースされた際に効果を発動できるモンスターを多く活用するデッキであるため「原始生命態ニビル」を使って相手の展開を妨害しつつ、自分はむしろアドバンテージを得られるため、相性の良いと言えるでしょう。

他にも「王家の神殿」デッキでは、セットした罠カードを相手の効果破壊から守れる「天獄の王」をサーチするための手段として、このカードを採用している構築もあります。

加えて10月25日に発売した基本パック バースト・プロトコルでは岩石族テーマである「磁石の戦士(マグネット・ウォリアー)」が新規カードで強化されたため、このカードはさらなる需要増加によって価格が上がる可能性が高いでしょう。

「超電導戦士リニア・マグナム±」

特殊召喚・効果モンスター
星7/地属性/岩石族/攻2700/守2000
このカードは通常召喚できない。
「超電導戦士 リニア・マグナム±」は1ターンに1度、
自分の手札・デッキ・フィールド(表側表示)から
元々のレベルが4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター2体を墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの他の地属性モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃力の半分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを手札に加える。

特殊召喚モンスターであり、召喚条件でレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」2体の墓地肥やしをしつつ、自身を特殊召喚することが出来るのが大きな特徴です。

バースト・プロトコルでは「マグネット・ウォリアー」テーマに新規カードが追加され、大幅に強化されました。中でも「磁石の戦士Σ+」は、墓地へ送られた際に発動できる蘇生・サルベージ効果を持つため、このカードで「磁石の戦士Σ+」とその蘇生・サルベージ先を同時に墓地へ送れる点で、非常に相性が良いです。

新規カードで大幅に強化された「マグネット・ウォリアー」デッキにおいてこのカードは初動として機能するカードとなったため、価格の上昇が予想されます。

「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」

特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻3500/守3850
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールドから、「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」を
1体ずつリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードをリリースし、
自分の墓地の「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」を
1体ずつ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

こちらも特殊召喚モンスターであり、通常モンスターである「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」をリリースすることで特殊召喚できます。

バースト・プロトコルで登場した「マグネット・ウォリアー」テーマを強化できる新規カード「マグネット・ボンディング」は手札・フィールド・墓地・除外状態のモンスターを融合素材に使える融合効果を持っているため「電磁石の戦士α」でのサーチや「磁石の戦士Σ-」での墓地肥やしでこのカードを手札・墓地に用意することで強力な切り札「超電導戦機インペリオン・マグナム」の融合召喚を狙えます。

新規カードの登場により「超電導戦機インペリオン・マグナム」を召喚する難易度は大幅に下がりました。そのため、素材として必要となるこのカードは、過去に登場したカードで流通量も多くないことから、今後価格が上がりやすいと考えられます。

「深淵の獣ルベリオン」

特殊召喚・効果モンスター(制限カード)
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「深淵の獣ルベリオン」は1ターンに1度、
自分フィールドのレベル6以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「深淵の獣ルベリオン」以外の「ビーステッド」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。

「ビーステッド」モンスターのサーチや「烙印」永続魔法・永続罠カードをデッキから置ける効果を持っている特殊召喚モンスターであり、2025年10月現在では制限カードに規制されているカードです。

「ビーステッド」テーマのキーカードであるだけでなく、「アルバスの落胤」や「烙印」カードを中心とした融合デッキにおいても「烙印融合」はこのカードの墓地肥やしをしつつ、特殊召喚するためのリリース先を用意でき、リリースした融合モンスターの墓地へ送られた場合の効果にも繋がるため相性が良いです。

バースト・プロトコルとTHE CHRONICLES DECK-白の物語-によって「アルバスの落胤」や「烙印」関連は新規カードが登場したことで強化されたため、このカード自体はTHE CHRONICLES DECK-白の物語-に再録されたものの、高レアリティの物が欲しいという人からの需要で価格が上がることが考えられます。

11月に高騰確実!?「霊王の波動」を筆頭に注目カードが続々値上がり中

10月も終盤に差し掛かり、環境の変化やバースト・プロトコルの影響を受けて、シングル価格が少しずつ動き出しています。11月に向けて特に注目したいのが、手札から発動可能な「ドミナス」罠シリーズと、岩石族を軸としたカード群です。

その中でも「霊王の波動」は環境での採用率が急激に伸びており、闇属性を中心とした「M∀LICE」「ムーンライト」「巳剣」といったデッキでフル投入されるケースが増えています。11月以降の大会でも、この傾向はさらに加速すると予想されるでしょう。

また、「御影志士」「超電導戦士リニア・マグナム±」など、岩石族の需要を支えるカードにも価格高騰の兆しがあります。「マグネット・ウォリアー」の強化に伴い、関連カードの動きが全体的に活発化しているのが現状です。

加えて、再録や高レアリティ需要の影響から「深淵の獣ルベリオン」も再び注目を集めており、いわゆる「再評価系カード」が市場全体を押し上げる流れとなっています。

「霊王の波動」は今後の大会環境において、確実に存在感を増していくカードです。環境の波に乗り遅れないためにも、今のうちに確保しておくことをおすすめします。

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