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2025年9月も終わるということで、今月にシングル価格が高騰したカードについて振り返っていきます。
価格が高騰した理由の考察も合わせて紹介します。カードの売買を検討中の方は参考にしてみてください。
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2025年9月にシングル価格が高騰したカード一覧
「マルチャミー・フワロス」
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻 100/守 600
このカードの効果を発動するターン、
自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手がデッキ・EXデッキからモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、
その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。
調整版「増殖するG」とも言える「マルチャミー」モンスターの1種であり、このカードはデッキ・エクストラデッキからの特殊召喚に対応している分、他の「マルチャミー」カードよりも汎用性が高いのが特徴です。
「増殖するG」同様にドローによってハンドアドバンテージを稼いだり相手の展開を抑制したりすることが狙えます。
最近の大会環境では「増殖するG」をメインデッキに2枚(準制限カードであるため)採用するのに加えて、このカードをメインデッキもしくはサイドデッキに3枚採用しているデッキがほとんどです。
大会環境においては「灰流うらら」や「増殖するG」などと同じく、必須級のカードとなっていることもあり、需要の増加により着実と価格が上昇していました。
「幻魔の扉」
通常魔法
このカード名の効果はデュエル中に1度しか適用できない。
(1):LPを半分払って発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、相手の墓地からモンスター1体を召喚条件を無視して自分フィールドに特殊召喚できる。
デュエル中に1度しか効果を適用できず、ライフ半分をコストにする代わりに、相手のフィールドのモンスターを全て破壊し、その後相手の墓地からモンスター1体を召喚条件を無視して自分フィールドに特殊召喚できる通常魔法カードです。
効果自体は「サンダー・ボルト」と相手の墓地限定「死者蘇生」を組み合わせたものとも言え、相手の盤面を崩壊させるだけでなく、相手のモンスターを利用することも狙えることから、強力な切り返し手段として利用できます。
LIMITED PACK GX -オシリスレッド-で登場したばかりのカードであり、発売以前からその高い汎用性が注目されていましたが、発売後は大会環境でサイドデッキに採用する人が少なくなかったため、シングル価格が大きく上昇しました。
「No.60 刻不知のデュガレス」
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/悪魔族/攻1200/守1200
レベル4モンスター×2
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を2つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分は2枚ドローする。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
次の自分ドローフェイズをスキップする。
●自分の墓地からモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
次の自分メインフェイズ1をスキップする。
●自分フィールドのモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで倍にする。
次の自分ターンのバトルフェイズをスキップする。
汎用ランク4エクシーズモンスターであり、3種の強力な効果から1つを使える代わりに次の自分のターンの特定のフェイズをスキップするデメリットを持つのが特徴です。
効果を使用したターン中にデュエルを決めたり相手が突破困難な制圧盤面を作れたりすれば、デメリットは無いも同然となります。
しかし、決め切れなかった場合や制圧盤面を突破されてしまった場合はデメリットと相まって非常に不利な状況に陥る危険性もあります。
最近の大会環境ではランク4エクシーズに特化した「オノマト」と「ライゼオル」の混合構築である「オノマトライゼオル」デッキや、戦闘を得意とする「ムーンライト」デッキに採用されることが多く、それらのデッキの活躍に加えてこのカード自体の汎用性やレアリティの高さもあり価格が上がりました。
「試号閃刀姫-アマツ」
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:下】
「閃刀姫」モンスター1体
自分は「試号閃刀姫-アマツ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの攻撃力2000以上のモンスターが効果を発動した時に発動できる。
その効果は「相手フィールドの「閃刀姫」Lモンスター1体を破壊する」となる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時、
自分フィールドの「閃刀姫」モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
「閃刀姫」リンクモンスターの内の1体であり、相手フィールドの攻撃力2000以上のモンスターの効果を変更する効果や戦闘時の除去効果を持っているのが特徴です。
このカードは他のリンク1の「閃刀姫」モンスターと違い同じ属性の「閃刀姫」もリンク素材に使うことができ、1の効果で変更した効果や2の効果で自身を除去した場合には墓地の「閃刀姫-レイ」の自己蘇生効果に繋げられるため消費を抑えられます。
1の効果は制圧力として、2の効果は切り返しとして利用できることから使い勝手が良く、最近の大会環境でも活躍している「閃刀姫」デッキでも採用されています。このカードはVジャンプの付属カードとして登場したこともあって価格が上がりました。
「原石の皇脈」
永続魔法
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、
自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
(3):通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。
「原石」カードをサーチできる効果や通常モンスターをリクルートできる効果を持つ永続魔法カードであり、「原石」テーマのキーカードです。
「原石」テーマは通常モンスターをサポートするのが大きな特徴で、以前の大会環境では「ブルーアイズ」と組み合わせた混合構築「原石ブルーアイズ」デッキも活躍していました。
10月から適用される規制改定により再び「原石ブルーアイズ」デッキが活躍できる可能性があることや、最近ではトーナメントパックなどで着実に通常モンスターの種類も増えてきていることから価格が上昇しました。
「儀式の下準備」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから儀式魔法カード1枚を選び、
さらにその儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。
そのカード2枚を手札に加える。
儀式魔法カードとその儀式魔法カードにカード名が記されている儀式モンスターカードを引き込むことができる通常魔法カードです。
対応するカードを採用していれば、コストやデメリット一切なしで、1:2交換のハンドアドバンテージを稼ぐことができるため非常に優秀です。
9月末に発売したワールドプレミアパック2025にて登場した新たな儀式テーマ「巳剣」では「巳剣之神鏡」に「巳剣」儀式モンスター3種のカード名が記されているため、このカードを使えば「巳剣之神鏡」のサーチと任意の「巳剣」儀式モンスターのサーチ・サルベージができます。
海外先行で登場していたテーマである「巳剣」はTCGで活躍していたことからOCGでの活躍にも期待されているため、相性の良いこのカードは価格が上昇しました。
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2025年9月の高騰は汎用カードに集中!確保するなら今がチャンス?
2025年9月は大会環境で活躍するテーマの強化や新規テーマの登場により、多くのカードの価格が上昇しました。
中でも汎用性の高い妨害札の需要増加が目立ちます。「マルチャミー・フワロス」は「増殖するG」との併用で必須級カードとなり、「幻魔の扉」も切り返し手段として環境デッキのサイドデッキに採用されるケースが増えています。
また10月の規制改定を見据えた動きも活発で「原石の皇脈」など規制緩和で恩恵を受けるカードへの注目も集まりました。
海外先行テーマの「巳剣」もTCGでの実績からOCG参入前に価格が上昇しています。10月以降は新環境でどのデッキが結果を残すかによって価格がさらに変動すると考えられます。
汎用妨害札や展開補助カードは引き続き需要が高いため、大会での勝利を目指すなら、早めに必要なカードを確保しておくのが賢明でしょう。
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