2025年11月にシングル価格が高騰したカード6選！【遊戯王OCG】

遊戯王2025年11月シングル価格高騰

2025年11月もあと少しということで、今月にシングル価格が高騰したカードを振り返っていきます。

遊戯王OCGの環境考察なども交えつつ、価格が高騰した理由の考察も合わせて紹介します。カードの売買を検討している方は参考にしてみてください。

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  1. 2025年11月にシングル価格が高騰したカード一覧
    1. 「星辰砲手ファイメナ」
    2. 「バックアップ＠イグニスター」
    3. 「閃刀姫＝ゼロ」
    4. 「液状巨人ダイダラタント」
    5. 「電磁石の戦士β」
    6. 「超電導戦士リニア・マグナム±」
  2. 2025年11月の注目高騰カードは「ドラゴンテイル」「M∀LICE」など環境テーマ
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2025年11月にシングル価格が高騰したカード一覧

「星辰砲手ファイメナ」

効果モンスター
星５/水属性/魔法使い族/攻1300/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手のメインフェイズに、このカードを手札から捨てて発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、
ドラゴン族・魔法使い族の融合モンスター１体を融合召喚する。
(2)：このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠カード１枚を自分フィールドにセットする。

「ドラゴンテイル」モンスターの内の1体であり、手札の自身をコストにして使える融合効果を持つのが大きな特徴です。

このカードの融合効果は相手ターンでも使用できるため、手札次第では相手の先攻1ターン目から融合召喚を行える点が「ドラゴンテイル」テーマの大きな強みです。

「ドラゴンテイル」は2025年10月の規制改定で直接的な規制を受けましたが、11月の大会環境でも複数の好成績を残したことから価格が上がりました。

「バックアップ＠イグニスター」

チューナー・効果モンスター
星３/闇属性/サイバース族/攻1200/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：ＥＸデッキから特殊召喚されたサイバース族モンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「バックアップ＠イグニスター」以外のサイバース族・闇属性モンスター１体を手札に加える。
その後、自分の手札を１枚選んで捨てる。

緩い条件での自己特殊召喚効果に加え、サーチを含めた手札交換が出来る効果を持っています。エクストラデッキを使うサイバース族デッキであれば、闇属性・サイバース族モンスターと共に出張採用が可能です。

このカードはチューナーでもあるため、シンクロ素材に使用したり「サイバース・ウィキッド」でサーチしたりすることもできます。

モンスターが闇属性・サイバース族で統一されたリンクテーマ「M∀LICE」にとって、デッキの安定力と展開力を向上させるキーカードとなるため、大会環境での「M∀LICE」デッキの活躍を受けて価格が上昇しました。

「閃刀姫＝ゼロ」

リンク・効果モンスター
リンク２/光属性/機械族/攻2000
【リンクマーカー：左下/右下】
「閃刀姫」モンスター２体
自分は「閃刀姫＝ゼロ」を１ターンに１度しか特殊召喚できず、このカードはＬ素材にできない。
このカード名の(1)(2)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。
(1)：このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「閃刀」魔法カード１枚を手札に加える。
(2)：自分・相手ターンに、このカードをリリースして発動できる。
「閃刀姫－レイ」「閃刀姫－ロゼ」を１体ずつ自分のデッキ・墓地から特殊召喚する。
その後、フィールドのカード１枚を破壊できる。

リンク2モンスターではありますが、 リンク召喚以外でも特殊召喚が可能であるため「閃刀姫－レイ」や「閃刀起動－リンケージ」で特殊召喚すれば、少ない消費で出せます。

また「閃刀姫」デッキにおいて「閃刀」魔法カードをサーチ・サルベージする効果は極めて有用です。

「閃刀姫－レイ」と「閃刀姫－ロゼ」のリクルート・蘇生効果はフリーチェーンで使える上に追加で除去も可能なため、サクリファイスエスケープ・追撃・妨害と幅広く活用できる優秀なカードです。

11月の大会環境で「閃刀姫」デッキは着実に好成績を残しており、このカードのレアリティや「閃刀姫」の人気の高さも相まって価格が上昇しました。

「液状巨人ダイダラタント」

エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク４/水属性/アンデット族/攻2400/守 400
【Ｐスケール：青３/赤３】
このカード名のＰ効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドのＸモンスター１体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてＸ素材とする。
【モンスター効果】
レベル４モンスター×２
レベル４がＰ召喚可能な場合にＥＸデッキの表側表示のこのカードはＰ召喚できる。
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
このカードを自分のＰゾーンに置く。
その後、自分の墓地からＰモンスター１体を選んでＥＸデッキに表側表示で加える事ができる。
(2)：モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のＰゾーンに置く。

ランク4のエクシーズペンデュラムモンスターであり、自身をペンデュラムゾーンに移動するモンスター効果や自身をエクシーズ素材にするペンデュラム効果を持ちます。

ランク4エクシーズの展開を得意とする「オノマト」と「ライゼオル」の混合構築「オノマトライゼオル」デッキでは、2025年10月の規制改定で「ヴェルズ・ウロボロス」が禁止カード化されたことを受け、新たなコンボが注目を集めました。

このカードなどを経由してエクシーズ素材を7つ持った「星守の騎士 プトレマイオス」を用意し、その効果で相手ターンをスキップすることで実質的な先攻ワンターンキルを狙うというものです。

相手の手札誘発カードでの妨害に弱いこともあって実際の対戦中に実現するのは難しいコンボです。しかし、このカードがプロモーションパックで登場して以降再録されたことがないこともあって価格が高騰しました。

「電磁石の戦士β」

効果モンスター
星３/地属性/岩石族/攻1500/守1500
「電磁石の戦士β」の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「電磁石の戦士β」以外のレベル４以下の
「マグネット・ウォリアー」モンスター１体を手札に加える。
(2)：相手ターンにこのカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル４の「マグネット・ウォリアー」モンスター１体を特殊召喚する。

「マグネット・ウォリアー」モンスターの内の1体であり、レベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスターをサーチする効果を持っているのが特徴です。

手札から発動できる融合効果を持つ「磁石の戦士Σ－」は、このカードのサーチ先として有力です。

また、手札の「マグネット・ウォリアー」を展開する手段が別にあれば、さらなる展開に繋げる効果を持つ「磁石の戦士ε」などもサーチ先の候補となります。

2025年10月末に発売された基本パック バースト・プロトコルで「マグネット・ウォリアー」テーマが強化された影響を受け、サーチャーであるこのカードの価格が高騰しました。

「超電導戦士リニア・マグナム±」

特殊召喚・効果モンスター
星７/地属性/岩石族/攻2700/守2000
このカードは通常召喚できない。
「超電導戦士 リニア・マグナム±」は１ターンに１度、
自分の手札・デッキ・フィールド（表側表示）から
元々のレベルが４以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター２体を墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：フィールドの他の地属性モンスター１体を対象として発動できる。
その攻撃力の半分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
(2)：このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを手札に加える。

レベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスターを墓地へ送ることで特殊召喚できる特殊召喚モンスターであり、デッキからも墓地へ送れるため墓地肥やしをしつつ展開を行えます。

墓地で発動できる効果を持つ「磁石の戦士Σ＋」や墓地が肥えていれば蘇生効果を使える「磁石の戦士ε」などの利用にスムーズに繋げられるため「マグネット・ウォリアー」デッキにおける初動として機能してくれるキーカードです。

こちらもバースト・プロトコルでの「マグネット・ウォリアー」強化の影響で需要が増加し、このカードの登場はLIMITED PACK GX －オシリスレッド－だったこともあって価格が高騰しました。

2025年11月の注目高騰カードは「ドラゴンテイル」「M∀LICE」など環境テーマ

2025年11月は「ドラゴンテイル」や「M∀LICE」、「閃刀姫」といった大会環境で活躍中のテーマを中心に、シングル価格の高騰が目立つ月となりました。

特に「星辰砲手ファイメナ」や「閃刀姫＝ゼロ」などは、大会での好成績や人気の高さも相まって大きく値上がりしています。

また、バースト・プロトコルでの「マグネット・ウォリアー」強化や、「オノマトライゼオル」の新コンボ注目により、関連カードの需要が急増しているのも特徴的です。

今回紹介したカードの多くは再録歴が少なく、しばらく再録の見込みも薄いため、早めに手に入れておいて損はないでしょう。

ただし、必ず再録されないとも限らないので、デッキ構築や大会参加を急いでいる方は今のうちに、そうでない方は様子を見ながら判断するのも有りでしょう。相場の動向をチェックしつつ、自分のプレイスタイルに合わせて購入を検討してみてください。

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2025年12月に高騰が予想されるカードの紹介はコチラ⬇︎

2025年12月にシングル価格の高騰が予想されるカード6選！【遊戯王OCG】

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